高野悦子の京都の下宿は、原田方である。詳細は1969年2月12日の項で述べる。
原田方☞1969年2月12日
☞二十歳の原点序章1968年4月2日「原田宅に引越」
栃木県西那須野町(現・那須塩原市)から宇都宮までは、主に国道4号である。東北自動車道は開通していなかった。
国鉄宇都宮駅☞宇都宮で1964年
08:19国鉄(現・JR東日本)宇都宮駅─東北本線(急行・なすの1号)─09:42上野
前年(1968年)夏に帰省から戻る際に西那須野から乗車した上り列車が満席だった。
☞二十歳の原点序章1968年8月28日
国際会館は、京都市左京区岩倉大鷺町(現・岩倉南大鷺町)の国際会議場、国立京都国際会館である。1966年にオープンした。
11:00東京─東海道新幹線(超特急・ひかり21号)─13:50国鉄(現・JR東海)京都駅
展望は、筑摩書房が発行していた月刊誌である。1969年2月号は200円。
西郷信綱「学問のあり方についての反省」、対談=鶴見俊輔・羽仁五郎「知性の変革のために」、対談=海老坂武・武藤一羊「反知性的知性の可能性」。
☞1969年1月15日
現代の理論は、現代の理論社が発行していた月刊誌である。1969年1月号は230円。
特集=現代イデオロギーの争点、中岡哲郎「70年代の思想現代」、中島誠「現代ナショナリズム批判」、いいだもも「日本共産党におけるイデオロギーの終焉」、平田清明・井汲卓一・前野良・長州一二「社会主義とは何か」、上山春平・松浦玲「明治維新論の再検討」。
三宅義夫「フラン危機の意味するもの」、カレル・コシーク「実践と総体性」、ジョン・メリトン「グラムシにおける理論と実践の概念」。
☞1969年4月22日②「「現代の理論」と「海」を買いました」