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2024 自由大学運動100年記念フォーラム
自由大学運動100年から学ぶ「未来へ」
日時 2024年11月10日(日) 9:15〜16:30
会場 上田商工会議所5階ホール(長野県上田市大手1−10−22)
参加費 500円(高校生以下は無料)
内容 基調講演「自己教育と相互主体的な学びを創る」 長島 伸一さん(長野大学名誉教授)
ゼミナールの試み 「私たちが目指すゼミナールってどのようなもの?」
栗山 究さん(法政大学非常勤講師)、小池貴博さん(東京科学大学大学院生)
城田美好さん(早稲田大学大学院生)
ゼミナールの体験
テーマ 1.何のために学ぶのか
2.子どもの成長を考える(教育・しつけ・家庭)
3.いのち(自殺・いじめ・生きること)
4.老後の楽しみ
事務局 村山 隆 090-7189-0375
『大正デモクラシーと地域民衆の自己教育運動−自由大学運動の研究−』が飯田歴研賞(著作賞)を受賞しました
飯田市歴史研究所より、2004年度の飯田歴研賞(著作賞)に『大正デモクラシーと地域民衆の自己教育運動−自由大学運動の研究−』が選ばれ、2024年9月7日に授賞式がありました。
[講評]
1970年代、学問とは何か、教育とは何か、という切実な問いのなかから自由大学運動研究はスタートした。山野氏はその先駆者であり、先導者でもあったが、本書は氏の永年の研究成果を集大成した著作である。
周知のように自由大学運動においては土田杏村・山本宣治・高倉テルら知識人の文化論・学問論と、学習運動を実際にになった地域青年たちの意識状況を総合的に分析していくことが求められる。そのことを通してはじめて「学問」とは何か、それを「自由」に地域の青年たちが「担う」とはどういうことか、といったアクチュアルな問題が浮かびあがってくるが、本書の叙述はこうした問題を提示するうえで優れたものとなっている。また地域(新潟や伊那、福島など)における自由大学運動の発掘派本書の白眉でもある。
研究史の叙述や年譜など関連資料も充実しており、後進にとってよい研究の手引きともなっている。
以上、(1)充実した内容をふくむ歴史叙述、(2)今後の研究へのよい入門書であること、(3)市民自らが学問・研究することとはどういうことか、といった問題を提示していることにおいて飯田市歴史研究所の設立理念にも沿う、この3点によって歴研賞受賞にふさわしい作品と評価した。
『信濃毎日新聞』2024年9月13日朝刊
『大正デモクラシーと地域民衆の自己教育運動−自由大学運動の研究−』が刊行されました
1冊3300円(送料込み) メールでお申し込みください。
e-mail yamatea21@hotmail.co.jp

本書の詳しい内容については、
https://yamatea21.wixsite.com/jiyudaigakuundo/ を参照。
または下記QRコードからご覧ください。
『上田自由大学の歴史』刊行されました
上田自由大学の約10年間にわたる民衆の自己教育運動を詳細に跡づけた書物です。
1冊1300円(送料込み) メールでお申し込みください。
e-mail yamatea21@hotmail.co.jp

2024年12月10日 「自由大学運動は「大正デモクラシー」の所産ではないのか」、
「自由大学講座一覧」を掲載しました。
2022年11月3日 「上田自由大学の歴史」を掲載しました。
2021年10月18日 「自由大学運動研究の軌跡」を掲載しました。
2021年2月5日 「最新版 タカクラ・テル(倉輝)年譜」を掲載しました。
2020年11月12日 タカクラ・テル名作選しおりを掲載しました。
- 2020年9月20日
- 日本社会教育学会第31回研究大会自由研究発表資料を掲載しました。
- 2020年1月20日
- 「ゾルゲ事件とタカクラ・テル」を掲載しました。
- 2019年11月22日
- 「タカクラ・テルの警視庁脱走と三木清の獄死」を掲載しました。
*このホームページは、2020年5月23日、 http://www7b.biglobe.ne.jp/~ningen_ikiru/ から移行しました。