どんな施術か?

Soft Therapy は今までの病院でのリハビリ・治療院での治療とは根本的に考え方が違うので、全く新しい体験になると思います。

<どんな医療行為か?>

理学療法士と鍼灸師の免許有資格者が行っています。関節運動学的アプローチ(略してAKAといいます)と鍼灸で用いているツボ治療と温熱療法を施術します。 からだに物理的な適刺激を与え運動機能を回復する目的で行いますので理学療法の分類に入ります。病院で行われているリハビリテーションもこの分類に入ります。

<特徴はなにか?>

当院の最大の特徴はAKAを行っている事です。AKAを用いる事で痛くない治療が可能になりました。加えて、鍼灸で使っているツボ治療を行う事で循環が改善されAKAの効果が増加します。

<AKAとは?>

Arthrokinematic Approach(関節運動学的アプローチ)の略称で、関節の動きを運動解剖学的に考察し臨床に応用したテクニックの総称です。日常の人間の動きを見ると、全体が流れるようにスムーズに始まり スムーズに終わっています。一瞬たりとも引っかかることはありません。静止状態から加速度が掛り、次の瞬間には減速して(負の加速度が掛り)運動が終わります。この運動はどちらかというと意識しない方が滑らかに行え得る様です。 ロボットに人間のこのような動きをさせようと思ったら相当複雑な制御システムが必要になります。 人の動きの精巧さを理解すには、二つの視点からの配慮が必要です。第一は動かされる側にスムーズさが 起こる構造と機能があるか、第二は動かす側のパワーの微細なコントロールが完璧か。運動・動作のパフォ ーマンスがスムーズに行えるためには関節の動きが滑らかであるメカニズムが必要です(関節の運動→動作 →行為)。AKAではこの第一の視点に的を絞った方法と言えます。関節の微細な運動(関節包内運動)が獲得 されるとからだ全体の動きがスムーズになるだけでなく、痛みも消失します。痛み・不安を発生させる事な く痛み治療が出来ますので、からだ・心の緊張が癒されます。

<どんな感じがするのか?>

上に述べた関節の微細な運動を起こすのに力はほどんど必要ありません。軽いソフトタッチで施術しますので、 動かされている感じはほとんどありません。痛みを発生させないで治療出来る所以はここにあります。治療を受 けた患者さんからは、身体的には「からだが暖かくなってくる」「からだの中に流れを感じる」「胸や背中のつ かえがほぐれてくる」、精神的には「眠くなってくる」「心地よさや安心感を感じる」「不安感がなくなった」 という声がよく聞かれます。「治療は痛いもんだ、痛くても我慢するもんだ」という一般認識がありますが、こ れは間違った常識です。少しでも痛くなく治療するように努力し実現するというのが治療者の正道だと思います。 AKAは現存する治療法で最も痛みを発生させないで治療できる方法です。