2015/8月30日(日)
  

出演: 村中俊之 (チェロ)     安倍真結 あべまゆ (小鼓)

開場:15:30 開演16:00
会場:柳橋会館(町田市金森4-50-10 小阪内科、町田南保育園近く)


ひときわ暑かったこの夏、コンサート開催日も相当暑いだろうと覚悟していたのですが、朝から曇り空の涼しい日となりました。
開演1時間前には会場入口から長い列ができ始めたにも拘わらず、すでに29回も重ねてきたコンサートだけに、お客様もみなさん、慣れているのか大変落ち着かれたご入場です。開場時間前には雨も降り出し、傘の預かり番号札をお渡ししてお客様を順次お席に誘導。程よいエアコンの風を受けながら、120名程のお客様は終始コンサートを楽しんでいる様子でした。

オープニングは勧進帳から演奏
 
チェロの村中俊之氏 鼓を演奏する安倍真結氏
 
  小太鼓でパーカッションの役割をこなす

安倍氏の快く透き通った歌声で赤トンボを唄う

 
とぼけたMCで笑いをとる村中氏 お客様と一緒に笑ってしまう安倍氏
 クラシック曲に取り組む真剣な表情のDuo
フィナーレはアーティスト泣かせのインタビュー。会場は笑いに満ち、名残りを惜しむ

演奏曲目
一部
 1.勧進帳より 即興 一調一弦
 2.無伴奏チェロ組曲第一番 プレリュード (バッハ)
 3.赤とんぼ (山田耕作)
 4.サリーガーデン (アイルランド民謡)
 5.道成寺 (村中俊之)



二部
 1.ヨロボシ (村中俊之) チェロ独奏
 2.鼓ソロ
 3.カプリース24番 (パガニーニ)
 4.この道 (山田耕作)
 5.流星 (清元)
 6.ボレロ (ラベル)

アンコール
 もみじ
出演者プロフィール  

村中俊之 (チェロ、作曲)
東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校卒業
東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業
イタリア Conservatorio Statale di Musica “L. Marenzio” di Brescia にて研鑽を積む
NHK大河ドラマ龍馬伝「龍馬伝紀行」テーマ曲のアレンジを担当
「のだめカンタービレ」のレコーディング、ドラマ、映画に参加
ソロと自身の多重録音によるソロアルバム『SoloS』をリリース
横浜バロック室内合奏団のみなとみらいホール定期演奏会に参加
ソリストを務めたC.P.E.BACHのチェロ協奏曲がCD化される
グラミー賞アーティストPablo Ziegler、NORA(ORQUESTA DE LA LUZ) また溝口肇、NAOTO、葉加瀬太郎、一噌幸弘等と共演
作曲家・チェリストとして圧倒的なテクニックとセンスで、 クラシックからオリジナル、ジャズのセッションまで幅広く演奏する
これまでに、チェロを佐藤千鶴子、斉藤鶴吉、柳田 耕治、河野文昭、山崎伸子、クラウディオ・マリーニ、マリア・クリーゲル、 ミヒャエラ・カンパニャーロ、ギジ・マルチェッラ 各氏に師事
作曲を佐野清彦、海老原直秀の各氏に師事
弦一徹ストリングス、篠崎正嗣ストリングス等に参加

アルバム
村中俊之「SOLOS」
TriomeT 「TriomeT」
横浜バロック室内合奏団C.p.e.BACH チェロ協奏曲  等
参加アルバム
hide TRIBUTE W -Classical SPIRITS-
WAVE CON SALSA featuring NORA
(楽曲提供※時のページ・作詞NORA)

 安倍真結 あべまゆ (小鼓)
東京生まれ。幼少より母、二代目望月太左衛に師事。
2006年女子美術大学付属校等学校卒業。
2010年東京藝術大学音楽学部邦楽科邦楽囃子専攻卒業。
安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会新人賞を受賞。
皇居内桃華楽堂に於いて御前演奏の栄誉を賜る。
2012年東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。学内に於いてリサイタルを開催。
現在同大学院音楽研究科博士後期課程2年に在籍。三昧線を故・杵屋五三郎師に、能楽囃子を曽和正博師に師事。
囃子方として、長唄・箏曲などの演奏会、日本舞踊公演等での古典演奏活動をはじめ、
日本の楽器を用い現代音楽の演奏を試みる和楽器オーケストラへの参加、コー工ーテクモゲームス「戦国無双」「討鬼伝」等、
ゲーム音楽のレコーディングへの参加など、多岐にわたり活動している。