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2009年9月20日(日)少年になったおじさん。

うちには大きな栗の木がある。今年は実がたくさんついて豊作だ。
そして店の大きな窓からは、栗の木がよく見える。
いつもひとりで来て珈琲を飲みながら、ぼーっとしているおじさんが、
「栗がいっぱいなってるなぁ。」
「お好きですか?拾っておきますよ。」
「うん。」「ごちそうさん。」
そう言ってドアを開け帰っていった。が、栗の木の下に歩く姿・・・。
「今、拾いますか?」
物干し竿を渡した。おじさんにこにこして少年のような目になった。
「栗拾い好きなんだよ。」
私も一緒になって拾った。栗ご飯炊けるくらいになった。
「いやぁー、おみやげもらっちゃったなぁ。」
と満足そうに車に乗って、土ぼこりを上げながら砂利道を帰っていった。
男は、いくつになっても、少年の目になれるんだなぁ・・・
女はなかなか少女の目にはならない。というか、なれない。
ね!

2009年9月19日(土)さつまいも。

アップルバターケーキはオープン当初からの定番ですが、ピカッと閃いて(リンゴの代わりにさつま芋で作ってみようという単純なものですが・・・)さつま芋のバターケーキなるものが出来上がりました。この季節にピッタリかと。

2009年9月17日(木)スコーンのこと。

スコーンというものを初めて知ったのは、SHOZOだ。もう21年前なんだわ。「うわっ!おいしー!」
今じゃ、あちこちの店でお目にかかれる。
そしてSORAにもあるのです。うちのスコーンは何とかさんの(名前忘れた)イギリスのお菓子という本のレシピそのままなんです。
そして、ジャム・クロテッドクリーム、これが一番イギリス的な食べ方でしょうか。濃厚なこってりクロテッドとジャムはスコーンにほんと良く合います。
そしてもうひとつ、おすすめなのがサワークリームとジャムなのです。
この食べ方は、長田弘という詩人の「食卓一期一会」の中にあるのですが、サワークリームの酸味がすごくマッチするのです。
私はこれが一番好きなのです。騙されたと思って食べてみてくださいませ・・・。

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