Making of TOPCAT - Chapter.4 |
- 第4章 IDEコネクタの迷宮 -
I/Oボードでとっほっほな有り様になってしまったが、さらにとっほっほな追い打ちがあった。マザーにビデオボード、サウンドカード、モデムを装着しようとすると、ケースへのマザーの付き具合が悪いようでうまく付かない。ケースにネジ止めしようとするとスロットから外れ、スロットに差すとケースにネジ止めできないってな感じだ。
「こ、このケースはッ!?」と憤激したが、私がちゃんとマザーをケースに付けられてない可能性もある。結局なんとか設置する事が出来たんだが…んむ〜。
■次にドライブ類…FDD、HDD、CD-ROMを取り付ける。ドライブベイへの取り付けは難無く済み、IDEケーブルをHDDとCD-ROM(当時はATAPI接続、現在はSCSI接続)に繋げる。マザーボードのマニュアルを見て1番ピンの位置を確認、IDEケーブルの赤い線をそちらに合わせる。続けてFDDを接続。
あらかた付け終わり、試しに電源を入れてみる。…ウンともスンとも言わん。うむ、まぁ、そんなトコだな(笑) まず気付いたのが、CPUがちゃんと刺さっていなかったこと。これを処置。結構力入れて差さんとイカンのだよねぇ。そういえばFMVにODPを装着した時も同じことやったよ。進歩無いなぁ>自分(汗)
しかしそれだけでは解決しなかった。どうもHDDが怪しい。無反応だ。ケーブルの繋ぎ方がマズイのだろうか? ケーブルの向きを変えてみると…あ、なんか反応してる。あれ? でももう1つのHDDがダメっぽい? じゃあ今度はここをこう…。
■そして8時間後(笑)、ようやく起動。この時は何故起動できたのかは、良く分からないままだ(^_^;
実は後から分かったのだが、マザーボードのマニュアルの書き方がちょっと具合が悪く、HDDやFDDのコネクタの1番側を逆に認識していたのだ。これはマザーボード上の表記をちゃんと見ていれば間違えなかった事で、やれやれこいつは迂闊だったなというところ。
この時はHDDやらCD-ROMやらのIDEコネクタを色々付け替えて、8時間後にようやくベストの組み合わせを見つけたというだけの話。あっちが正解だったらこっちが不正解…ってなコトを、8時間続けていたというワケ。途中、電源スイッチを入れた途端に焦げ臭い匂いが漂ったりして、ちょっとスリリング★なひとときを味わったりもした(嘘。泣きそうだった)。