パーツ一喜一憂 - Last Modified OCTOBER 14 1998
TOP | PC(しろうと)番長 | My PC
Index | Page.1 << Page.2



■ パーツ一喜一憂 Page.2 ■


各パーツの名称の色の違いについて
… 現在のマシンで使われているパーツ
… 現在のマシンでは使われていないパーツ
.


■パーツその4・ハードディスクドライブ

DCAS-34330 【IBM】
FireBall SE 【Quantum】
FireBall ST 【Quantum】
FireBall TM 【Quantum】

■ DCAS-34330について---

現在、メインマシン、およびサブマシンでメインドライブとして使っているのが、IBM製のUltra SCSI対応HDD、「DCAS-34330」です。以前使っていた「FireBall ST」のうるささに耐えきれずに買い替えました。IBM製のHDDは静粛性で定評があります。実際、マシンの起動時などはかなり静かになりました。音は鳴っていないワケではないのですが、FireBall STに比べ低い音となっており、鳴っていてもそれほど気にならない音となっています。

また、IDEを使わないようにするため、Ultra SCSIのものにしてみました。大きなor大量のファイルのコピーなどを行っている時も、他の作業が重くならないあたりにSCSI化のメリットを感じています。プライマリがどーとかセカンダリがこーとかいう設定の面倒くささが無く、他のデバイスもSCSIで揃えればIDEのケーブルが無くなってケース内部がすっきりするのもいいですね。


■ FireBall シリーズについて---

以前に使っていたのが、Quantum製のUltraATA(UltraDMA/33)対応の人気製品「FireBall ST」です。速いし安いしよく売れているって事で、まぁ安心かなぁと思って買ったんですが、やはり自分のポリシーがないとロクな事にならないようです…。

このHDDの前に使ってきたPC/AT用HDDというと、FMVに付いていた物と増設した「FireBall TM」があります。これらに比べるとFireBall STは確かに速く、起動に時間のかかるソフトがいくぶん早く起ち上がるようになりました。が、その代償として背負うこととなったのが、カリカリカリカリカリカリカリカリとやかましい騒音でした。

3つのHDDを比べてみると、FMV付属の物が非常に静かで、対してQuantum製の2つはカリカリと気になる音を発します。特にSTはメインドライブにしたため壮絶な騒音とともにマシンが起動し、アプリケーションを実行する度にカリカリと大騒ぎです。最近になって、私はマシンの発する騒音も気になるようになっているので、この買物には結構後悔してしまいました。結局、2ヶ月で買い替えることとなりました。

そして現在、メインマシンのサブHDDとして使っているのが「FireBall SE」です。本当はもうQuantumのHDDは買いたくなかったのですが(^^;、都合により購入。あくまでサブHDDなのでそれほどアクセスすることがないため、音が気になることはあまりありません。
.




■パーツその5・CD-ROMドライブ
image:Teac CD-ROM

CD-516SK 【Teac】
CD-532SK 【Teac】
CRMC-FX120T 【Mitsumi】

■ CD-516SKについて---

騒音解消のために購入したドライブです。このドライブの前に使っていたのがミツミ製の12倍速CD-ROMドライブ「CRMC-FX120T」ですが、これがまた強烈な騒音を発するものでした。トレイにCD-ROMをセットすると、マシンが走り出すのではないかというくらい凄まじい振動と唸りを発するのです。

さて、CD-516SKに変えたところ、このような現象は無くなりました。その代わりシーク時の音が少し大きくなったようですが、これはそれ程気になりません。他にはゲーム「MotoRacer」でゲームを中断→再プレイにうつるところで、一瞬タイムラグが発生するようになりました。これは回転の制御にランダムアクセスに弱いZoneCLV方式とやら(よく分からん(^^;)を使っているのが要因のようです。

このCD-516SKのいいところは、トレイの開閉がとても素早いところ。スパッスパッと小気味良く出入りします。慣れると下手なCD-ROMドライブを使う時に気分を悪くします。

このドライブの導入後にSCSIカードを、PIO転送方式のものからバスマスタ転送方式のものに交換しました。おかげでCD-ROMからのデータ転送時のCPU負荷もぐっと下がったのも嬉しいですね。


■ CD-532SKについて---

さて、やはり上で述べている「ランダムアクセスの遅さ」が気になってきました。ゲームをやっている時に一拍の間が開くと、高揚した気分が醒めてしまうんです。そこで、ランダムアクセスの速い方式に変更されたCD-532SKを導入してみました。ちなみに、SCSIであることと前面パネルの格好良さも採用の動機です。

ランダムアクセスは速くなったのですが、32倍速という高速性の代償として回転音のやかましさというのが起こってしまいました。「やかましい」というほどではないのですが、「ヒューン」という回転音はCD-516SKには無かったものです。音楽やムービーなどを流すのに用いる装置が、雑音を出すのはちょっと…。

しかし、この困った騒音が解決される時がきました。Teacから新たなCD-ROMのファームウェアとユーティリティが提供され、ドライブの回転スピードの上限を設定できるようになったのです。現在は最高16倍速に設定して使っていますが、CD-ROMを入れて回転が上がるまでの時間の短縮と、高速回転による騒音が軽減されて、使ってあまり苦にならないドライブになりました。まぁ、CD-516SKの方が格好いいのは変わりようがないのですが…(^_^;
.




■パーツその6・MOドライブ

MockingBird MO SMB-230AT4 【富士通パーソナルズ】

現在はサブマシンに取り付けられている内蔵型MOです。これの以前に使っていたMOは、このSMB-230AT4の数代前にあたる外付型MockingBird MO SMB-230Dです。約3年前のモデルですね。元々、TOWNSに繋いで使っていました。

マシンの騒音の中で、最も大きかったのがこのMOでした。外部接続のこのドライブには放熱ファンが内蔵されており、これが大きな音を立てていたのです。3年間気にならなかったのが、ここに来て我慢ならなくなるというのも不思議な話ですが…騒音対策と「出来る限り周辺機器も内蔵」という方針から、内蔵のMO購入となりました。流石にファンが無くなると音も皆無。あまりに静かで当初は不安になるほどでした(笑)

さて、SMB-230DとSMB-230AT4で大きく異なる点はバッファ用のメモリの量。前者は238KB、後者は2MBです。これだけ量が違うとパフォーマンスも…と思いがちですが、実際に使ってみたところ、あまり違いを感じることは出来ませんでした。まぁ、私の使い方(オンラインソフトの収納、CGデータの収納・閲覧)がバッファを活かすようなものでないのかもしれませんが、これなら無理に高いものを買わずに安めのもの(バッファが512KBのものとか)を買っておいた方が有効なお金の使いみちかもしれません。

大容量リムーバブルメディアとして活躍してくれていたMOですが、DVD-RAMドライブ購入により、現在はその存在意義が非常に薄くなってしまっています…。
.


 
TOP | PC(しろうと)番長 | My PC
Index | Page.1 << Page.2