パーツ一喜一憂 - Last Modified OCTOBER 13 1997
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■ パーツ一喜一憂 Page.1 ■


各パーツの名称の色の違いについて
… 現在のマシンで使われているパーツ
… 現在のマシンでは使われていないパーツ
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■パーツその1・3Dグラフィックボード

3D Blaster Voodoo2 【Creative Labs】
Monster 3D 【Diamond Multimedia】

3Dゲーム用サブマシン「TOPCAT」における最重要パーツである、3Dfxチップ搭載ビデオカードです。

最初にFMVに搭載したのが、Diamond Multimedia製Voodoo搭載カード「Monster3D」です。そのずば抜けた3D処理能力(とその能力を堪能できる海外製3Dゲーム)は、私をセガサターンやプレイステーションいった家庭用ゲーム機から完全撤退させたほど。このカードで私のゲーム人生は大きく変わりました。このボードを搭載すれば、当時の大抵のPC用3Dゲーム、Pentium 166MHz程度のCPUでも30fps程度で動くようになりました。30fpsといえば充分滑らかに見えるものです。また、Voodooは画質も非常に優れています。RIVA128のような、速度は速いが画質が犠牲といったことがないのです。

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さて、次に当然のように購入することとなったのが、3Dfxの次期チップ、Voodoo2搭載ビデオカードです。これは単純に安さでCreative Labs製「3D Blaster Voodoo2」(12MB版)を選びました。Voodooが持っていた業界最速スピードという位置と、美しい画質を引き継いでいるこのパーツには大変満足しています。また、現在は2枚の「3D Blaster Voodoo2」をSLI接続して、1,024*768という高解像度も手に入れて楽しんでいます。…最高のパーツですね(^_^)
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■パーツその2・2Dグラフィックボード

Revolution IV 【Number Nine Visual Technology】
Revolution 3D 【Number Nine Visual Technology】
XPERT@Play 【ATI】
MGA Millennium 【Matrox】
Stealth 3D 2000 【Diamond Multimedia】

image:RevolutionIV
上記のパーツには2D+3Dカードとされているものもありますが、私は3DはVoodooに任せて2Dオンリーとして使っているので、こちらでは2Dカードとして扱います。

最初にFMVに導入したのがViRGE搭載のStealth 3D 2000です。3Dカードという触れ込みにのせられて買ったこのカード、そちらの結果には失望させられましたが、FMVオンボードのビデオチップから格段にアップした描画速度に感動しました。画質も微妙に向上し、パーツの交換でこれほど変わるものかとショックを受けました。この経験が、その後の自作に至るきっかけとなりました。

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次にメインマシンに搭載したのがMGA Millenniumです。その強力な2D能力(精細な画質含む)は、ビデオカードに関する認識を改めさせられました。ビデオカードというのは非常に重要なパーツであり、簡単には選べないということです。また、このMillenniumが私の中で「標準」的なビデオカードとして位置づけられたため、その後のパーツ選択には非常に苦慮することとなりました。

より高いDirectDraw性能やムービー再生能力を得るためにXPERT@Playを購入しましたが、テキストの表示品質やウインドウの書き換えスピードに非常に不満を感じ、すぐにMillenniumに戻しました。Millenniumのテキストが「普通」の細さであるとすれば、XPERTでの表示は「ボールド」と感じるくらい太い線であったのです。他にも、CG閲覧ソフト「Susie」でのカタログ表示のウインドウ書換速度には大きな違いがあります。ちなみに、XPERT@Playの3D能力も、既にVoodooを常用していた私にとっては「お話しにならない」レベルのものでした。

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次にMillenniumに匹敵する能力を持つという、Revolution3Dを導入してみましたが、これはとても満足いくものでした。まぁ、DirectDraw性能やムービー再生能力はMillenniumに毛が生えた程度でしかありませんでしたが、テキストやウインドウの描画に関しては気持ちよく使えるものでした。また、時として「精細過ぎ」て目が痛くなることもあったMillenniumのテキスト表示に比べ、Revolution3Dのそれは少し優しくて、目が痛くなることはなくなりました。

その後、ゲーム用のサブマシンにはRevolution3Dの次世代カード「Revolution IV」を導入しました。Revolution3D譲りの精細さと高速さには非常に満足です。
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■パーツその3・サウンドボード(MIDI音源兼用)

Sound Blaster AWE64 Gold 【Creative Labs】
MEM8M/DV 【Creative Labs】

そもそも買うきっかけとなったのは、それまで使っていた外部MIDI音源を手放したので、新たなMIDI再生用の音源が必要だったためです。外部MIDI音源は音はいいですがPC本体とは別に電源を必要とし、また電源の投入もしなくてはならなかったので、とても面倒に感じていました。MIDI音源の置き場所も必要です。ソフトウェアMIDI音源も試してみましたが、CPUパワーを食いすぎでゲームと一緒には使えそうにありませんでした。

SoundBlasterについて調査していたところ、SoundBlasterには「サウンドフォント」というのがあることを知りました。これは文字どおり「音のフォント」であり、フォントファイルをSoundBlaster上のメモリにダウンロードすることにより、様々な音色を楽しめるというものでした。このフォントファイルは質の良いものほどサイズが大きくなる傾向があります。

大抵のSoundBlasterには512KBのフォント用メモリが搭載されていますが、AWE64 Goldには標準で4MBものメモリが搭載されています。添付のCDには、このメモリを生かす事の出来る4MBのサウンドフォントが収録されています。AWE64 Goldのノイズの少ない構造と、4MBサウンドフォントにMIDI再生の望みをかけ、購入しました。

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MIDIの再生では、思った以上にいい音を出してくれました。しかし色々な曲を試す内、やはり外部音源と比べると音が安っぽいことが気になります。そこでAWE64用8MB増設メモリを購入し、それに収録されている8MBのサウンドフォントに最後の望み(笑)をかけてみました。この増設メモリは8,000円〜9,000円弱で手に入ります。そして8MBのサウンドフォントでの音を聞いてみると…やはり違います! 効果はてき面です。音の質がグンと向上、特にドラムの迫力はかなりパワーアップしました。これならば外部MIDI音源も必要ないな、と安堵しました。

そのかわりといっては何ですが、マシン(Win95やDOS)の起動時にこのサウンドフォントをダウンロードするために、えらく時間がかかります。5〜10秒くらいかかるでしょうか。まぁ、いい音を使うためにガマンガマンです。
また、現在メモリは12MBあるワケですが、使っているのは8MB弱のみなので結構無駄になっています。良いサウンドフォントを集めて編集し、より良い音のサウンドフォントを作成する事が、これからの課題かなと思っています。
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