Last Modified - 1 AUGUST 2006



2006/07/30

19:47

昨日のデジカメ購入で付いた店のカードのポイントを使って、今日はデジカメ用のメモリ(SDカード)と液晶保護シート等を買ってきた。昨日の試し撮りでは2年前に買った256MBのSDカードを使ったのだが、256MBという容量では足りないのに加え、撮影直後のメモリへのデータ保存に数秒の時間が掛かってしまう。メモリの転送速度(書き込み速度)が遅い為だ。

最近のSDカードは、最も一般的な、そして最も安価な物で転送速度2MB/s(理論値)ってところ。このSDカードも恐らくその位だろう。昔のだからひょっとしたらもっと遅いかも知れない。最近ではデジカメや他の用途の為に、より高速なSDカードが多く出ている。5MB/s、7MB/s、10MB/s、20MB/sってのを近所の家電店では見掛けた。

勿論、容量や転送速度、そして信頼性で価格も変わってくる。秋葉原では容量が2GBで3,000円台なんていう安価なカードもあるようだが、やはりデジカメやPCで読み込めない等のトラブルも良くあるようだ。そこら辺が不安なので、結局ELECOMの512MB、転送速度7MB/sのカードを買ってきた。4,300円くらいだったと思う。

自宅でこれに入れ替えて撮影してみたところ、撮影後のメモリへの書き込みは驚くほど短縮された。もうちょいと速いのが欲しかったのだが、これなら充分オッケーだ。連写するには不足しそうだが、そういう使い方は予定にはないしね。


2006/07/29

14:22

そういえば、やはり冗長な感じがしてあまり聴いていないYESの「Tales From Topographic Oceans (海洋地形学の物語)」なのだけれど、3曲目「The Ancient - Giants Under the Sun (古代文明)」を初めて聴いたときに、そのイントロ部分で「これに似た曲を聴いたことがある!」と強く感じたのだ。辛うじて何かのゲームでそっくりな曲があったというところまでは出てきたのだが、何のゲームかまではなかなか思い出せなかった。

しばらく経ってようやく思い出した。金子製作所の「エアバスター」(家庭用は「エアロブラスターズ」)だ。横スクロールシューティングゲームのあれだ。これの2面だか3面だったと思うが、これと似ている曲が使われていたのだ。

CD持っていたんだが、今は無い。あったら確認するのだけれど。同じ事言及しているサイトはないかと検索してみたが無いので、ひょっとしたら勘違いもあるかなぁ。

22:54

デジカメを購入。

2年半前から愛用していたコニカミノルタ製のデジカメ「DiMAGE X20」。ちょいと前から調子が悪くなってきていて、画像が乱れたり色が酷いことになったりで、そろそろ買い替えなくてはいけないかなと思っていた。

今週の初め頃に、Panasonicの「DMC-FX01」というデジカメの存在を知った。春から発売されているこれの最も大きな売りは「広角レンズ」。このレンズにより、通常のデジカメより広い範囲を写すことが出来るのだ。以前より写真を撮る際、撮りたい範囲がフレームに収まらずに苦労していた為、「こんな良いカメラがあるのか!」と驚いた。そして前述のカメラ買い替えに対する欲求もあって、一気に物欲が燃え上がったのだ。

ちなみについ数日前に後継機種が発表されたばかりで、しばらく待てばDMC-FX01も値がもう少し下がるかとも考えたのだが、来週から盆休みにもなるし早く使いたかったので、さっさと買うことにしたのだった。

で、購入した後で広角レンズの実力を確認する為、DiMAGE X20とDMC-FX01で並べて持って背面の液晶の表示を確認してみたり、同じ位置から写真を撮影してみたりした。これがもう明らかな差が確認できて、まったく納得&満足。これが3万前後で買えるのだから、最近のデジカメはやれやれ凄いね。


2006/07/28

21:16

「ARIA」関係で、ミニフィギュア付きのムック本「月刊ウンディーネ」3冊セットとアニメのサントラを買った。フィギュアの方は興味ないので箱の中にしまったまま。

名盤の誉れ高いPikn Floydの「The Dark Side Of The Moon (邦題:狂気)」をレンタル屋で借りてきて聴いてみた。Pink Floydは以前「Echoes」というベスト盤を中古で買って聴いたのだが、気に入ることはできなかった。時代が時代なので音に迫力が(最近と比べたら)無く、そこが気に入らない要因の一つだったことは確かだ。

今年に入ってからはまったYESの場合、購入しているアルバムはどれもデジタルリマスター版。音質が向上しているという話。借りてきた「狂気」はデジタルリマスター版だったので今度は良いかも知れないと思っていたのだが、音質云々じゃあなくて、普通に曲調が気に入らないみたいだ。

音楽関係でもう一つ。筋肉少女帯・復活をこの間知った。驚いた。

上記のサイトでメンバーを見て「ああ、本当に筋少だ……」と感慨深い気持ちになる。12月にライブをやるそうだが、キーボードに三柴理が参加とあり、また「おおお……」となった。懐かしいな。


2006/07/21

17:16

とても詰まらない用事で午後半休を取る羽目になった。珍しく仕事へのやる気が盛り上がっていただけに悔しい。で、用事もさっさと済んじゃって、仕方ないから残った時間は色々有意義に使おうと思っていたのだが……涼しさが心地よくて寝ちゃった。

何か数パターンの夢を見て、しかも金曜日の昼下がりという普段自宅で過ごさない時間だったこともあってか、起きてすぐは混乱していた。出張……10時前にホテルをチェックアウトしないと……みたいな。あぁ、虚しい。


2006/07/20

22:49

そういえば日曜日に「xxxHOLiC」の最新・第9巻を購入。更に「ARIA」の単行本、最新の第9巻まで火曜日に揃えて読んでおいた。一気に揃えて読んじゃうのは勿体ない気もするのだけれど、止まらないのよねぇ。

「ARIA」のアニメの幾つかは、原作をうまく膨らませているのが分かった。「xxxHOLiC」は、アニメは絵がいまいちで原作の方を気に入っているが、「ARIA」はアニメも原作もそれぞれ気に入っている。

昨日今日と雨で朝から涼しい。お陰で布団の温もりが心地よく、出られないで二度寝・三度寝。出社が遅くなっている。やれやれ、困ったものだ。


2006/07/17

21:13

休日には「日常休日」と「非日常休日」があって、後者は休みにカウントされないのだ。ワタシ的に。

木曜日から日曜日まで、帰郷して過ごしていた数日間は「非日常休日」。のんびりしてはいたけれど、普段を過ごす自宅には無い物・無い要素が多くあって、不自由も確かにあった。で、ようやく今日の朝から「日常休日」を過ごすことが出来た訳だ。洗濯したり買い物しに行ったり、のーんびりではなかったけれど、それは自由の中の選択だった。

「日常休日」が1日だけというのは、短いなぁと改めて感じている現在だ。3連休を「日常休日」3日間として過ごしてたら、充実してたかもなぁ。勿論帰省も大事なのだが。明日から久し振りの仕事かぁ。ああ、休み足りない気分。

まぁ、3週間で今度は盆休みだ。そこで帰省などを入れて「非日常休日」を過ごす人と違って、私は盆休み全てを「日常休日」に出来るのだ。堪能するぞ! 3週間後を希望に頑張ろう。

今日は隣町に行って、地元で入手できなかった「ARIA」の単行本第1〜3巻、および「ARIA the ANIMATION」の第6巻を購入してきた。更に単行本は5巻まで追加購入して昼から見まくり読みまくり。


2006/07/16

10:04

さて、あと小一時間で実家を出て、神奈川へと戻ることになるのだが……つい先程、実家で飼っている2匹のインコの片方、白いインコの「ヒメ」が亡くなった。朝方は普通だったのだが、ちょいと前からカゴの隅にうずくまり、ぴたっと止まったりぴくぴく震えたかと思ったら、そのまま臨終となった。

うちでは他に猫を飼っている。そのこともあってか、今回の死は母親にそれ程ダメージにはなっていないようだ。インコしか飼っていなかった数年前、そのインコが亡くなったときは様子を見に来た妹曰く、精神状態がおかしくなっていたそうだ。そのときの経験もあるだろうし、今回は私がその場にいたことも良かったのかも知れない。元より「ヒメ」は昔から身体が弱かったそうで、長生きできないという覚悟もあったのだろう。

真っ白の綺麗な身体で滅多に鳴かない大人しいインコだったが、彼女らしい静かな臨終だった。

13:27

ただいま戻りの機内。空港へは駅前からバスに乗っていく予定だったのだが、このバスが定刻を15分過ぎても来ない。炎天下で数人の客が待たされていたので電話してみると、隣町で渋滞にはまりバスが止まっているとのこと。私と同じ便に乗る人は早々にタクシーで行ってしまったりしたが、私は自宅に戻って運良く帰宅していた父の車で飛行場まで送ってもらった。何とか飛行機には間に合ったが、酷い話だ。

さて、先程機内の窓から並ぶように飛ぶ飛行機の機影と飛行機雲が見られた。綺麗だったので写真に撮ったのだが、写りはイマイチだ。

画像・並んで飛ぶ飛行機。
当機の右を飛ぶ飛行機と、それから伸びる飛行機雲。

この飛行機、徐々にはっきり見えるようになってきて、「おいおいニアミスになるんじゃあないか?」と思っていたのだが、結局この飛行機の尾の様に伸びる飛行機雲の下を、私の乗る飛行機がくぐる様な形になった。

16:05

そしてつい先程アパートに帰宅。これからバスが遅れたおかげで時間が無くなり食べられなかった昼食を、ちょいと取り返すところだ。


2006/07/15

15:12

ただいま室温28度。今日は湿度も低いので、このくらいなら扇風機を回せば充分快適だ。今日になってようやく北海道に帰ってきた意義のある気候になってくれた感じだ。今週は通称・ラベンダー祭りが地元で行われるということで、先程父と歩いて行ってきた。暫く歩いても全く汗をかかずに済んだ。うむ、こうでなければいかん。

画像・日の出ラベンダー園。
地元の「日の出ラベンダー園」。明日はここで結婚式があるらしい。

そういえば、今朝になってまたVAIOの輝度勝手に変更現象が発生。再起動することでまた発生しなくなった。まぁ、こういうもんだと思って使っていくしかないかな。今回の帰省で初めてVAIOを持ち出して使っている訳だけれど、とても快適で満足している。飛行機の中でも音楽聴くのに使ったりした。そういえば、このVAIO type Sの外部音声出力は非常に質が高いと評判だ。スピーカーはイマイチらしいのだが、イヤホン付けて聴くと確かに低音効いてすごく良い音であることを実感できる。


2006/07/14

13:11

昨日は朝7時半から9時半まで出社して、帰省前の打合せを済ませた。その後帰宅して掃除・洗濯などをして部屋の中を綺麗にし、ペリカン便の配送店に行ってAmazonに注文していた物……VAIO用のACアダプタとRiversideのCD「Voices in my Head」……を受け取った。そして夕方の便に乗って北海道へと帰省と相成った訳だ。

帰省の目的といえば第一に親孝行であるのだが、夏の帰省といえば第二に避暑である。あのくそ蒸し暑い関東の夏から、からっとした暑さ、涼しい風に心安らぐ北海道の夏へと一時的に逃げ込むのだ。ここのところ暑さで体調を崩し気味だったので、体調を整えるにもこの帰省は役に立てられるものである筈だった。

だが何だ、この蒸し暑さは? 時折雨が降っているおかげで、湿度もやけに高いのだ。今調べてみたら、今日の温度・湿度は普段過ごしている神奈川とこちらで殆ど差がないのだ! なんだこれちくしょう! まだエアコンがある分神奈川のアパートの方がマシじゃあないか、実家のこの部屋には扇風機すらないぞ! ぎゃあーッ!

18:50

扇風機が発掘されたのでこれを回しているが、何しろ室温31度。31度の熱風がもわーっとやってくるだけで、あまり心地良くはない。涼しいこちらで文章書いたりしようと思っていたのだけれど、もう何もやる気になりませんよ。頭も痛いし。全然療養になってねー。

昼は峠にラーメンを食べに行った。観光シーズンらしく、ツアーなどの観光客でいっぱいだった。外国人の方もいたな。ラーメンは流石に美味しかったし、買って帰ったソフトクリーム、焼きとうきびも実に美味。やっぱり帰省中に太ってしまうかも知れん。

21:28

今日の昼間にVAIOを使っていると、操作中なのに勝手にディスプレイの輝度が最低に落ちるという現象が頻発。Fnキー+F5、F6で輝度の調整をして元に戻しても、また数分で暗くなる。酷くなると1分に1回起こったりする。

確かに省電力関係で、「一定時間操作をしていないと」輝度を落とすという機能はあるのだが、何しろ操作中だし数分も待たないしで、使い難くて仕方がない。色々調べた結果、ディスプレイドライバで省電力関係を司る、NVIDIAのSmartDimmer機能というのが怪しいと思えてきた。試しにVAIOをSTAMINAモードに切り替え、チップセットのグラフィック機能を使うようにして、つまりNVIDIAのGeForceを使わない設定で起動し直して使ってみると、この輝度の変化は起こらなかった。

NVIDIAのドライバを長い時間かけて落としたりしたのだけれど、それを適用すべくSPEEDモードに切り替え……つまりNVIDIAのGeForceを使う設定に戻して再起動したら、勝手に輝度が変わる現象は起こらなくなった。……何だったんだ。単なる不調というところか。

まぁ、このモードで使用するグラフィック機能が切り替わるというのはVAIO type Sならではで、面白いギミックではあるね。

22:06

うちの両親は猫が好きで、現在も2匹の猫を飼っている。で、以前可愛い猫の画像がいっぱいあるサイトを見つけたときに、これを見せれば喜ぶだろうとブックマークに入れておいた。今日それを思い出して早速両親に見せたのだが、これがもう大ヒット。普段むっつり顔の父でさえ頬を緩ませるし、歯磨きの最中に画像を見た母はぶはっと吹き出して、買ったばかりのVAIOに白い歯磨き粉をまぶしてくれたちくしょう。

ちなみに以前、妹に誕生日プレゼントを贈ったときに、次のアスキーアートが印刷された紙を入れておいた。

どんなにくるしくても
おいしいものたべて
うんこしたらなおるよ!
                     
                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ なおるよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)

私がとても好きなアスキーアートで、妹が当時なんだか落ち込んでいたようだったので入れておいたのだが、昨日妹にあった際に、これを非常に気に入っていると熱く語ってくれた。送った紙は壁に貼ってあるとのこと。昼間に見たからそんなことはなかったけれど、夜に一人で見たら多分泣いてた、とも言っていた。まぁ、気に入ってくれて何より。


2006/07/11

21:38

一昨日の夜から昨日に掛けては軽い腹痛に悩まされた。そして昨夜から今日に掛けては、頭痛に悩まされていたのである。昨日の腹痛は殆ど痛みを感じることはなかったので大したことはなかったのだが、今朝からの頭痛は半端ではなかった。しかし今週木曜日から帰省の為休暇を取る予定であり、今週から同僚より作業を引き継いだばかりでもあるので、気合いで出社したのだった。

しかしずーんと響くような頭痛に加え、最近体調を崩すと大抵付いてくる「とても重い眠気」。出社途中にふらりとしたりして何度も反転しようと考えた。結局出社して、机に向かって俯いて何度もキングクリムゾンを発動しつつも(軽く寝ちゃってる)、今日一日掛かると思っていた修正を幸運にも半日で済ませられたので、半休取って帰宅。そして昼食後、夕方まで眠ってた。

頭痛は何とか退散してくれたようだ。だが夕方買い物に出たらどうもお腹を冷やしてしまったらしく、今は腹痛と格闘中だ。わりと良いこと無し。

WILLCOMのAIR-EDGEレンタルサービスで借りたPHSが今日届いた。いつもは横浜にあるウィルコムプラザに出向いて借りていたのだが、今回はそうする暇がない。プラザなら1日単位で借用期間を定められるのだが、ネットでの申し込みは1週間単位。帰省は木曜から日曜なので、1週間は長過ぎる。ちょいとお金が勿体ないのだが、まぁしようがない。それに自宅に届けてもらえるのは、楽と言えば楽だしね。

「xxxHOLiC」でもそういう流れになったように、今度はアニメ「ARIA」の原作、「AQUA」の1、2巻を購入。こちらはアニメほど語り過ぎてないというか、説明過剰でないというか、さっぱりしていて良い感じ。続巻の「ARIA」も買ってみよう。


2006/07/09

21:32

この週末は、また買い物に歩き回った。特に昨日は長時間に渡ったのだが、底の浅い、足を締め付けるようなスニーカーを履いていた為、脚を少し痛めてしまった。加えて疲れ果て、夜には自宅でいつも過ごす座椅子に座ることすら不快なほどになった。こんな時こそVAIOの出番と、布団に寝転がってVAIOでネットの巡回などをして過ごした。

VAIOを使っていて特に快適に感じるのは、ワイドタイプ13.3インチという画面の大きさと1,280×800という解像度だ。文字の大きさと画面内の情報量、これらに不足を感じない。特に横1,280というのは普段使っている作業環境と同じだ。普段の環境は1,280を2画面並べているが、片方はファイラやテレビの番組表等を表示させている「補助的」な役目。エディタやWebブラウザ、メーラなど、主な作業は1つの画面だけなのだ。これと横幅が同じということで、不足や違和感を感じずにVAIOを使用できている。

縦は800と少ないが、元々ブラウザやエディタは文書全体を表示しているわけじゃあない。普段から縦スクロールさせて読んでいるから、横幅が狭くなるのと縦の高さが低くなるのとではその重要度、影響度が異なり、縦の狭さはあまり気にならないのかなと思う。

買い物の方は、お得な買い方が出来たり、使えない物を買って無駄にしてしまったり、色々だ。落ち込んだり良い気分になったり。まぁ、概ね良い買い物だからオッケーとしよう。失敗は反省して次回に活かすのだ。で、それはともかくいい加減すっからかんな感じなので、きっちり抑えていかねばと思う。

木曜夕方からはいよいよ帰省。ただでさえ減量の進捗がここ数日芳しくないのだから、食べ過ぎて太らないようにしなければ……。


2006/07/08

08:13

先月にアニメ、および漫画の「xxxHOLiC」にはまったと書いた。DVDがそろそろ発売になるのだが……これにはすぐに飛び付かないよう、自制することとした。まぁ、最近色々お金使ってて抑えなくちゃというのもあるのだけれど、アニメの「xxxHOLiC」は絵が酷い。デッサンが凄いことになっている。今週もあれだったが、先週は特に強烈だった。漫画の方を愛でている方が良いような気がするな。

15:14

「xxxHOLiC」と同様に少し前から録画してみているアニメが、「ARIA The NATURAL」。なんだったか、ヒーリング系のアニメとかいう評判をどこかで見掛けて、試しに録画してみた。で、そのまま続いているというところ。そしてこれの第一期、「ARIA The ANIMATION」をレンタルで全部見終えたのがつい一昨日。

ヒーリング系というだけあって、そして1話完結の作りのお陰でのんびり見易い。HDDレコーダに入ったのを何度も見返している。決まったオープニングアニメーションが無くて、オープニング曲をバックに毎回違う場面・ストーリーが流れているのも面白い。

ただ、視聴者が見て感じるって形で良いだろうって所を、キャラクターが事細かに(藍華が言うところの「恥ずかしい台詞」で)説明しちゃう辺りが鬱陶しく感じる。表現過剰とでも言おうか。対戦格闘ゲームでヒットパターンがどんどん派手になったり、威力を表現するのにやたらとヒット数を増やしてたような、あんな感じ。

「ARIA The ANIMATION」のDVD、最終巻が特に気に入ったので、それだけでも買っておこうかと思っている。


2006/07/02

22:07

画像・VAIO type S(SZ)。
購入したノートPC、VAIO type S(SZ)。

購入したノートパソコン、ソニーの「VAIO type S(SZ)」(VGN-SZ91S)が金曜日午後に届いた。購入までに至る流れなどをmixiの日記に書いたので、加筆修正して以下に載せておく。

VAIO type S(SZ)到着

週の頭に発注した新たなノートPC、「VAIO type S(SZ)」が本日到着しました。13.3インチ、解像度1,280×800(いわゆるWXGA)の液晶を搭載した、B5とA4の間のサイズのノートです。

CPUに最新のCore Duoを搭載しているのは最近のノートPC共通の仕様ですが(Celeronも選択可能)、2つのグラフィックチップを搭載して3D性能を高めるSPEEDモードと駆動時間を延ばすSTAMINAモードをスイッチで選択して起動できたり、カーボンファイバー製のボディーと薄型液晶を搭載することで軽量化と駆動時間延長を進めた「プレミアムバージョン」をソニーのネット直販店「Sony Style」で選べるなど、独特の個性を持っているモデルでもあります。そしてそれはかなり評価され、なかなか人気の高いマシンのようです。

購入までの経緯

私は先日まで、去年の春に購入したエプソンダイレクトのB5ノートPC「NT340」を使っていました。元々たまにしか使わないノートPC、使い道はテキストとWrod、Excelの簡単な編集、そしてネットの巡回。ゲームとか負荷の高いことをする訳でもないので、Celeron Mの1.50GHzという高くない性能でも充分役に立っておりました。

ただ、1,024×768という解像度は普段画面2枚、計2,560×1,024という環境を使っている私にとって少々狭く、また実質2時間前後しか持たないバッテリーも例えば新幹線の中で使った際には不満を覚えたものでした。この2点の不満から、新たなノートPCが欲しいと物欲が燃え上がったのが先週のことです。

液晶サイズと解像度の関係

で、マシンの選定に当たって色々条件を挙げる訳ですが、まずたまにではあっても持ち歩くので、運搬に苦痛を感じるサイズと重さではないことが重要です。14インチの液晶を搭載するようなA4サイズノートまで行くと大き過ぎ。NT340と同等の12.1インチか、それより1サイズ大きい13.3インチという条件になりました。重さは2kg未満で、軽ければ軽いほど良いということになります。NT340は1.54kg。このくらいで済めば良いのだけれど……。

次に解像度。1,024×768は狭いのでこれ以上。これ以上で良くあるのは1,280×768、1,280×800というワイドサイズでした。本当は縦にもう少し欲しいのだけれど、液晶サイズとの兼ね合いを考えるとここらが限界か。で、ここで12.1インチワイドサイズで1,280×800というのが幾つか合ったのですが、これは候補から排除しました。

液晶テレビとかでもそうですが、ワイドサイズとなると横長になる分、縦が狭くなります。これまでNT340で12.1インチを使ってきたのに、12.1インチワイドサイズを選ぶと画面が狭くなるのです。そして狭くなった上で解像度が増えると、ドットの細かい、とても精細な画面となります。細かく小さな画面を覗くように使う、これは私には無理だと判断したのです。

結果、解像度が増えて、画面サイズも横に伸びて、それでいて縦はNT340と殆ど変わらない13.3インチワイドサイズのモデルを捜すこととなりました。そしてこの条件によって一気に購入候補マシンが絞り込めました。というか、最近出たのではVAIO type S(SZ)しか無かったのです。

ちなみに液晶のサイズの対比については、All Aboutの以下の記事の画像が分かり易いです。

キーボードの絶対条件

VAIO type S(SZ)を調べていくと魅力的な、言い方を変えれば「そういうのが欲しかった」という面が次々と出てきました。ソニーの直販サイトでパーツ単位で選択して構築・注文できる「プレミアムバージョン」。これだと市販売りの物より本体の厚さと重量がぐっと減ります。このプレミアムバージョンになると重さは1.69kgと、2kgを大きく切るのです。店頭に出向いてプレミアムバージョンを触ってみましたが、横幅こそ流石に大きくなりますが、たまに持ち運ぶ分には問題ないと感じました。

キーボードが独特な平たい形で、キーストロークも深めになっています。ここは結構不評なのですが、私は店頭で触って面白い感触だと良い感想を持ちました。また、NT340より横幅が広くなった分、キーも大きくなって打ち易いのです。EnterキーとBackspaceキーが極端に大きくて最初笑いましたが。

キーボードといえば私にとって最も重要な点が一つあります。「左下がCtrlキーであること」です。ノートPCでは左下がFnキーになっている物が多いのですが、私はそれだとまともにキーを打てません。ちなみにNT340は左下がFnキーなのですが、BIOSで隣のCtrlキーと入れ替えることが出来ます。それが事前に分かっていたので購入できたのでした。フリーソフトなどでキーを入れ替えることの出来るものは幾つかありますが、Fnキーは特殊な為その対象にはならないので、購入の際には注意しなければなりません。

13.3インチワイド搭載のマシンには東芝のMebiusがあったのですが、キーボード左下がFnキーでCtrlキーとの入れ替えもできそうにありませんでした。その時点で私の購入候補からは落ち、候補にはVAIOのみが残ったのでした。

物欲鎮火

で、ソニーの直販サイトではちょうど今、CPUをCore Duoにすると1万円安になるというキャンペーンをやっていました。シングルコアのCore Solo T1300(1.66 GHz)と、デュアルコアのCore Duo T2300(1.66 GHz)が実質同価格なのです。私の求める様々な条件を唯一クリアし、しかも今1万円安のVAIO。こりゃもう買うしか!と物欲が燃え上がりました。

が、1日置くと、その物欲は治まっていきました。冷静に考えると冒頭に書いたとおり、私はノートPCをたまーにしか使いません。年に2度ほどの帰省と数回の出張くらい。昨年末からこの春まではどちらもなかったので、NT340は埃を被っていたのでした。使い道にもCore Duoなんて高性能なCPUの必要がないことばかり。わざわざ20万以上出してノートPCを新調するなんて、贅沢極まりない実に勿体のないこと。あぁ無駄無駄。やめようやめよう。

数日間調べまくって購入寸前まで行っていたVAIOへの物欲は、こうして一度ほぼ鎮火したのでした。

物欲再燃焼

物欲が鎮火して吹っ切れた私は久し振りに趣味の一つ、動画の編集を始めたのです。使うソフトは定番の「TMPEGEnc 4.0 XPress」。動画の余分な部分をカットして、画像をより綺麗にする為にノイズの除去や色調補正などの幾つものフィルタをかけ、そしてファイルサイズを抑える為に動画の形式をMPEGからDivXに変換します。これだけの処理は非常に重く、ウチにある動画編集用マシンでは30分程度の動画の変換に4、5時間はかかります。

元々この動画編集用マシンはMMORPG「Final Fantasy XI」を快適にプレイする為に、2003年2月に組み立てた物。CPUはPentium 4の2.4BGHzというかなり古い物でした。勿論古いとは言えそれなりの性能は持っているのですが、性能重視で作った為パソコン本体の動作音は大きく、また古くなった為かHDDもカリカリと少々耳障り。静音重視の私にとって、今やこのマシンは使っていてあまり楽しくない物になっていました。

例によって数時間というエンコード時間を眺めながら、長く続く稼働音を少しうんざりと聞いていた時、はたと思い付きました。Core Duoは動画のエンコードに非常に威力を発揮すると聞く。これは帰省と出張だけでなく、「普段使う」目的……埃を被らない使い道となる。しかもあの大きな駆動音を聞かなくて済む。これは……VAIO type S、やっぱり良いんじゃあないか?(ゴゴゴゴゴゴ)

真価の体感

という訳で、1日置いてもこの考えは治まらなかったので、最終的に購入と相成ったのです。ちなみにVAIO type Sのバッテリー稼働時間は、カタログスペックでSPEEDモード5.5時間程度となっているのですが、まぁそれからある程度差し引いたとしても、私の求める「4時間」はクリア出来そうなので、この点も問題無しでした。

さて、届いた実機を実際に使ってみると、やはり非常に満足感を得られるマシンでした。見た目の綺麗さ・格好良さもありますし、普段の作業、そして負荷を高めた時の騒音、本体の発熱はなかなか低く抑えられていて、価格相応の価値を感じられるマシンだと思います。

さて、2日間かけてどっさりある必要の無いプリインストールソフトを消しまくり、常用しているソフトをインストール・設定しまくって使い易くした後で、動画の編集を試してその性能を計ってみました。用意したのは丁度取り込んだばかりの約25分程のMPEGファイル。これに各種フィルタをかけてDivX形式に変換出力します。以前のマシンとVAIOで全く同じ処理を行い、その所要時間を計ってみました。結果が次の通り。

……あれ、こんなもん?と思いました。確かに速くなってはいるのですが、20パーセント程度というのは期待に遙かに及びません。私の購入したVAIOのCPUはCore Duo T2400、1.83GHzの物。Pentium 4とは言え、2.4BGHzと1.83GHzのクロック差があるから、こんなものなのだろうか。最初はそう思いました。

しかしVAIOでエンコード中にふとタスクマネージャを表示して気付きました。「CPU使用率が50数パーセントにしかなっていない」。それで思い出しました。Core Duoの特長はCPUコアが2つあること、つまり脳みそを2つ積んでいるようなもの。複数の処理を並列に行うことが出来る。そしてエンコードは片方の脳みそしか使えない。だから先程の動画変換も、能力の半分しか発揮していないということ。

「TMPEGEnc 4.0 XPress」では、「バッチエンコードツール」という複数の動画変換処理を順に行うツールがあります。これが複数のCPUに対応しており、CPUの数の分、同時に変換処理を行うことが可能です。勿論Core Duoであれば、2つの動画変換処理を同時に行うことが出来る訳です。

そこで2分の動画ファイルを2つ用意して、先と同様のフィルタ処理と形式変換をバッチエンコードツールで実行してみました。旧マシンではファイル1つずつ変換、VAIOでは2つ同時に処理してしまう筈。かくして所要時間は次の通り。

実に分かり易く、半分程度の時間で処理を終えてしまいました。2つの処理を同時に行う、これこそCore Duoの真価ということなのでしょう。

そういえば最初の変換でエンコードを行っているとき、タスクマネージャを表示させたりするのがとてもサクサク出来たのを思い出しました。旧マシンではエンコード中はマシンが非常に重くなり、他の作業をやるのはまず無理でした。エンコードにCPUの能力が殆ど持っていかれているのが原因ですが、Core DuoであればCPUは片方しか使っていないので、エンコード中でも他の作業が楽に行える訳です。実際、2つのCPUがエンコードを行っていた後の方の変換作業中は、他の作業はやはり殆ど無理でした。

という訳で今後ウチのVAIOには、動画編集という非常に重い作業を受け持ちつつ、それでいてたまに旅行に着いてくるという、パワーと身軽さを兼ね備えた役目を果たしてもらおうと思います。この文章はキーボードに慣れるべくVAIOで打ってみましたが、やはり大きなキーは打ち心地が良いものでした。