Last Modified - 21 APRIL 2002
SIX丸藤による、Windows版PSOのプレイ日記です。
先日、「Biei-R」で一緒にプレイした方から貰った、多数のテクニックディスクやユニット。テクニックはまだ覚えられないので、倉庫に入れたまま。ユニットを使うのも何となくためらわれて、やはり倉庫に入れたままだった。何故ためらうのかというと、「楽をする」のはゲームの楽しみを奪うことだと感じているからだ。
自分で苦労して手に入れたアイテムなら、それは労に対する報酬なのでよいのだ。でも、自分がいけない上のレベルのアイテムをぽんと貰って、それを手に入れられない舞台で使うというのはどうにもしっくりこない。気持ちが悪い。
楽しく遊んだ方から貰ったアイテムなので、どうしようかと迷っていたのだが、結局全て売ってしまった。その後、オフラインで遺跡を探索中、彼から頂いていたディスクを改めて発掘し、新鮮な気分で喜ぶことができた。
レイキャスト「November 6th」をしばらく使っていなかった。先行しているレイキャシールの「Biei-L」が遺跡で苦戦していて、レンジャーを使うモチベーションが低下していたのだ。しかし、Biei-Lは先日「ショット」を手にしたことで、苦境を脱することができた。ここは一つ、November 6thも気合いを入れて進めようではないか。
彼でオンラインへ。ロビーに立ってすぐにギルドカードを検索すると、先日「Biei-R」と楽しくプレイしたヒューキャストの彼を見つけることができた。すぐさまそのブロックへ飛ぶ。部屋をチェックすると、ノーマルの部屋だ。メンバーのレベルもさほど離れていないし、1人分の空きもある。喜んで飛び込んだ。
で、November 6thにちょうどいい坑道だったのだが、他のメンバーとは強さがかなりかけ離れていた。レベルは近いのだが、彼等はアイテムの移動によってとても強まっていたのだ。敵は登場の直後に倒されてしまう。ギャランゾが2体出たときに、ノーマル・ハード・ハードの3連射を叩き込もうとしたら、最後のハードが飛ぶ前に2体とも死んでいた。さ、寂しい……。
ボス、ボル・オプトもあっさり倒される。次の遺跡はNovember 6thには荷が重すぎるし、ヒューキャストの彼もいなくなった。私もそこで落ちて、この日のオンラインは終了。
ハニュエール「Biei-R」でオフライン・ノーマル遺跡へ。
一度に大量の弾丸を撃ち出すマシンガンは、その代わり一発一発の威力や命中率が低い。攻撃後の隙も絶大でろくな印象を持っていなかった。そんな中、遺跡で拾ったマシンガンには、Hit25のフォトンが付いていた。命中率アップ……当たりさえすれば威力は相当なはず。試しに使ってみる。
これまでの印象が変わるほどバリバリ当たる。思惑どおり、敵に与えるダメージも極めて大きい。遺跡の敵は、大抵ノーマル・ハード・ハードの3コンボで倒すことが出来る。タフなダークベルラやカオスブリンガーですら、3コンボの後にノーマルアタックを1発撃ち込むだけでいい。しかも剣と違って、攻撃する度に前進することもないのだ。敵のただ中に飛び込むことなく、安全圏から撃ち込む強力な弾丸! グラインダーをつぎ込むと、Biei-Rが持っている中で最強の兵器となってしまった。
ところが予想に反して、ダークファルス戦では苦戦してしまった。一回目の挑戦では数少ないスケープドールを使い果たして、大切なマシンガンをも落として敗北。うなだれつつ、命の次に大事なマシンガンを回収しに再度ダークファルスの元へ。マシンガンを回収してから、落としてもいい銃で適当に戦っていると、案の定殺された。
さてシティに戻るか……と思ったその時、むくりと起き上がるBiei-R。スケープドールは一つも持っていないはずだが?と当惑しながら戦っていると、PBゲージが満タンに。すかさずゴウラを一発かまして気が付いた。そうだ、マグが生き返らせてくれたのだ!
そしてフォトンブラストのアニメーションが終わったとき、更にBiei-Rが無敵状態になっていることに気が付いた。マグがゲージ満タンで無敵にもしてくれたのだ。ヴァラーハ、お、お前……この野郎が! 大好きだっ!
本気モードにチェンジ。武器をマシンガンに持ち替えて撃ち込む撃ち込む撃ち込むっ! ……かくして愛マグ・ヴァラーハの活躍のお陰で、ダークファルスを倒すことができた。感謝感謝!
その後、ハード森に降りてマシンガンを試し打ち。一際固くなったハードの敵にも、マシンガンは存分に威力を発揮した。しばらくマシンガン依存症に陥りそうだ。
フォマール「Sargasso」でオンライン。Sargassoのオンラインプレイはしばらくやっていない。シフタ・デバンドによる後方援護の仕方とか、今ひとつ掴めないまま既にレベルは40だ。もっと経験を積まなければならない。
レイキャシールが一人だけ入っている部屋を見つけたので、ここへ入る。とても感じのいい方で、チャットしつつ進んでいった。しばらくすると、一人、また一人と入室、四人でドラゴン退治。更に洞窟へ。道中、唐突に一人の方が「(新しい)キャラを作る」と言って抜け、三人。一人加わり四人。「呼ばれた」と言って一人抜け、そこに最初に抜けた方が別のキャラで再登場。ちなみにこの時点で、ヒューマーとフォニュームのアフロマンが二人になっていた。
そこそこ会話があって、その辺は楽しかったのだけれど、昨日と同様に移動で強まったキャラが揃っていた。まぁ、パワー全開という感じではなくて、かなり抑え気味でプレイしてくれていたのだが。しかし、フォースの役目が果たせなかったのが、悲しかった。
というのは。フォニュームさんが入ってきたときに、私にシフタのレベルを聞いてきた。「レベル5ですー」「この間ようやく拾ったんですー」と答えると、「こっちがかけようか」と返された。「シフデバ、どっちも(レベル)25」と。フォニュームさんのレベルは37、Sargassoより低いのに、習得テクニックは遙かに強力なのだ。アイテム移動プラス強力マグによる習得って訳だね。そう言われたら、もう任せるしかない。
結局、経験値を得るために遠目からラフォイエぶちかましたり、ダメージ回復のレスタをかけるくらいしかやることが無くなってしまった。さ、寂しい……。
ラストのデ・ロル・レは、「さっとやっちゃおうか」ということで、(おそらく)スプレッドニードル発動によりあっという間に終了。ここで私はおいとました。
その後、オフラインでレイキャスト「November 6th」のノーマル坑道クリアの旅。「神様、どうかショットをくださいませ!」と祈りながらボル・オプト粉砕。弾丸一発一発に想いを込めながら箱を撃ち壊していくと、願い叶ったりショットが出土! 無属性だったけれど、そんなことはいいの。あぁ、これで遺跡が楽ちんだ……。
「Sargasso」でオンライン……が、入った部屋では「人待ちですー」とのことで、他にフォースのいない部屋が見当たらなかったので、諦めてオフライン。
昨日のこと(フォースの仕事が出来なかったこと)が悔しかったので、ハード坑道を巡ってテクニック集め。甲斐あって、シフタ・デバンド・ザルア・ジェルン4種全て、レベル7以上になった。レスタはレベル10、また、ようやく即死テクニック「メギド」が手に入った(レベル3)。後は光のテクニック、グランツだなぁ。ノーマル遺跡から手に入る筈なのにまだ出土しないとは、本当にテクニックディスクを特産とするID・ピンカルなのかSargassoは。
「Biei-L」、「November 6th」もオフラインを一周。
現時点で稼働しているキャラクターは以下の4人。
これに1stキャラで現在未使用の「topcat Ban」を合わせて、「1st Party」と呼んでいる。彼等以降に作ったキャラと区別しているのだ。彼等はオンラインプレイを始める前、またはその初期に作ったキャラクターで、手探りで育てた者達だ。
で、この後作ったのが「Eve-Eve」というフォニュエール。その前にも何人かヒューキャストやフォニュームを作っているのだが、彼等は不採用となっている。……残ったの、女の子ばかりじゃのう……。
これじゃイカンと、またヒューキャストを作ってみた。白いボディが格好いいのだが、もしかしたら彼も不採用になるかもしれない。ヒューマーやヒューキャストって、どうも見た目が好みじゃないのだよなぁ。レイマーもそうで、お陰で男キャラが少なくなっているのだ。
3月22日に「Sargasso」でオンラインへ行ったときに、一緒に遊んだハニュエールの人。チャットをとても楽しめた方だった。Sargassoのことを「おサルさん」と呼んでくれたしね。再会を誓い合って別れたのだが、その後いつギルドカードの検索をしても、見つけることが出来なかった。もう忘れられてしまったか……気が付けばもう3週間以上経っていたのだが(私自身はまだ2週間くらいだと思っていた)、それでも検索をし続けた。
今日の夕方、ようやく検索に引っかかった。初めは目を疑ったが、慌ててそのロビーへと飛んでいった。部屋名を読むと、なんだかマグを育てているらしい。そのハニュのレベルがSargassoとほとんど離れていないことに、少し安堵した。レベル90超の人と二人でいて、もしかしたら話でもしているのかもしれない……入ったら迷惑かも……と、その場は立ち去ってしまった。今思えば、メールを出すという手があったかもしれない。
夜、再度オンラインに行くと、彼の人がまだオンラインにいた。しかし今回は部屋が満室だ。会いたい。冒険できなくてもいい、挨拶だけでもしたい。この時はメールのことを思い出したが、4人で冒険中にメールというのは迷惑だろう……やはりまた立ち去って、オフラインをプレイした。
オフライン終了後、再びオンラインへ。検索をかけると、まだ例の部屋があった。部屋のメンバーを確認する。彼の人、一人だけだ! それは冒険が終わったということ、彼の人もすぐいなくなる! 慌ててSargassoで接続し直す。よくよく考えれば、メールしとけば良かったんだよな。
部屋に入る。覚えててくれるだろうか……不安と共に挨拶し、返答を待つ。
「あ」「あああっ」「サルさんだー!」
……嬉しいぃーっ!
その後、この3週間でお互い探し合っていたことや、強い人達とのプレイを今ひとつ楽しめないことなどを話し合う。MIND増強のユニットを頂いて、お返しに「デルセイバーの剣」をあげようと思ったのだが、「デルセイバーの右手」は既に持っていた。ただ、何故持っているかは本人も分かっていないようだったが……?
ハニュさんに私の「デルセイバーの剣」を装備してもらって、遺跡に降りて記念撮影した。遺跡の闇に、その刃が映える。二人で感嘆した。
シティに戻って話を続け、日が変わる時間になって、また再会を誓ってお別れした。今度は冒険も、楽しみたいね。
ビデオカードを、RADEON 8500LE搭載VGAに入れ替えた。RADEON 7500からの入れ替えだが、フォグが表示されるようになったり、氷が透過されなくなったり、色々善し悪しだ。PSO側の問題で、フォグ自体はいいのだがその表示のされ方がおかしいし。フォグが掛かったり掛からなかったり。なるほど、確かにPSOのプログラミング技術について、低い評価をよく見掛けるだけのことはある。
まぁ、前の環境において、起動時のSEGA、およびSONICTEAMのロゴ画面やキャラの吹き出しなどの表示が乱れていたのだが、この現象は解消された。これは嬉しいこと。
新VGAの動作確認を兼ねて、フォマール「Sargasso」でオフライン・ハードの森・洞窟・坑道を走破。遺跡に行くためのスイッチ押しも目的なのだが、加えてSargassoのテクニックディスク集めも兼ねている。昨日のハニュさんとまた遊ぶとき、よりレベルの高いテクニックで援護したいものねぇ……健気だな自分、とか思ったり。
レベル7、8だった支援テクニックは、洞窟前半辺りまででレベル11ほどまで上がっていた。それ以降はディスクがさっぱり出なくなったのだが、代わりにショップで購入した物も多かったため、所持金が底をつきそうになっている。
終了後、Sargassoのレベルは45に。で、それはともかく、辛い坑道を抜けて「ボル・オプト」を倒した後で気が付いたのだが……坑道のスイッチ、押し忘れたような。
昨日オンラインで遊べなかったので、少々欲求不満気味。帰宅して夕食・風呂の後、一息ついてオンラインへ……とその前に、この間作った白いヒューキャストを作り直す。
昼間、会社で考えていたのだが……どうもヒューキャストとレイキャストを使っていると、親しみやすさを感じないというか、今ひとつ融合できないというか……そんな違和感を感じていた。無機質さがその要因の一つだ。人間っぽい顔があれば少しは違う筈なのだが。
「この無機質さがなぁ……」と言いながら、ハッと気が付いた。私は「ハンターズプロフィール」の中で、レイキャストの「November 6th」の解説にこう書いている。
「11月6日」という日にちには、特に意味は無い。ロボなので無機質な名が合うかなと思い、字面のバランスを見てこの名になった。
そして彼以降、ロボキャラには全て日付の名前を付けてきた。自分からして、無機質になるように努めているではないか! 駄目じゃん。
……作り直したヒューキャストには、「Visionarie」という名を付けた。綴り的には、「Visionary」が正解。
その後、レイキャシール「Biei-L」でオンライン。ハードの部屋を作って、森から洞窟まで。私の喋りにもそこそこ付き合ってくれるメンバーが集まって、楽しかった。やっぱり私は、喋りのある冒険が面白い。オンライン運がいまいちだったBiei-L、そのジンクスから逃れられたか。レベルは31に。
そういえば、今日のメンバーは集まった順にレイキャシール、フォニュエール、フォニューム、レイマーと、ハンターが一人もいなかった。どうりで前線で戦うキャラがいない訳だ……なんか違和感があったんだよなぁ。誰も剣振ってないし。つーか前線で戦ってたのフォニュームだよ。
洞窟の「デ・ロル・レ」は、レンジャー二名の散弾銃とフォース二名の広域テクニックにより、一回目の上陸で粉砕された。
さて、気が付けばレベル10台のキャラがいなくなっている。そろそろ「Eve-Eve」達「2nd Party」も、始動させようか……?
17日、SargassoとBiei-Rでオフライン。で、寝る前にNovember 6thでオフライン遺跡を試してみようかなとPCを起動しようとしたら……起動しなかった。HDDのFATが壊れていて、主にWindowsのsystemディレクトリ以下が壊滅していたのだ。なんとか復旧できないものかと手を尽くしたが、被害は私の想像を超えていた。OSの再インストールしかないと結論付け、その日は寝てしまう。
まぁ、吹っ飛んだのはWindowsのシステムを入れてあったパーティションだけであり、PSOなどの大切なデータは全くの無傷だったのが、不幸中の幸いだった。ただ、PSOを再インストールしてセーブデータを上書きした後でオンラインに繋げたところ、不正なデータと見なされてキャラをロストしたり、ギルドカードのデータが紛失していたということを公式BBSで見たりしている。その辺が不安だった。
18日、会社から帰宅して、システムのパーティションをフォーマット。Windows 98 SEの再インストール。各種ドライバのインストールやWindows Updateの実行を経て、19日の日付になってから、ようやくPSOでオンラインに接続した。心配していたデータの損失は何も起こらなかった。心底ホッとする。安心したところでNovember 6th、オフラインでノーマル坑道。スイッチを押して遺跡に行けるようにした。
で、本日19日、November 6thで遺跡を2まで。命中率の高い、Hit30のショットとHit40のマシンガン+6が手に入った。マシンガン依存症気味の私は、早速マシンガンをグラインダーで強化。外れないショット&マシンガンって、最高に気持ちいいのう。
昼下がり、まずレベル2のヒューキャスト・Visionarieでオンライン。部屋を確認していると、森に行くというヒューキャスト二人のハード部屋が見つかった。ここはフォースが行くしかないでしょう! フォマール・Sargassoで接続し直し入室、ドラゴン前だった。ほぼ同時に、もう一人のフォマールも入ってきた。そしてこの方、台湾の方だったのだ。
ワードセレクトを初めてまともに使った。なかなか難しい。複雑な文章は作れないしな。なんとか英語で伝えようとするのだが、この英語すらままならない。私の英会話能力の未熟さを再確認だ。がっくり。
一人抜け、三人で洞窟を行こうと町で準備していると、唐突にもう一人のヒューキャストが消えてしまった。挨拶もなかったので戸惑ったが、取りあえずその台湾の方と洞窟へ。あちらは剣を持って果敢に斬りに行く。こっちは地道にレイガンでバキュンバキュンだ。しばらく行くと落ちた方が帰ってきた。Windowsキーを押しちゃったそうだ。
レイキャシールの方も入ってきた。ワードセレクトを使っていると、日本人だけではないことを察してくれたようだ。
洞窟3途中の部屋の片隅で、ヒューキャストの動きが停止する。幾ら問いかけても反応しない。ハングでもしたか? 取りあえず、彼を置いて先へ進む。結局、彼が合流しないまま、デ・ロル・レを倒した。寄生防具「デ・ロル」が出たが、残念ながらスロット0だった。
町で解散しようとしたのだが、洞窟に残った彼をどうしよう……そう思った矢先、「よし」「今どこ?」と彼の声。町に戻った彼曰く、「寝てた」。うむ……本当にいるのですな。
夜、ハニュエール・Biei-Rで「初ハード」という部屋へ。ヒューマーとレイキャストの二人だったのだが、入って「ハニュですー」と名乗るなり、「よし、もらった!」と返答が。ノリが良さそうだ。あとの会話で分かったことだが、このお二人は知り合いだったようだ。この後、フォニュームも加わって、森、洞窟、坑道を走破する。
ちなみに今回、初めてレイキャストと潜った。今まであったこと無かったのよねー。自分の持ちキャラ、November 6thがいるからよく見てるような気がしていたのだが、よくよく振り返るとそうでもなかったのだ。レイキャスト人口、やっぱり少ないのだなぁ。
ドラゴンでドラゴンスレイヤー、デ・ロル・レで寄生防具「デ・ロル」(スロット0)といい感じのアイテムの出方。マテもグラインダーも結構出て、なかなかアイテム運の良い潜りであった。
なかなか楽しくプレイすることができた。遺跡にも行く勢いであったが、少々疲れたので私はここで落ちた。
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