釣りの心、再び
南サンドリアの競売所前広場。シュヴァルサーモンを生で食べてから、青空の下でアップルパイを焼く。炎のクリスタルが一ダース1,700ギルまで値下がりしていたので買い込んだのだ。加えて前日、Rmさんから炎のクリスタルを一ダース戴いていた。有り難い。カバンの中がアップルパイでどんどん埋まっていく。バザーに出していたおにぎりが七つ、一度に売れた。調理のスキルは46に上がった。昇格試験を受けられるまで、あと少しだ。
エルシモ地方のカエル、エルシモフロッグをこれまた生で食べてから、チョコボに乗ってセルビナへ。先日セルビナの粘土でメリファトの石碑の型を取ってきておいた。村長に粘土を渡す。報酬は1,000ギル。あまり高くはないかな。取りあえず、セルビナにてログアウト。
ヌナイでログイン。ポストの中には競売に出しておいた絹糸一ダースの代金、10,000ギルが届いていた。これをドルシネアに送ろうと森の区のモグハウスを出ると、そこでMmさんにばったり出会った。Mmさんとはいつも合成の話をする。今日もMmさんは矢尻や矢羽根をその場で作って見せてくれた。MmさんにもFFをいずれ終える旨を伝えておく。
ドルシネアで復帰。既に停泊していた船に飛び乗り、マウラへと渡る。走ってウィンダスへ。ウィンダスでは値段がだいぶ下がっていた「ミスラ式釣竿」を購入した。つい先日まで10,000を下らなかった高級釣竿を、8,500ギルで購入できた。ミスラ式よりも性能のいい釣竿が追加されたため、値段が下がっているらしい。そう教えてくれたCcさんが釣りを楽しそうにやっているので、私もこの竿の購入で釣りを再開しようと決めたのだ。
疑似餌のミノーも購入し、東サルタバルタへピピラ釣りに出掛ける。料理の「ピピラの塩焼き」は素早さ(DEX)と攻撃力を上げることの出来る高性能の食べ物だ。暗黒騎士を再開したRnさんは、きっとパーティで両手持ち武器を使うことが多いと思う。両手持ち武器は攻撃間隔がとても長い。DEXを上げることで少しでも攻撃回数を増やしつつ、更に攻撃力を上げられれば、前衛としてパーティにいい貢献が出来るだろう。
釣り糸を垂らすがピピラはちっとも釣り上げられない。「錆びたサブリガ」「錆びたレギンス」といった無機物ばかりが釣り上がる。四月の更新によって、川や海を問わず全世界的に放流された「錆びたシリーズ」。あまりにもよく引っかかるため、ヴァナ・ディールの自然がすっかり破壊しつくされた感がある。以前はよく使っていたカーボンロッドやタルタル式釣竿はこれらで折られてしまうので、高価な竿以外はほとんど使い物にならなくなった。使えないアイテムを増やしてどうする。もうちょいと調整のしようはないのだろうか。
やっとピピラが釣れて、思わずぐっと手を握る。この日の釣りでは結局三匹しか釣れなかった。これじゃあ塩焼きを三つしか作れない……。落胆しながらウィンダスに帰った。翌日、メロンジュースを作ってNmさんへ、ミスラ風山の幸串焼きとアップルパイを作ってGzさんへ、それぞれ送る。ピピラも焼いたけれど、Rnさんには送らず。というか、たった三つじゃあなぁと送られず。
競売所を眺めていて、炎のクリスタルよりも闇のクリスタルが安いことに気付いた。闇の方を購入し、サンドリアまでチョコボで疾走。調理のスキル上げを炎のクリスタルを使うパイ作りから、闇のクリスタルとサンドリアグレープを用いたグレープジュース作りにシフトするためだ。
サンドリアのロンフォール物産店に張り付いて、グレープを買ってはグレープジュースを作る。するとそこにCcさんがやってきた。
- Ccさんにこっそりと、ピピラ釣りのいいポイントを教えてもらう。
流石釣り師、ドルシネアとはやりこみ度が違います。更にCcさんが自ら作った植木鉢を一つ戴いた。早速栽培担当のトパーズトパーズに送り、他の植木鉢と区別できるように離して設置する。知り合い手作りの植木鉢、いい物が出来そうな感じがするね。
グレープジュース作りで調理スキルは47まで上がった。