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Last Modified : 10 JANUARY 2004


果物を育てたい二人の結束

それにしても南サンドリアは調理のスキル上げをするのにとてもいい。中心に競売所があり、ここで必要なクリスタルなどを購入できる。競売所に向かって左手に行けばモグハウス(レンタルハウス)がある。右手に行けば外への門、そしてその先に「レンブロワ食料品店」だ。この店の存在は本当に大きい。

ウィンダスにも水の区に調理ギルドがあり、その売店に多種多彩な食材が売られている。だがギルドの店の弱点として、営業時間と休業日の存在がある。営業時間は朝の5時から夜の20時まで。そして闇曜日は終日閉店だ。レンブロワにはこれがない。年中無休である。

また、ギルドの値段が最安値であるとは限らない。各地の特産店の方が安い場合も往々にしてある。この場合、特産店の配置が国内各地に分散しているウィンダスは調達が面倒だ。国の広さと道の複雑さが仇になっている。その点サンドリアは機能的な作りとなっており、南サンドリアの競売周辺に物産店がある程度集まっていたりする。何よりやはり、レンブロワで多くの素材を安く確保できるのだ。すっかり南サンドリアがお気に入りなのである。

白パン作りを卒業し、次はいよいよパイ作りに入る予定だ。素材の「妖精のリンゴ」を買い込んでおく。競売所で買った「石のスープ」を飲んでから、競売裏手のチョコボ宿舎でチョコボを借りてバストゥークへと移動する。

移動の途中でCcさんがログイン。韓国の感想は「うなぎが最高!」とのこと。北朝鮮の近さなどにも驚いていた。バストゥークにてCcさんと合流。二人でチョコボに乗り、遠くバタリア丘陵へと向かう。バタリアでタマネギを狩って、栽培用の「謎の果物の種」を集めようという話になったのだ。

途中、ラテーヌ高原で死にそうな冒険者を助けようとチョコボを降りたドルシネアだけが、雨の上がった空に虹を見ることが出来た。

画像・ラテーヌの虹。
ラテーヌにて、初めて見ることの出来た虹。アップにする暇もなく消えてしまった。

バタリアの、ジャグナー森林に逃げやすい位置をキャンプとして二人で狩りを開始する。レベルの高いCcさんがタマネギを釣ってきて、ドルシネアが後ろから不意打ちをかます。主なダメージはCcさんが入れ、ドルシネアは一分に一度の不意打ちで大きいダメージという感じ。盾となるCcさんのダメージはドルシネアが魔法で回復。二人ともダメージが多くなってきたらしゃがんでのんびりヒーリング。別に経験値を稼ぐ訳ではないので、効率を求めるプレイではない。気楽なものである。

周辺にはタマネギだけではなく、黒トラやゴブリンなども彷徨いている。特にトラは足が速いので厄介だ。だがある程度レベルの高いCcさんとドルシネアの二人なら、トラも狩りの対象にできるのではないかという話になる。試しに戦ってみる。ある程度の余裕を残して勝つことが出来た。「行けるね!」と狩りの対象にトラも加わることになる。トラの牙はいい値で売れるのである。タマネギの種やトラの牙はロットで勝負して取り合いだ。出た目で一喜一憂、これもまた楽しい。

画像・バタリアで小休止。
狩りの手を止め小休止。丘陵のそこかしこに黒いゴブリンとトラの影。

しばらく狩りを楽しんで、ジュノにて解散。ドルシネアは種を7つも手に入れることが出来た。Ccさんはちょっと少な目で悪いことしたかな……ドルシネア、盗みが好調だったからなぁ。ちょいと心苦しいので少しは分けようかと思っていたのだが、その後すっかり忘れて全部栽培で使ってしまった。ごめんなさいね!


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