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  3. ドルシネア・ダイアリィ 第三部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


調理人の晴れ舞台

サンドリアに起床。早速今日食べるステーキを焼く。ウィンダス領事館にシグネットを掛けてもらいに赴くと、昔々パーティを組んだことのあるタルタルさんがその場に居合わせた。もうレベルも随分離れてしまっている。私にはパーティを組んだ機会は数えるほどしかないから覚えているけれど、向こうは私のことなど覚えていないのだろうなと思う。

採掘をしにユグホトの岩屋に向かう。ミスランシミターを腰に、ロンフォールの森を走る。

画像・ミスランシミター。
反りのある刀身が美しいミスランシミター。

ゲルスバ野営陣にCcさんがいるようだ。ちょいと探すと、洞窟の中でキノコバッタと戯れるエルヴァーンの女性を発見した。Ccさんである。この辺のキノコはCcさんやドルシネアにとっては雑魚中の雑魚。そして高確率で落とすキノコが人気の高いキノコ料理の素材となる。Ccさんはそのキノコの収穫に追われていたという訳だ。「キノコ退治しながら行く洞窟が好き」と語るCcさん。

それではと私は別の洞窟……ユグホトの岩屋へ。採掘開始だ。なかなかいい物を掘り出せない中、バザーからおにぎりが二つ売れたりする。採掘の合間にオークと戦い、クエストに必要なニンニクが集まったり、宝箱の鍵をゲットしたりする。もちろんきっちり宝箱も探し出す。一つ目の宝箱からは「サードニクス」という宝石を、二つ目の宝箱からは「クーガーバグナウ」という格闘用武器を手に入れた。

採掘の収穫はさっぱりのままサンドリアに戻る。ポストを覗くとヒカリマスと岩塩、炎のクリスタルが三ダースずつ入っていた。先程Ccさんに、釣果のマスを使って塩焼きを作ってくれと依頼されていたのである。

前日のパイ生地作りで調理のスキルは40になっていた。マスの塩焼きを作るには充分なスキルを持っている。だが幾らスキルが高くても、初歩の初歩すら失敗することがある。それがヴァナ・ディールにおける合成である。失敗すると最低でもクリスタルは失われる。予備の素材はないから失敗は許されない。プレッシャーがのし掛かる。だが積み上げてきたドルシネアのスキルを発揮する場でもあるのだ。……調理開始!

……調理を終える。ドルシネアの前には33のマスの塩焼きが残っていた。残りの三組の素材は……「マスの姿焼き」となって残っていた。それはマスの塩焼きのハイクオリティー品である。塩焼きよりも僅かに性能が高く、また効果の持続時間も二倍となる。失敗は一度もなかった。ホッと一安心だ。

宅配で注文の品を送って任務完了。姿焼きが出来たことを知ったCcさんから、「アンタはえらい!」と言われる。素直に嬉しい。


待ち受け失敗の二景

ジャグナー森林にて、栽培用の種目当てにタマネギ狩り。狩りの合間にいつものようにフレンドのサーチを掛けると、サンドリアからLxさんとMtさんの二人が出てきたことに気が付いた。パーティを組んでロンフォールの森を移動中のようである。Lxさんはレベル30超の戦士、Mtさんはレベル20の白魔道士である。レベル差を鑑みるとどうやら野良パーティを組んでのレベル上げではないようだ。

ふーん、素材狩りでもするのかなーと思いながらこちらもタマネギ狩りを続ける。する内、Lxさん達二人はラテーヌ高原を経てジャグナーまで来たようだ。ここに来てようやくピンとくる。そう、Mtさんのレベルが20なのである。レベル20といえば、ジュノに行ってチョコボの免許証を取るのである。Mtさんのレベルが20になったと聞いた時点で、オレンジジュースの素材を倉庫に用意してあったのである。

Mtさんのジュノへの上京を手伝うという手もあるが、既にLxさんの護衛が付いている。安全過ぎる冒険というのも味気ない。ここは一足先にジュノまで行ってお祝いの用意を調えて、入り口辺りで二人の到着を待ち構えてやろう。うむ、それはいい演出だねぇ〜とか考えた。

既に同じジャグナー森林の中にいる。急いでジュノまで行かなければ。ジャグナー北上を急ぐ。リンクパールを通じて、「トラ狩りをしている人がいるなぁ」等と二人の行く先の情報をさり気なく(?)流したりする。んで、ちょいと目に付いたタマネギを狩ってみた……ら、その隙にあっさり二人に追い付かれた。

画像・上京中のお二人。
ジャグナー出口にて、お二人と合流。

先回りして歓迎失敗。追い付かれちゃったのは仕方がないのでお二人と合流し、三人でジュノを目指すことにする。エリア切替え、バタリア丘陵へ。

進路に突然トラが湧いてびっくりしたりしつつも、無事ジュノに到着。ジュノに入るとそこにはMtさん達を待ち構えたFlさんが立っていた。サーチでFlさんがいることに気が付いていた私は「やっぱり待ってたかー」と駆け寄る……が、Flさんの反応がない。その場にFlさんの知り合いがいたのだが、先程から話し掛けてもやはり答えがないそうだ。現実で用事が出来たか、それとも寝落ちか……。

物言わぬFlさんの前で三人、ジュースで乾杯。そしてクラッカーをパーンと放つ。Mtさんの上京をお祝いした。ようこそジュノへ。

画像・ジュノの入り口にて。
取っておいたクラッカーでお祝い。次はいよいよ待望のチョコボですね。

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