Last Modified : 10 JANUARY 2004
From Dulcinea's diary Part.3 "Dulcet Wind to Heaven".
私がFFXIを始めるときは、いつもヌナイ、トパーズトパーズ、ヘブンスコープ達で倉庫の管理業務を行ってからドルシネアでログインする。ヌナイは武器、防具の管理。トパーズトパーズは食材の管理と栽培。ヘブンスコープは釣果や他の合成素材の管理である。トパトパの場合は、どちらかというと栽培を進める方がメインであり、最近はあまりモグハウスを出ていなかったような気がする。久々に外に出すと、トパトパの草を踏む軽い音が可愛らしい。
ドルシネアがカザムの宿屋に起床する。聞き慣れないカザムのBGM。カザムの地図を持っていないため、町の中を歩いていてもどうにも落ち着かない。「何処を歩いているのか」を把握できないことが気に入らない。あいにくカザムにはカザムの地図が売られていない。現実では有り得ない、どうかしてるなと思いつつ、さっさと帰ることにした。飛空挺のパスはあるのだ。カザムにはもう、いつだって来ることが出来る。
飛空挺乗り場に行くと、既に飛空挺が停まっていた。ナイスタイミング!と受付をくぐり、桟橋で近場をうろうろするサルなどを撮影していた。ドルシネアの背後で、飛空挺が飛び立ってしまう。……これはまた間抜けなことをしたものだ。
受付を出ると、また乗船料金を取られてしまう。町に戻るのは損だ。仕方がないので、桟橋で時間を潰すことにする。エメラルドに輝く海面を見つめていると、黄色に映えるサカナたちが泳いでいるのが見えた。それを目で追って、タイミングを計って写真を撮る。日が暮れて海と空の境界が赤く染まる中、ようやく次の飛空挺がやってきた。
今度は確実に乗船し離陸を待つ。そうしてジュノ行きの飛空挺は夜の空に飛び立った。おにぎりをかじりながら、ヒンヤリとした夜の空を楽しむ。
ジュノに降り、取りあえずカザム方面であるエルシモ地方の地図を購入。これが結構高い、げんなりする。
バタリア丘陵を横断し、ジャグナー森林との境界地点でタマネギを狩る。このバタリアにおいてドルシネア一人で戦うことの出来る相手はこのタマネギくらい。あとは非常に危険なゴブリンやトラが徘徊している。こいつ等に絡まれないように気を付けながらタマネギを狙う。
この際重要なのは、もし絡まれてもジャグナーまで逃げ切ることの出来る距離を保つことだ。「天国への階段」こと「とんずら」を使い発動できる30秒間の加速。これで逃げ込める絶対安全距離。それを保つのだ。以前バタリアを横断したときにトラに絡まれたお陰で、その距離は大体掴めている。
タマネギに攻撃を仕掛け、戦いの合間に「謎の果物の種」を盗む。この「果物の種」はジュノ近辺の強いタマネギからでないと採取できない高価な物。以前から育ててみたかった。一時間弱の狩りで入手できた果物の種は、たったの二個。ちょっとガッカリだが、取りあえずこのバタリアで狩りが出来る算段は付いた。また来よう。
ジャグナーでタマネギから種を採取しつつ、サンドリアに戻ってこの日は就寝。
サンドリアに起床。前日バザーで買っておいたメロンを元に、メロンジュースを作成する。調理のスキルアップ! ついでに主食のダルメルステーキを焼いておく。
サンドリアをうろついていると、メロンを売っている某地方の特産品店を見つける。メロン激安! メロンジュース用のメロンは二種類あり、合わせると結構な値段がする。まぁ、メロンジュースの効果の高さを考えるとその値段もうなずけるのだが、まだ安定してジュースを絞ることが出来ない。失敗して素材を失うと、胃がキリキリ痛む思いである。
今までメロンは競売所で調達していたのだが、この特産店だと半分近い値段で買うことが出来るではないか。これまで大損ではないか。馬鹿ではないか。非常に大きいショックを受ける。もうメロンは特産店だけで買うと心に誓う。
チョコボを借りてバストゥークに向かう。あちら方面で未だ解いてない幾つかのクエストを終わらせてしまうことにした。ラテーヌ高原にて、巨大な羊・バターリングラムを目撃する。いつか、いつか倒さなければ……。
バストゥークに到着。道具屋でつるはしを補充して、パルブロ鉱山へと向かう。クエストクリアに必要なアイテムは、つるはしを振るって掘り出さなければならないのだ。この時パルブロ鉱山には、先客としてMkさんとTkさんがいた。密かに近付いてびっくりさせてやろうとか企てる。
パルブロ鉱山に入ってから坑道を奥へと進んでいくと、リンクパールを通じてMkさん達二人が鉱山を別の出口から出てしまったことが告げられた。目論見通りに行かず、ちょいとがっかり。その事と目的を話すと、なんとお二人が戻ってきてくれるという。これはまた恐縮。二人がパルブロへと向かう最中、鉱山奥でカメ獣人・クゥダフ相手に死闘を繰り広げたりする。聴覚索敵のため不意打ちが通じないクゥダフ、つくづく苦労させられる。
結果的には、お二人が来てくれたお陰で非常に助かった。というのも、掘る場所を思い違いしていたためである。私が考えていた場所では幾ら掘っても必要なアイテムは出ないのであった。Mkさんに教わった場所でつるはしを振るうと一発で「とんがり石」が出た。長らく放っていた、ウィンダスのクエストがこれで一つ解決する。
セルビナで釣りをしていたCcさんが、「太ったグリーディ」を釣り上げたという歓声がパールに流れる。釣り師としては既にウチのリンクシェルではトップの実力を持つCcさんだが、太ったグリーディには恵まれていなかったようだ。めでたしめでたし。
Mkさんの転移魔法・テレポホラでラテーヌ高原に送ってもらい、ドルシネアはサンドリアへと戻った。メロンを安く入手できるサンドリア、しばし滞在してみようかなと思う。