1. 番長方面
  2. Dulcet Wind
  3. ドルシネア・ダイアリィ 第三部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


顔を見る旅

例のフリーズ現象連発で意気消沈したこともあり、数日トパーズトパーズで植木鉢のチェックをするだけの日が続く。ミリオンコーンがどっさり収穫できてしまったりする。

ドルシネアでログイン。いつもはログウィンドウにずらずらと並ぶ薄緑色の文字が、全く表示されない。リンクパールを装備していないからだ。静かなものである。メリファト山地に行って、ゴブリンやトカゲを狩る。

メリファトはモンスターが少なく、レベル上げの狩り場としては適さない。その為冒険者の姿はチョコボに乗ってジュノを目指す、もしくはウィンダスを目指す者が通りかかる以外には殆ど見当たらない。稀にメリファト奥地にあるヤグードの本拠地「オズトロヤ城」に向かう冒険者達もいるようだが、それにしたってチョコボで駆け抜けていくだけだ。モンスターと戦うドルシネアの剣戟の音だけが、静かな山脈に虚ろに響く。

珍しく一人きりでしゃがみ込み、ヒーリングしている冒険者を見掛けた。男のヒューム、サーチして調べるとサポートジョブのないレベル17の戦士だ。魔法による回復手段を持たない冒険者を見たときにすることは決まっている。ケアルで回復を助け、プロテスで防御の強化を図る。走り去るドルシネアに、「サンキュウです!」という元気な感謝の言葉が掛けられた。立ち止まり振り向いて、にやりと笑みを返して再び走る。

リンクパールを付けていなくても、ドルシネアのやることは変わらない。レベル上げを止めたドルシネアの今の目的は、仲間に直に会う、ただそれだけだ。

画像・チョコボのRmさん。
チョコボに乗ったRmさんにバッタリ。

ウィンダスのすぐ手前でRmさんに出会った。二、三、言葉を交わして別れる。ウィンダスで「ある愛のうた」という本を巡るクエストを終わらせ、チョコボに乗って草原に飛び出す。ジュノに向かう途中、タロンギにいるLxさんとMtさんを軽く探して会っておく。Lxさんは珍しくモンクだ。モンクの装束でエルヴァーンの長い手が強調されていて、格好良いような、悪いような。まだまだ白魔道士に慣れないMtさんを守って何回か死んでいるという。うむ、紳士なり。お二人を応援して別れる。

画像・Lxさん、Mtさんと。
パーティスキルを磨くMtさんとサポートのLxさん。

ジュノにて、ル・ルデの庭にいるMkさんを探す。ル・ルデの庭にはパーティを組もうと仲間を求めて、200人を越える冒険者が集っている。パーティの目的を示して仲間を募るShout、武器や食べ物の価格を示して客を引くShoutなどが頻繁に飛び交う様は、正にジュノならではの騒がしさだ。そんな中でも商魂逞しいMkさんだから、きっと競売所で相場をチェックしているに違いない。そう思い競売所に足を運ぶ。狙い通り、Mkさんを見つけられた。

画像・競売所前のMkさんと。
珍しく帽子を被らず、タマネギ頭を見せているMkさん。

久し振りにパーティに参加し、レベル上げをするのだという。応援してお別れする。

ジュノからチョコボを借りてバストゥーク方面へ。手前のコンシュタット高地でチョコボを降りて、ハチ、タマネギなどを狩りまくる。ハチの出す合成素材と、タマネギの出す栽培用の種狙いだ。ある程度集めたところで珍しく野宿、コンシュタットでログアウト。

Mhさんが先日取得したエキストラジョブ・吟遊詩人で狩りをしているようだ。一つお礼を言っておきたいことがあった。Tellやメッセージで伝えるよりも、やはり直に会って伝えたい。ウィンダスにいるヌナイでログインし、タロンギまで走る。見つけてしばし立ち話。

画像・タロンギにてMhさんと。
会うこと自体最近では珍しくなりつつあるMhさんと。

今日は一日で結構会うことが出来た。少し満足を感じながら、ヌナイもその場でログアウトした。


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