1. 番長方面
  2. Dulcet Wind
  3. ドルシネア・ダイアリィ 第二部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


ギデアス、フルブーストバトル

前日のうちにドルシネアはウィンダスへと帰郷していた。調理のスキルが29となり、それまでの称号・徒弟ではそろそろスキルが上がらなくなってしまう。俗に「スキルキャップ」と呼ばれる限界に到達するのである。このキャップを解くには、ウィンダスにある調理ギルドにて昇格試験を受けなければならなかった。昨夜、試験用の料理を作って合格、下級職人へと昇進した。「職人」か……いい響きじゃのう。

羊の肉を素材に、「マトンのロースト」を焼き上げる。最近ソロでうろつくときはこれを主食としている。野兎のグリルよりも攻撃力の高まる料理だ。これと買い込んでおいた「セルビナミルク」を持って、ドルシネアはギデアスを出撃だ。飛空挺のパスをゲットするための、鍵の入手が目的である。

前日、パルブロ鉱山に出掛けたのだが、鍵を出す「楽」な強さの相手にも随分苦労した。恐らくギデアスに巣くうヤグードも、鍵を出す者はそれ相当の強さとなるだろう。少しでも勝利を確実なものとするために、前述のミルクを買っておいたのだ。ミルクは飲むことで「リジェネ」……徐々に体力を回復させる効果を持つという情報が、偶然耳に入ったのだ。調べるとそれは一分半でケアルII一発分程度の回復量。正直それほど大きな回復ではないのだが……無いよりはいいだろう。生き残るための努力を惜しむべきではない。

画像・ギデアスにて。
ギデアス最深部に到達、いよいよ二つ目の鍵取りが始まる。

パインを搾りジュースを作って敵を探す。どうやら他にも鍵取りのライバルがいるようだ。自然とフィールドに出現したヤグを取り合う展開となる。取り合うといってもフィールドはある程度の広さがあるので、自分の周りに出たヤグは自分のもの、そうでない者はライバルのもの、そんな感じである。まぁなんにしろ、この世に現れた瞬間に戦いを挑まれ、死んでいくヤグ達にはたまったものではないのだろうが。

「楽」な強さのヤグードに対し不意打ちをかまして大打撃、パインジュースを飲みMP回復、ミルクを飲んでHP回復を図りながらの戦い。ライバルのレベルは高いので楽勝の様子だが、こちらは打てる手を全て打つ全力戦である。一戦が終わる毎に長いヒーリングをし、パインを絞ってジュースの補充だ。アイテムの獲得を目的とした狩りとしては、あまり能率はよくない感じだ。でも、全てを尽くすのはなかなかの快感でもある。一人、テンション高く狩りを続ける。

また、ターゲットとなるヤグードからは「獣人銀貨」を盗むことが出来る。獣人の間で使われるというこの銀貨、冒険者の間でも銀を作り出す材料として競売を通して取り引きされている。一ダース集めて出品すれば、そこそこの値段で売れそうだ。激しい戦いの中で、「ぬすむ」のアビリティが使えるようならすかさず銀貨の取得を狙う。これもまた楽しい。

鍵は出ず、そしてジュースの材料が切れた。ジュース無くして戦うことは出来ない。この日はすごすごと、しかし少しスッキリしてウィンダスへの帰途に付いた。


パールの絆

スッキリと西サルタバルタを走るドルシネアだったが、急にふと孤独を感じた。しばらくレベル上げにも行っていないし……それに仲間にも会っていない。この間の、グスゲン鉱山での狩り以来か。

リンクシェルの仲間とは、リンクパールを通じていつも会話を楽しんではいる。でも、会ってない。いつも皆バラバラで、それぞれの目的の為に野良パーティに参加したり、ソロの冒険をしたりしている。仲間なのに一緒に遊んではいない、それどころか顔すら見ていないんだよね……。

FFXIのテーマは「絆」だという。今のところ、この仲間を繋いでいるのはリンクパールであり、パールを通じた会話で絆を育んでいるということになるのか。……会話だけだ。相手の顔を見ずに、声のやり取りだけの会話なのだ。それで何処まで、絆を育むことが出来るのだろう。

FlさんやMhさんといった最初の頃からの知り合いとは、何度か一緒に遊んでいる。でも、他のメンバーとはどうだろう。そういえばCcさんとは、サポートジョブ取得の手伝いをするまでは一度会ったことがあるだけ、だったのかな。他のメンバーとはどうだろう。最初からレベルの離れていたRbさんの様なメンバーとは、タルタルで集まった時くらいしか一緒に遊んでないような気もする。

リンクパールで話をするというのは、一般的なチャットソフトとやってることが変わりないように思う。FFXIならではの、一緒に遊ぶ絆が無いと、それはとても薄い絆なのではないだろうか。私は一人で遊ぶ、ソロプレイが好きなプレイヤーではあるけれど、それだけじゃあいけないような気がする……。

パールから漏れる仲間の声、緑色で表示されるその文字を見つめながら、そんなことを考えていた。

本日のまとめ

画像・激戦、二対一。
ヤグードがリンク! 絶対回避とハイポーションも駆使してギリギリ切り抜ける。

Record Link