1. 番長方面
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  3. ドルシネア・ダイアリィ 第二部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


ソロの赤・パーティの赤

赤魔道士でタロンギ大峡谷に足を伸ばす。今夜はあまり時間を取れないので、パーティには参加せず一人で狩りをして経験値を稼ぐことにする。「丁度よい強さ」のゴブリン、キリン、イモムシ、そしてヤグードをざくざく。エレメンタルを引き連れた召喚士のヤグが弱いわりに経験値が高めで、とてもおいしい。

たまにウサギも狩る。ウサギの肉が手に入ったら、早速グリルの現地生産。競売価格よりも少しだけ安く、98ギルに設定して自分のバザーに出品。バザーコメントにも「現地生産品」と記しておく。そのまま狩りを続けていたら、通りがかりの冒険者が買っていった。ちょいと嬉しい。

パーティへの誘いが二件もあった。申し訳なかったけれどこれを断り、レベルが上がったところで狩りは終了。ウィンダスへと帰還した。赤魔道士のレベルは17になった。

翌日。シーフでジュノに行く。30分待ってみたがパーティは組めそうにない。諦めてさっさとウィンダスに帰った。

モグハウスで赤魔道士にジョブチェンジするやいなや、パーティへの勧誘Tellが入る。これを快諾。珍しく、森の区の門で待つという。大抵タロンギで合流って感じだけれど。競売所に走り、キノコとパインを買い揃えてから門へと急いだ。

狩りはマウラ近辺の海岸で行うとのこと。森の区の門にはドルシネアを加えて五人のメンバー。最後の一人はマウラで待っているとのこと。五人でサルタバルタ・タロンギを駆ける。雰囲気を盛り上げようと、走りながらネタ探しを頑張る。

マウラで六人目と合流し、早速マウラの門前で狩りを開始。周辺のキリンやゴブリンを前衛が釣ってくる。だがレベル17〜18で構成されたパーティにとっては、この辺はあまり相応しい狩り場ではないようだ。「強い」「とても強い」敵を相手に楽な戦いが続く。それらの敵一体一体では経験値もさほど稼げないので、数で稼ぐしかない。だがやがてそれも敵わなくなった。敵がいなくなってしまうのだ。

そもそもこの日のパーティ構成は、戦士・暗黒騎士・シーフ・赤魔道士に白魔道士が二人。赤魔道士のドルシネアも弱体・回復を主に行う後衛へと回っていた。回復役が多いのに敵が弱いのでは、パーティのポテンシャルを存分に引き出せない。結局、より強い敵を求めて西海岸へと移動することとなった。


サカナの恐怖・モチの恐怖

ボギーを警戒し、隠し海岸に通ずる短い洞窟の中を拠点とした。前衛がカニを釣ってくる。あっさり倒せてしまう。……これもおいしくない。周辺にいるモンスターは他にサカナとオモチ(ヒル)である。だがコイツ等はかなり強い。少なくともモチは強い筈だ。サカナはよく知らないのだが、メンバーの一人がかなり警戒している。なんでもサカナのレベルに幅があり、強いヤツは相当に強いらしいのだ。

とはいえカニでは消化不良。結局サカナをやってみようということになる。……最初のサカナで大苦戦。白魔道士さんの一人が二時間ジョブアビリティ・女神の祝福を行使する羽目になる。どうやら一番強いヤツを持ってきてしまったようだった。これ以後、より注意して魚を釣ってくるようになる。

前述の戦闘で体験したのが、サカナの強力な特殊攻撃・スクリュードライバーであった。しばらく安定した狩りが続いていたが、ある時強いサカナとの戦闘になった際、このスクリュードライバーが打ち出された。体力が三分の二以上あった暗黒騎士さんが、この一撃であっさり死亡する。この時は一瞬何が起きたか分からなかった。後からログを確認したところ、スクリュードライバーによって暗黒騎士さんは238ものダメージを食らっていたのである。100越えるダメージだって滅多に見ないのに、200超って何よ?って感じである。

ホームポイントのマウラから走ってきた暗黒騎士さんと合流し、狩りを再開する。二人の白魔道士タルタルさん達のレベルが次々上がる。この二人はサポートジョブが付いていなかった。二人はサポートジョブを取得できることをとても喜んでいた。こちらもとても嬉しい。

場所を変え、海岸の入り口となる坂道で狩りを続ける。カニ、モチに加えゴブリンも狩りの対象とした。

ある時、釣りに出た前衛から「逃げ」という声が返ってきた。釣ったモチがリンクしたのだという。むむ、それは我々には敵わないですな。だがドルシネアは足止め魔法である「バインド」が使えるのです。マウラへの撤退が少しでもうまく運ぶよう、このバインドを活用して見せましょう! バインドのマクロを準備して、モチに追われているであろう仲間が帰ってくるのを待つ。

やがて視界に現れた仲間の背後には、ぺたぺたぺたぺたと騒がしい音を立てながら、何匹ものモチが雪崩のように迫っていたのだった。いや……これは無理ですわ。

画像・モチに追われて。
モチを引き連れ、マウラに向けて大撤退。

なんとか犠牲者もなくマウラに待避。結局これでパーティは解散に。一部のメンバーはここでパーティを離れ、残りのメンバーは取りあえずブブリムを横断することとなった。ブブリムの横断はすっかり慣れたものである。さくさくと歩を進めていると、前述のタルタルさん達が口を開いた。
「一人じゃ帰れないな」
サポートジョブのない、レベル18になったばかりの彼等である。ブブリム半島横断の経験も、まだ浅いのだろう。
「慣れるとスリルが楽しくなりますよ」
「へー!」
「ホントですか!?」
なんて会話を楽しんだりする。

赤魔道士としてのレベルは上がらなかったが、狩りの合間にパインジュースを作っていたお陰で調理スキルは27に上がった。昇格試験まで、もう少しだ。

本日のまとめ

画像・狩り模様。
後衛として働いていたけれど、剣を抜いて戦っても良かったかな。

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