1. 番長方面
  2. Dulcet Wind
  3. ドルシネア・ダイアリィ 第二部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


ブブリムの冒険

「謎の香草の種」一ダースが7,000ギルで売れた。他にも細かく出品していたものが売れて、所持金は23,325ギルに。いい感じだ。トパーズトパーズの方でも「蜂蜜」を一つずつ出して細かく儲ける。

チョコボに乗って、ブブリムまで出撃。シーフの経験値稼ぎだ。片手剣、短剣のスキルは上限に達したが、格闘のスキルはまだもう少し足りない。しかし、もう諦めた。上限ではないが、まぁこの辺で良いだろうとケリを付けた。パーティプレイをやれば自然に上がるだろうし。スキル上げを意識しなければ、狩りは楽になる。無理に「同じ強さ」の相手と戦わなくてもいい。むしろ「丁度いい」とか「楽」くらいの相手と連戦した方が早く経験値は貯まる。

リンクシェルのメンバーが、着実に進んでいく。この間サポートジョブを習得したTkさんは、白魔道士の修行を始めた。Mhさんはジュノを拠点にパーティプレイ、レベルを上げていく。Mkさんはエクストラジョブ、ナイト取得のクエストを無事終えた。……シーフのレベルが進まない自分に、焦りを感じる。落ち着け。自分のペースでいいのだ。無理をすることはないのだ……そう自分に言い聞かせる。

ブブリム半島のマップを見ると、タロンギ側から伸びる道に北へと続く分かれ道を見つけた。南側の広場へ続く道はよく行くけれど、こっちには行ったことがない。何やら狭そうだ。誰も行くのを見たことがないから、恐らく何もないのだろうけれど。でも、それを確かめに行くのも面白そうだ。石柱を縫うようにして、その分かれ道を見つけた。狭いその道を、ゴブリンに気を付けながら登っていく。

狭い道に石柱が立ち並び、そこは少々視界が悪かった。シーフの持つ、障害物の向こうにいる敵も映すレーダーの存在がこの様な場所では心強い。そしてウサギやトリの他にゴブリンが多く、もう少しレベルが低い冒険者には危険な場所だろう。しかしレベル21のドルシネアにはそれほど脅威ではない。そこにいるゴブリンは、ブブリム東側の強力な者達ではなかったからだ。とはいえリンクされると流石にマズイ。気を付けてゴブを誘い、狩りを続けていく。

画像・ブブリム半島の戦い。
夕日を背に、狭い道での戦いが続く。

狩りながら狭い道をさらに先へ。ブブリムの隅々まで、ドルシネアの足跡を付けていく。ある時、「丁度よい」強さのゴブがリンクして、二匹を相手にする羽目になった。しかも片方のゴブにMPを吸い取られてしまう。すぐにジュースを飲んでMPの回復を図るが旗色悪し、逃走に切り替える。もちろん絶対回避も発動させる。

主流の道に駆け戻り、北西のタロンギ方面へ走る。魔法を放とうと立ち止まったゴブリンは、その隙に捲けたようだ。追ってくる残りの一匹の攻撃も徐々に少なくなる。距離を離している証拠だ。豊富にある石柱を回るようにくぐって距離を更に稼ぐ。前方に見えてきたアウトポストのかなり手前で、ゴブリンのターゲットが外れた。振り切った。残HPは16、あと一発食らっていたら死んでいた。このスリルが楽しい。恐怖に満ちていた筈のブブリム半島を、今や楽しんでいる自分がいる。

レベルアップ。シーフのレベルが22に。約一カ月振りの、シーフのレベルアップだ。まだまだ、冒険の先は長い。


斧振る戦士の油断

前日、シーフのレベル上げを行っていたときだが、狩りと同時に調理スキルも磨いていた。ウィンダス港の物産店からリンゴを二ダースほど買って、水のクリスタルも競売で購入し、持ったまま狩りに来ていた。狩りの最中、積極的にジュースを飲んで、無くなったらジュースを作りまた飲んで……という具合で、ジュース作りでスキルアップを図っていたのだ。そして昨日の内に、調理スキルは18に上がっていた。これで昇格試験を受けられる。

今日、早速試験を受けて無事昇格。調理のスキルランクは「見習」から「徒弟」に変わった。調理仲間のMhさんに、胸を張って威張る。ふふふ、そっちがジュノでレベルを上げている隙に、こっちは調理を上げたもんね。作れるレシピが増えちゃうもんね。ちょっとした優越感。

ウサギの肉を焼いてグリルを作り、レベル11の戦士にジョブチェンジ。ヌナイを見習い片手斧を買って、片手斧のスキル上げに出発。サポートジョブ用のレベルを上げつつ、武器のバリエーションも増やす算段だ。

画像・片手斧。
斧の刃がギラリときらめく。

イモムシを叩くと、高価なアイテムである絹糸が連続で出た。シーフのときはさっぱり出ないのに。「トレジャーハンター」のジョブアビリティでアイテム入手率が上がっている筈のシーフであれ程出ないのに……。ドルシネアの「トレジャーハンター」は戦士に付いているのではないかという疑惑が浮上する。

サルタバルタの敵はレベル11の戦士には少々物足りない。タロンギ大峡谷に行って、「丁度よい」強さのタマネギを狩ることにした。タマネギからは各種の種が手に入る。お金儲けになる。やがて片手斧最初のウェポンスキル「レイジングアクス」を習得した。これでかなり楽になる。やりましたね!

とか言ってたら、タマネギ相手に油断して体力を減らし過ぎた。慌ててケアルを唱えるも、タマネギの攻撃で詠唱が止まる。ヤバイ、これはヤバイ! 冷静に、攻撃に合わせて詠唱を始めれば問題ないのだけれど、もう今や一発なりとも攻撃食らうとヤバイのです! ケアル! ケアルーッ!

画像・タマネギに敗北。
ケアル詠唱は、許されませんでした……。

……森の区に強制送還されたドルシネアは油断を反省しながら、桜を前にジュース作りに没頭したという。

本日のまとめ

画像・お花見。
花見酒ならぬ、花見アップルジュース作りです。

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