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  3. ドルシネア・ダイアリィ 第二部・目次

Last Modified : 10 JANUARY 2004


初めて。そして、改めて。

ヌナイで競売に行き、片手剣・サパラを購入した。ドルシネアでこの剣を買ったときはとても高い買物のような気がしたものだ。そしてその威力に惚れ惚れとしたものだ。何しろそれまでは、短剣でチクチクと戦っていたのだから。今回ヌナイでそれを手にして、そのような感慨を持つことはない。ただその反りのある刀身に、懐かしさを感じるのみだ。

クエストを受け、水の区とホルトト遺跡を往復してこれをクリア、報酬としてホルトト遺跡のマップを入手する。これで良し。その足で水の区の門へと走り、タルタルのガードに話し掛ける。いよいよヌナイも、ミッションを受けるときが来たのだ。

画像・ヌナイ。
サルタバルタの草原を、ヌナイが走る。

東サルタバルタ、東のホルトト遺跡へと出陣する。ホルトトに足を踏み入れるのは、本当に久し振りだ。暗く、緑色に浮かび上がる遺跡の中を、記憶を掘り起こしながら歩いていく。そう、ドルシネアで受けた最初のミッションは、Flさんと二人で来たのだったな。

レベル8戦士のヌナイにとって、遺跡の中をうろつくゴブリンは既に脅威ではなかった。弓矢の射程を確かめるように遠くから放ち、走り寄ってきたゴブリンにサパラの一撃を食らわせる。それだけで、ヌナイに攻撃を加えることなく沈むゴブリンすらいるほどだ。ドルシネアで初めて来たときとは全く異なり、極めて冷静に淡々と、ヌナイはミッションを進めていく。あぁ、壊れた壁の向こうにも行くのだったな……。

遺跡の中に立ち止まり、サーチを掛ける。ヌナイの他に一人だけ、冒険者を見つけることが出来た。レベル10戦士のタルタルだ。サポートジョブは付いていない。ヌナイのようにセカンドキャラだろうか。それともFFXIを始めて間もない、初心者プレイヤーだろうか。彼もまた、初めてのミッションに挑戦しているのだろうか。

遺跡をヌナイの足で走り回って、割れた魔導球を回収した。少し名残惜しいが、遺跡を出てウィンダス港を目指す。……ヌナイに初めて、ホルトト遺跡を見せることが出来た。ドルシネアと共に見た景色だったが、ヌナイとは初めて見る景色だ。ドルシネアの通った道を、改めて噛みしめながらヌナイの足で踏み直していく。

ウィンダス港・口の院にて、タルタルに任務完了報告。このイベントを見るのは二回目だ。ドルシネアと共に見たときに見逃してしまったもの、もう忘れてしまったものをもう一度、丁寧になぞるように見つめ、読んでいく。

ヌナイは最初のミッションを、無事クリアした。ヌナイと共に改めて味わっていくのだ……この先もずっと。

画像・ヌナイ対イモムシ。
ヌナイ、マイティストライク発動! 危機をなんとか切り抜けました。

本日のまとめ

画像・乾杯!
初外国旅から帰国したRnさんとTkさんを出迎えて。今日もオレンジジュースで乾杯です。

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