羊とゴブリンと両手剣の日
バストゥークにて、戦士用の両手剣を購入する。それはレベル10から装備できる剣で、レベル9のドルシネアはまだ装備できない物。この後狩りで経験値を稼いで、レベル10まで上げようという算段だ。それにしても、この買物で所持金は5,000ギルを切った。……厳しい。どうにかしないとな。
南グスタベルグで狩りを始め、あっさりレベル10になる。早速両手剣を装備。SayでNHKの人形劇番組談話をしているタルタルとガルカを横目に、南グスタの中央部にある丘「Vomp Hill」に登っていった。そこは周囲よりも少し強い敵がいると聞いている。この辺が物足りなくなってきたレベル10の戦士には、いい狩り場じゃないかと考えたのだ。
丘というよりも小さな山と言った印象のそこには草木が比較的多くあり、下にはいなかったモンスターがのんびりと徘徊していた。
- 羊に両手剣を構えて挑むバッター、ドルシネア。
羊とゴブリンを狩りながら山を登る。山登りなんて、このヴァナ・ディールではあまり経験がない。なんだか楽しい。ところで初めて使う両手剣、スキルがまだ低いためにスカッスカッとよく外れる。攻撃間隔が長いので、一回のスカりは結構厳しい。頑張ってスキルを上げなくては。
入山した場所の反対側から下山する。そのまま西へ進路を取り、「ダングルフの涸れ谷」方面を目指した。途中のノートリアスモンスター出現ポイントでは、ノートリアスモンスターを狩ろうと狙う冒険者達が何人も立ち、周囲に目を配らせていた。
涸れ谷前のフィールドは相変わらず冒険者が多い。合成用の素材を集めるため、多くいるカニには手を出さずゴブリンに的を絞って狩りを始めた。時には戦闘中の冒険者に絡んだゴブを挑発で剥がして助けたり。こういう時、挑発があるから戦士は楽だ。
炎のクリスタルとワイルドオニオンをいくらか集めてバストゥークへ。平穏な日常を過ごした一日だった。
山頂にて
ヌナイでログイン。前日、バストゥークのドルシネアから送っておいたスープをポストで受け取る。スープがポストに入っているというのもおかしな話だが、まぁ、ヴァナ・ディールはそういう世界だ。このスープ、バストゥークの競売所では全くと言っていいほど取り引きされていなかった。Mhさんに聞いたところ、サンドリアでも同様だという。ウィンダスでは結構いい値でコンスタントに売れる物なのに、どうしてかなと不思議に思った。
後日Mmさんに聞いてその訳が分かった。ウィンダスにおけるとあるクエスト(厳密にはクエストではないが)において、クリア条件にそのスープが必要なのだという。なるほど、そういうことねと納得した。別にこのスープを飲む訳ではないのだ。……折角作ったのに、それはそれで寂しいものがあるね、とか思った。
バストゥークのドル猫でログインし直す。今日は北グスタベルグの山「Zegham Hill」に登ってゴブリン&羊狩り。今回は同じく戦士レベル10のライバルが一人いた。二人して急ぐように山を登りながら、狩りを続けていく。
頂上には、以前受けたクエストで行かなければならなかった碑石が設置されていた。鉱山の開拓者を称えた物だという。NPCから受け取っていた花束を献花する。
- 献花の後に、記念撮影。
道を先に進むと、そこは行き止まりだった。そしてそこには先程の戦士がしゃがみこみ、ヒーリングしていた。サポートジョブを持っていない、駆け出して少し経った冒険者だ。応援の思いを込めて、ケアルを施す。「ありがとうございます！」という言葉を貰って気分良く、彼より先に山を下りた。
ランナーズ・ハイ
俗に「オニオンマラソン」と呼ばれる行為が、このバストゥークでは行われることがある。これは、バストゥーク商業区のある邸宅において繰り返し受けられるクエストに関わるものだ。NPCに数種類ある特定の食物を渡すだけでクリアできるこのクエスト、お手軽にお金を稼げるクエストとして重宝されているのだ。
そしてその「数種類ある特定の食物」の中で、最も高く引き取って貰えるのが「ワイルドオニオン」。主にゴブリンが落とす食材だ。ただしこのクエスト、やっかいなことに時間帯によって引き取りの値段が変わってしまう。同じワイルドオニオンでも、渡す時間によって安くもなり高くもなるのだ。
集めたオニオンを手にお昼過ぎ、そのお宅を訪問。オニオンを渡してお金をゲット！ すぐさま身を翻して家を出る。そして石畳の道路を走る走る！ 目指すはバストゥーク・鉱山区。画面暗転、鉱山区に出る。すぐさま振り返って画面暗転、商業区へ戻る。商業区に出たらまた走る走る！ 目指すはもちろんさっきのお宅。画面切替えをすることにより、またさっきのクエストが受けられるのだ。商業区はじっこの家に駆け込んで、再びオニオンを渡す。お金をゲット！ すぐさま身を翻して以下ループ……。
日暮れまで往復して、1,000ギルを越える報酬をゲットした。惜しくも最後の一個は渡し損ねたが、まぁオッケーか。また明日にでも走るとしよう。いやいや、それまでにまたオニオンを補充しておくかな……？
夜の町を駆け抜けて、再びゴブリン狩りに出向くドル猫だった。
本日のまとめ
- オニオンマラソンの次はスタンプラリー。スタンプを持つNPCを求めて、バストゥーク中を走り回った。
- クエスト目的で「ダングルフの涸れ谷」へ。そこはギデアスに似た雰囲気漂う、ゴブリンの巣窟だった。
- 最初の方こそ弱いゴブばかりだったが、徐々に強くなっていく。終いにはリンクして三対一なんて酷い目に遭って退散。今度シーフで再訪しよう。
- 両手剣構えモーションをもう一枚。どう見ても野球の打者。
