自覚した恵み

Possoちゃんにしょんぼりと帰還報告。

モグハウスに起床。植木鉢からアマリリスを収穫、そして倉庫の余り物で豆のスープを作ってみる。これを競売に出品すべく、外へと飛び出す。競売所前で偶然Nmさんと出会う。魔道士のNmさんにちょうど持っていたサルタオレンジを使って、オレンジジュースを作成してお渡しする。その後、チョコボ厩舎に行って木の矢作り。

防具屋を覗き込むと、呆れ返るほど商品がない。コンクェスト最下位の影響がここにも出ているようだ。不便になった……。だが逆に言えば、これまで他国はこの様な状況下にあったのだなと気付く。ずっと恵まれていたんだなぁ、ウィンダスの冒険者は。

毒消しの材料もお店から消えていた。仕方がないのでレベル8の戦士にジョブチェンジして、西サルタバルタに草刈りに行く。戦士のレベルは9になった。しかし毒消しの材料は収穫できず。不便だ、とても不便だ……。

その後、Flさん、Rnさんとギデアスに出掛けたりしてこの日は終了。

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取り払われる壁

翌日、植木鉢からブラックペッパーを収穫できた。でも今のところ使い道無し。競売所でMmさんに会い、しばし合成での儲け方について立ち話。続いて橋の上でNmさんに出会う。前日のギデアスの出来事についての話から、ギデアスではヤグードのリンクが危険だとか話し合う。狭い中にヤグが結構いるからねぇ。気を付けましょう。

倉庫の中を整理して、一部をヌナイに送る。そしてシーフ・レベル20にジョブチェンジ。サポートジョブは白魔道士、ソロ仕様だ。これからバストゥークまで行こうと思う。毒消しを作るには、今のウィンダスは手間かお金が掛かる。毒消し屋を営む私には、あまりにも厳しい状態だ。こんな理由で祖国を離れるのは少し心苦しいが、毒消しを売り出せない状況の方がもっと辛かった。

先日、ほんの少しだけ滞在したサンドリアには、Mhさんが滞在していた。Mhさんが待望していた、シーフのレベル上げを進めているらしい。もうレベル8になっている。この後、15まで上げるのが大変なのだ。激励する。

走ってマウラを目指す。Mhさんとリンクシェルでお話ししながらブブリム半島に入ったところで、Mhさんの知り合いであるGzさんに出会った。久しぶりだ。ひ弱なタルタルでありながらモンクをメインとして頑張るGzさん。ウェポンスキル「乱撃」をマスターしたら是非見せてくれと約束して別れた。タルタルの乱撃はとても可愛いらしい。楽しみだ。

少し走ってアウトポストで、再びNmさんに出会う。先日のバージョンアップで追加された赤魔道士専用魔法「リジェネ」を遂に購入したという。赤魔道士、私も再開したいなぁ。私にベストフィットするジョブはシーフだと思っているのだが、次に面白そうなのは赤魔道士だ。他のジョブは今のところシーフのサポートにしか付ける気はないけれど、赤魔道士は真剣にやっていきたい。そんな思いもあって、Nmさんを応援したい。

Nmさんと。あぁ、その瞳で見つめられるともうメロメロです。

マウラから船に乗る。船上にて毒消しがバザーから売れ、お辞儀しあったりする。セルビナに到着し、バルクルム砂丘へ。ゴブリンに一回絡まれた。最近よく絡まれる、へたくそだ。Flさんの突っ込みを参考にして、より大胆な行動を取るようにしているのが原因だと思う。まだまだ見切りが足りない。

無事にバストゥークに到着。早速、錬金術ギルドで毒消しの材料を仕入れなければ。いや、その前にレンタルハウスを借りておくかな？ そんなことを考えながら商業区の噴水を過ぎようとしたとき、すぐ側にいたガルカがTellで声を掛けてきた。
「アイアンソードいりませんか？」

こんな売り込みのTellは初めてだった。その直前にドルシネアを「じっと見つめ」ていたので、恐らくそれでレベルと装備を確認して売り込んだのだろう。ちなみにドルシネアは、町の中では武器を外している。「じっと見つめ」て何を持っているか調べても分からない。「おやすくします！」と意気込み強く売り込んできた。

だが、あいにくドルシネアはもっと強力な武器を既に持っていた。「ファイアソードを持っているのでご遠慮します。どうもですー」と返して様子を窺う。変に逆切れでもされたらかなわんな……と警戒していたが、「分かりました＾＾」とすんなり下がってくれた。疑っていた自分の方が滑稽なほど、普通の方だった。

Mhさんにこのことを伝えると、「オンラインRPGって感じのやり取りですね！」と言われた。あぁ、そうだ。その通りだ。なんか私は、いつの間にか必要以上に壁を作っていたみたい。それに気付かせてくれたあのガルカさんとMhさんには、感謝しなくちゃいけないなぁ……。そんなことを考えながら、ドルシネアはレンタルハウスへと入っていった。

SIX丸藤 six-heavenscope@memoad.jp