Last Modified : 9 JANUARY 2004
From Dulcinea's diary Part.2 "Dulcet Wind flows Vana-wide".
ジュノのレンタルハウスにて起床する。サポートジョブを戦士から白魔道士にチェンジ、ソロ仕様だ。
Flさんは昨夜の内にウィンダスへと帰っていた。それはウィンダスに、新たな冒険者がやってきていたからだ。Flさんの知り合いで、Rnさんという。我々のリンクシェルの新たなメンバーとして、昨夜の内にパールを貰っていたようだ。早速挨拶を交わすなり、「ヤグーに後ろから殴られました(T-T)」と嘆くRnさん。
取りあえず会いに行かねばなるまい。急いでチョコボに乗り、帰郷の途につく。
しかしここで直接セルビナに向かわず、バストゥークに寄る。毒消しの材料を買い込んでおきたかったのだ。鉱山区の競売所にてRbさんに出会う。ドルシネアに一声だけ掛けてダッシュして去ろうとするRbさんをがっちり引き留めてちょいとお話し。
Rbさんとお話ししている最中、リンクシェルを通してFlさんとRnさんの会話が聞こえていた。二人でパーティを組んでサルタバルタに出ているようで、Rnさんに戦闘の手引きをするFlさんの様子が伝わっていた。と、そんな中ヤグードに絡まれてしまうお二人。それを伝えると、「あーあ、日頃の行いがモロに出ちゃったか…w」と苦笑するRbさん。えーと、否定できませんよ。
バストゥークのチョコボはレンタル料金がとても安かった。100ギルもしない。このくらいならばんばん使えるのだけれどなぁーとか思いながら、セルビナまでひとっ走り。またヤグに襲われて大慌てするお二人の声が聞こえる。……あぁ、なんだかとても心配です。
その後、特に問題なくウィンダスに到着し、Rnさんと顔合わせ。早速毒消しを三つ送らせていただく。くれぐれも、毒で死なないようにね。
モグハウスに帰宅。植木鉢から収穫した豆でスープを作成。調理スキルが上がり、12になった。
ジュノから帰った翌日もスープ作り。以前はよく失敗して素材を無駄にしてしまったのだけれど、この日は失敗一度も無し! スキルもぐんぐん上がって満足満足。続いてにかわ作りで錬金術スキルも上げてみる。新メンバーのRnさんとリンクシェルで会話。余っていた素材で黒魔道士のRnさん向きの料理であるキノコの塩焼きを作って、これまた余り物の釣り竿と一緒に宅配で送る。
で、Rnさんの様子を見てみようかと東サルタバルタに出てみる。東と北への分岐点で立ち止まり、ふむむと考える。さてRnさんはどっちかな? と、一匹のミスラが北から駆けてくる。Rnさんだ。手を振ろうとするドルシネアの前を、もの凄い勢いの爆走で通り過ぎるRnさん。「ひーん」とかいう声を残す。慌てて後を追いかける。「どうしたー?」と声を掛けると、ヤグードに追いかけられているという。振り返る……いえ、ヤグはいないようですよ?
森の区への門をも通り過ぎる勢いのRnさんを呼び止める。落ち着いてきたRnさんは、ヤグードが他の誰かを襲ったのではないかと心配していた。振り切ってしまった場合は有り得ない話ではないけれど、比較的平坦な場所柄、振り切れたとも思えない。恐らく誰か強い冒険者が剥がしてくれたのだろうと説明する。それで一応安心してくれたようだが、Rnさんはすっかりヤグード恐怖症の様子。分かる分かる、私も最初はそうだった。
Rnさんの悪戦苦闘を見たり聞いたりしながら、私達はしばらくの間二ヶ月前の冒険始めの頃を思い出すのだろうと思う。楽しい日々を、このヴァナ・ディールで過ごせますように。