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Last Modified : 8 JANUARY 2004


キリン狩りの快感

シーフにジョブチェンジしてタロンギへ。ゴブリンやヤグードなどの獣人を避け、ちまちまと「楽」な強さのウサギ、タマネギなどを狩っていたのだが、あまりにも楽に倒せてしまう。そんな中、何気なく強さを調べたキリンが「丁度よい強さ」と表示された。

思い浮かぶのは、以前見た情景だ。パーティを組んだ冒険者達の見守る中で、たった一人キリンと戦い勝利する者。タロンギ大峡谷という場所を思う時、必ずその印象深い絵が浮かんでくる。途方もなく遠く思えていたその冒険者との距離が、「丁度よい」という言葉で縮まったような気がした。

キリンは仲間が近くで襲われていると、リンクして襲いかかってくる。狩る際は対象の周辺に注意しなければならない。特にキリンは身体が大きく、遠近感が崩れがちだ。もちろん、キリンとの戦闘中に獣人に襲いかかられるのも避けなければならない。一体のキリンを狩り対象と定めた後も、周りをうろうろとして安全を確認した。

意を決してキリンを後ろに回り、バギンッと不意打ちを発動! 一発強烈な打撃を撃ち込んで戦闘開始だ。戦いの最中、攻撃や回避のスキルがメキメキと上がる。これまでとはレベルの違う敵と戦っている証拠だ。「楽」な敵と比べると、流石に受けるダメージは大きい。しかしこちらの与えるダメージ量も思ったよりは多いようだ。やがてキリンが音を立てて倒れ、戦闘は無事勝利で終了。HPも半分は残っているし、獲得した経験値は「楽」な敵からゲットできる値の五倍以上。……スキルも上がるし、これは相当においしいのではないだろうか!

画像・タロンギ大峡谷の戦い。
猫VSキリン。一人でも戦えるようになりました。

回復してから、更にキリンと戦う。上がるスキル、ぐんと増える経験値。更にキリンはアイテムを多く出す。何戦かを繰り返すとアイテムを持ちきれなくなった。ウィンダスへと一旦帰投する。アイテムは競売でも結構いい値で取り引きされていたが、NPCのお店でも充分高い値で売ることが出来た。競売に出すことの出来るアイテム数は限られていて、しかも落札されるまで待たなければお金にならない。お店に売却すれば、幾らでも処分できるし、すぐお金になる。全てお店で換金することにした。

そしてすぐさま、タロンギへ舞い戻る。再びキリン狩りだ。峡谷東部ではドルシネアよりもレベルの低い冒険者がパーティを組んで、キリンなどを狩っている。その場所だと危機的状況に陥ったときに、ブブリム半島へエリア切替えで逃げ切ることが出来るからだ。彼等の獲物を奪わないように、峡谷を北上してキリンを探す。

キリンを狩りながら移動を続け、気が付けばタロンギ北西部へ。今まで来たことの無かった地域だが、人影も少なく、キリンを次々に狩ることが出来た。上がるスキル、増える経験値、獲得するおいしいアイテム……何より、久しぶりに歯ごたえのある敵と戦うことが出来るのが楽しい。シミターの刃が、キリンの巨躯を切り裂く感触が快感だ。今までの、ちまちまとした敵との細々とした狩りから解放されて、溜ったストレスが一気に発散されていった。

するうちドルシネアの回避スキルが上がって、キリンの攻撃が外れる機会が増えてきた。更に狩りが楽になる。シグネットが切れたり、アイテムが持ちきれなくなった時にはブブリム半島まで走っていき、そこでシグネットをかけ直したり、アイテムを売ったり。そしてすぐにタロンギへ戻る。充実した狩りを、存分に楽しんだ。レベルも上がって、シーフはレベル17となった。

本日のまとめ

画像・ダルメルの特殊行動。
猫VSキリン、その二。シミターの反った刀身が強い日差しに映える.

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