Last Modified : 8 JANUARY 2004
From Dulcinea's diary Part.1 "The Mother Dulcet Wind".
競売に出品していた品々が売れ、所持金は18,617ギルへと一気に回復した。ほっと安堵。しかしレベルが上がるとすぐにまた装備一式を新調しなければならない。お金を貯めておくに越したことはないのだ。……油断してはならない。ヴァナ・ディールでの生活は、お金稼ぎを絶えず意識するべきだ。
調理スキルが8になり、NPCのギルドマスターから昇格のための課題を言い渡された。作るべき品物は「サーモンサンド」。メモしておいたレシピを元に、ギルドのお店で材料を買い集める。それをモグハウスまで持ち帰り、倉庫からクリスタルを取り出して合成に挑戦……無事にサーモンサンドが出来上がった。これを持って再び調理ギルドに赴き、ギルドマスターにトレードする。認められ、ドルシネアの調理ランクは「素人」から「見習」へと昇格した。
翌日、釣りのスキルも8へと上がる。漁師ギルドで言い渡された課題の魚を釣り上げ、こちらも「見習」へと昇格した。……長かったなぁ。まぁ、集中してスキルを上げたりしてなかったからというのが要因だろうけれど。ちょいとずつでいいから、これからも進めていきましょうか。昇格という結果ではなく、そこへ至る過程を楽しむことこそが大切なのだから。
久しぶりに、戦士にジョブチェンジする。そのレベルは2。Flさんが最近、白魔道士をしているので、シーフのレベルを上げてしまうと戦士のFlさんとパーティを組めなくなってしまう。気分転換を兼ねて、戦士をやってみることにしたのだ。まぁ、Flさんが使っている両手剣の破壊力も堪能したいとか、戦士の方がパーティに加わりやすいかなという思惑もあったのだけれども。
戦闘スキルを確認すると、槍、鎌、棍など、シーフで使えなかった武器のスキルがズラリと並ぶ。装備の幅広さを感じて、面白そうだなぁと思う。久しぶりにミスラの初期装備に戻る。肌の出ている領域の多い、とても軽そうな民族装束。実に涼しそうだ。これがミスラの原点なんだろうなと思う。草原を楽しげに駆けていく猫たちの姿が目に浮かぶ。
ゲームを始めた時とは異なり、今は豊富な資金がある。競売で鎧と帽子を買い、更に目的の両手で持つ武器を物色する。残念ながら両手剣や両手槍はレベル2で使える物が存在しなかったが、鎌にはあった。これを落札して外への門をくぐる。久しぶりに、東サルタバルタで戦闘だ。
攻撃間隔は長いものの、攻撃力はこれまで使ってきた片手剣や短剣には無い爽快なもの。嬉しくなってザックザックとハチやウサギを切り刻む。レベルが5に上がり、敵を引きつけるジョブアビリティ、「挑発」を覚えた。一人でプレイしている分には特に必要としない挑発だが、パーティプレイでは魔道士を攻撃させないようにする、戦士で最も重要なアビリティとなる。これを使えないからこそ、シーフの時は悔しかったのだ。何度か使って、使い心地を確かめる。
ここまで来るとヤグードなんかとも充分戦えるようになっていて、行動範囲も広がっていく。丘の向こうまで足を伸ばして戦っていると、Mmさんが偶然通りかかった。立ち話していると、後ろからドルシネアを呼ぶ声が。Yyさんのお知り合いである、ミスラのOtさんがそこにいるではないか。三人で少しお話しした。
その後も少し狩りを続けて、戦士のレベルは7まで上がった。