1. 番長方面
  2. Dulcet Wind
  3. ドルシネア・ダイアリィ 第一部・目次

Last Modified : 8 JANUARY 2004


とても場違いなその名前

「行けえ!羽田孜!」という掛け声がいきなり飛び込んできた、東サルタバルタの丘の上。はあっ!?と振り向くと、そこには一人の獣使いと、敵と戦うトリの姿が。あぁ、トリを操って戦わせているのか……しかし何て名前を付けてるんだ。想像しちゃうじゃないか、民主党のあの人がヤグに飛び掛かっていく様を。思わず吹き出したが、うまいツッコミを入れられなかった。惜しいことをしたと思う。

今日も釣りから始まった。最初はいいペースでヒットが続いたが、しばらくしてサッパリになったので見切りを付けて終了。堀ブナたまってきたけれど、競売では需要が少なくて売れそうにない。ザリガニ集めにチェンジしようかなと考える。

門の前にタルタルが寝バザーを開いている。コメントを見ると、「マトンのロースト」とやらがSTR(ちから)を強化する効果を持つらしい。試しに一つ買って外へ出た。

丘の向こう、川にいるカニに弓矢を撃って、敵を自分のとこまで引き寄せる。もちろんこれは、昨日買った弓矢のスキルを上げるため。川の向こうに移動して、「丁度よい」ハチ、Giant Beeに挑戦して剣や盾、回避などのスキル上げ。一戦でHPを半分まで減らされてしまう。戦いが終わる度に安全なところまで移動して、しゃがんで回復。こんなバトルも久しぶり。

さて、以前からの計画を実行するため、町に戻った。モグハウスにて、私がやったこととは……。


ふれ合いある職業

「ジョブチェンジ」……それはそのまま、職を変えることである。PSOでは、キャラクター作成時に選んだ職業はそのまま変えることが出来ない。だから私は、色々な職業を楽しむために複数のキャラクターを作成していた。しかしこのFFXIにおいてはその必要がない。自由に職業を変えられるからである。キャラクターは各職業ごとにレベルが管理されている。今、シーフのレベルが7であるドルシネアは、他の職業がレベル1だ。

……と言いたいところだが、実は戦士だけレベル2である。以前、ハチのアイテムが欲しかったとき、シーフのレベルが上がっていて狩り場荒らしになりそうだと思った私は、戦士レベル1にジョブチェンジしてハチを狩ったことがあるのだ。それ以来、戦士はプレイしていない。

そして今日、ドルシネアは白魔道士にジョブチェンジした。回復魔法が主な系統となる白魔法を使う魔道士だ。戦士のFlさんとパーティを組むときにバランスがいいなと考えたのだが、そもそも私は魔法が好きなのである。シーフでいる限り魔法とは無縁なので、いつか魔道士になって魔法を使いまくってみたいと思っていた。それを今日叶えたのだ。

画像・白魔道士ドルシネア。
白魔道士の装備を調えてご満悦。

レベル1の白猫ドルシネア。白魔道士は刃物を持てないので、棍棒を買ってから東サルタバルタへ。最初のターゲットはもちろんハチ。ピクミンことタイニィ・マンドラゴラには手を出しません(毒で死にますよ)。久しぶりのハチとの戦い。遠くからまず先制攻撃。じわじわとダメージを与える毒のような魔法、「ディア」を放つ。怒って迫る敵に対して、棍棒を抜いて殴りかかるのだ。……おいおい結構強いな、コイツ。というか、ドル猫が弱いだけ。

白魔道士の基本は、回復魔法「ケアル」であろう。これの使い方如何によって、仲間を生かしも殺しもする。そのような切羽詰まった状況にも重要なケアルであるが、例えば「辻ケアル」と呼ばれるちょっとした行為にも登場する。「辻斬り」の様なイメージで、移動中などに見掛けた冒険者へケアルを掛ける行為だ。私も以前、道端にしゃがんで回復していたところにケアルや防御力増強魔法・プロテスを掛けてもらったことがある。「どうもありがとう!」「いえいえー」……簡単な会話がそこに生まれる。ほんわかと、暖かな気持ちになる。

この日私は、近場で戦う冒険者に幾度かケアルを飛ばした。ただ、優位に戦っている人に掛けるような、不必要なことはしない。戦いを終えて休憩している人や、厳しい戦いで切羽詰まっている人に対してケアルを飛ばした。後者の時は、敵の標的がドルシネアに移ってしまい、慌ててケアルを掛けた冒険者の元に走って敵を返したりした。無事に敵を倒した冒険者にケアルを更に掛けていると、通りがかった別の赤魔道士さんがドルシネアにケアルを掛けてくれたりした。

シーフとは全く違う、白魔道士の世界。助け、そして助けられ。ソロでありながら、人とのふれ合いがそこにはあった。

本日のまとめ

画像・見つめるマンドラゴラ。
ハチと戦闘中、ドル猫のお尻を眺めにやってきたエロピクミン。

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