ゲーム番長・コラム - DECEMBER 1997 |
- DECEMBER 31 1997 -
1997年というのは、私のゲーマー人生にとって大きな転機となりました。3D専用ビデオカード「Monster3D」の購入によって、家庭用ゲーム機からパソコンへと遊ぶゲームのプラットホームが変わったのです。よって遊ぶゲームも国内産から海外産のものへと移っていきました。
おかげで上質な3Dゲームを楽しめるようになったワケですが、海外産のものはかならずしも私の趣向に合ったゲームではないです。ヒットしているゲームには結構暴力的な表現のものもあって、そういうのは敬遠したいんですね。また、英語が読めないとor聞けないと遊べないゲームもあります。そういった点から、もっと日本のソフトハウスもPCの3Dゲームに力を入れてもらえないかなぁと思います。
家庭用ゲーム機であれば日本産の3Dゲームも多くありますが、現在の描画性能では全然やる気が起きない身体になってしまった私。早いところ、次世代機が出てくれないかなぁと思っています。しかし、セガの次世代機(海外のサイトではKatanaというコードネームで報じられています)に関しては、SSの性能がちょっと上がった程度という噂話も聞いています(VF3は到底移植できないんじゃないか、とサードパーティが言ってるとか)。ちょっと不安です。せめて、今のVoodooレベルの描画をして欲しいのですが。
一方PCは、第1四半期にVoodoo2の登場が予定されています。これでまた、家庭用ハードとの性能差が開いてしまうでしょう。家庭用ゲーム機はどういう展開をしていくのか、興味深いところではありますね。
- DECEMBER 28 1997 -
CMを見ていてふと思ったのですが、「チョコボの不思議なダンジョン」の”ダンジョン”は、チョコボの所有物なんでしょうか?(^_^; 内容を知らないので私は分からないのですが、違うのであればタイトルは「チョコボと不思議なダンジョン」とするのが正しいのではないかなぁと、思ったんです。海外版ではどんなタイトルなんだろうなぁ。「Chocobo and the mysterious dungeons」とかじゃあないのかなぁ。
■「Need for Speed II SE」の日本語マニュアル付きが発売されていますが、買おうかどうか迷っているところです。やる暇が無いためですが、せっかく3Dfx対応になったものですからねぇ…買っておきたいんですが、やんなきゃ意味ないですし(^_^;
N64用のゲームで「WipeOut」ライクなゲームが店頭でデモっているのですが、あまり遠くまで描画されない背景やフレームレートの低さが、家庭用ゲーム機の性能の限界を露呈しています。レースゲームはPCの方が圧倒的に進歩していますから、そういうのが好きで、なおかつお金の許す人はPCゲームにいった方がいいですね。
■「FIGHTING VIPERS 2」が発表されたようですね。前作は私が一番好きな3D対戦格闘ゲーム。Model3の能力でどれだけパワーアップするか、非常に楽しみです。んが、他にも続編物がいっぱいあるようで。ネタ切れですか?>セガ
- DECEMBER 25 1997 -
「私立ジャスティス学園」(カプコン)ですが、もう”飽き”が見えてきたような気がします(汗) 結局、どのキャラもやる事はさほど変わりませんし、他のゲームと革命的に違うという事も無いですからね。あ、あくまでCOM戦の話ですが、対戦も対戦で危険な雰囲気ありますね。一気にゲージ減らされちゃうみたいな。
■新声社から「ザ・ベストゲーム2」という本が出ています。知り合いの方のイラストも載ってるという事なんで、買っておこうかなぁと思ったんですが、立ち読みで内容を確認して躊躇しています。
読者投票のランキングがありましたが、あれが嫌いなんですよね。前回(ザ・ベストゲーム)の時も、1位が確か「ワルキューレの伝説」だと思いました。今回もKOF'97が2位でしたか。「ブロック崩し」の頃からのゲーマーである私としては、なんだそれって思っちゃうワケです。物凄く気分を悪くします。はっきりいって無駄だから、やって欲しくないんですよねぇ。
■そのソフトについて、michelさんが私に非常に効果的な説明をしてくれたおかげで、速攻で買いに行ってしまいました>「七ッ風の島物語」(ENIX) その独特の世界観を楽しめなければアウトですが、私はほんわかいい気分になっています。これ、近所で3,400円と激安で売られていたんですよね。勿体無いなぁ。
- DECEMBER 21 1997 -
「私立ジャスティス学園」(カプコン)が近所のゲーセンに入荷しました。やってることはマーヴルコミック対戦格闘・3D版という感じがしないでも無いですが、ツープラトンなどの笑える演出が山盛りで楽しめますね。他人との対戦はあまりする気がしませんが、COM戦でしばらく遊ぼうと思います。ちなみに現在メインで使っているのは、響子先生です。あぁ、カプコンの術中にハマっている…(笑)
■マーヴルコミック対戦格闘の最新作、マーヴルvs.カプコンについて報告しているページを、友人・信太氏に教えてもらいました(こちら・英文)。カプコン側では私の好きなキャプテンコマンドーや飛竜が登場していますね。また、マーヴル側からはスパイディのライバル・ヴェノムという人気キャラや、アイアンマンの相棒でマイナーキャラ(笑)のウォーマシーンが登場しています。
今回の新しいフューチャーとして、第三者が攻撃してくれるというのがあるようで、そこで「X-MEN」のジャガーノートやジュビリー、「魔界村」のアーサーが登場するようです。
にしても、いつまでこういう似たようなもんを出していくんでしょうねぇ。まぁ、飽きさえしなければ、作る方もプレイする方もかまわないんでしょうけれど。
- DECEMBER 17 1997 -
先週末にゲームを買いに行った時、「Tomb Raider 2」(COREDESIGN/Eidos Interactive)や「F/A-18 Korea」、「G-Police」(Psygonosis/GAMEBANK)などの注目作が入荷していました。じゃあ「G-Police」でも…と思って手を伸ばしたんですが、ふとその隣にあるゲームが気になって、ついつい買ってしまいました。
「Splash Battle」というジェットボートによるレース&SHTゲームです。ポリゴンによる水の表現ってのに興味があったし、3Dfxマークも付いている事だし…という事で、どんなゲームなんだか詳細も分からないまま購入。
マシンにインストールして起動。3D CGによるオープニングムービーを見て、「あ、こりゃヤバイかも…」と冷や汗。そしてゲーム開始…気絶(笑) やっちまった…久々にフェイタリティな買物を(^_^;
インストールして20分、アンインストールする自分がいたのでした。あうあう。
■「F1 Racing Simulation」(UbiSoft)買ってきました。しかし、VooDoo搭載ビデオカードがセットになった「スペシャルパック」が、日本でも売られるなんて思わなかったな(^^; 出来は素晴らしいです。F-1ゲームの最高峰という評判だけはあります。ただ、リアル過ぎてアーケードゲーム感覚では遊びにくいですが。
- DECEMBER 14 1997 -
あぁっ! ちょっとちょっと、今TVで映画「ストリートファイター」やってるやん。しまった〜、最初から見たかったなぁ。あ、もちろんアニメじゃあなくって、アメリカで映画化された実写版です。
こいつはアーケード版も、SS・PS版も出ましたが、どちらも独特の味を出していました。特に家庭用のは仲間内でかなり盛り上がったのですが…あぁ、そうだ。これは次の「番長温故知新」に書きましょう。
あぁ、サワダが…キャプテン・サワダがいるよ…(感涙)
- DECEMBER 13 1997 -
年末のゲームマシンのCMを見ていると、「ごほうびにPSをプレゼントしてあげましょうよ、お父さん」という感じで余裕のPSに対して、街中至る所でいきなり柔道技ではり倒しておいて「セガサターン、しろ!」と脅迫する切羽詰まったSSという感じがしました。
でも、よく聞くと「しろ!」の部分が、「する」の命令形である「しろ」の発音とは違う感じがします。むしろ「白」という言葉って感じ。でも、SS本体が白になったのはかなり前の話。変わった直後のCMならまだしも、今頃白を強調するのもおかしいですね。
まてよ、もうちょっとグローバルな視点でこのCMを捉えてみよう。せがたの持っているもので、他に白いものは…あるじゃないか。そう、恐らくは彼の魂とも言える柔道着。そういえば、国際的な大会では、カラー柔道着が使われたりしてるんだよね。ブルーだっけ、オリンピックで採用されたのは。
柔道一直線なせがたには、それが堪え難い事だったに違いない。ボンバーマンのCMでも、対戦相手は白胴着だ。あれだ、日本の心ってもんが、世界の連中は分かってない!! にも係らず、日本の連中もそんなことにお構いなしだっ!! 貴様、大和魂はどうしたっ!! PSだってなんだ、この色はっ!? 見ろ、SSを!! これこそ柔道、これこそ日本なりいぃっ!!!!!!
てなワケで、彼はSSを持って手当たり次第にブン投げることになってしまったのだった。となると、グレーのSSを持っている私も、いつか投げられてしまうのだろうか。不安だ。
- DECEMBER 8 1997 -
「Tomb Raider」のラーラ・クロフトを描いてみましたが、時間が無いので結構適当になってしまいました。特に銃。
「Tomb Raider 2」(Eidos Interactive)は既に海外では発売されていて、日本にも輸入されているようです。前作は途中でやめてしまったので、今回は見送ります(^^;
以前、「F1 Racing Simulation」(UbiSoft)が12/18に全世界同時発売と書きましたが、こりゃ誤りでした。すいません。欧州では既に発売されているようです。日本では12/18です。
日本ファルコムの新作を店頭デモで見ましたが、ゲームの内容はともかく、グラフィックに失望しました。なんかヘボい。動きがぎこちないです。数年前の98のソフトを見る思いですね。ん〜、日本ファルコムの実力ってこんなもん?とか言ったら殺されそうですが、それが正直な感想です。日本のソフトハウスも頑張って。
- DECEMBER 4 1997 -
「Final Fantasy VII」のPC版の販売権を「Tomb Raider」等で有名なEidos Interactiveがゲットした、ようなコトをNext Generation On Lineが書いてました。以前にもPC版FFVIIという話は、3Dfxのソフトウエアタイトルに上がっていた事があるんですが(さっき確認した時は無かった)。1998年半ばってなこと書いてますが、Next Generationはたまに胡散臭い事書きますからねぇ(笑)
同じくNext Generationの記事から。市民轢き殺しゲーム「Carmageddon」が、ブラジルで発売が禁止されたという話。まぁ、個人的には非常に気分の悪く感じるゲームなので、それもしようが無いと思います。罪の無い人達を轢き殺せばポイントが入る、しかも老人のような弱者の方がポイントが高いと来た。こういうのが楽しいと感じるのはもちろんその人なりの趣向であって自由だけれど、正直言って一歩引いてしまいます。人間が出来てないかな。
もっとも、べたべたな勧善懲悪とか、ご都合主義のシナリオとか、いつまでたっても大して進歩のない続編物とかのゲームが、はたして気分のいいものかどーか。