ゲーム番長・コラム - OCTOBER 1997
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- OCTOBER 31 1997 -

セガのニューゲーム2つが入荷していました。 「ルマン24」は画像が綺麗ですが、既に「スカッドレース」が出ているのでそれ程新鮮味は無いですね。夜間の時にヘッドライトが点灯しますが、画面に中央部分に穴の開いている黒いフィルタが付いたような感じで、実際にマシンのライトに光源があるワケではないのでガッカリです。

しかし、あの時間制限システムはいいですね。最初のタイムがかなり多めに設定されているので、慣れてない人でも結構遊べます。

私が以前から期待していたのが「モーターレイド」。未来のバイク物・格闘付きって感じのゲームで、走りながらライバルをパンチやキックで攻撃できます。その世界観や攻撃可能ってな内容から、「WIPEOUT」シリーズを思い浮かべましたが、実際に見てみるとやっぱり似ています(笑)

戦いながらも、きっちり走らなければならないし、しかも筐体がバイク型なんで操作が少し大変かも。っていうか、大変だった。慣れが必要ですね。



- OCTOBER 26 1997 -

Niftyの仲間内でも評価の高いSS版「DEAD or ALIVE」(テクモ)。週末に出かけた際に、店頭でデモを見る事が出来た。…その場で購入。

アーケード版DoAで気に入らなかったのが、不自然なキャラクターの動き。パンチ一発とってみても嘘くさかった。加えて攻撃の当たり具合も同様。なんというか…相手の身体への「めり込み」を感じられなかった。SS版はそこら辺が改善されているように感じる。

それにしてもSSのゲームなんて買ったのはえらく久しぶり。「ダイナマイト刑事」以来か(笑)



- OCTOBER 21 1997 -

International Rally Championship」(
Europress/イマジニア)を買った。動かなかった。色々やったが、動くことは無かった。トホホ。

気を取り直して、部屋を掃除。「バーチャロン」体験版が収録されたCD-ROMを発見。バーチャロンといえば店頭デモで到底プレイに耐えない動きを見て、重過ぎるゲームとの認識があった。私のマシン環境で遊べるレベルになっていなかったらスゴイよなぁ。ということで、試してみることにした。

結果、充分遊べる動きだった。描画オプションを最高レベルにすると処理落ちで全体的に遅く、20fpsくらいかな?って感じだが、「Motion Type」をFastに設定(バーチャロイドの動きが少し荒くなる)すると、処理落ちは起こらず動きも良くなった。画面モードをローレゾにすると、それこそ30fpsオーバーの軽快な動きを楽しめる(グラフィックが汚いのがいやんだが)。

となると、来月発売予定のPower VR専用バーチャロンにもかなり期待できる。どうせなら新3Dチップ「PCX2」搭載のボードを買うのもいいだろう(VOがバンドルされるみたいだし)。



- OCTOBER 17 1997 -

なんだかSATURN版「DEAD or ALIVE(以下DoA)」(テクモ)の評判がいい。アーケード版を超えたとかいう話で、かなり売れているようだ。

私はDoAは1世代前の格闘ゲームだと思っている。リング以外に地形と言えるものが無いからだ。「FIGHTING VIPERS」や「バーチャ3」のようにプレイヤー以外の存在が感じられる、実際にキャラクターが触れられる物が欲しい。


前回のコラムで話題にした「吸血鬼 ケインの復讐」(
Activision)についてのページを幾つかあげる。どれも英語版の「Blood Omen: Legacy of KAIN」のページ。

アクティビジョンのケインページ
The Media Dimension(クリスタルダイナミクス)



- OCTOBER 12 1997 -

現在、「吸血鬼 ケインの復讐」(ACTIVISION)をプレイ中。アクションRPGなんだけれど、自分が吸血鬼って所が新鮮。体力回復は相手を瀕死にしてから血を吸う事で行うし(あと、張り付けにされたり、夜寝てる人から吸う)、水でダメージ受けるし(太陽光は攻撃力が落ちる程度)、狼やコウモリになるし。

病気の流行った村に辿りつき、山の様に死体が転がっているのを見て、「あぁ、勿体ないな」と感じるあたり、だいぶ吸血鬼化が進んでいるようだ(笑)



- OCTOBER 8 1997 -

Star DiverS」(
サイベル)のデモ版をプレイするためだけに、TECH Win11月号を購入。また裕福なこってすな(^^; で、感想なんですが…ん〜、細かいところで気分悪いって印象です。

例えば前方の視界が自機で完全に隠れてしまうところ。視界が狭くて、敵がいきなり近距離に出てくる感じがするところ。ロックオンの変更がどーもスムースに感じないところ。自機の周辺しかレーダーに表示されないので、遠くに敵がいる時の索敵が非常に面倒なところ。ジャンプしても視界が変わらないので、ロックオンした相手が見えないところ。画面の動き自体はスムースなんだけど、弾丸なんかの動きがぎこちなく感じるところ、などなど。

ん〜、なんか「すげーっ!!」って感じがしないんですね。…Side Winder ForceFeedBack Proと一緒に買おうかどうか検討してたんですが、ちょっと難しいかなって感じです。同時発売の「G-Police」(のデモ版)が良かったんで…。(そもそもメカが格好悪いしなぁ(^^; 「Heavy Gear」の画面と比べると…)



- OCTOBER 3 1997 -

セガのPCゲームについてのユーザの意見に対して、ソフトの開発者の方がセガBBS内で細かく回答してました。偉いね。ユーザは好き勝手に(かつ乱暴な文章で)書いてんのに。

それによると、これから出るソフトはDirect3Dに対応させてくれるらしいです。Manx TTに至っては3Dfx voodoo対応。他にもVF2のDirect3Dパッチも配布してくれるそうで。こりゃまた嬉しい限り。私の環境なら、かなり綺麗な画面でフレームレート高いのが楽しめそうです。

で、そこでの説明によると、何故今までDirect3D対応にしなかったかというと、セガ開発のDirectDrawでの3D表示プログラムより速くDirect3D HALで表示できるビデオカードが、ほとんど無かったからだそう。もちろんVoodoo搭載カードなどはこれに含まれないけれど、Voodoo搭載カードなどを持っているユーザ数(の少なさ)を考えると、対応させるだけの価値があるか?いや、ない…っていうところなんでしょうなぁ。

確かにその言い分は分からなくも無いけれど…でもやっぱ、どうせならユーザに強力な3Dカードを買わせちゃうようなパワーを持つソフトを作って欲しいと思うんですよねぇ。私だってVoodoo対応ゲームのおかげで、PSやSSとオサラバしたのだから。

頑張れ、セガPC…って感じ。

 
    
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