![]() さて、気分を変えて次の野池群に移動です。ここもかなり大きな野池で2つの野池が隣り合ってます。 もう日も高くなってきたので、スピナーベイト、クランクベイトプラグ、ワームの3種類くらいしか使いません。 まず、スピナーベイトで底の状況を探り、それからクランクベイトプラグで攻めて、なにかありそうだったらワームでじっくり攻める、と言う方法で攻めます。 したがって、基本的にはスピナーベイトとかクランクベイトプラグに食い付いてくる魚しか狙わないことになります。いつも行っている場所と違っていろいろなポイントがあるから手早く探すためです。 それに、基本的にはワームでゆっくり攻めるのはあまり好きじゃないので・・・ この野池は基本的になーんにもないので、さっきの野池群と同様水草が生えている周辺を狙いました。ところが、ここのポイントからはちょっと攻めにくい所に生えていたので、この池の一番深い所に移動しました。 もうこのポイントはクランクベイトプラグを投げまくりました。しかし、まったく反応がありません。そこで、さっきの場所で友人が言っていた『アピールカラーについて来てた』と言う言葉を思い出しました。 さっそくクランクベイトプラグをナチュラルカラーからアピールカラーに交換です。そして、交換した1投目クランクベイトプラグが底にゴンゴンアタリだした途端にロッドに魚のアタリが伝わりました。 すかさず『来た』と言って合わせました。『あー、サイズ小さいわ』等と言いながら巻きます。ところが水面にルアーが見えた時『あー友人のルアーとお祭りだったのね』と思ってラインのテンションを緩めてしまったのです。 『あっ!違うこれ俺のルアーや』と思った瞬間、魚が『バシャ』っと音をたてて逃げました・・・。あぅ・・・気付いても、もう後の祭りです。アピールカラーに変えたのをすっかり忘れていたのです。 俺が『あー』と言ったのは魚が小さくしょぼいからだ、と友人は思っていたみたいです。ちょっとの間凹みました。 しかし、これで今日はアピールカラーが反応するのとわかりました。友人も同じ様なタイプのルアーに変更して投げまくりました。すると今度は友人が『きたっ』と言って合わせました。 でも途中から『藻かな』と言い出していいかげんにリールを巻き始めました。でも、その物体が水面に出た時『あっバスや』と友人は言いました。が、それと同時に『バシャ』っと音をたてて逃げました・・・。 2人そろってまったくお馬鹿さんです。2人そろってしばらく凹んでました。しかしこれでもう完全に今日のルアーの色は決定しました。とりあえずアピールカラーで来ると。 続けてどんどんルアーを投げていきます。10何投かすると、俺にアタリがきました。今度は藻であろうとも他人のルアーであろうとも、最後まで気を緩めないで釣り上げました。 それがこの魚です。27cmくらいの大きさです。まぁ、野池の標準サイズです。友人に早速『あー手が魚臭い』と言って自慢します。 しかしその後アタリが無くなったので、ポイントを休ませる為にも同じ池の浅場の方に移動しました。ここでしばらく狙っていましたが、近くで牛を飼っているのでそこからの臭いがきつくて釣りに集中できません。 結局隣の野池に移動しました。 |
![]() ここも先ほどの野池と同様の攻め方です。しかし、最深部のポイントは回り道しないと行けない(途中に大きな木とか藪とか生えて歩いて通り抜けられない)ので、すぐに行ける所の最深部に行きました。 でも、そこは水草も無く案の定中途半端ポイントなので、何にもアタリすらありません。 仕方がないので『めんどくさいけどこの野池最深部に行こうか』と言って移動しました。移動している途中『ここ良さそうなのでちょっと釣るわ』と言って投げました。ここは俺の持っているクランクベイトプラグでは浅過ぎて使えないのでワームを投げます。 水草周辺に投げると、早速ブルーギルのアタリがあります。『あーここはおるわ』と言ってしばらく粘ることにしました。友人はこの浅場を攻める事ができるクランクベイトプラグを持っていたので、それを投げていました。 すると、しばらくして『来たっ』と言う声がしました。俺は『おっ、来たか?今度は藻でも良いから最後まで気を抜いたらアカンで』と言いました。友人も『おぅ』と言ってリールを巻いてます。しばらくすると水面からブラックバスが見えました。 『おー来てる来てる』と俺が言って友人は『うん、見えた』と言って釣り上げました。友人はこの魚が今年初のブラックバスです。20cmほどですが喜んでいます。 そして魚を逃がした後、一言『あー手が魚臭い、今日あのばらしたバスだけだったらかなり凹むわ』と言って喜んでました。その後も着水と同時にアタリが会ったのですが、ばらしていました。 俺の方はワームからトップウォータープラグや、ミノープラグ等このポイントを攻める事が出来るハードプラグに変えましたが、アタリもないので結局ワームで粘ってました。でも、ブラックバスのサイズが小さいのか、 ワームをフックの掛かる所まで食ってくれないので、釣り上げることは出来ませんでした。友人にもアタリらしき物も無くなってきたので、当初予定してたこの野池の最深部に移動しました。 さて、ここはもうクランクベイトのみで攻めます。が、さすがにこのプラグ投げつづけると腕がだるくなってきました。アタリもなかったのでワームに交換しました。その1投目が着水してしばらく放置していると『コンコン』っとアタリがあり、すかさず合わせると 25cmくらいのこの魚が釣れました。しばらくしてまた同じサイズくらいのがもう1匹釣れました。 ふと友人を見ると、プラグを木に引っ掛けてます。はずそうと何とか頑張っていましたが無理でした。そして、投げ疲れたのか『休憩!』と言って休憩してました。俺が『ワームやったら楽やのに』と言うと友人は『ワームもしようかな』と言いました。 そうなんです、実は友人はワームの釣りをやった事がほとんど無いのです。『じゃー俺の貸したるからこれで、練習してみ』て言って俺の持っているロッドを貸してあげました。『おーこんな感じか』と言って投げています。その投げている間にもアタリが何回がありましたが、 ロッドの感覚や雰囲気を掴む為に合わさないで投げる練習をしていました。ついでにワームの動かし方も教えました。『これはちょっと奥が深いな』と言って関心してました。 教えながらも俺はクランクベイトプラグを投げていたので、その時に来たのがこの魚20cmくらいです。 友人は『おーようアタリが解る』とか言っては合わせてますが、うまいこと乗らないようです。俺が『あわせ方も教えなアカンな』て言ってついでに教えました。 『ふーん、でもまー今日は人のロッドやし、ロッドの感覚だけつかんどくわ』と言ってそのまま練習をしてました。『まーそれもそうやね』と言って俺はまたクランクベイトプラグを投げました。着水してすぐにロッドに『ブルン』と魚のアタリがあり、合わせました。 おー来た来た』と言って巻いているとブルーギルが釣れました。『やっと釣れた、これでホムペに載せる事が出来る』『しかもちゃんと口に掛かってる』と言いました。ちょっと嬉しかったです。 しばらくすると向かい風が吹いてきて、ワームでもアタリが無くなったので他の野池群に移動することにしました。 |