ワイナリーツアーは夏から秋にかけてがシーズンで、今はオフシーズンですがたまたま参加する機会があったので紹介します。
ここケロウナは、湖を中心とした盆地で、気候も穏やかなのでブドウ畑が多く、ワイナリーも沢山あります。
その中でも建物が立派で、遠くからでも見えるベルタワー（鐘楼）は、最初に遠くから見たときは、工場か学校かと思っていました。
ガイドの女性は、ポーランド生まれのかたで、しゃべる英語は独特のなまりがあって、分かりにくかったのですが、ここから見る湖の景色は最高でした。
初めて来た場所とは思えないような親しみを感じたのは、建物の作りやデザインが遥か古代ローマを思わせるからだと思います。

昨日に続いて、ワインの紹介です。こちらのワインで有名なものに「アイスワイン」があります。
名前の通り、凍ったワインです。製法が独特で、ブドウを秋に収穫せずにそのまま冬までおいておきます。
普通だと、虫や鳥に食われてぼろぼろになってしまうのですが、こちらにはどういうわけか害虫がいません。
それで無農薬のまま、冬になりブドウの粒が凍結しているものを収穫するわけです。そうすると、水分は凍ってしまっているので、糖分が濃縮されているわけです。
冬の寒いときの収穫と、それまでの手間などから、値段は当然高くなりますが、一度飲んだらその甘さは忘れられません。
写真のような、200ccくらいの細いビンですが、これで3000円から5000円します。これより安いものはにせものです。

カナダのコインは、以前に一度紹介しましたが、今回はもう少し詳しく見てみたいと思います。
1ドルの硬貨の表には、かってカナダが英国領であったので、エリザベス女王2世の肖像が載っています。
形が丸くなくて角ばっているのですが、11角形です。偽造を防ぐためでしょうか。そして裏側には水鳥の絵が載っています。
これはルーン(loon）という鳥です。それで、1ドル硬貨のことを、1ルーニーと呼んでいます。

こちらでは大きな荷物を運ぶための、牽引車をよく見かけます。トラックやバンの後ろに、牽引用の金具を取り付けて、それにつないで引っ張るわけです。
ブレーキランプや、方向指示器もついていて、ナンバープレートもあります。
家の改造をするための板やボードを乗せたり、車には入らない家具や植木などを運ぶのに便利です。これから夏になるとモーターボートを牽引する車も増えます。
カーブで曲がるときに気をつけないと、路肩に乗り上げたり、対向車とぶつかる危険性もあります。

先週、紹介した材木運搬用のトラックが実際に木材を積んで走っているところです。
かなりの重量があるので、信号で停止してからの発進や、登り坂などでは加速がつきません。
こちらの道路は、郊外では80kmの標識が時々立っていますが、ほとんどの車は100km近くで走っています。
郊外では、夜間は街路灯が無いので、他の車がいないと真っ暗な道を走ることになります。