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山茶花は秋の朝晩が寒くなる頃に咲く可憐な花です。花弁が一枚ずつ風に吹かれて舞い落ちる風情があり、乙女の様な清潔感を感じます。画面は下がった枝振りに上向きの花弁を描いています。白い花弁は薄赤く僅かに彩色されています。筆に薄く墨含ませ一筆で小さな葉を描き先端を細めて葉先の向を定めて濃い墨で葉脈を描写しています。 夢は現実より確かなものです。出会うまでが人生です。出会うまでが間です。 人生とは間の連続です、間とは出会いの連続です。「あさぼらけ」あれが間です。間とは現在から過去も未来も配合したものです。 |