本文へスキップ




熙生紫花きせいゆかりはな美術館    ( 設立の趣旨、作者の略歴)



KISEI  YUKARIHANA    MUSEUM  OF  ART    ;


設立の趣旨

我が国 現代の造形芸術がすさまじい勢力をもって変貌しつつ今様化し美は細切れて分化分散し大らかなものに帰一する所を失いかけているようです。全く無視に近い我が国 伝統の美学に対して心ある民衆と共に郷愁の切なるものがあります。
未来の人々の上に必然肯定さるべき静謐と自由、魂の高貴さによる日々の新たなるものを包藏する美学に生涯を捧げ 極めて啓示した品挌ある芸術家を伝へます。



平成十一年三月七日


              熙生紫花美術館

横田 熙生   略歴

本名は富之助 土佐高知の人
明治三十二年〜平成十五年
画家   彫刻家    大学教授

        


日本古来の伝統的美学を学び水墨画、彫刻、版画等幅広く創作した。
その才能は非凡、秀逸であった故に世間には涵養されず自らは孤高の辛を悦び修養し 終世高知に在住した。善き朋友先輩の知遇を得て日本美術至上の作品を残している。



中平 美津子   略歴

本名は寿賀 土佐高知の人
大正二年〜昭和五十八年
風姿紫花人形作家  


 
      

裕福な商家に生まれ恵まれた幼少期を過ごす。茶、琴、仕舞等の諸芸に長(タ)け文学、詩歌、美術にも感得していた。
優れた感性で創作する紫花人形(衣装人形)は 独自の文芸的作品で夜空に咲いた 花火のように天空に輝き、人々の記憶に無量の感慨を与へてくれた。             

        












吐晋加身依身多女  



ホームページの著作権は熙生紫花美術館に属します。無断で転用しないで下さい。