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椿 之図つばきのず


KISEI  YUKARIHANA    MUSEUM  OF  ART  
  


表紙
設立の趣旨 全作品目録
精選作品目録 絵画作品目録 編者  










紙本水墨淡彩色紙 昭和51年。 1葉。 縦27cm 横24cm。










花弁は赤色の濃淡で外側の輪郭線を暈(ボカ)し、花芯は先端を墨色で強調しています。葉は緑色に墨を加えて深緑色として先端が鋭く四方に伸びています。画面では枝が垂れ下がり花弁も蕾も上向きの表現で厳冬に毅然と華やかで優雅な姿が描写されています。 画面左下の落款の位置や存在が画面構成上の素晴らしい要因となっています。印章も全て自ら篆刻したものを使っています 。


年老いた私はもう一度若い時代に還りたいとは思いません、若い時代に知らなかった新鮮な感覚が今あります。今こそが明日に生きるる喜びとなります。

学校では生徒にものを教えません。生徒には私がものを学んでいる姿を見せていました。教壇の上から諭すのでなく私も生徒と同じ教場で真理を仰ぎ見ていました。

色彩とは深い味わいある人生の過程(生き様)です。人生の味わいの表現です。