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茄子なす之図


KISEI  YUKARIHANA    MUSEUM  OF  ART  
  


表紙
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精選作品目録 絵画作品目録 編者  










紙本水墨淡彩色紙。 昭和53年。 1葉。 縦27cm 横24cm。








茄子は四君子(竹、梅、菊、蘭)と同様に水墨画の基本となる筆勢が必要とされる画材として若い頃から作者が終生描いた画題です。基礎的な画題で容易に誰もが描けそうですが、筆致が明瞭に表現されるので作者の力量や、感性が明確に表現されます。画面は茄子が上部に向かい仲良く並んでいます。並んだ間の僅かな空間が生きています。筆を太く細く描写した単純な画面に豊かな人間性を窺える作品です。



美しい真実は音になります。音は言葉になります。音は「空」です。人生に於いて確かなものは何一つありません。「夢」だけが美しい真実です。他は総て「空」です。

普通の生活には「出会い」はありません。 「出会い」が人生に於いて素晴らしい生き甲斐になります。何の欲望もない純粋な時の存在を感じるものす。

「一期一会」という事があります。総ての人間が夢の中に生きる尊さを味わう事です。












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