世田谷静坐会

静坐の目指すもの 「岡田虎二郎先生語録より」



・ 「敢えて求むるなかれ。無為の国に静坐せよ。坐するに方三尺の処あらば, 天地の春はこのうちにみなぎり


・ 人生の力と人生の悦楽とはこのうちに生ずる。  静坐は、真に大安楽の門である」


・ 「一年二年三年静坐して、心身が全く生まれ変わりたるごとく他人も思い、己も思う のは実は人格発達の道程

  においては僅かに発芽当時の双葉のみ。矗々たる杉檜は数十年の日月を要する。」  


・ 「この思想になれば、死の瞬間まで発達しますから、不老どころか、常に若くなるばかりだ。」

・ 「一度この思想になれば、天下を敵とするも恐れないようになるでしょう。」

・ 「人間本来の生命の偉大さに目覚めさせ、独立して犯されることのない強い人格を養うため」

・ 「現世の富貴、栄達に動かされず他人が褒めようがそしろうが心にかけず、良心の命ずるままに行動すること
  が 第一である。」

・ 「忍耐、克己、堪忍等の文字此の世に於いて必要を感ぜず、天地皆春の境域に 達するものは真に吾が党の
  士 なり。身を棺槨の中に投じ、地下千万丈に埋了したる心ありて、始めて如上の目的に到達するを得べし。
  君希くは夫れ之を勉めよ。」