セカンドライフ夢を語る会」について
セカンドライフ夢を語る会は平成25年1月、市のセカンドライフ研修を受講した有志で、長岡京市の先進的な「男の居場所づくり」を見学して大いに刺激を受け、同年4月から本格的な活動を始めた。
当初は宇治市生涯学習課のサポートも受けながら、月2回の例会を定着させてきた。例会は当初、7,8人という少ない人数ではあったが、今までお互いに顔も名前も知らなかったものが集まり、事前に決めておいたテーマに沿って各人が3分間スピーチを行うことであった。
初めはスピーチに抵抗感もあるのだが、他のメンバーの発言を聞いていると、知らぬ間に発表意欲が沸いてくるから不思議なものである。そしてせっかく話すならユーモアを交え、起承転結の構成を考えながら3分以内で発言するには、それなりの事前準備が大切であることも各人が意識し始める。
そして次回のテーマを常に意識して、新聞やテレビを見たり本を読んだりする積極的な生活態度に変わってくるから不思議なものである。現職の時は当たり前のようにしていたことだが、退職して緊張感を欠いてしまうと、一人では出来ないことである。しかし、セカンドライフ夢を語る会の例会では、メンバーから新しい知識や考え方、そして笑いを享受できるのです。
何の利害関係もないメンバーに職歴や年の違いがあるからこそ、自分にない多様な発想や生き方を教えられることも多く、新たな学びの場として生きる力の原動力になるものと確信して、隔週木曜日を楽しみにしています。
さらに気の合う仲間が増え、酒を酌み交わしたり、一緒に旅に出ることも年に何度も出来るようになってきた。その計画は押しつけでなく、プラン作りの得意な人が「この指とまれ」方式で提案するので、自由な気分で参加できるので欠席しても、後の報告を聞くと気持ちの良いものです。
定例会の場所も宇治市生涯学習センターから宇治公民館にかわり、会員数も20名を超え毎回活発な意見交換をしております。
興味のある方はぜひ一度お気軽に参観にお越しください。