homepage > zoology2

私とサル学 3    2015/12/05

 サル学という学問カテゴリーは実際には存在しません。

 立花 隆氏の造語だと私は思っています。

 しかし、これは一つの大きく重要な意味を持って私は考えています。

 この、「サル」という言葉には、極端にいうと、侮蔑、侮辱、自己嫌悪に満ちているという考え方が私にはあるような気がしています。

 たとえば類人猿とか人類学で良いではないですか。

 多分にさげすむ心が見えてくるのは私だけでしょうか。

 まあ、そんなことはどうでも良いのですが。

 この多方面から、サルとヒトとの問題を考察している著作は、他に類を見ないとも言えます。

 しかし、終章に至るまでに、私は読みづらくなる抵抗を感じたことを、ここに明らかにしておきます。


 サル、特にヒトとチンパンジーの遺伝子の差異は全体のわずか1%に満たないことは周知の事実です。

 その差異とは、なんぞや?

 それは、ないに等しい。

 私の考えをこれから明らかにしてゆこうと思っています。

 その前に、調べておいて頂きたい項目があります。

 それは、インドで発見されたオオカミ少女、と「タブララサ」、ヒトは白紙で生まれてくるという説についてです。

バックナンバー

< 動物学 >

<書店、生命と文明、実験動物、危機管理など


 実に平和な感じがするでしょ、テレビの上で寝る猫!



トップページ