消費生活アドバイザー1次試験対策 of ブルゴーニュの走り書き



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消費生活アドバイザー1次試験(2012/10/7)対策

1.NACS(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会)の通学講座

事前説明会を挟んで6/9スタート。7月末までの毎週土曜日。午前3時間、
午後3時間である。
合計8日で12分野を網羅するので、授業スピードは相当に駆け足である。

この講座のメリットは、
①だだっ広い範囲から出題範囲とポイントを絞り込む事ができる
②最近のトピックを知ることができる
③消費生活センター発行のチラシなどサブ教材が充実

前日は早く寝て、当日の講義内容は丸暗記するつもりで臨む。
見聞きした内容は記憶に残り、8月以降の自習に比べると、とてつもなく記憶しやすい
事に後から気づく。とにかく集中力が大事。仮に講義自体がヘタであっても構わない。

出題ポイントを絞り込むためには、聞き漏らさず、せっせとアンダーラインを引き
テキストにメモをせよ。

2.過去問

3年分を試験主催の日本産業協会から通販で入手。1次試験の問題と解答、解説、
2次試験の問題と論文ヒントが入っている。

全科目を終えた8月から着手。

まずは1回目、試験本番を想定し時間制限をもって1年分を通し模擬試験。
間違った箇所は、問題と正解をノートに書き出す(誤問ノート)
書き出す際は、声を出して読み上げながら書くと良い。

昨年、一昨年、一昨々年と進めたら、弱点の傾向分析を行う。
3年分の正答率を科目別にまとめ、最重要強化科目と強化科目を仕分ける

私の場合、
最重要は、「その他生活基礎知識」「生活経済」「消費者問題」「法律知識」
強化は、「行政知識」「経済一般知識・統計」「地球環境問題」
大半が強化対象となるのは当たり前。


続く2回目、正答率が40%以下だった過去問をコピーし、分野毎にまとめ
自炊過去問集を作る。1問4分、全問正解するまで繰り返す。
2回目の問題は満点とれて当たり前と心得る。
間違ったところは誤問ノートにマーカーを入れる。
常に時間制限を設けてペース配分を覚える。

全問正解できたら、3回目。1年分を通しでテスト。
ここまで来ると、時間制限の必要ないくらい速く解答できるようになっているはず。

安定して95%正解できるようになったら最後の仕上げ。
テキストを浅く広く目を通す。
(やる事なくなって仕方なくやっていたが、これは重要だった)

3.くらしの豆知識、ハンドブック消費者、家計調査、各種白書

読み込まずペラペラ見る程度。

4.その他

平日はどんなに疲れていても、飲んで帰っても15分だけ勉強する。
土日は、がっつり。集中力続く限り、3時間でも10時間でも勉強する。

<本番エピソード>

過去問で自信をつけ挑んだ本番。見た事もない問題が3時限目に出てアタフタ。
毎回難問が出題される3時限目で身構えていたのに予想を超える事が起こる。

時間をムダにできないので後回しにして、最後にあまった15分を全部つぎ込む。
想定外の問題は、3題15問。ここで不思議な体験をした。

1回読んでチンプンカンプン。
半ば諦めかけたが、合否を分ける一問になりかねないので
諦めず2回、3回、4回と集中して問題を繰り返し読んだ時の事。
何となく答えが見えてきて、そしたら正解していた。
(試験当日17時にサイトで正解が発表される)
勘や運に任せた訳じゃなく。

1次合格の連絡がてら、不思議な体験を講師の方にお伝えしたところ、
「一見、えっ!と思っても、しっかり勉強されていると、
問題文を読み込む力が自然と付いているので、落ち着いて読み返す
ことにより答えが見えてきたりします。100%正解しなくても6割位
取れれば他でカバー出来ます。頑張ってこられた成果ですね。」との事。

過去問3年分3回繰り返しやテキストを通読した成果かもしれないが、
私は最後まで諦めないことが一番大切じゃないかなと思う。

結果、365点、正答率66.4%で1次合格。

苦手分野分析.jpg苦手分野分析過去問正答率表.jpg過去問正答率表
2011_1.jpg2011誤問ノート12011_2.jpg2011誤問ノート2
2011_3.jpg2011誤問ノート32011_4.jpg2011誤問ノート4
2010_1.jpg2010誤問ノート12010_2.jpg2010誤問ノート2
2010_3.jpg2010誤問ノート32010_4.jpg2010誤問ノート4

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