撮影機材の使用感 (参考までに) トップページへ戻る
「これはシュミットの個人的使用感で、他の方はそれぞれ別の使用感があると思います」
カメラ
「D3s」
さすがにファインダーは大変素晴らしく、「D500」と比べると一枚上手です。
ピントは合わせやすいですが、
ファインダーは、「D500」と比べると、ほんの少し黄色っぽい色合いです。
シャッター音も、大好きなF2フォトミックとまではいきませんが、さすがニコン一桁です。
シャッターを押していて大変気持ちがよいです。
縦型グリップが私には少し持ちにくく、シャッターも少し押しづらいです。
バッテリーも大きいので持ちは大変良いです・・・プロの方たちには電池交換の時間も惜しいですからね。
高感度は、ISO12800くらいまでは「D500」より良さそうです(個人的意見です)・・・・通常はこれで十分でしょうね。
画の色合いは「D500」に比べると少しこってりして、ちょっと赤味があります。
「D500」
出てくる画像は「D3s」に比べると少しあっさりした色合いですが、解像感はあります。
本体が軽いので使いやすいです・・・・。
現在は、純正ではない軽い縦型グリップに、バッテリーを入れないで使っています(ホールド重視のため)。
ただ弱点として、バッテリーの持ちがよく無いことがあります・・・・本体が小さいので・・・・バッテリーも小さくなり仕方ないですね。
ファインダーも、APS-Cの中ではたいへん大きく見え、「D3s」に比べてナチュラルな色合いです。
ただ、マニュアルで合わせる場合は、「D3s」のほうがほんの少し一枚上手です。
シャッター音も良好、ちょっと軽めの音です。
ISO感度は「D3s」のISO12800くらいまでは同等に使えそうで、やっとAPS-Cと
フルサイズが同じくらいの使い心地になったように感じます。
ピクチャーコントロールの「明瞭度」はいい機能だと思います。
「X-T10」
フジフィルム独特のセンサーで撮りたかったので購入しました。
さすがにミラーレス、本体は私の手にも少し小さいかなと思うくらいの大きさです。
なので、街撮りや旅行などに向いているようです。
ファインダーは電子ビューで、ミラーレスの中では見やすいほうだと思いますが、
光学ファインダー育ちにはやはり見にくいです。 撮る前に、撮影情報が確認できるのはミラーレスの良いところです。
一眼レフでは、撮らないと分からないことなどが分かりますからね。
X-T1と比べると、ダイヤルロックが無いのが惜しまれます・・・・不用意に動いてしまうことがあります。
本体が小型のため、電池容量も少なく、電子ビューファインダーなどの関係で、
「D500」に比べても電池の消耗は早く、予備電池を持っていくのを
忘れないようにしないと大変です。
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「Z5」
ニコンのミラーレス一眼カメラですが、フルサイズもずいぶんと小さくなったものです。
さすがにニコン、やはり作りはしっかりしています。
出てくる画像も、最新の機種のせいか立体感があるなかなかの画像です。
持ち合わせのカメラの中では一番良さそうです。
特筆すべきはその電子ビューファインダーです。電子ビューとは言いながら、非常に光学ファインダーに近く
違和感なく使えます。ただ静止しているときは良いのですが、動かしてみるとやはりちょっとだけ違和感はあるようです。
「D500」と電池を共通で使えるのは便利です(容量が少し多くなっています)が、
電子ビューなので、電池の持ちは良くありません。私は、シャッター半押し時間が長いので辛いです。
自動パワーオフで電源が切れるときの音とスイッチを入れたときの音が・・・ちょっと気になります。
連写も動画機能も弱い(私はほぼ使いません)のですが、画素数もほどほどで私にはちょうど良いカメラです。
ただ、持ったバランスは「D500」のほうが持ちやすいように私には感じられます(あまり軽さを感じません)。
Fマウントレンズを使うためにアダプターを装着しているせいかもしれませんが、
あまり長く重たいレンズを付けないほうがバランスよく使えそうです(ボディー内手振れ補正が付いていますが・・・)。
やはり、重さや形だけでなく、手に収まる感覚などから持ちやすく感じるものも変わるのでしょう。
カメラが小さいせいか、Z-GR1(縦型グリップ)を使っているせいで重いのかもしれません(私の手は小さいほうです)。
レンズ
基本的にマクロレンズにはオートフォーカスと手振れ補正は必要ないと思っています。
近接撮影するときは手振れ補正機能も効果が弱くなってくるようで、また、ほとんどマニュアルでピントを合わせます。
なので、最新型ではなく旧型を買っても問題がない場合が多いです。
手振れ補正機能は、ISO感度を上げることでシャッタースピードを上げ、同じ様な効果が出ます。
今のカメラはISO感度を上げてもあまり乱れないので心配はあまりありません。
もう一つ、最短撮影距離が短く、撮影倍率が高いものが使いやすいと思います。
各マウントアダプターを使うことで、FマウントレンズはXマウントにも、Zマウントにも使えます。
また、XマウントレンズはZマウントで使えます。ただし、どの場合も電子接点の有り無しなどの関係で
オートフォーカスやその他、不都合が生じる場合があります。
でも絞りだけが連動していれば、ピント合わせはマニュアルで十分ですね。
手振れ補正無し・マニュアルフォーカスだけのマクロレンズが欲しいです・・・少しでも軽くなり・安価だと思います。
Fマウント
シグマ 「24-60_」
F2.8 EX DG
初めて買った明るいレンズで、開放で撮った時はちょっと感動しました。
高倍率ズームと比べるとピントの切れが違いますね。
シグマ 「105_」
F2.8 EX DG MACRO
開放からいい描写がとてもいい感じですが、鏡胴が伸びるタイプです。
軽くて使いやしです。タクロン「90o」マクロよりも、一般撮影にも向いているようです。
シグマ「24〜70_」 F2.8 EX DG MACRO
「24〜60_」とだいぶ迷ったレンズですが、「70〜200_」との関係で手に入れてしまいました。
少し重いのですが良いレンズです。「24〜60_」と同じく開放から使えそうですが、少しマイルドになります。
色乗りも少しあっさりとしているようですが、ズーム・リングが非常に重たいのも
単焦点レンズをいくつか持っている(あまりズーム・リングを動かさない)と考えれば気になりません。
ただ、逆光に弱いのが欠点ですね。
シグマ
「150_」F2.8 APO EX
DG MACRO・・・・・・・・・・マクロ派には大変お勧めです
「105_」では足らないことが多くなったので手に入れました。
シグマにしては珍しく色乗りがよく、フルタイム「MF」も大変使いやすいです。
重さ、大きさも適度で取り回しが非常に良いです
三脚座も付いていますが、私は外して使っていますけれど手持ちでもいい感じです。
庭園・植物園でマクロの主力レンズになっています。
1.4倍のテレコンバーターを付けたりもします。
シグマ「180_」F3.5 APO EX DG
MACRO
「70〜200_」F2.8とだいぶ迷いましたが、私の場合、やはり近接撮影が勝りました。
「150_」と比べると被写界深度は非常に浅く、1.4倍のテレコンバーターを付けたりもします。
庭園・植物園のマクロの主力レンズの一つです。三脚座は付いていますが使っていません。
シグマ「24_」F1.8
EX DG ASPHERICAL MACRO
広角をマクロ的にも撮りたかったので、トキナー35oF2.8マクロと悩んだ末
最短撮影距離が18cmでその時の倍率が「 1:2.7」なので決めました。簡易マクロ的にも使えそうです。
f 2.8くらいに絞ると、よい画になるようです。
シグマ「10〜20_」F3.5 EX DC HSM
APS-C用の広角レンズです。やはり、何かの時に超広角がほしい時があり、購入。
超広角なので、少し絞ることが多いのですが、やはり明るいということは良いことです。
撮るときに、自分の影が写らないかと気を使うほどです。
シグマ「70〜200_」F2.8U EX DG MACRO
これもやはり欲しかったもののひとつです。当然新型ではありません・・・最短撮影距離が短いほうが良いので。
一段絞ったあたりから「シャープ」になるようです。やはりちょっと重たいです。
また、ときたまですが、ほんの少しぐるぐるボケが出るような時もあります。
シグマ「70_」F2.8 EX DG MACRO
APS-Cに使うと使いやすいですが、鏡胴が伸びるタイプです。
標準レンズのようにも使えます。切れもよいですね。近接撮影になるとだんだん絞り値表示が変わるタイプです。
ニコン「300_」F4 PF ED VR・・・・・・・・・・・・・・・・手振れ補正付き 軽くて使いやすいです
手振れ補正つきレンズですが、私はあまり使いません。
よく写りますが、こんなに小さくて軽くても「300_」です。持ち運ぶのも便利、写りもいいです。
最短撮影距離は、1.4メートルルです・・・ちょっと長いですね・・・私は接写リングなどを付けて撮っています。
ケンコー・トキナー「16.5〜135_」 F3.5〜5.6
APS-C専用レンズで、フルサイズで表示すると「24_〜200_」になります。
ちょっと重いですが、旅行や、街撮りには便利で、これでほぼ何でも撮れます。
ロックがついていないので、鏡胴が伸びます(動きは渋いので、あまり伸びやすくはありません)。
シグマ「24o〜135o」F2.8〜F4.5
最近街撮りもするようになり、大変便利に使っています。
これをZ5やX-T10に取り付けて使う場合が多いです。APS-Cに取り付けると、約36〜200oになります。
ただ、ロックがついていないので工夫しないとすぐに鏡胴が伸びます。
シグマ「50o」F1.4 DG HSM(中古品)
F1.4なので少し重いです、ボケ具合もよく、開放ではほんの少しゆるい感じですが
二絞りも絞るとキリっとしてきます。
最短撮影距離も45cmと短めなので使いやすいです。 f 2.8まで絞れる・・のが良いですね・・・
シグマ「85o」F1.4 DG HSM(中古品)
やはりF1.4なので大変重いですが、ボケ具合と被写界深度の浅さがよいですね。
最短撮影距離が85pなのがネックですが、「50o」F1.4ほど解放のゆるさはあまり感じません。
50oF1.4に比べると、色乗りもよく、これも、f 2.8まで絞れるところが良いです。
YONGNUO「40o」F2.8
中華製のフルサイズFマウントレンズです。DXで使うと60oでちょっと望遠です。
プラスチック鏡胴(金属マウント)なので非常に軽いです。
解放では少しゆるい感じです。
私には40oくらいがちょうど良さそうな画角です。
価格の割には、オートフォーカスがついています・・が・・・あまりピタッと決まりません。
ファームアップデートで調子が悪くなり電子接点が使えなくなりましたが、撮影に支障はなく使っています。
コントラストが少し低い感じです。
YONGNUO「35o」F2.0
中華製のフルサイズFマウントレンズです。DXで使うと52.5oになります。
プラスチック製の鏡胴(金属マウント)なので非常に軽いです。
解放では少しゆるいですが、絞るとだんだんと良くなっていき、「40o」よりは良さそうです。
価格の割には電子接点がついているのでオートフォーカスもまあまあ使えます。
コントラストが少し低い感じですが、最短撮影距離は25pです。
タムロン「45o」 SP F1.8 Di VC USD‥‥‥‥手振れ補正付き お勧めです カタログ落ち後、新品を安価にて購入
手振れ補正付きですが私は使いません。
F1.4まで無理をしてないのでそれほど重くなく、いい写りで、45oというのもよさそうな画角ですね・・・
一般に標準レンズなどで、F1.4とF1.8、二種類の販売がされているときがあります。そんな場合F1.4まで
開かないで使うことが多いのであればF1.8のレンズのほうが良い場合があります。
小さく、軽く、レンズ構成も無理のない設計で安価の場合が多く、これを使ったほうが良い画になる場合があります。
レンズ口径を大きくすると、いろいろなレンズ収差が出てきて、それを補正するためにレンズ枚数が多くなります。
口径も大きいので大きくなり、重くなり、高価なってしまうようです。
でもやはり、市場ではF1.8は人気があまりないようですね・・・明るいほうが良く写ると思われがちです。
このレンズも解放からよく写ります。色乗りもよく、ボケも滑らかで、立体感もあります。
最短撮影距離が29p 撮影倍率も 1:2.9と、かなり寄れて簡易マクロのようにも写るので楽しいいです。
タムロン「90o」 SP AF Di F2.8 MACRO・・・・お勧めです (2022年2月に新品で購入)
よく言われる伝説のマクロですが、これも近接撮影の時に絞り値が変化するタイプです。
ちょっと軽すぎると思うくらいですが大変使いやすいです。
最新型ではなく、手振れ補正がないタイプで(タイプ272EN)、生産終了後に購入しました。
シグマ105oマクロと比べると、焦点距離が短い割には近接撮影のボケ具合が柔らかいです。
一般撮影の使い方ではシグマのほうがしっかりと写りそうで、やはりこのレンズは接写に向いているようです。
色乗りもよく、立体感もあり、解放からやはりしっかりとしたピントです。
最新型と旧型が両方販売されているときは、よほど最新型の付加価値に興味があり、
レンズ構成が違う場合は別にして旧型の結果がよい場合が多いです・・・何よりも安価ですね。
Xマウント
ケンコー・トキナー「33o」F1.4
APS-C用のレンズで、小型軽量、フルサイズ換算では49.5oになります。
オートフォーカスも早く音も静かでスナップ写真に向いているようで、解放からも使えそうです。
KAMULAN 「50o」F1.1U
中華製のAPS-C用(APS-C)マニュアルフォーカスレンズです。
F1.1なので被写界深度が浅く、ボケもきれいですが、解放ではゆるさがあり、
全体的に少しふんわりしています。
絞るとだんだんと良くなりボケの違いが良くわかります。
昔はオートフォーカスなど無かったので、何とも感じませんね。こんな時、
ミラーレスカメラのファインダー拡大機能が便利です。
本体は金属なので、しっかりしていますが少し重たいです。
イメージサークルが大きいようで、Fマウントフルサイズに付けても、四隅が少しケラレるだけです。
Z5に取り付けて使うときは、フルサイズで使って、60o位の感覚で使っています。
7Artisans(七工匠)「25o」F1.8
中華製のXマウント用(APS-C)で、マニュアルフォーカスレンズです。
七工匠Zマウント用のレンズが好印象だったので、買いました。10000円でおつりが来ます。
小さくて軽いので、X-T10にはぴったりです(フィルター径46o)。
「35o」F0.95と違いイメージサークルがあまり大きくないようで、解放では少し周辺減光があります。
「35o」よりも「25o」は被写界深度が深いのでピント合わせは少し楽です。
ピントを合わせた中央部は良く写っています。
Zマウント
7Artisans(七工匠)「35o」F0.95
中華製のZマウント専用(APS-C)で、マニュアルフォーカスレンズです。
KAMRAN同様ピントを合わすのが大変です。
35oはもともと50oより被写界深度が深いので期待ほどはあまりボケません。
解放ではKAMULAN 「50o」よりもフワフワ感がなく少しキリッとしています。
KAMLANと同じく本体は金属ですが、フードは付属していません。
やはりイメージサークルが大きいようで、ほんの少し四隅がケラレるくらいなので、
Z5ではフルサイズで45oくらいの感覚で使っています。