被写界深度 トップページへ戻る
被写界深度・・・・ほんとうは、ピントを合わせたところしかピントは合っていないのですが、絞りを絞ることによって
ピントが合っているように見える範囲のことです。(ピンと位置から前一・後二くらいの範囲です)
絞りを開くほど、明るいレンズほど、被写体に近づけば近づくほど「浅く(合う範囲が狭い)」なり、
焦点距離が長くなるほど(望遠になるほど)「浅く」なります。
誰でも馴染みのあるカレンダーの文字を使って写り具合をたしかめることにしました。
(文字の大きさは「7ミリ」四方ぐらいで、レンズは(シグマ「105_」 F2.8 DG MACR0)です。
一般的な「2.8」・「4.0」・「5.6」・「8.0」・「11」・「16」で撮影しています。
F 2.8 F 4.0 F 5.6
F 8.0 F 11 F 16
数字の「15」にピントを合わせて撮影しました。撮影距離は、レンズフードから5cmくらいのところなので
実際の「花」などの撮影に近いかと思います。
開放でも「15」の列にはピントが合っています。一応ピント位置と同じような距離に近いので当然ですね。
絞るにしたがって前後の数字にもピントが合ってきますが(深くなる・合う範囲が広くなる)、
「14」と「16」・・「7」と「9」・・「21」と「23」を比べると少しではありますが
「9」・「16」・「23」にピントが早く合い始めるようです。
マクロ撮影では開放付近で撮ることが多いですが、ボケ味の感覚は撮影する人の好みだと思います。
ただ、ピントが良く合わないといって、あまり絞り過ぎると・・・背景がうるさくなってきますね。