「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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8/31(月) の進歩 民主圧勝
衆院選で民主党が圧勝した。というより、自民党が惨敗したと言った方が良いだろう。民主党を選んだというより、自民党を 拒否したというのが世の反応である。次の総選挙ではいったいどうなるのか。民主党が、自民党と同じ目に遭うのか。鳩山さんもそのことはわかっているみたい で、緊張が感じられた。
 昨晩は、どの局も揃って開票速報を特番していた。なんかなあと思う。開票速報なら視聴率が取れるという読みなのか。ならば、一部の局(どことは言いにく いが)はアホだ。「自局の開票速報を視聴者が見たいと思うか」と自問すればわかるはずである。こういう時こそ、「選挙の夜に歌い上げる日本の歌〜 冬の津軽海峡に砕ける票飛沫」といった番組を 流す局は無いものか。その方が視聴率は取れたであろう。
東北大学医学部で行う講演の準備はだいたい終わった。結局、ウケ狙いのスライドも果敢に仕込んだ。
8/30(日) の進歩 岐阜に辛勝
ベガルタ仙台が FC 岐阜に 2-1 で逆転勝ちした。後半ロスタイムの劇的弾で、スタジアムは超熱狂した。
試合は夕方から。ゆっくり寝た後、あんを迎えにドックハウス花に行った。あんは、大興奮で迎えてくれた。昨日の同窓会では、あんの写真を皆に見 せまくったのだよ。
 なんか疲れていたので、家に戻ってだらだらと過ごした。無理もない。昨日は、昼の 12 時過ぎから 夜の 9 時前まで飲んだのだから。それでも、部屋の掃除だの庭の芝刈りなどはした。もちろん、選挙にも行った。
4 時半頃に、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。同級生の I さんが熱烈な清水サポとなっていたことを思い出し、ほっこりと嬉しくなった。
 試合が始まった。ボールを支配する仙台と、スピードに乗った逆襲をかける岐阜という展開であった。前半中頃、岐阜陣で仙台が反則を受けた。主審は、アド バンテージとして流すことも考え、しばし笛を吹かなかった。こぼれたボールは、仙台 FW 中島にボールが渡った。と、主審が躊躇わずに笛を吹いた(アドバンテージとせず反則を取った)。わかって らっしゃる。中島に渡っても取られるだけだもん。そうこうしていた前半 28 分、仙台 CK からの逆襲を受け失点してしまった。一度は防いだのに、奪ったボールを永井が自陣ゴール前で軽率に繋ごうとしてしまった。そこを再び奪われての失点だっ た。なんともったいない。しかし、前半 42 分に、FK からの梁のシュートがポストに弾かれたところを、千葉・平瀬の順番で蹴り込んで同点とした。平瀬の得点という記録だけれど、千葉が蹴ったボールがすでに 入っていたように見えた。後半になって仙台は、富田・中原・ソアレスを次々と途中投入していった。しかしゴールが遠い。これは引き分けか。ところがロスタ イム、朴のクロスを中原がヘッドで劇的に流し込んだ。2-1 の逆転勝利に大興奮であった。
 勝ったのは良い。しかし、格下にこの内容では心配だ。あれだけ簡単にボールを奪えたのだから、たたみ掛けるようにゴールに迫って欲しかった。それと、な んで中島を使うのか? 中島にボールが渡っても潰されるだけである(主審もお見通しであった)。かたやソアレスは、ちゃんとシュートまで持って行く。次戦では、ソアレスを先発に 使って欲しい。
 上位陣がみな勝ったので、勝ち点 1 差に 4 クラブがひしめく状況に変わりはない。これからも勝ち続け、必ずや抜け出して見せよう。
8/29(土) の進歩 高校同窓会
今日は、高校の同窓会がある。実に久しぶり、もう、?十年も会っていない人ばかりだ。全同窓生が集う会合が 12 時から京王プラザで行われ、その後、私たちの学年のみの二次会三次会に流れる。浮き浮きと、はやてで東京に向かった。京王プラザに着くと、超悪友であった 女子にいきなり会った(まさに悪「友」だった)。ついで、懐かしき同級生達にも再会できた。高校時代関連の個人的感情をこの日記に書いても「???」であ ろうからひと言ですますけれど、感激というか感動というか。この嬉しさをどう表現したらいいのかわからない。客観的に書くならば、やはり皆、すっかり変 わっている。「老けたねえ」の先制攻撃で会話を進めることができた。卓上には卒業アルバムがあった。先生達の写真も並んでいた。はっきり申して先生方には 大した感情を持っていないので、「鬼籍に入られた方はどなたかな?」と懐かしむのであった。
 同級生の女子 10 数人と話して判明したこと。3 人が、離婚して一人で子育てをしているそうだ。離婚後、12 歳年下の男と再婚した女子もいた。再婚当時お相手は 21 歳。おめー、絶対に騙しただろ(笑)。かくして、みんな闘っているなあと感心した。
 一次会終了後、二次会へと向かった。ここでは、一年生のときの同級生と話をすることが出来た。見覚えがある人が、「酒井君」と声をかけてくれる。今度、 一年生のときのクラス会をやろうと盛り上がった。三次会では何故か、「慰謝料の奪い方」を講義されるなどした。
 今日中に帰仙したかったので、午後 9 時前に会場を後にした。楽しかった。高校の同級生とならば純粋無垢になれる。「純粋無垢な私ってどんなだ?」と想像しかねるであろうが。その一方、後ろからいきなりナイフで刺されなくてよかったと安堵もしたのであった。

本日出席の、有名人同期生:新井 素子(SF 小説家) 藤井 暁(テレビ朝日アナウンサー) 酒井 聡樹(これ論著者)
「准教授」と何度言っても、同級生には「教授」と言われてしまった。いくら訂正しても駄目であった。面倒なので、私の方で変更することにする。本 日をもって私は、准教授あらため純教授となる。これならば、教授と略 してもあながち間違ってはいない。
8/28(金) の進歩 明後日は岐阜戦
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台に FC 岐阜を迎え撃つ(18 時試合開始)。確実に勝たなくてはいけない相手である。涼しくなってきたことだし、思い切り走り回って勝利して欲しい。

東北大医学部で行う講演準備が、ようやく峠を越えた。これまでの講演と、説明の仕方をずいぶんと変えた。大きな変更点を、一点だけ書いておく。イ ントロの骨子の練り方についてだ。これまで私は、

何をやるのか ---> 何を前にして ---> どういう問題に取り組むのか

という順番で考えよと説明してきた。しかし本日をもって、

何をやるのか ---> どういう問題に取り組むのか ---> 何を前にして

という順番に変更する。問題を決めてから、その問題に取り組む動機付け(何を前にして)を決める方が良いということである。つまり、「問題を元に、最も直 接的な動機を選ぶ」である。この方が、問題に直結した動機付け(何を前にして)をしやすいと思う。
 この他の部分も、すっきりした説明にすべく頑張った。ウケ狙いのスライドを入れたいがためにわざわざ加えていた説明項目も、思い切って削ってしまった。 私は生まれ変わった。
いささか旧聞であるが、ダーウィン生誕 200 年記念シンポがあったらしい。細 将貴生誕 29 年記念シンポであるという意見もあるが、あれは、酒井 聡樹没前 10 年記念シンポだ。
三年生へ。実習のレポートを返却します。私の部屋まで取りに来て下さい。
8/27(木) の進歩 補強無し
J リーグの移籍期間が終わった。我がクラブは、サーレス以外の補強無しということになった。ボランチの補強が必要と思っていたのだが。永井・千葉・斎藤とい うベテラン三人で先発を回しているポジションである。永井なんて、「連戦は堪える」とこぼしていた。クラブは、田村をボランチで起用するつもりのようだ。 うーむ、守備面では期待できるにしても、攻めの組み立てが出来るのだろうか?  それよりは、田村を右サイドバックにして菅井をボランチに戻す方が良い気がする。
今日も、医学部での講演準備を進めた。準備をするというのは考えることでもある。だから、自分にとってもためになる。今日も、イントロの骨子の練 り方について考えを深めることが出来た。こうして、「これ論」「これ学」「これレポ」の中身が私の頭の中で書き換えられていく。本の方も随時改訂できたら いいのであるが、それは不可能だ。さて、どうしよう。と、ウケ狙いの落ちが思い浮かばずに困る。
二日連続の休肝日の後は、どうしても弾けてしまう。昨夜も、書斎にぐい吞みを放置したまま寝ていた。
8/26(水) の進歩 背威名科学研究科
どうもこの頃、「生命科学研究科」と変換しようとすると、「背威名科学研究科」と出る。おまけに ATOK は、「背威名」という単語を学習してしまって、勝手に変換リストに入れている。「背威名」ってどういう意味だ?  「威名:威勢があるという名声・評判」(デジタル大辞泉より)から、「背後から見る とすごい研究科」という意味と解釈しよう。その意味の意味が気になるところである。
来年度私の研究室に入る、山形大学の O 君が研究室に来てくれた。そして、どういうテーマにするかざっと話し合った。焦ることはないので、少しずつ具体化していこう。

医学部での講演準備を進めた。医学論文の読解もどうにか終えた。あとは、PowerPoint のファイルを作るのみである。それはそれで大変だけれど。
8/25(火) の進歩 頭痛い
今日も、東北大学医学部で行う講演の準備に取り組んだ。和文誌の電子ジャーナルが見つからないので、英文誌の読解に挑ん でみた。しかし、単語がわからないのでやっていられない。それでもいくつか、参考になる文献を見つけた。いい加減疲れたところで、Nature 日本版ならば和文の抄録が載っていることを思い出した。Nature 日本の HP に行って医学論文の和文抄録を読んでいったところ、ますます疲れた。翻訳しただけで日本語になっていない。これだから二 流誌は。でも、ハイライトの方はなぜか流暢な日本語になっていた。ハイライトを読んで目星をつけ、論文の方も読んでみることを繰り返した。 基本的な書き方は、生物の論文と同じであることが理解できた。
 と苦悩していたところへ、図書館の S さんから和文電子ジャーナルの情報が届いた。どうもありがとうございます。
いつもの講演ならば、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」を嬉々としてネタに使う私である。しかし今回は、なぜか躊躇っている。何があったのかと驚く人も多いであろうが、格段何も起きて いない。理由を一つだけ書いておくならば、今までの講演の聴衆は、さまざまな分野の方が混ざっていたということがある。たとえば理学研究科の講演では、数 学・物理・生物・化学・地学の方が対象だ。となると、誰にでも通じる共通項としてベガルタとなる(のか?)。かたや今度の聴衆はみな医学の方だ。となる と、医学研究の例の方が良いのではないかと思ってしまう。というわけで、「なぜ、ベ ガルタ仙台は強いのか:牛タン定食が筋持久力と呼吸循環持久力に及ぼす影響」というネタにするか。
8/24(月) の進歩 これってありか?
東北大学医学部で行う、「これから論文を書く若者のために」の講演の準備に取り組んだ。まずは、医学分野における論文執 筆の動機を調べようと、「なぜ論文を書くのか 医」で検索をかけてみた。そうしたら、「これから論文を書く人のために 〜 抄録・引用データベースScopusの活用方法〜」というページが出てきた。大手出版社エリゼビアの HP である。なんかなあ、偶然かなあと思う。ちなみにこのページには、"Copyright © 2004" とある。だから、私の方がずっと先である。
医学論文のイントロも読んでみようと、電子ジャーナルを探した。専門外の英語など読んでいられないので、日本語の論文を読みたい。ところが、和文 誌の電子ジャーナルはほとんど無いようだ。ようやく一誌だけ、日本医学放射線学会雑誌というのを見つけた。しかし、他の雑誌も見てみたい。しょうがないの で、明日にでも医学部図書館に行ってみるか。
 せっかくだからお願いしておこう。医学関係の和文誌で、無料で読める(東北大で契約している)電子雑誌をご存じでしたら、どうかご教授下さい。
インテコルに行っていた人々が帰ってきた。「発表どうだった?」とマツハシに聞くと、ガッツポーズであった。そりゃ良かった。
8/23(日) の進歩 堅実に引き分け
ベガルタ仙台が湘南ベルマーレと 1-1 で引き分けた。堅実に闘い引き分けたと言ってよいであろう。しかし、どこかで大胆にならないと、勝利を掴み取ることは難しい。

試合は夕方から。突如決断をして、バラの夏剪定をした。秋に綺麗な花を咲かせるために欠かせない作業である。本を読むと、「9/1 -9/10 に行う」と書いてある。そして、「地域によって違う」とも書き添えてある。ところが、どう違うのかは書いていない。こういう本を書く人には説教を一時間く らいしたい。ネットで調べ、仙台ではもっと早めにと判断(決断と言った方がよいか)した。というわけで、ばっさばっさと剪定をしていった。立派な花を咲か せるようにね。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。バックスタンドの右半分が、黄金色に見事に染まっていた。勝ち点 66 で並ぶ、二位と三位の闘いである。首位のセレッソ大阪(勝ち点 68)が昨日敗れたので、勝った方が首位に躍り出る。しかし両チームとも、失点しないことを第一とした堅実な戦い方であった。ところが後半 13 分、仙台 DF エリゼウがまさかのクリアミスで湘南にボールを渡してしまった。仙台守備陣は「え?」と思ったのか、その後のカバーが遅れた。湘南 FW 阿部に決められ 0-1。しかしすぐに取り返してくれた。湘南陣左サイドで、仙台 DF 朴がまったくのフリーとなった。狙い澄ましたセンタリングに中原が頭で綺麗に合わせた。中原のヘッド、今季に入って輝きを増している。かたや、朴をあの位 置でどフリーにする湘南守備陣もどうかしている。終了間際、良い位置で仙台が FK を得た。蹴り手の MF 梁に期待するも、シュートは枠を捉えず。今日の梁、キックに精度を欠いていた。結局、1-1 で両者譲らずの引き分けとなった。
 四位の甲府が勝ったので、首位大阪(勝ち点 68)・二位仙台(勝ち点 67)・三位湘南(勝ち点 67)・四位甲府(勝ち点 67)というすごいことになった。この中で、少なくとも 1 クラブは昇格できない。「審査員特別賞!  今年の昇格は 4 クラブに!」とかにならないのが辛いところである。
8/22(土) の進歩 エコポイント
エコポイントの交換商品が届いた。エアコンを購入して獲得した 1,2000 点分を申請していたのだ。貰ったのは、ベスト電器の商品券である。交換商品のリストを見たところ、金銭への還元率が一番高かった。欲しい電化製品もあった ので都合がよい。1,2000 点で、1,4000 円の商品券を貰った。さっそく使ってやろうと、ダイエーにあるベスト電器に行った。店内に入ると、エコポイントを使っての商品券交換を盛んに宣伝してい た。まるで社運を賭けているみたいであった。
 購入しようと思っていた品はフードカッターである。ところが、4000 - 9000 円くらいで買えてしまうことがわかった。ベスト電器に来ることはめったにないので(車で来るには不便)、商品券を使い切ってしまいたい。他の品にしようか と、掃除機だの布団乾燥機だのを見てみた。しかしどれも、帯に短したすきに長しであった。こう書いて思い出したのであるが、ベガルタ仙台の白幡社長は、新 戦力を獲得しないことにしたらししい。その理由は、(獲得候補として検討した選手は)「現有戦力に比べ、いずれも『帯に短し、たすきに長し』だった」から だそうだ(河 北新報より)。この記事を読んで以来、帯にするには短い選手で、たすきにす るには長い選手ってどんなよと悩んでいた。どうも、「帯に短し、たすきに長し」の使い方がすとんと来ないのだ。話を元に戻す。結局、 9000 円くらいのフードカッターと、とある消耗品を買った。すごく、儲けた気分になった。
帰宅後、芝刈りをした。さすがに伸びが悪くなっている。しかし、今年も無事に夏越しをしそうだ。嬉しい。
8/21(金) の進歩 明後日は湘南戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地で湘南ベルマーレを闘う(18 時試合開始)。勝ち点 66 で並ぶ、二位仙台と三位湘南の決戦である。まさに、第三巡幕開けを飾る天王山の闘いだ。この決戦に必ずや勝利して、第三巡を軽やかに駆け抜けようではない か。
仕事を二つ片付けた。すっきり。来週からは、東北大学医学部で行う、論文の書き方の講演の準備をしよう。医学部での講演は二度目だけれど、なんか びびるな。
8/20(木) の進歩 家で仕事
目覚めて、「ここは宇都宮か」と思い出し、ちょっと後悔した。これからまた三時間の運転である。10 時過ぎに仙台に着き、ドックハウス花にあんを向かえに行った。あんは、他の犬と闘っている最中(オリに入っている子に吠えていた。外に出ていたら絶対吠えていない)で、再会の 喜びも半分のようであった。ようやく帰宅した。往復 1400 km、13 時間の運転であった。
疲れたので、研究室には出ず、家で仕事をすることにした。自宅で密かにやるのに相応しい仕事があるのだ。だらだらと進めつつも、この仕事を半分は 片付けることができた。
8/19(水) の進歩 満腹五回
今日は、告別式のために松本に行く。遠いけれど車で行くことにした。お盆休みは ETC 割引で 1000 円だし、今日はお盆休みではないので通常料金だし、それでも JR よりも安いし、ETC の前払いも随分と残っているし、車の方がお得であろう。そう思い立ち、朝の 5 時過ぎに仙台を出発した。信州に入ると、軽井沢だの小諸だの、遊び心をくすぐる地名がたくさん出てきた。しかし松本に一直線で向かい、11 時過ぎに到着した。妙に空腹だったので、控え室にあったお握りを頂いた。つい食べ過ぎて満腹となった。式終了後、精進落としがあった。しまった満腹だ。少 々つつくだけにしようと席に着くも、なんだかんだで全部頂いてしまった。本日、二回目の満腹である。
 15 時頃、「わざわざ信州まで来て日帰りか」と思いつつ帰路に着いた。19 時頃に宇都宮に着。さすがに運転に疲れた。あと 3 時間くらいはかかる。頑張って帰宅するか、宇都宮に泊まってしまうか。あんはホテルに預けてあるので、泊まってしまっても問題はない。悩む。まさに、政権 選択の苦悩に匹敵する。

宿泊党のマニフェスト:責任力(安全運転に対する)
          :積極的な財政出動による景気対策(宇都宮に泊まって美味しい物を食べて散財)

帰宅党のマニフェスト:安心できる暮らし(やはり家が一番)
          :財政の無駄を無くす(帰宅後にビールでも飲めばいいじゃん)

支持率はわずかの差であったのだが、宿泊党が地滑り的に大勝し(小選挙区制の弊害)、宇都宮に泊まることにした。
 偶然見つけたホテルに、日本料理の店があった。そこで天麩羅コースを頂いた。昼に二回も満腹したためか、天麩羅を食べ終えたところで満腹してしまった (三回目)。このあと食事が出るという。断ろうと思ったけれど、天茶(天麩羅の茶漬け)の誘惑に負けてしまった(満腹四回目)。何とか食べ終えてほっとす るも束の間、デザートが出てきた。「デザートは別腹」などと店員は行っていたが、胃が二つある連中と一緒にしないで頂きたい。根性で食べてようやく終了と なった。満腹五回目だ。でも、とても美味しかった。
 部屋に戻ってぐっすりと寝た。家よりも外の方が眠れるってどういう生活か。<--- あんのいる生活。
8/18(火) の進歩 学んだ
google maps を開いた。いつもなら、デフォルトで日本の地図が出る(はず?)のに、なぜかアメリカの地図が出た。日本に移動させよう。素直に「日本」と入力すればよい のに、ふと思い立って「大日本帝国」と入力した。なんで思い立つのか。そうしたら、皇居近辺の地図が出てきた。なんか、学 んだ感じ。
 ついでに、「ロシア帝国」と入力したら、こんな場所が出てきた。


モスクワからはるか 1900 km 東、何も無い荒涼とした地みたいである。何でこんな場所が出てくるのかわけがわからない。「ルート・乗換案内」で「仙台から」としてみたら、こんな感じで あった。

2 が、出発地の仙台。B が、目的地のロシア帝国。
モデルについてひたすら悶々。難しい。
親戚に不幸があったので、明日は松本に行く。次回更新は、20 日か 21 日の予定である。
8/17(月) の進歩 生徒の理解度
教科 書 教師が思うほど児童分からず…理解度にギャップ」という記事が出ている。教師が思っているほどに、生徒は教科書を理解していないという記事で ある。たとえば小学校では、「生徒が 8 割以上理解している」と思っている教師が 61.0 %なのに対して、「8 割以上理解している」と思っている生徒は 18.6 % しかいない。中学高校の教師はもう少し現実的で、生徒の理解度をさほどには買いかぶっていないようだ。では大学ではどうだろう。大学での調査はしていない ようなので不明である。想像するに、学生の理解度などそもそも考えたことの無い教師が 少なくないのではないか。
友蔵が海外学振に採択された。おめでとう。海外でますます飛躍しておくれ。円が高めの今のうちに、外貨を買っておいた方が良いかもしれないぞ。
新しいモデル作りに着手した。出来るだけ簡単に、それでいて本質を捉えているモデルを目指そう。
8/16(日) の進歩 何故か二位に
ベガルタ仙台が徳島ヴォルティスに 1-0 で勝った。危なげない試合をした。両チームとも。お互いに好機を作らせなかったけれど、仙台が一枚上だった。他の 上位クラブがこけてくれたので、棚ぼた的に二位に上がった。
試合は夕方から、暑いので、室内でだらだらと過ごした。
 昼食後、「新婚さんいらっしゃい」を見た。昔から好きな番組で、出場を目指したこ ともあった。今日の一組目には、思わず笑ってしまった。出会いは、夫のナンパだという。初デート後、「あなた目が悪いの?」と妻が問い糾し てきた。「???」となった夫に、「双子なの。ナンパしたのは妹、デートに来たのは姉」と衝撃的事実を明かす。妹に、「変な人がしつこい。500 円あげるから代わりにデートに行って」と頼まれたらしい(安い。せめて 1000 円では?)。500 円に釣られ会ってみると、意外にも自分の好みであった。そして、初デートで結ばれてしまった。朝帰り後に妹に、「好みだったのでやっちゃったー」と報告。 「じゃ、500 円返して」と請求され、返金したそうだ。500 円で三者円満。ちなみに夫は、姉でも妹でもどちらでも良かったらしい。確かに、初対面の一卵性双生児なら、どっちでもいいわな。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。主審が家本と知り、勝利よりも、何事もなく試合が終わることを祈る気持ちになった。立ち上がりこそ徳島が優勢に進めるも、徐々に仙台が支配する ようになってきた。そして前半 28 分、中盤で奪ったボールをうまく繋げて、最後は梁が流し込んだ。良い時間の先制点であった。しかしその後は、ボールを支配するものの決定機を作ることがで きない。徳島も、ゴール前の場面をほとんど作ることができない。両チームの守備が光る試合となった。結局、1-0 で危なげなく勝利した。
 湘南・甲府が共に負けたので、両者を抜いて二位に上がった。しかし、実感の無い二位である。次の湘南戦に勝利して二位を実感させて欲しい(首位に上がる 可能性もあるが)。
 CS のアナウンサーが変であった。中原のヘディングシュートに、「中原ヘッド、惜しい」と絶叫。そして、「中島は今季 ……」と、中島の話を始めた。しばし話して後、何かに気づいたのか、「今のヘッドは中原でしたが」と締めていた。中原と中島は違う選手であると認識してい るのか不安になった。ともかくも、CS の実況・解説は、もっともっと質を高めて欲しい。選手名をぽろぽろ言い間違える実況や、素人丸出しの解説は不要である。
8/15(土) の進歩 庭仕事の一日
良い天気だ。今日は久々に、庭仕事に専念する日としよう。というわけで、まずは芝刈りをした。西洋芝は生育が良く、一週 間でぼうぼうとなる。管理が大変だけれど、その美しさには代え難い。一時間ほどで刈り終え、さっぱりとした。次いで、ガーデンガーデンに行って花苗を買っ た。玄関周りの鉢が悲惨なことになっていたのだ。それなりに茂っている鉢をよく見てみると、ツユクサが混ざっていたりという混乱状況である。大幅な植え替 えを断行して復旧させた。その後は、ウツギやトサミズキを剪定したり、つるバラを仮誘引したりして過ごした。なんだかんだでへとへとになった。
夕食は焼き肉にした。煙で部屋を汚したくないので、二階のバルコニーでやるのだ。屋外で一人で焼き肉とは暗いが、芝生で一人でバーベキューをするよりは良いであろう。バーベキュー後、一人で花火などしたら、通行人が後ずさることであろう。バルコニーにはむろんテ レビもなく、手持ち無沙汰ではあった。しかし、宵の明星が確かに動いていること(5 度くらい?)を確認したりと、収穫もあった。ただし、宵の明星をじっと見続けていたわけではない。それではあまりに暗い。
8/13(金) の進歩 明後日は徳島戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地にて徳島ヴォルティスと闘う(18:30 試合開始)。第二巡に入って好調の徳島は、甲府・湘南など上位を撃破している。今度は仙台の番しかしそうはさせない。きっちり勝っ て、次次節の湘南との決戦に繋げるのだ。
 涼しい仙台とうって変わって徳島は猛暑であろう。しかし、動けないなんて許さない。一週間休んだことだし、思い切り暴れ回っておくれ。
快晴だ。実に久々である。仙台の住人はみんな浮かれ回っているようだ。私も、軽やかに歩くマツハシを見て、「アルプスの人のよう」と口走ってし まった。15 日からの行き先はアルプスではなくオーストラリアなので間違えないように。気をつけていってらっしゃい。
新しい研究に目処がついた。この方向でモデルを組み立てよう。そう思い立ち ーーーー 俄然と他のことを始めた。三年生の成績をつけたり、某書類を書いたり。ぽわんと形が見えたモデルの、萌芽の感触をしばし楽しみたいというか、解析という現 実世界に入りたくないというか。
8/13(木) の進歩 お盆休み
世間はお盆休みということらしい。地学棟は、「8/11 - 14  実験休止期間」と銘打って玄関に鍵がかかっている。本当に休止しているのか?  生物棟は、鍵こそかかっていないものの、事務はお休みだ。総合棟(私の研究室がある;生物棟とは別の建物)は鍵がかかってしまい、パスワードを知らないと 入れなくなってしまった。生協も短縮営業をしている。私のように、お盆休みも関係なく一心不乱に研究して いる者にとって、迷惑なものである。休みの雰囲気 に感化され、頭と心がのんびりしてしまうではないか。つまり、いつも 通りということではないか。
テレビのニュースをつけたまま新聞を読んでいたら、「八丈島で震度 500」と聞こえ、ぎょっとした。「震度 5 弱」の聞き間違えであった。
今日も論文読みの一日であった。こちらの知りたいことをすぱっと書いてある論文が欲しい。論文の著者らの視点と私の視点が異なるので、そういう論 文はなかなか無い。困りますな。
8/12(水) の進歩 吹き替え版
HACHI 約束の犬」のを 見て思い出した。私が見たのも吹き替え版だった。まさか吹き替え版とは思わず、かなりがっくり来た。この映画に限らず、吹き替えの台詞はかなり浮いて聞こ える。その役者の本当の声の迫力には全然かなわないと思う。
 子どもを意識してか、ほとんどの映画館は、字幕版ではなく吹き替え版を上映しているようである。しかし、字も読めんガキにあの映画の良さがわかるとは思えん。
 我が家では、動物が出てくる映画を見ることは不可能である(すごい生物が生育しているので)。今度、吹き替え版の上映館に行ってみるか。
雨は上がったものの曇り空である。もう、秋の空のようだ。今年は本当に、夏なしに終わるのか。
今日も一日、論文を読んで過ごした。ひょっとしたら、面白いことを思いついたかもしれない。もう少し調べてみることにしよう。
8/11(火) の進歩 梅雨明けず
仙台では、先月からずっとぐずついた天気が続いている。雨模様の日ばかりで、「夏なんてどこに来ている?」という感じで ある。気象庁は、梅雨明けの判定をとうとう諦めたらしい。涼しいのは助かるけれど、青空を仰げないのも悲しい。去年の夏もこんな感じだった。仙台の夏は いったいどうしてしまったのだろう。ベガルタ仙台は、それでもきっちり夏場に失速す るのだから、どうも変である。
九大の安元さんが遊びに来てくれた。調査の帰りだそうだ。八幡平で熊に会ったとか。暁子も先日、丹沢で熊に会ったらしい。私もどこかで会いたい。
今日はほとんど論文を読んで過ごした。慣れない分野なので読むのが大変である。でも、地道に読むしかない。
 そう言えば K さんが、「英語の論文を 読む力」という文章をお書きになった。英語論文の読解力は必須である。ご一読あれ。

8/10(月) の進歩 終結宣言
今日私はここに、渓流の水漏れが終結したことを宣言する。渓流を作って以来 44 日間の苦闘であった。その間さまざまな対策を施したものの、水漏れはまったく治まらなかった。しかしついに原因を突き止めた。原因は、池に落ちる滝の水の 一部が岩伝いに、渓流に敷いたプールライナーの下に潜り込んでいたことであった。プールライナーの下にはクッション用のタオルケットが敷かれており、この タオルケットが水を吸い込んでいた。水の潜り込みを止めたら水漏れもぴたりと治まった。私はついに勝利の時を迎えた。
 ここに至るまで、どれほどの知力を費やしたことか。それを研究に注いでいたら、論 文が一本書けていたであろう。池に棲むメダカのために論文を一本失っ たという考えも成り立つわけで、儚い。一方、やり遂げたという達成感は大きく、それはそれで、そんな人生で満足なのかと思う。
三年生のレポートを読んだ後、新しい研究について考えて過ごした。悶々とするばかりで進歩なし。嫌になるね。
8/9(日) の進歩 快勝
ベガルタ仙台が愛媛 FC に 3-1 と快勝した。動きも良く、中身の伴った勝利だった。

試合は夕方から。庭仕事をしたいのだけれど、あいにくの雨である。何するでもなくだらだらと過ごしてしまった。
 昼食に、「和風ダイニング 旬味旬彩 そら」と いう店に行った。ネットで見つけたのだ。住宅街の自宅料理屋なので営業しているのか不安だったけれど(自宅店は、いつのまにか閉店していることが多い)、 健在であった。おまけに美味しかった。これは良い店を見つけた。
 帰宅後、バラの新戦力を検討して過ごした。クリスチャン=ディオールが枯れてしまい補強が必要であった。他にも、戦力外にしたいバラがいくつかある。2 -3 品種補強しようと思い、ネットで情報を集めた。根室の朝・ザ=プリンスなどを獲得候補にすることにした。
4 時半頃に、ユアテックスタジアム仙台へ向かった。生憎の雨にも関わらず、1,3903 人の入りであった。
 試合が始まった。三試合続けて開始 5 分までに失点しているので、これを無くすことがまずは課題であった。10 分経っても失点しなかったので、「今日の課題は成し遂げた」とつい思ってしまったが、まだまだこれからである。そろそろ点が欲しいと思っていた前半 29 分、CK から千葉がヘッドで決めて先制した。これで落ち着いた。後半 5 分には、エリア内での相手のハンドを大西主審がちゃんと取ってくれた。流してしまう審判が多いけれど、大西君は偉い。PK を梁が落ち着いて決めて 2-0 となった。後半 27 分に失点をしてしまい 2-1 と迫られた。しかし後半 34 分、投入直後の中原が CK からヘッドで決めて 3-1 と突き放した。「采配的中と調子に乗らないで」とちょっぴり思った私はねじ曲がっている。
 涼しかったせいもあろうが、皆が動き回っていた。足を攣って朴が交替するという、好 調の頃の仙台の光景も戻った。この調子で、八月を勝利の月として欲しい。
8/8(土) の進歩 HACHI
HACHI 約束の犬」を見に 行った。良かった。犬を飼っている人ならば思わず微笑む場面がちりばめられていた。たとえば、バレエの練習をする学生の足を、子犬のハチが鼻でちゅっとす る場面とか。私的には一番堪らない場面であった。演出も、語らずに語るという感じで好もしかった。日本映画なら、感動の押し売りをするところであろうが (*)。最後の場面では、「会わせてやれよーーっ」と心の中で叫んでいたよ。

*たとえば「半落ち」とか。画面じゅうに「感動して」と書いてあるような映画は白けるだけである。
JOMO カップを見た。J リーグ選抜対 K リーグ選抜の試合だ。4-1 と快勝して爽快であった。
 しかし、今ひとつ意味がわからない対戦であることも確かである。日韓の代表戦があるというのに、なんでリーグ同士でと思う。マスコミの煽りとはうらはら に、どうも盛り上がりに欠ける。リーグ同士の対決で盛り上げたいのならば、入れ替え 枠数を賭けた J1 選抜対 J2 選抜にすべきだ。J2 選抜が勝ったら入れ替え枠を 4 に増やし、J1 選抜が 3 点差以上で勝ったら 2 に減らす(ハンディ付き)。異常に盛り上がるぞ。普通の「盛り上がり」とはちょっと意味が違うかもしれないが。選手・サポにも温度差があり、鹿島の選手・ サポは適当に流し、J1 下位クラブの選手・サポは血走って闘うことであろう。むろん、血走り度では、J2 上位の選手・サポも引けを取らない。J2 選抜勝利の後、J2 各クラブの代表選手達が抱き合って涙を流す。そして次には、増えた昇格枠を本能剥き出しで奪い合う。感動的ではないか。
8/7(金) の進歩 演説
41 日前に私は、この地に新たな渓流を作り上げました。渓流は、自由という理念の元に打ち立てられ、そこを流れる水は生まれながらに平等です。渓流は今、水漏 れのさなかにあります。その命を投げ出し消えていった水にとって安息の地となるよう、水漏れ無き渓流を実現しなくてはいけません。水の循環を止めることは 許されません。流れを止めてしまえば水漏れも無くなりますが、自由の理念を放棄することであります。未完の大事業に身を捧げるのは残された者たちです。水 漏れ無き循環を成し遂げ、消えていった水の命を無駄にしないことです。

渓流の、渓流による、渓流のための循環
Circulation of the stream, by the stream, for the stream

2009 年 8 月 7 日 アタマキタ・イイカゲーンの演説より
私の研究室を受験した M 君・O 君が大学院入試に合格した。おめでとう。これから一緒に頑張っていこう。
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台に愛媛 FC を迎え撃つ(18 時試合開始)。実は苦手な相手である。しかし連敗は許されない。何がなんでも勝って、嫌な流れを断ち切らなくてはいけない。なんといっても、先制点を与え ないことが大切だ。
今日は、三年生のレポートをちょこちょこっと読んだ。その後は、新しい研究についてひたすら考えた。難しい。もやもやするばかりで進展なしであっ た。
8/6(木) の進歩 なにしろ M2 の夏だから
月初めの談話会があった。マツハシのレジメに、「リフレッシュ休暇を取りたい」と書いてあったので、大きくバッテンを書いてあげた。「がーーん」と嬉しそうであった。DNA 解析も軌道に乗りつつあるし、これから秋までが頑張り時だ。我慢してくれ。秋さえ乗り越えたら、今度は修論の書き時だ。気のせいか(いや、気のせいじゃないが)休む暇はあまり 無いみたい。みっちーは、調査する種数を増やす方向にしたらしい。了解である。30 種あれば十分であろう。イタポンも、いよいよ大詰めに近づきつつあるようだ。早く、自殖率の解析結果を知りたい。というわけで、みんな頑張って頂戴ね。
 私の新研究計画も披露した。マツハシがとても面白がってくれた。私も頑張るぞ。
Intecol でポスター発表する、マツハシのポスターにコメントした。ポスターの作り方を思い起こそうと、「これ学」を改めて読み返した。我ながら良いことを書いてい ると思う。ポスター発表をする上で大いに参考になるはずだ。だから参考にしろよ。
昨夜の試合は酷かった(ベガルタ仙台 0-1 横浜 FC)。何一つ良いところのない無様な内容だった。あんな試合をしているようでは昇格などおこがましい。それにしても、三試合連続で開始早々の失点って、 いったいどうなっているのか?
8/5(水) の進歩 今夜は横浜 FC 戦
ベガルタ仙台は今夜、敵地で横浜 FC と闘う。最下位とはいえ、徐々に調子を上げてきている相手である。心して挑み、必ずや勝利して欲しい。上位陣のうち、湘南は水戸と甲府は鳥栖と闘う。どち らも強敵相手なので勝ち点を落とすかもしれない。こういう日こそ、我がクラブはしっかり勝っておかないといけない。
三年生のレポートを読んですごした。R を使っている学生が多い。偉い。
 S. K. 君のカタクリのレポートを読んですごく感心した。大きさと数のトレードオフの検出に関して、「あっ!」と思うことをやっていたのだ。私自身はまったく気づ かなかった。感服である。
実習の時、講義での質問者御イニシャルに関して、「私は H. H. ではないですぅ、H. F. ですぅ」と言われたのを思い出した。本日、いやいやながら直しておいた(7.1 の進歩参照)。「H. H. では誰だかわかりません」って言うけれど、自分でわかっているじゃ ないかよー。
8/4(火) の進歩 庭
実習で疲れたので、本当は今日は休暇にしたかった。でも、やんごとなき理由により出勤した。そして、三年生のレポートを 読んだ。ただし無論、レポートを読むことがやんごとなき事ではない。やんごとなき事も終えたので、今日は早々に帰ることにする。何しろ庭がすごいことに なっているのだ。芝生はぼうぼうだし、バラの花がらも大量生産されていた。さっさと処理をしてすっきりしよう。
そういえば今日は大学院の試験の日だ。やんごとなき事なので、受験生はちゃんと受けに行ったと思う。私の研究室を受ける M 君・O 君も頑張ったことと思う。
8/3(月) の進歩 帰仙
今日は、宿舎を掃除して帰仙するのみである。皆の行いの良さを示すかのように、今日だけ朝から雨だった。10 時過ぎに宿舎を出発し、青森駅へと向かった。JR で帰る I 君・T 君を送ったのだ。せっかく駅まで来たのだから、鮮魚市場によって買い物などしよう。学生をぞろぞろ連れ、市場へと入った。相変わらず、新鮮で安い品が揃っ ている。おやつ代わりにと、ホタテを下ろして貰って皆に振る舞うことにした。「カニも食べたーーい」などと言う H さんの声が聞こえるので、私もついついその気になってしまった。安かったし、小ぶりの毛蟹を二杯買ってあげた。横では S さんが、「これもーー」と花咲ガニを指していたが、そちらは完璧に無視した。テーブルに座って、ホタテと毛蟹を皆で頂いた。美味しかった。
 満足した後、帰仙の途についた。車内では相変わらず、歌うように語尾を上げる会話(7/31 の進歩参 照)が続いていた。道を聞かれたときに、「一度左に曲がるう」と「るう」を上げて答 えてしまい、今実習で最大の愕然度となった。
今回の実習は、三年生がうち解けてくれて、とても楽しかった。これで、この学年の講義・実習はすべて終わった。ちょっと寂しいね。皆さん、いつで も遊びに来て頂戴。
8/2(日) の進歩 ねぶたに行くぞ!
今日は、午前中のみで野外の作業は終わりである。まずはブナ林に行って、昨日の作業の続きをした。その後、蔦温泉に行っ て蔦沼巡りをした。二日酔いで苦しむ学生が一名。むろん、責める気など全然ない。なにしろ私も、学部三年のときの臨海実習で二日酔いとなったのだ。「君、 宿舎で寝ていなさい」 というお言葉に甘えて宿舎に戻った(優しい先生だったなあ)。その学生を残し沼巡りをした。途中、救急車の音が聞こえたので、病院に運ばれたのかと心配した。でも、戻ってみると かなり面白い格好で寝ていた(写真省略)。
 宿舎に戻り、データ解析と議論をした。皆が解析に勤しむ間、私は、ノートパソコンに向かっていた。でも、五割方、この日記を書いていることはばれていた であろう。excel や R を使ってデータ解析に没頭する学生と、SeaMonkey を使って日記書きに没頭する教官。美しい光景だ。データ修正のために私のパソコ ンを覗き込んだ黒川君は、「excel のファイルを」と言うのみで、日記の画面 のことには一言も触れなかった。
 三時から、議論したことを発表して貰った。ギボウシはけっこう奇麗な結果が出た。講義で話をした通りの結果で、密かにほっとしていた。かたやオオシラビ ソは、明瞭な傾向が出ずに解釈に苦しんだようだ。こっちは講義で話をしていないので、ま、いっか。四時ぴったりに議論を終えた。皆さん、お疲れさまでし た。

5 時半に夕食開始、6 時に出発と強要したところ、みんな頑張ってくれた。夕食当番と、それを手伝う人々の奮闘のおかげで、5 時 12 分に食事開始という世界新記録を達成した。何しろ、配膳する Y さんとか、殺気だっていた。自分は理不尽な要求をしたのであろうかと不安になった。そういえば、酸ケ湯温泉からの帰りに、前方を歩く Y さんら一行を見た。その歩みが、異様に力が入って速かったと思い返した。
 というわけでねぶたに行った。私のレポートは飽きたであろうから、三年生のレポートをお届けする。

八田芙美香の日記
ふみかレポ書きまーす!!ねぶためっちゃきれいだったぁ(><)でもぉ雨だったのがまぢ残念〜☆ちっちゃい子たちがもうちょぉ可愛くてぇー行ってよかっ たぁ(^3^)あっ!鈴もひろえたんだぁ嬉し!また来年行くぞ!!
解説(by 酒井):ねぶたを楽しみました。来年も三年生します。

すずきえりのいんい
よっpsrsってまrすもうだめせんせいすてきおやすみ。
解説(by 酒井):ちょおーーーーー嬉し。

菩提寺の記述
鈴たくさん、ざっくざく。
解説(by 酒井):ねぶたの跳人は、鈴を身につけている。熱を込めて踊るほどに鈴がとれてしまう。それを拾った人には幸があるとか。よって、たくさん拾うほど幸せに なる。
解説に解説(by 菩提寺):瞬発力勝負。子どもに奪われる。

クロカワタスクの回想録
クロカワタスクでぇぇぇぇすよろぴく☆
氏の経過観察→ラブラブ
夫妻→結婚間近
みんな愛に囲まれてるよ(^^)b
Love yourself!
解説(by 酒井)愛あるのみ。

ねぶたに行くにあたり、菩提寺さん(地元)の御父君が駐車場の世話をして下さりとても助かった。どうもありがとうございます。

8/1(土) の進歩 湿原へ
今日は湿原に行く。実は一番の注目の行事である。泥泥にぬかるんだ所があり、そこを学生が突破する様子を楽しむのだ。巻 き道があることは秘密にし、皆の挑戦を待った。


泥泥の難所の突破に挑む三年生。渡り終えた人々は、期待を込めてシャッターチャンスを待つ。すぐ左に巻道があるんだけどねえ。

あと 3 cm のところで、非常に惜しくも浸水を免れていた。


今年は全員が挑んでくれた。黒川君と星野君は、助走をつけて三段跳びでの突破をはかった。おかげで、長靴が脱げて泥の中に残り、次の一歩で靴下で泥に突っ 込むという快挙を成し遂げてくれた。感激 した。ちなみに S さんは、難所に挑む前にずぽっと泥にはまり、長靴がすでに床上浸水していた。その後、ギボウシに訪花する昆虫の観察をした。難所が感動的だったので、すっ かり付け足し気分であった。さらには、測定項目を指示し忘れるは、携帯の電源が切れて測定時間がわからなくなるはで大変だった。
 午後は、ブナ林に調査区を作る作業をした。私の指導担当ではなかったので、ひたすらブナ林内にたたずんで過ごした。
 夜はデータ処理をする。乾燥重量を計るのに時間がかかるので、手が空いている人は夕食前にやってしまうように言った。そうしたらなんと、A 君・星野君・黒川君・T 君が全員の分を測定をやってくれてしまった。偉い。おかげで夕食後の作業が楽になった。
その頃私の心はユアテックスタジアムに飛んでいた。我がクラブがロアッソ熊本と闘っているのだ。同じく仙台サポの黒川君・S 君らと共に速報を見守った。開始早々に 0-1 の方にがくり。しかしその後逆転してくれた。結局 3-1 で勝った。内容は悪かったらしい。しっかりしておくれ。