「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
7/31(金)
の進歩 大岳登山
今日は大岳登山をする。体力的に一番きつい日である。諸事情により、B
さんはロープウェイを使っての別ルートとなる。TA のいまひを付けて、案内させることにした。いまひに、「山頂でお昼を食べて」と言ったら、「山頂ってわかりますか?」と言われた。B
さんの安全を心底心配した。
快晴である。これだけの好天での大岳登山はいつ以来か。日差しが強いのは嫌だけれど、天気が良いとやはり浮き浮きする。
9
時に実験所を出発した。一昨日雨が降ったため、道は異様にぬかるんでいた。でも皆、頑張って歩いてくれた。しかし、山頂が近づくに連れて疲労がた
まって来
たようで、反抗期に入る学生もいた。「行こう」と言っても、「いやデーース」てな感じである。でも、みんな頑張ってくれて、大岳山頂に到着した。
快晴で眺
望が素晴らしい。みな、満喫してくれたようだ。山頂で、老化する学生が出た。「出発!」と号令しても、「えーー、聞こえんのう」という反応であ
る。疲
れて歩きたくないのか、山頂から降りたくないのかは一応不明だ。ほぼ間違いなく前者と思うが。山頂を降りた避難小屋で B
さんと無事に合流。ほっとした。
あとは下山するのみである。某一群が、歌うように語尾を上げる会話で盛り上がっていた。「酒井先生のブログ(この日記)に書かれるう(「るう」
を上げ
る)」「ちらりと睨まれたあ(「たあ」を上げる)」などと会話しているのだ。はい、その通り。日記にしっかりと書い
てあげようと決意し、下山道では、「どういう風に書くか」ばかりを考えていた。
四時過ぎに下山した。みな、かなり疲れたみたい。お疲れさまでした。でも、達成感はあったでしょう。
夜はサンプル処理をした。「終わった人から帰っていい」と言うと、異様なモチベーションで臨んでくれた。
7/30(木)
の進歩 八甲田へ
今日から八甲田山野外実習が始まる。大学に集合して、車 5 台で行く予定である(私が運転する車 1
台と学生が運転する車 4 台)。ところが、出発時間の 8
時半になっても半分くらいしか学生が集まらない。「全然間に合わない」という連絡のあった
1 台を除き、4 台で出発することになった。9 時にようやく出発するも、1 台がなぜか左折してしまい(正しくは右折) 3
台となった。さらに、数百メートル行ったところで 1 台が道を間違えた。結局、5 台の予定が 2 台で行くことになった。1
時半頃にようやく小坂インターに着いた。例年に比べ異様に遅い。インター近くで、H 君の運転する車と奇跡の合流。3
台で行くことになった。しかし、ゆっくり観光しながら行く暇がない。そこで、十和田湖の展望台や、奥入瀬渓流の雲井の滝・阿修羅の流れなどを見学
した。一
応、十和田湖の乙女の像の見学はパスした。四時前に、八甲田山植物実験所に到着した。実験所には、残りの 2
台もとうに到着していた。どういう訳だ?私らが観光しながら来たからではないか?
今日は、実験所の見学くらいしかすることがない。そのため今夕は宴会となった。今年の三年生、そうとう飲む。夜は花火をした。すいかも食
べたかっ
たけれど、買いそびれてしまった。来年は買って来ることにしよう。今年の三年生は食べられないけど。
その後に三年生が、肝試しを始めた。宿泊棟と実験棟を結ぶ夜道にお化け役の学生を配置し、男女ペアで歩いて行くというものだ。こんなことする学
年、初め
て見た。なぜか私も参加した。自分の巡回が終わったあと、せっかくだから他の人を怖がらせてあげることにした。実験棟の階段(木の階段で、段と段
の間から
手を伸ばせる)の下に潜み、階段を不安げに歩く学生の足首をぐいと掴んだら、「ぎゃーーーーーっっっっっ」と悲鳴を上げてくれた。良い仕事をし
た。
学生と話をしたところ、この日記を読んでいる人が結構いることが判明した。これは、迂闊なことは書けるな。
7/29(水)
の進歩 ベガルタに欲しい
今日も、三年生のレポートを読んで過ごした。とある人のレポートに、「進化的に安定な戦力」というのが出てきた(「進化的に安定な戦略」
の打ち間違
いと思われる)。ベガルタに是非とも欲しいと思った。
新しい研究のことも考えた。面白くなりそうだけれど、それ以上に、解析が難しくなりそうだ。前回のモデルでも大苦労だったのに、それをさ
らに複雑
にしなくてはいけない感じなのだ。どうしよう。
明日から 8/3 まで、八甲田山野外実習に行ってくる。天気が心配だ。参加予定の学生も同じ思いなのか、「雨の場合も八甲田に行くんですか?」と聞かれた。う、ま、日帰りの実
習ではない
し、行くつもりだ。向こうでも雨だったら、温泉巡りもいいかもね。
というわけで、次回更新は 8/3 の予定である。皆さん、良き梅雨をお過ごし下さい。
7/28(火)
の進歩 事務局よりお知らせ
レポート表彰委員会事務局よりのお知らせだ。委員会では毎年、三年生の実習レポートを表彰してきた。しかし
今年度は表彰
を取り
止めることになった。最優秀紙質賞(紙が高級)・同賞エコロジー部門(紙が安っぽい)・最多ホッチキス賞(紙を留めるホッチキス数が最多)・最優
秀コスト
ベネフィット賞(「紙数/ホッチキス数」が最大)などが長らく看板の賞であった。ところが今年度は電子メールでの提出が多く、左記の伝統部門の審
査対象と
なるレポートが激減してしまった。これでは賞の水準を維持できないというのが委員会の見解である。これも時代の流れであろうか。なお、来年度以降
の賞の存
続は未定である。
というわけで午前中は、三年生の実習レポートを読んで過ごした。データが今ひとつで議論に苦労したようだ。さらには、「同じデータを使っ
たはずな
のに何で?」という所もあった。森下の指数に関して、人によって正反対の結果が出ているって何故よ。
みっちーとはるちゃんの講座セミナー。やはり、種数と一種あたりのサイト数を増やすべきだろう。一種 3 サイトで 25
種とか。そのためには、一個体の頭花全部を調べるのは諦めてもよいのではないか。
午後にちょっと時間を取って、新しい研究について考えた。ひょっとして面白くなるかも。
7/27(月)
の進歩 試験終了
生物学科三年生向けの講義の試験をした。例年は、三問出して三問とも答えさせるという形式であった。しかし
それだと、わからない問題があった時に困るという苦情が寄せ
られたことがあった。よって今
年は複数問からの選択式とした。
恒例の講義アンケートもした。受け狙いのスライドが後の回の講義ほど少なくなっているという痛い指摘を頂いた。そうそうネタを思いつくものでも
ないし、
文献調べを置いておいてネタを考えるのも変ではある。とはいっても昔は、2 - 3
時間かけて受け狙いのスライドを作ったものであるが。いつしか、その情熱を失っていたようだ。来年度の講義では、あの頃の自分を思い出して再挑戦
してみよ
うと思う。と、「受け狙いのスライド作り」という部分を除けば美しい話にまとまった。
午後は、試験の採点をして過ごした。明日には返却できると思うので、私の部屋まで取りに来て頂戴ね。
7/26(日)
の進歩 仙台 1-2 甲府
1 - 1
で向かえた後半ロスタイム。失点だけは絶対に避けなくてはいけない時間帯である。なのに、甲府に攻め込まれたとき、自陣ゴール前でのんびりと歩い
ている選
手がいた。こんな選手がいるようでは昇格など出来るわけがない。
試合は夕方から。昼過ぎまで、ちょっとだけ外出して過ごした。まずは、先週に引き続き、昼食の美味しい店の調査を行った。「うさぎや」と
いう、広
島風お好み焼きの店に行ってみた。ま、たまにはいいだろうという店であった。
ついで、仙台泉
プレミアムアウトレットに行ってみた。昨年、泉パークタウンに出来た大規模商業施設である。大して興味はないけれど、一応は見ておこうという気持
ちであっ
た。調査して思ったのは、何でこんな構造にしたのかということである。建物内に小店舗がたくさん入っている点は普通の商業施設と変わらない。とこ
ろが、各
小店舗を繋ぐ通路が、建物を囲んだ屋外にあるのだ。客は、店舗移動のたびに屋外に出な
いといけない。通路に屋根はあるのだけれど、暑くてやっていられなかった。夏・冬は、長く滞在する気が起きない施設である。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。開始早々、敵陣深くで FK を与え、そこからの速攻で 4 対 2
という数的優位を作られてしまった。早々に失点だ。味方 CK で守備陣が上がっていた直後とはいえ、FK
から数的優位を作られるとは。集中力が欠けている。その後は仙台が猛攻をしかけた。しかし 0-1
のまま前半を終えてしまった。後半になると甲府が盛り返し、ほぼ互角の展開が続いた。「負ける気か」という思いがよぎりだした後半 39
分、CK
からエリゼウが決めて同点に追いついた。残り時間は少ない。敵地だし順位も上だし、負けないことをまずは考えるべきだ。ところがロスタイムに痛恨
の失点。
その後、ソアレスのシュートが甲府 GK
荻の好セーブで阻まれたり、中原が枠にさえ行かないシュートを放つなどし試合を終えた。痛恨の敗戦である。甲府に抜かれ四位に落ちてしまった。
このところどうも、気持ちが伝わってこない。必死さが感じられない。こんな調子では、順位をずるずると下げていくばかりだ。
幸いにして、首位の大阪と二位も湘南も揃って負けてくれた。「自分達だけが失速していくとは思っていません」という手倉森監督の言葉どおり(6/27 の進歩参照)ではあるが、素直に喜べないところである。気持ちを切り換えて闘い、八月全勝を目指して欲し
い。
7/25(土)
の進歩 自然発生説
自然発生説とは、生物が勝手に発生するという説である。むろん、ありえないことだ。しかし、我が家の池を見
ていると、こ
の説を思い浮かべずにいられない。いつの間にか、タニシが三匹生息しているのだ。池にする前は、水気が全く無かったところである(6/27 の写真参照)。なのに今は、タニシが石に張り付いてコケを食べている。「タニシ
よ、いったい
どこから来たのか」という詩を書きたい。
一方、出所が明確な生物も出現した。メダカの赤ちゃんが泳いでいたのだ。糸くずのような物体が、明らかに自発的に泳いでいる。成体のメダカに食
べられな
いかと心配ではある。隔離するべきらしいが、「面倒」のひと言の元に、厳しい自然の掟に曝すことにした。
人為的に、新たな生物も加えた。ヤマトヌマエビを買ってきて放したのだ。しばらくは姿を見せていたが、その内に石の陰とかに入り込み、行方不明
となって
しまった。まったく姿が見えない。これでは飼っている意味がない。
暑い。庭で長々と過ごす気が起きない。とりあえず街に出ることにした。朝市に寄って豪華大トロとヒラメを購入。果物もたくさん買った。何
しろ安い
のだ。朝市ではどんな品も、「値段半分、量は倍」である。果物を両手に抱え、「しまった。八甲田実習で 30
日からしばらく留守にするんだ」と思い出してしまった。
7/24(金)
の進歩 明後日は甲府戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地にてヴァンフォーレ甲府と闘う(18 時 30
分試合開始)。三位の仙台と四位の甲府の勝ち点差はわずかに 1
しかない。ここで確実に叩いて、甲府を引き離さなくてはいけない。中原、もう一発頼むぞ!
リサ子がお中元を贈ってくれた。そのお返しに、い
らない物喜びそうな物をいろいろ詰めて送るらしい。送る品々は以下の通りである。
・週刊「鉄道絶景の旅 No. 8」
・明星「ぶぶか 油そば」二ヶ
・キリン一番搾り 350 ml 缶
・マルちゃん「和みのひととき もずくスープ」
・東北大学湯飲み
・鯖水煮
・たこ焼き風味ラムネ
・浜松銘菓「布橋の雲」
・カルク酢こんぶ
・マルちゃん「うま味の塩焼きそば 俺の塩 たらこ味」
・ハンドクリップ
以上。
今日のお昼は皆で、「うな貴」という店にうなぎの蒲焼きを食べに行った。注文を受けてから焼く店だそうで、焼きたてのほやほやを味わえる
とか。高
かったけれど、確かに美味しかった。
今日も雨模様だ。いったいいつまで続くのか。さっさと梅雨が明けて欲しい。
7/23(木)
の進歩 湘南の弱点露見す
ベガルタ仙台は昨夜、首位湘南に対して劇的な逆転勝利を納めた(仙台 2 - 1 湘南)。中原が 2
得点とやってくれた。湘南は前半、「一番いいゲームをした」(反町監督談;J's goal
より)。しかし、後半開始早々に守備の要ジャーンが退場となり、戦術変更を余儀なくされた。それでも長い時間守りきっていたので、「負けても課題
を探すの
が難し」いと反町監督は嘆いている(J's goal
より)。しかし私は、湘南の弱点を見抜いた。その話をする前に、前節の湘南の闘い(福岡戦)を振り返ろう。この試合、後半 38 分まで 2 -
0
で勝っていたのに、あれよと 3 点を失い逆転負けしてしまった。敗因は、試
合中に
も関わらず流された、「お茶の無料配布」放送にあったらしい。観客席がざわついて、選手が集中を失ったというのだ(詳しくはサポティスタを
見よ)。さ
て、昨日の試合に話を戻す。後半 20
分頃に突然、「火事です。火事です」という警報が流れた(実際、電光板から煙が出た。大事には至らなかったが)。観客席はしばし静まりかえり、応
援も止ん
でしまった。湘南の選手は、「仙台まで来て火事に巻き込まれるのか」と集中力を低下させたことであろう。つまり湘南は場内放送に弱い。今後、湘南の対戦相手がどんな場内放送をしか
けてくるの
かが見所である。たとえば、「お呼び出しを申し上げます。湘南ベルマーレの田原
豊様、至急、正面玄関まで起こし下さい」とか。田原なら行くかも。
イタポンの論文セミナー。気候変動に対応して、開花期が進化的に反応していることを示した論文を紹介してくれた。2000
年頃に乾燥化が進み、開花期が遺伝的に変化したというのだ。どういうわけか、1997 年に採取した種子があったので、2004
年に採取した種子と比べたところ、遺伝的な変化を検出できた。ほとんど偶然
の実験設
定であるが、うまいことやったものだ。
7/22(水)
の進歩 今夜は湘南戦
ベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台に湘南ベルマーレを迎え撃つ(19
時試合開始)。首位湘南との決戦だ。三位の仙台とは、勝ち点差が 6
ある。何がなんでも勝って、勝ち点差を縮めないといけない。皆でスタジアムに結集して、我がクラブの闘いを後押ししよう。仙台では部分日食も見ら
れなかっ
たことだし、湘南を部分日食する姿(*)を見ようではないか。
*勝ち点差 0 なら皆既日食であるが、勝ち点差 3 は部分日食っぽい。日食が終わったら、太陽がまた燦々と輝いてしまうのではあるが。
生物学科三年生向けの講義の最終回をした。恒例の、「これから論文を書く若者のために」という話だ。タイトルの付け方と、説得力のある序
論の書き
方を話した。「論文の書き方がわかりました。同時に読み方もわかりました」という感想を頂いた。読み方がわかったと言ってくれるとは感激である。
確かに、
「これから論文を読む若者のために」でもあるのだ。論文の意
義を検討
をすることの大切さ、検討のツボも伝えることが出来ればと思う。
これにて講義は終了した。熱心に質問してくれて嬉しかった。みなさん、お疲れ様でした。
質問者御イニシャル:I. K. 君。
確かにこの日記だけを読むと暇そうに見えるが。研究室でのどろどろした苦悩を書いてもつまらないでしょう。
7/21(火)
の進歩 私も目出度い
細
くん同
様に私も、あのひと検索スパイシーっていったい何なのだと訝っていた。しかしまあよい。何しろ私に
は、アクセプトが憑いていることが判明したのだ。神である
な、私は。アクセプトの先
には、スコーピンズなるものが憑いていることが気になるが。
昨日に引き続き今日もずっと取り組んだのだけれど ………。なんか、無駄なことをしているような気がしている。惨めな気分になってきた。せ
せら笑いが聞こえてきそうだ。
7/20(月)
の進歩 世界遺産登録を目指すか
久しぶりの青空である。やはり嬉しい。これなら、水漏れ対策もはかどるというものだ。しかし、水漏れはいっ
こうに治まら
ない。もう、「水漏れの渓流」として、ピサの斜塔と並ぶ世界遺産の
価
値が出てきた。
今日は、自宅で仕事をすることにした。内容は秘密だ。しかし、あまりはかどらなかった。まあよい。気長にいこう。
天気は良いし、芝刈りをしたし、水漏れは続くしなので、気分が高揚した。休肝日の予定を変更し、風呂上がりにビールを飲んだ。私は夏が嫌
いだけれ
ど、風呂上がりのビールだけは堪りませんな。
7/19(日)
の進歩 苦杯
ベガルタ仙台がサガン鳥栖に 1-2
で敗れてしまった。けっこう試合を支配していたのに勝ちきれなかった。
試合は夕方から。それまでは、相も変わらず水漏れ処置に勤しんだ。処置後の様子見時には、『官僚たちの夏』を読んで過ごした。同名のドラ
マが始
まったので見てみたところ、あまりにも安っぽい作りに呆れてしまったのだ。ストーリーも登場人物像も原作とは全然違う。原作を限りなく陳腐にし、
ありきた
りの "ヒューマンドラマ"
に変えてしまった感じである。憤然としたので、原作の雰囲気を味わい直そうと再読を始めたのだ。原作はやはり面白い。それにひきかえドラマの方
は、どうい
うつもりで作っているのだろう。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。試合は、仙台の方が支配していた。しかし、中島・中原 の 2
トップが相変わらずであった。この二人が決める時に決めていれば勝っていたと思う。前半 42 分に失点するも、FK
を梁が直接決めてすぐに追いついた。ところが、後半 17 分に田村が PK を献上してしまった。これを決められて
1-2。猛攻を仕掛けた仙台は、絶好の位置からの FK を二回も得た。梁なら決めてくれると信じるも、二回とも虚しく終わってしまった。
手倉森監督は、どうしてあの二人(とくに中原)を使い続けるのだろう。平瀬の方がずっと良いと思うのだが。西山の投入も遅いし、監
督采配に
疑問を抱いてしまう。
幸いにして湘南も負けたので、首位との勝ち点差は 6
のままである。次節は、その湘南とホームで闘う。何が何でも勝って、首位との差を縮めるべし。湘南に勝つまで手倉森監督は、梓紗ちゃん(*)とのでへでへは禁止である。
*7/16 に産まれた第一子。名前は「梓紗」に決定したらしい。
7/18(土)
の進歩 ハンバーグ屋
休日の昼の外食は私の小さな楽しみである。しかしどうも、同じ店にばかり行ってしまう。利用頻度が最も高い
「まるさん」
では「海老天生醤油うどん冷や特盛り」しか食べないので、多様性にますます欠ける。そこで、近辺の店を開拓することにした。今日は、カープルとい
うハン
バーグ屋に行ってみた。ハンバーグの種類が多くて、選ぶのが楽しかった。味も良かった。今度は別のハンバーグを食べてみよう。
ハンバーグ屋と言えば浪人時代を思い出す。予備校の近くに洋食屋があったのだけれど、予備校生の力でハンバーグ屋に変えてしまった
のだ。何
しろ美味しかったので、皆が皆ハンバーグを頼んだ。他の品もたくさんあるのに、頼む人は滅多にいない。初来店らしき人が頼むくらいである。そんな
人を私
は、「素人だな」と哀れんだ。料理人は、ハンバーグ作りに忙しく、他の品をなかなか作ってくれないのだ。だから、他の品を頼むと延々と待たされる
ことにな
る。ある日行ってみると、店名が、「キッチン○○」から「ハンバーグショップ○○」に変わっていた。とうとう開き直ったかと思った。
せっかくだからお願いしておこう。仙台市泉区に美味しいランチの店があったらお教え下さい。
実はまだ、渓流の水漏れが続いている。池での水漏れは止まったけれど、渓流の方がどうしようもない。この三連休中にどうにかしよう。そう
思ってい
たのだけれど、雨になってしまった。雨水が入って水位が増すので、水漏れが起きているのかどうかわかりにくいのだ。やむなく、渓流・池に傘をかぶ
せ、雨水
が入りにくいようにした。そして、水漏れが起きていそうな場所に処置をして、様子を見ることにした。数時間後に水位を確かめると、やはり下がって
いる。こ
の絶望感ときたら。「いったいどうして?」という感じである。これを数回繰り返して一日を終えてしまった。
7/17(金)
の進歩 明後日は鳥栖戦
ベガルタ仙台は明後日、サガン鳥栖と敵地で闘う。鳥栖・湘南・甲府と続く、上位との三連戦の始まりである。
三連勝すれば
首位に立つかもしれない反面、三連敗などすればすかっと離されてしまう。全員一丸となって闘い、是非とも三連勝して欲しい。
鳥栖戦から、新戦力の FW
サーレスが出場可能となる。かなり使える選手という話であるが、怪我で昨日の練習を早退したらしい。うちの助っ人選手、なんでこんなのばかりなの
か。
手倉森監督に第一子が誕生した。おめでとう。
あ
ベ
ガルタ公式ページより
「弊クラブ所属の手倉森誠監督に、第一子(長女)が誕生いたしましたのでお知らせいたします」
「※現在名前はまだ決定しておりません。」
名前くらい決めておけよと思うのだが、それほどに監督は忙しいのであろう。それにしても、「決定しておりません」って、何か変な言い方だな。
「○○に決定
しました」って発表するのか。
今朝のあんは、目覚めても大人しくしていた。いつもなら、私の顔を舐めたり床に降りて遊んだりするのに、どうしたのだろう。ベッドの上で
伏せてち
んまりしている。「良い子だね」と撫でようとしたら、「がうぅぅぅ」と呻って掛け布団を咥え込んだ。あれ以来(7/15
の進歩参照)、掛け布団を自分の物と思っているようで、取られないように警戒していたらしい。
今日も文献読みに勤しんだ。だいぶわかってきた。そろそろモデル作りを始めよう。
7/16(木)
の進歩 暑い
昨日今日と異様に暑い。最高気温は 30
度を超えているだろう。よってやる気をなくした。本日は、日記のネタを考えずに帰宅することとす。
今日も一日ずっと文献調べをした。今日は良かった。だいぶわかってきた。それに、私が期待していた研究がたくさん出てきた。も、天下を
取った気分
だ。
7/15(水)
の進歩 昨日の続き
あんとの格闘の話の続きである。昨夜のあんは、12
時頃に鼻が湿め湿め(人間でいう「目がギンギン」)になってしまった。何度ベッドの上に連れ戻しても、すぐに床に降りたって遊ぼうとする。ベッド
に連れ戻
し横四方固めにしていたら、ようやく大人しくなった。掛け布団をがじがじしているようだ。眠さのため判断力が低下していたので、「まあいいだろ
う」と私は
寝入った。今朝目覚めたら、ベッド一面に羽毛が散乱していた。思わず、あんが囓った部分に手をやったら、取られまいと咥えて逃げようとするあん
(*)の歯
と交錯、激しく噛まれる結果となった。あったまに来た。さらには、羽毛だけ
じゃなく
て普通の綿も混じっているじゃないかとますます怒った。
*掛け布団がどれだけ大きいのかという意識はなかったと思う。
生物学科三年生向けの講義をした。「変動環境における適応」という話だ。気づくと、話はまだけっこう残っているというのに、残り時間が
30
分を切っていた。そのために焦ってしまい、話の進め方を間違えた。学生は気づかなかったであろうが、私はけっこう困っていたのだ。
それにしても、11 時 50 分を意識して講義を進めてしまう性向は何とかならないものか。12 時終了なのだから 12
時を意識すれば良いのに、どうもそうならない。そのために無駄に焦ってしまう。この場から早く開放されしてあげたいという気持ちの現れか。
質問者御イニシャル:H. S. 君・I. K. 君・K. T. 君・W. S. 君。
新しい研究を進めるために論文を読んでいる。どうしてこういう現象が起きているのか、どうも訳がわからない。訳がわかったら新研究にならないのではあるが。
7/14(火)
の進歩 寝させる気なし
本日は、私の悩みを紹介する。慢性的な睡眠不足であるのだ。昔から、寝付きが悪い上に眠りも浅かった。これ
に加え、あん
による睡眠妨害が激しい。夜中に歩き回って起こされるし、朝の活動開始も早い。居間のケージに閉じこめると、「ひんひん、ひんひん」と永遠に鳴き
続け
る。毎回の繰り返しに困り果て、寝室内にケージを運び、その中に入れてみた。私の寝姿が見えるので鳴かないのではと思ったのだ。たしかに鳴かな
かった。し
かし、超真剣な顔で、ケージを右前肢でこすり続けた。開けようとしているらしい。80 cm 四方ほどのケージを秒速 1 cm
で前進させる騒音である。煩くて寝ていられやしない。このように、家のどこかにあんがいる限り、私は安眠できない。しかし、研究室で一日に数回眠
りこける
のは問題と思う。一晩、ペットホテルに預けてやろうかと真剣に考えている。
ひたすら文献集めをした。新しい研究を始めるときに私は、関連文献を前もって読んだりはしない。結果がまとまってから一挙に読む。でも今
回は前
もって読んでいる。基礎知識として足りないことが多過ぎるからだ。慣れない分野なので、知らない単語ばかりで大変だ。
7/13(月)
の進歩 入場者数に関する疑問
ユアテックスタジアム仙台に戻って二試合。入場者数に関して不思議に思うことがある。水曜日の試合が
1,2297
人、日曜日の試合が 1,3569
人という発表なのだけれど、見た目にはもっと入っているように見えるのだ。私の感覚では、水曜日の試合は 1,5000 人前後、日曜日の試合は
1,7000 人前後入っているように見えた。実際、昨季の試合で 1,3500
人入場の時は、観客席の空席がもっと目立っていた。今季からパスネットが導入されたことと関連するのだろうか?
無胚乳種子に取り付かれている。シロイヌナズナが無胚乳とは知らなかった。けしからん。
7/12(日)
の進歩 勝ちはした
ベガルタ仙台がカターレ富山に 3-1 で勝った。勝ち点 3
は目出度い。しかし、上位チームとやったらどうなるのかと不安に思ってしまう内容であった。
試合は夕方から。昼食に、泉ヶ岳のふもとにある欧風家庭料理ダンデリオンに行こうとした。しかし、所在地に行ってみるも店がない。もしか
して、廃
業してしまったのか。ならばと、咲くら亭に行った。この店、安くて美味しいので気に入っている。
帰宅後、渓流と池の水漏れの様子を見たり、芝刈りをしたりして過ごした。
利久で牛タン定食を頂き、ユアテックスタジアム仙台へと入った。試合開始早々の前半 1
分、梁のシュートであっさりと先制。このペースなら
90 点取れるのではないかと思った。しかしその後は、一進一退の攻防が続いた。前半 35 分、DF 渡辺の痛恨のミスから 1 対 3
の状況を作られ同点とされてしまった。も、何をやっているのかという感じである。後半 6 分に、梁のコーナーキックを一柳がヘッドで合わせて
2-1。これが大きかった。チームの勢いが一挙に吹き返した。後半 18 分には MF 千葉が決めて 3-1
となった。これにて勝利を確信できた。その後、何人もの選手が足を攣るなどして大変なことになった。先に攣っていた FW
中原を交替させようとしたら、「自分も攣った」と MF 梁が横から出てきて交替枠を奪い合う状況に。てんやわんやであったが、3-1
で勝ちきることが出来た。
勝ちはした。しかし、富山のプレスの弱さに助けられた面もある。それと、中原・中島の 2
トップが働けていない。とくに中原、ほとんど機能しなかった。平瀬に替わっての先発起用であったというのに。謝りなさい。何しろ平瀬は、お父さんお母さんが仙台にいらしていたというのに控えにも入らなかっ
たのだ。
ま、FW サーレスがもうすぐ出場可能となる。FW ソアレスも怪我から復帰するであろう。そうしたら、サーレス・ソアレスというわかりにくい 2 トップで、相手を困らせ
てしまお
う。
7/11(土)
の進歩 渓流の情勢は複雑怪奇
昨日の午後から、渓流の水漏れ防止に取り組んでいる。まずは、プールライナー(池作り用のシート)を新しい
物に変えた。
今度は、プールライナーの下にボロ布を敷いて、砂にじかに接しないようにした。プールライナーの上に石を載せるのだけれど、石の角とかに当たって
穴が空い
た可能性もあるのだ。ボロ布がクッションとなって、穴空きを防いでくれるであろう。プールライナーだけを敷きしばらく試運転。水漏れは無いと判断
して、石
を載せていった。そうしてしばらく様子を見たら
………。渓流の情勢は複雑怪奇なり。やはり水漏れをしている。渓流の流れを止めてみたところ、池でも水漏れを起こしているようである。そんな馬鹿
な、池は
大丈夫と確認したはずなのに。も、ノイローゼになりそうだ。
久しぶりに陸女寿司に行った。陸女でたまに頂くネタにぶどうえびがある。近頃、幻
の食材としてもてはやされている。ぶどうえびを全国に広げたのが陸女寿司である。四年前に、グルメ番組で陸女寿司が紹介されたことが
きっかけと
なったのだ。たしかにとても美味である。ボタンエビよりもずっと美味しいと思う。
ちなみに陸女寿司は、全日空の機内誌「翼の王国」の今月号でも紹介されている。全日空利用予定の方はご一読あれ。
7/10(金)
の進歩 明後日は富山戦
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台にカターレ富山を迎え撃つ(18
時試合開始)。夏に弱いという前評判通り、このところ 1 勝 4 分 1
敗とすっかり失速気味の我がクラブである。こんな調子では、本格的に暑くなったらどうなるのやら。すっきり勝って、「夏は終わった」と宣言して欲
しい。
ユアテックスタジアム仙台で行われる、今季初の週末の試合である。満員のサポで埋め尽くし、我がクラブを後押ししよう。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。「変動環境における適応」という話をする。数式が少々出てくるけれど、さして難しくない。安心し
てくれた
まえ。
新しい研究テーマを思いついた。面白いモデルを作れそうな気がする。しかし問題もある。これまでの私のモデルは、机上の空論と紙一重のも
のが多
かったが、今度のは机上の空論そのものである可能性が高いこ
とだ。
今日の午後は休暇を取って家に籠もる。仕事の片手間で水漏れを直せ
るほど渓
流は甘くないことに気づかされたのだ。水漏れが直るまで自宅から一歩たりとも出ない。明日までに水留めを成し遂げ、明後日の試
合に臨みた
い。
7/9(木)
の進歩 一人頑張るエリゼウ
昨日の試合は、FK を直接決めた一点だけに終わってしまった。絶好の位置で得た FK
。蹴るのはもちろん梁である。今のチームにおいて、他の選手が蹴ることなどありえない。梁は、ボールとゴールを交互に見つめ集中を高めていた。全
サポ
も、固唾を呑んで梁を注視していた。と、梁の後ろでエリゼウが、助走態勢を
取って上
体を前後させ、「自分が蹴るぞ」という姿勢を身体一杯に示していた。フェイントのつもりだろうけど、敵も味方もサポも誰一人と
して気に留め
ていない。当の梁も、エリゼウのことを全く無視(フェイントなら、お互いに見合ったりするはず)。一人盛り上がっているエリゼウであった。でも、
いかつい
エリゼウがすごい形相で飛びかかって来そうな勢いだったので、草津 GK
はちょっと怖かったかもしれない。その意味では、エリゼウの動きが全くの無駄であったとは言えない。
みっちーの論文セミナー。カシを対象に、繁殖と成長のトレードオフがあるのかどうかを調べた論文を紹介してくれた。著者らの結論は「ト
レードオフ
無し」であった。しかしどうも、疑いが残る。それと、トレードオフが無いというのなら、どういう物質的基盤で繁殖と成長に資源投資をしているのか
提示して
欲しい。トレードオフに替わるものを示してくれないと、どうも納得できない。
続いてマツハシの講座セミナー。ミチタネツケバナの研究計画を紹介してくれた。変動型の集団が単一起源なのか複数起源なのか。それを知ることが
鍵と思
う。頑張れ。
7/8(水)
の進歩 ユアスタ劇場開演
とうとう今夜、ユアスタ劇場が開演する。芝生の張り替え工事が終わり、今夜のホーム戦から、ユアテックスタ
ジアム仙台で
闘えるようになったのだ。対戦相手はザスパ草津である。みなで参集して、久々のユアスタ劇場を楽しもう。
今夜は、ベガルタ仙台のために作られた応援曲『ファンファーレ 闘志躍動』が初披露される。ピッチ内で、仙台フィルハーモニー管弦楽団による生
演奏が行
われるのだ(18 時 15 分から)。早めに行って生演奏も聴こう。どんな曲なのか、私はとても楽しみにしている。
生物学科三年生向けの講義をした。「生活史戦略の進化」という話だ。現在の繁殖と将来の繁殖への最適分配の説明もした。この説明、「最適
戦略」と
いう講義での説明を踏まえてのものである。ところが今年は、「最適戦略」の講義をしなかった(去年の講義アンケートでの評判が悪かったので外し
た)。「最
適戦略」の説明が無くてもなんとかなるだろうと臨んだが、ちっともなんとかならなかった。現在の繁殖と将来の繁殖への最適分配の説明をしつつ、全
然
伝わっていないと確信していた。おかげでまたしても、動揺が顕わとなった(6/24 の進歩参
照)。来年の講義で挽回したい。今年の三年生にこそ、もう一度聞いて貰うのだ。全員
の単位を落として再履修させることで。
質問者御イニシャル:I. K. 君・N. K. 君・T. A. さん・W. S. 君・Y. S. さん。
渓流の水漏れはいっこうに治まらない。昨日、渓流に敷いたプールライナーを取り出して穴が空いていないかどうかを調べた。よーく見てみる
と、非常
に小さな穴が何カ所かに空いていた。プールライナーの上に石を置いたときに空いたものと思う。プールライナーの切れ端を貼って穴を塞ぎ、渓流に敷
き直して
みた。祈る気持ちで試すも、やはりまだ水漏れをしていた。他にも小さな穴が空いていたのか。しかし、肉眼で発見できる気がしない。やむなく、新し
いプール
ライナーを注文することにした。今度は、穴を空けないように慎重に扱う。それでも駄目だったら、「渓流の水漏れ複雑怪奇」という声明を出して辞職何
を?することにする。
7/7(火)
の進歩 芝生の部分枯れの原因
我が家の庭の西洋芝に何カ所か、直径 15 cm
ほどの円形の枯れが起きている。病気だろうか。無農薬で育てているので、ある程度の枯れはやむをえない。全面枯れしなければ良しである。しかし、
病気
が広がってしまうのも困る。何か対策が必要になるかもしれない。そこでまずは、枯れの要因を調べてみた。その結果、「犬の糞尿による障害」であると判明した(このページの一番左下)。あん
(怒)。今度か
ら、砂利の部分でさせるようにしないと。
メダカが一匹昇天していた。合掌。
今日は一日中、新しい研究について考えた。しかし真っ白。進歩皆無であった。
7/6(月)
の進歩 渓流とバラ
このところずっと、渓流の水漏れ問題に頭を悩ませている。いくら処置しても水漏れが止まらない。謎だ。問題
解決してくれ
た人に懸賞金を出したいくらいである。おかげで、二番花を咲かせ始めたというのに、バラに対してちっとも目がいかない。大小関係で表すならば、
水漏れ>>>>>>>>>>>>バラ
という状態である。私は、渓流の本当の怖さを知ったように思う。知ってどうするのか?
午前中は生物学演習をした。11時過ぎに終わってしまった。午後からは講義の準備をした。こちらも早々に終了した。
といわけで、久しぶりに時間が空いた。これからの研究のことを考えよう。しかし真っ白。ま、焦ることもない。私の研究成果を待っている人がきっといないと思えば、焦っても全く意味無しと納得できる。
7/5(日)
の進歩 悔しい引き分け
ベガルタ仙台がセレッソ大阪と 0-0 で引き分けた。勝てる試合だったと思う。残念。
試合は夕方から、それまでは庭仕事をして過ごした。渓流の水漏れは相変わらずなので、さらなる防水処理を施してみた。しかし水漏れする。
もう、訳
がわからない。その他に、芝刈りをしたり、草花を植えたり、バラを殺菌したり。時間が経つのって速いものだ。
早めに入浴を済ませ、ビールを飲みながら CS
で応援した。大阪の攻めはさすがに鋭い。しかし、仙台守備陣も光っていた。とくに、エリゼウ・渡辺の両センターバックと GK
林がすごかった。仙台も、梁を中心に果敢な攻めを見せていた。0-0
のまま前半終了。後半になっても試合展開は変わらなかった。第三者的に見ると、すごく高レベルな面白い試合だと思う。しかし、サポとしてはそれで
は済まな
い。やきもきし出した後半 31 分、中原がコーナーキックのボールを頭で綺麗に流し込んだ。仙台先制!------
と思いきや、反則があったとの判定で取り消されてしまった。誤審である。大阪の選手は誰一人、倒れてもいなかったし、バランスを崩してもいなかっ
たし、動
きを邪魔されてもいなかった。なのに反則にするなんて信じられない。その後、田中のシュートがバーに当たるなどの不運もあり、0-0
のまま試合を終えてしまった。
誤審がなければ仙台が勝っていたであろう。腹立つ。中原も可哀相だ。私が見た限り、これまでに彼が決めた得点の中で一番綺麗なものだった。語り
継がれる
得点になったはずなのに。再度腹立つ。
7/4(土)
の進歩 エアコン購入始末記
居間のエアコンを買い換えることにした。壁ばっかり冷やして、肝心の人間を冷やさないという不届き物である
ためだ。建物
の構造上の理由からか、積水ハウスがエアコンを付けたのは、私が普段座っている場所を左横手に見る位置であった。風は、左右各 30°
位しか横に行かない。そのため、私のところに風が来ない。最近の製品なら、左右各 80 - 85°
位まで風を送るという。これに加え、今年で九年目の製品であり、耐用年数が近づいているという理由もあった。さらには、今年買い換えればエコポイ
ントを貰
える。というわけで、思い切って買い換えることにした。
(以降の話は、長い割には中身が薄い上、人によっては不快になる可能性があります。それでも読むからには、私は知りませんよ。)
K's
デンキに行ってエアコンを見ていると、三菱電機の販売員が接客してきた。我が家のエアコン配管は埋設式(壁中を通っている)であることを話すと、
三菱の製
品を強く勧められた。他社製品に付け替える場合は、配管洗浄(費用 3,0000
円位)をする必要があるという。三菱製品のみ、配管洗浄が不要らしい。相談を進めた結果、22,8000
円の品に落ち着いた。しかし私は、「はいそれで」と言うほど甘くない。「ヤマダ電器に行ってきます」(近くにある)とその場を去った。ヤマダ電器
で、
「K's
デンキではこの値段」と交渉すると、同じ値段を付けてきた。店内では、「ヤマダ電器ではポイント還元」という旨の宣伝が繰り返し流れていた。
K's
デンキに戻り、「K's デンキではポイントが付くのか?」と聞いてみた。「いえ付きません」とのことであったが、「そのかわり、さらに
1,0000
円値引きします」と言われた。「ヤマダ電器でもう一度交渉してきます。貴店に運があれば、30
分後に戻ってきます」と言い残し、ヤマダ電器に再び向かった。ヤマダ電器で確認すると、このエアコン購入の場合はポイントが付かないことが判明。それは置いておいて、「K's
デンキでは
21,8000
円」と言ってみた。と、ヤマダ電器も同じ値段にするという。「価格って何なんだ?」という不審と、「このままどこまで下がるのか」という期待が入
り交じっ
たのであった。しかしここで、我が家の配管には、この、21,8000
円(現時点)のエアコンが繋がらないことが判明した。そして、能力が一段下の、19,7000
円の品を進められた。三菱電機の販売員(専門家のはず)に文句を言う確認するためにK's
デンキに戻った。確かに設置不可であった。ついで、「ヤマダ電器では 19,7000 円」と言うと、K's
デンキでも同じ価格を付けてきた。せっかくだから、「さっきは 1,0000
円安くしたじゃないの」とねじ込でみた。ヤマダ電器でもポイントが付かないことはヒ・ミ・ツ! そうしたら、さらに 5000
円値引きしてくれた。ここで交渉妥結。7/11 に新エアコンが来ることになった。エコポイントを 1,2000 点(ほぼ、1,2000
円相当)獲得した。
渓流の水漏れが治まらない。水漏れの可能性がある場所に、厳重な防水処理を施してみる。しかし二時間後、やはり水漏れしていることを知る
ことの悲
しさ。この繰り返しだ。どこに出してもリジェクトされ、いつもで経ってもア
クセプト
にならない辛さに似る。
7/3(金)
の進歩 明後日は大阪戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地にてセレッソ大阪と闘う(18
時試合開始)。首位との決戦である。絶対に勝って、一挙に首位に躍り出よう。
とはいっても、選手の状態は万全とは言えないようだ。相変わらずのデブ症候群のために欠場必至の DF 朴に加え、FW
ソアレスも負傷離脱したらしい(河
北新報より)。困ったものだ。「スァレスです」と発音を濁してサーレス(*)を出してしまえば良いと思うのだが(6/22 の進歩参照)。それが無理でも、替わりの選手がきっと活躍してくれると信じてい
る。
*新加入の FW。J リーグの移籍規約のため、7/19 以降でないと出場できない。
論文が、Journal of theoretical Biology に通った。
Ito, K. and Sakai, S. Optimal defense strategy against
herbivory
in
plants: conditions selecting for induced defense, constitutive
defense,
and no-defense
食害への最適な対抗戦略を解析した論文である。
講義の準備をした。生活史戦略の進化という話をする。いくつか、新しい論文を見つけた。
7/2(木)
の進歩 水漏れ問題その後
池と渓流の水漏れ問題についての続報だ。砂を下に入れるなどしてプールライナーの縁を高くしたら、池の水漏
れは治まっ
た。ポンプを止めて(渓流の流れを止めて)一晩様子を見たところ、水位が下がることなく保たれていた。ところが、ポンプを動かして渓流に水を流し
たら、水
漏れがまた始まってしまった。渓流に問題があるようだ。華厳の滝周辺の石をどけてみたところ、水漏れ場所が見つかった。ここが原因だったかと合点
した。そ
の上で改めて考えてみると、よくもアホなことを書いたと思う、「水位よりは
高いのに
溢れる」なんて(6/30 の進歩参照)。
月初め談話会があった。マツハシは実験に苦闘中の模様である。シークエンス結果を堀江さんに見せたら、「まあ ………」とひと言であったという。しかし挫けてはいけない。
頑張れ。
みっちー・イタポンも精力的にやっている。ばりばりやって、成果充実の七月としよう。
昨日に引き続きレフリーをした。迷った末にリジェクトの判定だ。やはり、新しさがわからない。著者の改訂の仕方も、論文を舐めているとし
か思えな
い。
7/1(水)
の進歩 初の犠牲者
我が家のバラに初の犠牲者が出た。調子の悪かったブール=ドゥ=ネージュ(6/24
の進歩参照)が、とうとう枯れてしまった。掘り出して根元を確認したら、幹に空けた穴の中で芋虫がうにうにしていた。この光景、どこ
かで見たよう
な。そうだ、食卓上の美味しい物を食べちゃって、満足そうにぺろぺろしてる
あんだ。
あったまに来た。株ごと捨ててやった。
新戦力として、ガートルードジェキルを獲得した。土を存分に取り去って新しい土を入れ、ブール=ドゥ=ネージュが植わっていた所に植えた。
生物学科三年生向けの講義をした。食害に対する対抗戦略の話だ。紅葉が、アブラムシの寄生を避ける戦略ではないかという研究も紹介した。
我が家の
庭のシラカンバに、いかに酷くアブラムシがたかっているのかを切々と語った。
質問者御イニシャル:H. F. さん・I. K. 君・N. K. 君・S. Y. さん・T. A. さん・W. S 君
レフリーを二つ。一つは、訪花昆虫の誘引戦略に関する数理モデルの論文。舐めているのかというくらいふざけたモデルであった。誘引戦略の
ことを何
も知らずに作ったのだろう。即リジェクトした。もう一つは、長い。それにやはり、新しさがはっきりしない。