「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
12/31(土)の進歩 お節料理仕上げ 昨夜帰ってき
た暁子と、お節料理の仕上げをした。鰆の西京味噌漬け焼きとか鰤の照り焼きとか。伊勢海老もゆでた。頑張った甲斐あって、午前 10
時くらいに全てを作り終えた。その後、部屋の掃除をし、朝市に最後の買い物に出かけた。昨日同様の喧噪だ。奮発して、地中海産の天然の本鮪大トロ
7000
円を買った。今夜のおかずにと、サヨリの刺身とヒラメの刺身も買った。ヒラメの刺身を見ながら、「腹側ですか、背側ですか?」と聞いたら、「刺身のことを
わかっているお客さん」と褒められてしまった。十分後、「表側と裏側」のつもりで「腹側と背側」と聞いていたことに気づいた。ま、いいか。研究室に寄って
友蔵に論文を届けてから帰宅。ほえーっとしつつ、紅白歌合戦に備えたのであった。毎年、登場歌手の半分と歌の 3/4
は初めて見る気がしている。今年も世間についていけなかったなあと述懐しつつ、年を越したのであった。
12/30(金)の進歩 お節料理焼き物蒸し物編
今日も朝から、お節料
理作りをした。今日は焼き物と蒸し物が中心だ。一品に卵を八個も使う料理を二品も作り、「体に悪そう、正月だからいいか」と葛藤しつつ、料理を進めた。先
日買ったばかりのオーブンレンジを使うのが楽しかった。オーブンはもちろん、蒸し物も焼き物も簡単に出来る。とはいっても、本に書いてある、蒸し器を使っ
ての蒸し時間そのままで良いのかよくわからなかった。結局、蒸し具合を確認しつつ、蒸し時間延長するなどした。
午後三時頃、友蔵に論文を渡すために研究室に向かった。その前に朝市に寄ろう。焼き物用の魚とかを買い足すのだ。朝市は大混雑であった。そして、鮮魚が
これでもかと売り出されている。いいねえ、私は市場が大好きだ。見ると、伊勢海老が 1800
円で売られていた。しばしの葛藤の末、伊勢海老の焼き物をすることに決めた。念のため、「刺身と焼き物とどちらが美味しいですか?」と聞くと、「私そんな
のわからない」と言われた。なら売るな。その後、本鮪大トロを観察し、明日もう一度来て、豪華に買おうと決意した。今日買っても良いのだけど、明日買う方
が、元旦まで鮮度良く保存できると思ったのだ。その後、藤崎へ行った。今夜はてっちりと決めていたので、てっちりセットを買いに来たのだ。藤崎の鮮魚売り
場は、値段が、朝市の 2-3
倍であった。品も朝市の方が良いだろうし、藤崎で刺身を買う人の気が知れない。でも、頑張れ藤崎(藤崎は、ベガルタ仙台のスポンサーだ)。
買い物を終え、友蔵に論文を渡そうと研究室に来た。ここで、論文を家に忘れてきたことが判明。がーーん。何やってんだか。やむなし、明日もう一度来るこ
とにしよう。
12/29(木)の進歩 お節料理煮物編 朝から一日、
お節料理作りをした。今日は煮物が中心だ。元旦に出来るだけ美味しい状態にしておくためには、作る順番を考えねばならぬのだ。料理本を見ながら調理開始。
去年の書き込みが所々にある。たとえば、「容赦なくすぱっと切る」とか、「徹底的に丸く剥く」とか、「不味い、作ってはいけない」とか。「なんで丸く剥く
んだっけ」と思いながら適当に剥き、「そうか、このために丸く剥くんだ」と後の祭りを楽しんだりもした。今日は、十品ほどできた。昆布巻きが轟沈。本の通
りにやったのに、煮過ぎて悲惨なことになってしまった。これ以外はだいたいうまくいった。しかし、随分進んだつもりが、献立に印を付けてみると、予定の
1/3
しか出来ていないことが判明した。げんなりだ。夜もやろうか。しかし昨日、友蔵が、博士論文の一部を机に置いていった。しかも、名古屋のどら焼き付であっ
た。お節作りとはかりにかけて、お節作りの方を取られたら納得してくれまい、名古屋のどら焼きが。そこで夜は、友蔵の論文
読みに励んだ。一方、土松の論文も預かったままで、これもずっと気になっていた。友蔵の論文を読み終えた後におもむろにパソコンに向かい、「コメントは正月明けに、ごめんね」とメールを打ったのであった。
12/28(水)の進歩 大掃除 昨夜から大掃
除を始めた。昨夜はまず台所をやった。一番の難所は換気扇の掃除だ。回転部の羽根の油をいかに取るか。折良くはなまるマーケットで、「レンジにこびり付い
た油は割り箸で削り落とす」と言っていた。良いことを聞いたと思い、研究室に溜まっている百膳を越える割り箸(弁当を買うと着いてくる。しかし私は塗り箸
で弁当を食べている)の内の数膳を持って帰ろうと思った。ところが持って帰るのを忘れてしまった。やむなくウジエスーパーで海鮮丼を買い、「割り箸下さ
い」と頼んだ。せこいねえー。で、割り箸でこすると、油はかなり落ちた。難所の羽根を綺麗にし、回転部を換気扇内に戻そうと、換気扇内部を覗き込んだ。
と、回転部を包む円柱状の金属部の内側上部に、油の固まりを発見した。これも割り箸で落とした。すると、横方向にも油が薄く付いていることが判明した。そ
れをさらに落としつつ進むと、油は、円柱内部の下部へと広がっていると推測された(構造上、下部は見えない)。下部をぐいと割り箸でえぐると、厚さ 3 mm の油の層が取れた。なんと、油の固まりが堆積していたのだ。こ
れに比べたら、羽根の汚れなど物の数ではない。頑張って取れるだけ取ったけれど、換気扇を分解でもしない限り、完全除去は無理であった。
今日は朝から、窓の掃除をした。午後の三時までかかってしまった。疲れた。その後、料理の本を取りだして、お節料理の献立を考えた。まさに、小林幸子の
世界であった。去年の紅白の衣装より豪華にしないといけない。私も、誰に強要されるわけでもないのに、去年のお節料理より豪華にしないといけないという心
境に陥っていた。献立を考え材料を書き出し、朝市へ買い物に行った。一度では持ちきれず、途中で車に荷物を置きに行くほどであった。乾物の店で、昆布だの
かんぴょうだのを買ったら、「干したハゼもどうですか?」と言われた。「仙台では、伊達政宗以来ずっと、ハゼの雑煮です」だそうだ。「作り方がわからな
い」と抵抗すると、ぱっぱと教えてくれた。しかもそれは、一度で覚えられる内容であった。ならばとハゼも買った。というわけで新春の雑煮は、仙台のハゼ雑
煮と決定した。
12/27(火)の進歩 目出度し 目出度いこ
とが三つあった。一つ目は、佐藤 寿人(現サンフレッチェ広島;2003-2004
にベガルタ仙台に在籍)が日本代表に初選出されたこと。寿人は、「日本代表を目指すため」に断腸の思いで J1
へと移籍した。そして見事その思いを実現させた。寿人の決定力は仙台サポも(そしてきっと)広島サポも認める所。得点力不足の日本代表の救世主となるかも
だ。ジーコ監督へ。半信半疑でもいいから、寿人を試合で使ってみて下さい。寿人は、与えられたチャンスを確実にものにして、ここまで上り詰めた選手だ。仙
台時代、初めは準レギュラー扱いだったのに、結果を出すことでいつの間にかエースになっていた。代表でもそうやってエースになっちゃうかも。嬉しいことの
二つ目と三つ目は、ベガルタ仙台 GK 高桑と FW
大柴が契約更改したこと。精神的にも柱となる二人が来年も共に闘ってくれる。これは心強い。後は、シルビーニョか。頼む、仙台に残ってくれ。それと、富澤
と根引の完全移籍も!
一方、清水エスパルスから、DF 池田が期限付き移籍することになった(ベガルタ仙台 OHP
より)。各年代での代表歴があるだけに、期待できそう。ところで池田はサイドバックも出来るのか?
彩子が、修論の初稿を送ってきた。さっそく読んでコメントだ。イントロの構成をちょっと変えた方がいいかも。
明日から年末体制だ。大掃除にお節料理作りにと忙しくなりそう。
12/26(月)の進歩 謎のメール 自宅で仕
事用のメールを開いたとき、研究室でじっくり検討する必要があるメールが来ていることがある。そういうメールは自分宛に返送して、翌日研究室で見直すよう
にしている。今日、昔のメールを何気なく見ていたら、そうやって自宅から転送されていたメールを発見した。開いてみると、誰かのメールを転送したものでは
なく、私自身が自宅で書き込みをして、私自身に送った物であった。そこには、
一日一死
とだけ書かれていた。???。何が言いたかったのか、我がことながらわからない(11/25 の進歩も
参照)。
東京ベルディ 1969
が、なんかよーわからないことをしている。監督にラモスが就任。コーチに、ベガルタ仙台の元監督の都並が決定だと。さらには、柱谷哲二をコーチに、菊池新
吉を GK コーチにするらしい。都並・柱谷と、駄目監督を二人も揃えて何をする気か。ラモス自身も、J
の監督としては指導力が未知数だし。ラモスは、「体の中にグリーンの血が流れている」(サンスポよ
り)と言っているらしいが、「ガメラが仙台スタジアムを襲撃」なんてやめて欲しいと思う(注;ガメラの血は緑色なの)。で、「一日一死」の、ベガルタ仙台
の元 GK コーチの藤川は仲間はずれか。これは助かった。藤川が敵になると怖いと思っていた。
友蔵の論文へのコメントを終えた。考察の改訂は大変かもしれないが、他はほとんど問題無いであろう。頑張っておくれ。
秘密作業が完結した。嬉しい。お世話になった方々に深く感謝だ。完結祝いに、大間の本鮪大トロを食べることにしよう。朝市に買いに行くのだ。
12/25(日)の進歩 男たちの大和 午前中は、秘密
作業の最後の締めにかかった。これで完了だ。 明日、最後のとどめをさそう。
午後は、久しぶりに映画を見た。「男たちの大和
Yamato」だ。重厚で面白かった。私はこういう「重い」映画が好きだ。物語は、現代の場面から始まった。鈴木京香が、義父である内田二曹(大和の乗組
員の生き残り)の遺言に従い、大和の沈没地点に義父の遺灰をまきに行く。やとった漁船の船長も実は、大和の乗組員であった。そして過去を回想する。「現代
の場面から始まって過去を振り返る」という、絵に描いたようなワンパターンな展開である。第二次世界大戦を描くドラマって、このパターンがやたらに多い。
独自性を出そうと思わないのかね。内田二曹は機銃の射手で、銃座を回転させたり機銃を上げ下げさせたりしながら撃つ係りであった。「仰角 30
度」「仰角 45 度」とか叫びつつ機銃を操るのだけど、30 度とか 45 度とか、妙にぴったりな角度ばかり言っているので、そんなので敵機に弾が当たるのかと疑
問に思った。そしていよいよ最後の出撃の前、今生の別れを自覚した兵士達が、幼なじみや恋人や母や家族に会いに出かける。朝日新聞がこの映画を、「人々の
思いを描いた映画」と評していたけれど、まさにそうだった。大切な人と最期の時を過ごす、それぞれの兵士の思いが伝わってきた。そして最後の戦闘場面は、
迫力満点で画面の動きも速った。おかげで、誰がいつ死んだのかわからず、せっかく描
いていた兵士の思いを、その死と重ね合わせられない。「意味ねー」と思った。でもくどいようだけど、面白い映画だった。
12/24(土)の進歩 おしるこ食べた ついにおしる
こを食べた。三回目での悲願達成であった(12/17 の進歩参照)。
暁子と一緒に、山形蔵王にスキーに行った。しかし天候が悪く、スキー場の 上 3/4
は視界がない。暁子は、視界が無いとスキーに酔うという難儀な性質 であったので、辛そうであった。その内に雪も激しくなってきて、はっきり言
って何が楽しいのかわからなくなってきた。しかし、今日こそはおしるこを食べなくてはならない。横倉ゲレンデから、おしるこをやっている店のある上の台ゲ
レンデまで、暁子の悟られぬよう密かに横移動した(横倉 -> 中森 -> サ ンライズ ->
上の台と移動する必要がある)。しかしやがてばれ、「考えてみたら隠す必要も無かったか」と思った。というわけで堂々とおしるこの店へ
行った。その頃から雪はますます激しくなっていた。暁子もへにょへにょとなり、上の台 -> サンライズ -> 中森 ->
横倉と再び横移動して、車の所へ戻っ
た。結局、午後の二時にはスキーを切り上げてしまった。要約すると、おしるこを食べに横移動し、また横移動して戻ってきた一日であった。
帰りに、山田のイトーヨーカドーに寄って夕食の買い物をした。今夜は暁子の誕生会なのだ。24
日ということもあって、豪華黒毛和牛サーロインステーキなども売っている。「何食べたい? 何でも好きな物言って」という問いかけに、「きりたんぽ」と答える暁子であった。黒毛和牛サーロインステーキも、「きりた
んぽの魅力に勝てない」らしい。でも、ズワイガニも買って、豪華さを演出したのであった。
12/23(金)の進歩 オーブンレンジ 今日は暁子が
帰ってくる。研究室に出るのも中途半端なので、昼過ぎまで、自宅で秘密作業をした。今週中に完了させねばならぬのだ。その後、買い物に行って料理を始め
た。ひさしぶりに、手料理で暁子としっぽり飲もう。料理は、 新しい機器を試すことも目的であった。炊飯器だけでなく、National
のオーブンレンジも買ったのだ。焼き物や蒸し物や揚げ物も出来るというすごいやつである。とりあえずは、茶碗蒸しとブリの照り焼きを作ってみることにし
た。
結果、抜群であった。茶碗蒸しの絶妙さは感激そのもの。蒸し器で作ると酢が入ってしまうことたびたびだったけれど、このオーブンレンジで作ったら、プ
ロの一品みたいになった。ブリの照り焼きも問題なし。すごいね、文明の進歩は。今度は、揚げ物に挑戦してみよう。とは言っても、オーブンレンジで揚げ物が
出来る仕組みはまだ理解していない。油の中に具を入れてチンするのでは無いことは確かのようだ。
12/22(木)の進歩 トレーを落とす姿に
今日中に秘密作業を完結せねばならぬと思いながら、研究室に来た。机の上を見ると、彩子の修論のゼロ稿(初稿より前の段階の原稿を、こう読んでいる)が置
いてある。今日、議論しようと話していたのだ。しかし秘密作業の焦りがあり、午前中は彩子のゼロ稿はそのままにしておいた。昼、ゼロ稿の完成度合いを探ろ
うと彩子に話しかけると、「まぜ全然読んでいないんですか」と怒られた。とりあえず昼食にしようと、彩子らと一緒に生協に行った。トレーを持って並んでい
たとき、空のトレーを突然床に落としてしまった彩子。疲労でトレーを落とすほどに修論に打ち込んでいたのか(知らなかった)。
午前中ゼロ稿をほっておいたことへの激しい後悔が押し寄せ、午後一番に彩子と議論をしたのであった。おかげで、修論の構成は定まった。頑張って、今度は初
稿を仕上げてくれ。その後、昨日の続きで、りんかと、修論の第二章の議論をした。第二章は目的も明快なので、ほとんど議論することもない。ただ、フキの性
表現の問題に留まらず、いかに一般的な問題に結びつけるか工夫が必要だ。
昨夜、注文していた象印の炊飯器が届いた。さっそく試食してみると、実に美味しかった。今までの炊飯器(12
年前の製品)との味の違いがはっきりわかる。技術の進歩は偉大だ。しばらくご飯に夢中になりそう。休肝日が増えるかもだ。<--
私は、晩酌した日はご飯は食べない。
12/21(水)の進歩 仙スタ命名権募集 仙
台スタジアムが、命名権を募集することになった(河
北新報より)。「応募金額は年額5000万円以上、契約期間は3年以上。市内に本店住所を1年以上有する法人」が条件らしい。仙台市の法人限定と
は! 「東北大学スタジアム杜の都」
にせよと言っているようなものではないか(国立大学は法人化した)。5000
万円なら十分出せるであろう。優秀な学生確保のための大学間の競争が激化するこれからの時代、こんな美味しい宣伝は無い(きっぱり)。なにしろ、「仙スタ
に行こう」が「東北大に行こう」に変わるのだ。繰り返しそう言っている内に、「東北大そのものに行こう」となるのではないか。「毎年2日間はスタジアムを
無償使用できる」という、河田さん垂涎の特典も注目だ。
かねてから噂のあった、MF 松村(現清水エスパルス)の完全移籍が発表された(ベガルタ仙台 OHP
より)。貴重な左利きということで、活躍を期待したい。一方、右サイドバックをどうするつもりなのだろう。森川と三田を切ってしまったので、このポジショ
ンが出来るのは中田だけである。といいつ
つ、中田だって元々は MF
の選手だ。「めんどくさい時の村上」を右サイドバックにするつもりか。めんどくさい時の村上:「このポジション人がいないよー、どうしよう」と悩んでい
て、その内にめんどくさくなってくる。すると、村上が抜擢されるという、
ベガルタ仙台特有の起用法。
ちのの論文セミナー。包葉が、訪花昆虫の誘引の役割を果たしているのかどうかを調べた論文を紹介してくれた。いろんなことを調べた論文ではあった。しか
しどのデータも有意差がなく、何を言いたいのかわからない論文だった。Ecology
によく通ったなと憤然とした。でも今日は、参加者全員が発言したので良かった。こんな感じで、みんな積極的に発言して議論を盛り上げよう。
りんかと、修論の第一章となる論文の構成を話し合った。一般に雌雄異株は、性表現の進化の一つの終着点と考えられている。ところがフキ(雌雄異株植物と
いうことになっている)には、オスメス花序と呼ぶ雌雄同株個体が低頻度で混じっている。オスメス花序がやがて消えていき、フキは、ちゃんとした雌雄異株へ
と進化していくところなのか。これを確かめようという趣旨の論文にするのだ。さてその答えは?
秘密作業が一段落ついた。最後にもう一頑張りすれば終わりだ。嬉しい。皆様、いろいろありがとうございました。
12/20(火)の進歩 ついに ついに発表さ
れた。FW ボルジェスが完全移籍だと(ベガルタ仙台 OHP よ
り)。完全移籍に三億円使ったという噂で、「高すぎる」「toto と toto goal
を当てたのか」「他に使い道があるだろう」「金って、無いようであるんだねえ」といった錯綜した感情が飛び交っていた。三億払って役立たずだったら泣くに
泣けない。30 点以上が義務だからね。「アラポンガス インテル・デ・べべドウロ ジャタイエンセ
サンカエターノ パイサンドゥ ウニオンサンジョアン パラナクルーベ」と並んでいるのは、今までの所属クラブの名前らしい。「カクテルとかケーキの名
前が並んでいる」と思う方がしっくり来る。
手倉森コーチが、2005 シーズンの反省を語っている(サンスポよ
り)。「宮崎キャンプで都並監督に『個人能力を見極めなかったのはミスではなかったか』と言ったんだ」とのことである。まさにそうだった。結局、個人の能
力を見極めるのに第三クールまでかかってしまった。「都並前監督は形を整えることから入った」という。これって、「趣味は形から」という私の主義に通じる
ものがある。
趣味は形から:苦悩は本業だけで十分、趣味においては苦悩は一切お断りという私の生き方をあらわす。趣味は楽しみのためにやるのだから、快楽だけを味わい
たいという考え方。いくらなんでも無理という助言もある。
机の上に、友蔵の論文が置いてあった。博士論文の一部となる物だ。人工花を使ってマルハナバチの訪花行動を調べた論文で、結果の美しさは感動ものであ
る。問題設定も明白なので、イントロもすっきり。後は、友蔵本人も苦しんでいたらしい、考察での議論をどうするかだ。というわけでとりあえず、考察につい
て意見を述べた。
イタポンも、約束通り論文を持ってきてくれた。実は今日が提出約束の日。私が朝 8
時頃に研究室に来たときは、すでにイタポンがいた。約束を守ろうと頑張ってくれたのだと思う。偉い。で、聞いてるかな、残りのヒトタチ(12/1 の進歩を監視せよ。友蔵は、「イタポンより早く」という約束をちゃんと守っていたんだね)。
やる方も受ける方もやる気無しの、留学生向けの英語の講義が終わった。何でこんな無意味な講義があるのか。私自身、やる気の無い講義を三回もしたため、
良い講義の仕方を忘れてしまいそうになった。来春の三年生向けの講義(こちらはやる気満々)に向け、リハビリしないといけなそうだ。
12/19(月)の進歩 喜んでいたのか考察
昨夜は大雪だった。仙台市内も 15 cm
くらい積もった。庭にじゅりを出してみたら、右に左にと、庭を駆け回っていた。まさに「犬は喜び庭駆け回り」だ。しかし後で考えてみると、玄関と、居間の
窓の間を何度も行き来していた。そして、室内に入れようと玄関を開けたら、私に抱きついてきた。玄関は家に入る場所、居間の窓は、室内の私を覗く場所であ
る。喜んでいたのではなく、冷たさにパニックになって、「家に入れて」と走り回って
いたのではあるまいか。
それはともかく、この寒さはしばらく続くらしい。嬉しい。仙台は、雪が積もっても 1-3
日で溶けてしまう土地ではあるが、今回は根雪っぽくなるかな。おまけに、今週末にはまた大寒波が来るらしい。この秋冬は、週末になると天気が悪くなること
が多いな。修論生・博論生は、風邪を引いたり道で転んだりしないように気をつけてね。
ベガルタ仙台が、清水 DF 松村を獲得したらしい(日
刊スポーツより)。貴重な左利きということで、待ち望まれた存在だ。貴重な左利きの秋葉をクビにしたことは忘れることにして。で、松村ってどんな
選手なの、たけし?
名川社長によると、「補強は5人、ポイントは中盤」だそうだ(サンスポよ
り)。こう具体的に言い切ってくれると、なんか頼もしい。ブラジル人 FW
二人に村松が決まったとなると、残りは二人か。その一人として、山形のボランチ大塚に触手を伸ばしているらしい(サンスポよ
り)。ボランチには菅井がいるのになあ。私としては、攻撃的中盤を二人くらい補強して欲しいと思う。
秘密作業にめどがついた。わからないことを承知で書くと、一周したのだ。後は最後の仕上げのみ。今週中に終わらせたい。
12/18(日)の進歩 Shall we dance
今日は一日、自宅でまったりしようと決めていた。久しぶりにじっくり料理でもして、雪見酒をするのだ。でもまあ、秘密作業をしようと思ってはいた。ところ
が、筋肉痛でやる気が起きない。ほえーっとしているうちに、昼近くになってしまった。昼食に妙にカツ丼を食べたくなり、買い物がてらとんかつ屋へ行った。
その後、電激倉庫に寄って、テレビ・炊飯器・電子レンジをしばし観察した。店頭で見ると、プラズマより液晶の方が断然綺麗に見える。しかし、「スポーツ見
るならプラズマ、なんだかんだのとき(理由は忘れた)もプラズマ」というのをよく聞く。どうもよくわからない。しかしまあ、テレビを買い換えることは無い
であろう。一方、炊飯器と電子レンジは結構その気になっている。どちらも、ずいぶん前に買ったやつだからだ。私は最新好きなので、昔のままの機能の製品に
甘んじていると思うと、心の喪失感が湧いてくるのだ。帰ったら価格 com で値段を調べてみるかと思った。
帰り際、ビデオ屋に寄って "Shall we dance"
を借りてきた。日本映画をハリウッドが作り直したというものだ。本家がえらく面白かったので、真似版も見てみようと思ったわけ。で、真似版も非常に面白
かった。ついつい、二回繰り返して見てしまった。明日は、本家の方を借りてくることにしよう。
ネットで、炊飯器を注文してしまった。象印のこれだ。
せっかくだからと豪華にした。温泉たまごを作れるというところが、暁子の賛同間違い無しである。象印にしたのは、岩下志麻の CM
を気に入っているから。あれだけ力を込めて炊飯器の CM
を流しているのだから、象印は炊飯器に自信があるに違いないと踏んだのだ。------------------- あれは、炊飯器ではなく魔法瓶の CM だと気づいたのは、注文後 30
分してからであった。
12/17(土)の進歩 快晴
山形蔵王にスキーに行っ
た。快晴。雲一つ無い。ケーブルの山頂駅で降りざんげ坂に立つと、朝日連峰・月山・飯豊連峰などが青空に輝いていた。とはいっても、どれが飯豊連峰かはわ
からなかった。樹氷も美しく、山頂付近はすでに十分に発達していた。昼食後しばらくして、今日こそおしるこを食べようと店へ向かった。先週は閉まっていた
のだ(12/11 の進歩参照)。上の台ゲレンデに降り立つと、目当ての店が営業していることを確認。喜び勇ん
で店に入った。「おしるこ下さい」と頼むと、「おしるこはまだやっていません」と言われてしまった。うーーむ、週に一つずつしか前進しない気か。4
時半頃、またしてもくたくたになって帰宅。山田のイトーヨーカドーに寄って、生のタラバガニを買った。焼きガニにしたらすごく美味しかった。多いかなと
思ったけれど、全部食べてしまった。
12/16(金)の進歩 ハムレット 富澤本人
も、仙台に移籍するべきか東京ヴェルディに戻るべきか悩んでいるらしい(昨日の進歩参照)。日
刊スポーツによると、
「仙台DF富沢ハムレット、仙台か東京Vか」だと。富澤には、ハムレットなんて難しいこと似合わない。この見出しを見て私は、「仙台DF富沢ハムスター、仙台か東京Vか」って思ってしまった。強引に、ハムスターに似ていなくもないし。どころか、「ハ
ムレットという種類のネズミいたな。シェークスピアのハムレットじゃなくて、ネズミのハムレットだな」としばらく思っていた。30
分位してようやく、「ハムレットじゃなくてハムスターだ」と気づいたのだ。すまないねえ。
ベガルタ仙台が、清水エスパルスの DF 村松の獲得を目指しているらしい(15 日の報知新聞よ
り)。左利きで、サイドバックやボランチが出来るそうだ。よし、是非とも穫ってくれ。左サイドバックは最大の補強点である。磯崎は攻撃力に問題があるし、
村上は守備がわやや。二人を足して 2 を掛けるぐらいがちょうど良かった。村松獲得に期待しよう。
自宅で地上波デジタル放送を見られるようになって一週間。今更ながら、映像の美しさに驚いている。同じ番組を、地上波デジタル放送とアナログ放送で見比べ
ると歴然なのだ。アナログ放送が、色褪せたカラー写真に見える。もう、アナログ放送には戻れないな。でも、アナログ放送だけを見たら、「汚い」と思わず平
気で見ちゃうのかも。それにしても、KHB はどうなっているのだ? 他の全局は地上波デジタル放送をしているのに、KHB
だけ来年七月に放送開始なのだそうだ。一局だけ試験映像を流し続け、すっかり浮いている。でも綺麗な風景とかだったので、しばらくは試験放送とは気づかず
に、何かの番組だと思っていた。
今日は研究室の大掃除に忘年会だ。でも秘密作業に忙しいので、私はどちらも不参加。そのくせ明日、スキーに行くであろう。明後日はまったりと雪見酒をす
るであろう。我ながらわからない行動だ。
12/15(木)の進歩 富澤争奪戦 ベガルタ
仙台サポと、東京ベルディサポの間で、富澤へのすさまじいお願い合戦が繰り広げられている。富澤の本所属クラブは東京ベルディであり、彼は今季、仙台に期
限付き移籍していた。本人によると、来季どちらに行くかは「三分三分」だそうだ(12 日の報知新聞よ
り)。「五分五分」とは違うらしい。残りの「四」がどちらに加わるかが勝負なんだって。???。ま、可能性の表現の仕方は人それぞれということにしておい
て、話を戻す。このまま仙台に残って欲しいという仙台サポと、本所属に戻って欲しいという東京サポが、お互いに一歩も引かずに「我がクラブに来て」と書き
あっているのだ(このページの掲示
板)。どちらが優勢なのか思わず集計したくなる。あるいは会場の皆さんに、「黄金の富澤か緑の富澤か、絵をお上げ下さい」と言いたくなる。私からも一言。
頼む富澤、仙台に残ってくれーーーーーーーー!
一方、高桑は、「残留を基本線にしていることを明かした」という嬉しい報せだ(14 日の報知新聞よ
り)。そして、「今月下旬に旅行を兼ねて訪れる米ハワイで、徹底した下半身強化を行うことを宣言した」(同紙より)。「「リラックスしながらになりますけ
ど」と言いながらも、約10日間の時間を無駄にしないつもり」(同紙より)なんだって。素直に「新婚旅行に行きます」と言えばいいのにと思います(サンスポを
見よ)。奥さんほったらかしたら、口聞いて貰えなくなるぞ………。
秘密作業続行中。いく人かのご意見をいただき、やり直しの必要を感じた。明日も頑張ろう。
12/14(水)の進歩 大黒すごい ガンバ大
阪の大黒が、フランス二部リーグのグルノーブルに移籍するらしい。その移籍条件が素晴らしい。「チワワの愛犬ラオウについての条項を用意している」(サンスポよ
り)だと。「グルノーブルが用意する愛犬条項も視野に入れた」交渉を
するというのだから(サンスポよ
り;太字は私)、私にはたまりませぬ。さすが大黒。あのコマーシャルを見たときから、変な奴だと思っていた。それにどことなく、犬に似ていなくもな
い。
ひさしの論文セミナー。異型花柱性の植物の、柱頭や葯の位置を個体ごとに測った研究を紹介していくれた。しかし超記載的であった。柱頭の位置の頻度分布
がこうだったといわれても、それが送受粉にどう影響するのかというデータが無いとなあ。形態データだけでは意味がわからない。
修論の進行状況を聞こうと、りんかに、「今何してるの?」と訊ねた。「何もしてい
ません」と言われ一瞬焦ったが、「今この瞬間、何もしていない」という意味であった。現在は、図表をまとめ上げ、全体の構成を練っていると
のこと。出来たら見せに来てね。で、隣に座っていた彩子は? 聞こえたでしょ?
秘密作業は、最大の難関を迎えている。みなさんのご意見を伺うことにしよう。
12/13(火)の進歩 高桑 昨日のテレビを
見て、嫌な予感がした。ベガルタ仙台の守護神 GK
高桑が、ひょっとしたら移籍してしまうのではないかという予感だ。高桑は昨夕、六時台の地方ニュース番組に生出演した。そして、テレビの前のサポーターに
挨拶して下さいと言われたときのこと。カメラを見ずに目を伏せたまま(つまりは、テレビの前のサポと目を合わさずに)しゃべったのだ。今までにテレビ出演
した選手は皆
(過去の高桑自身を含め)、きちっとカメラを見て話していた。別のカメラの映像が流されているのに、撮していないカメラを見続けてしゃべっていた某選手とはわけが違う。話した内容
も、今季の応援を感謝するだけで、来季に向けての言葉は一言も無かっ
た。そういえばアナと今季を振り返ったときも、「藤川 GK
コーチのおかげで自分が伸びた」という趣旨のことを何度も語っていた。その藤川コーチは退任。自分に対しても、フロントは減棒を提示(高桑は、誰もが認め
る今季最大の功労者というのに)。フロントに長期的展望と信念が無いのは昔から。去年の契約交渉時は、フロントに 13 項目の質問書を出し、今年は
30 項目に増えたそうだ。来季はいくつに増えるのか、「書くのが大変だなあ」と思っても不思議はない。さらには、年齢的にも(今年 32
才)残されたチャンスは少ない。そこへ、J1 クラブからオファーがあったとしたら ……………。うーー、不安だ。
留学生向けの英語の講義の二回目をやった。先週よりはましだったか。しかし相変わらず、関係ない本を読んでいたりおしゃべりをしていたりという学生がい
た。ま、どうでもいいけど。
秘密作戦、本日難航せり。思った通り、やはりここで躓くか。
12/12(月)の進歩 三年生来室 三年生の
伊藤君・片渕君・小嶋君が、研究室の見学に来てくれた。生物学演習(英語の論文の輪読)・植物生態学の私の講義・八甲田山での野外実習を通して、すっかり
馴染みを深めている三人である。私の研究室でやっていることもよく知っているので、質問に答える形でいろいろ説明していった。最後に、研究棟の屋上に登っ
て、「仙台市内で一番高い位置にあり、眺めがとても良い」と宣伝した。研究室の良いところは積極的に訴えねばならぬのだ。三人とも、私の研究室に入ってく
れたら大歓迎するよ。
仙台サポの一大関心事は、東京ベルディから期限付き移籍中の富澤が仙台に残ってくれるかどうかということである。「「このチーム(仙台)を絶対にJ1に
上げる」と誓っていた富沢だが、不運のアクシデントで、今季それを成し遂げられなかった」(日
刊スポーツより)とあるが、「不運の」じゃなくて「アホな」だと
いうつっこ
み(7/9, 10 の進歩参照)もしないほどに、私は真剣だ(<---
つっこんで無いのか?)。都並監督が(無理矢理)連れてきた選手なので、監督が替わっても残ってくれるのか。でも富澤、半年を怪我で棒に振ったのでは、
「仙台でやり残したことがある」って感じだろう。頼む、残ってくれ。しかし、「このチームでやるんだという、強い気持ちが持てるところに行く」(日
刊スポーツより)という人を説得するのは、仙台フロントが最も苦手とするところだ。何しろ、仙台フロントには長期的展望や信念が無いから、「この
チー
ムでやるんだ」という気持ちにさせるのは無理ってもんだ。
秘密作業進行中。ひょっとして、先が見えてきたのか。
12/11(日)の進歩 初滑り
山形蔵王にスキーに
行った。今季初だ。日本海側は大荒れという予報に迷いはしたが、吹雪で視界の無い中を滑る辛さも、久しぶりなら構わないかとも思った。蔵王に着いてみる
と、スキー場の上 3/4
は雲の中であった。しかしなぜか、いきなり山頂まで行ってしまった。その後は、大森ゲレンデ(スキー場の一番下にある)にずっといた。やがて雲も高くなっ
てきたので、昼食後、再び上の方に行ってみることにした。そして、上の台ゲレンデの方に降りておしるこを食べるのだ。ところがおしるこの店はまだ営業して
いなかった。そういえばリフトも半分くらいしか動いていないし、封鎖されているゲレンデもあった。いつから真面目に営業を始めるのか。やむなく、おしるこ
を断念し、そのまま滑り続けた。ここで休憩を取らなかったのが響いたのか、三時くらいになると足が痛くなってきた。それでも執念で、四時過ぎまで滑り続け
たのであった。
帰宅後、風呂に入ってビールをくかーっと飲んだ。やっぱこれだね。
12/10(土)の進歩 地上波デジタル
今日は午後三時から入れ替え戦の第二戦がある。命のかかった(他者さまの)試合ほど面白いものは無いので、CS
で生中継で見ることにしよう。その前に電気屋に行って、地上波デジタルをつなげる二股のケーブルを買って来ることにした。仙台でもようやく、12/1
から地上波デジタルが始まったのだ。チューナーはあるので見られるはず。ところがいくら試しても映らなかった。数日悩んだ挙げ句、チューナーにアンテナの線を繋げていなかったという根元的な事実を突きつけられ
たのだ。今までどおりアナログ放送も見られるようにしておきたいので、二股にして繋ぐ必要がある。モールで買い物をしたついでに電気屋により、二股の線を
見つけた。ところが買って帰ると、差し込みの形状が違って繋がらない。なんでこんなことが?
私は、一度気になることが出来ると、それが解決するまで他のことが手に付けられない性質である。しかしもうすぐ入れ替え戦が始まる。入れ替え戦が終わって
から買い直しに行くことにしよう。ところがであった。「チューナーの接続障害です」とかいう警告が出て、CS
が映らないのだ。悩み事は、一日に一つにして欲しい。入れ替え戦を諦め、電激倉庫に行くことにした。自分でものを考えるからいけないのだと思い、即、店員
に話しかけた。すると、地上波デジタル放送が始まったばかりということもあって、二股の線は売り切れという。失意の帰宅。そして帰宅して 10
分して後、他の電気屋に探しに行けばいいんだと気づいた。「他の店を
探せ」と店員が教えてくれなかったので、おめおめ帰宅してしまったわ。ケーヨー D2
に行ってみると、三つ股の線があった。私は二股を探しているのに、嫌がらせか? 店員に聞こうにも、電気専門らしい人がいない(ケーヨー
D2
は、電気専門店ではない)。自分の頭で物事を考えて失敗してきた数々のことを思い起こし、三つ股の線を買うのをやめた。そしてヤマダ電気に行った。ここで
もやはり二股の線は売り切れであった。しかし、いくつかの線を組み合わせて使えば良いという。なるほどと思い、言われた通りの物を買って帰宅した。そして
今度は、ちゃんと接続できた。入れ替え戦の状況をネットで確かめると、「柏 0-3 甲府」であった。しばらくして CS
も復旧した(アンテナの線の接触が悪かった模様)ので試合を見てみると、「柏 0-5
甲府」になっていた。爆発すると手の付けられない甲府攻撃陣が本領発揮したか。その内にバレーが追加点を決めて 0-6 となった。なんと 6
点ともバレーがあげたらしい。今季が始まる前に仙台は、バロンを採るかバレーを採るか迷ったというから、悔しいったらありゃしない。甲府が J1
に上がってしまって、もっと悔しいったらありゃしない。甲府にアウェー遠征したときに、不快な甲府サポがいて、それ以来甲府は嫌いなのだ。それに、柏がこ
んな惨状じゃ、仙台が入れ替え戦に出ても勝てたかもという気がしてくるし。
12/9(金)の進歩 気づくとスキーの季節
近頃どうも寒いなと思っていたら、もうスキーの季節らしい。山形蔵王とかは、しっかり滑れるようになっているようだ。去年は冬が遅かったので、今年もつい
うっかりしていた。でも今現在、去年のような情熱が湧かないのも事実だ。一度スキーに行けば、また情熱が湧きたぎるのだろうけど。明後日の日曜日、スキー
に行くのか、ブランメル生態の芝のサッカーに行くのか。今週末は柏に乗り込むつもりでいたので、芝のサッカーには不参加の予定であった。だからというわけ
ではないが、ちょい悩み。
かとぅの論文セミナー。雄期と雌期とで蜜量がどう変化するのかを調べた論文を紹介してくれた。しかし、記載的で新しさのわからぬ論文だった。「この段落
何を言っているのかわからなかった」と言いながら、レジメにその段落の中身の説明を
書いているかとぅ。一か八かで書くでない。
生物学科三年生向けの研究室紹介があった。四年時の研究室配属に向け、私の研究室の宣伝をしたのだ。参加者は九人とちょっと寂しかったが、みな熱心に聴
いてくれた。伊藤君・片渕君・小嶋君は、来週の月曜日に研究室見学に来てくれるそうだし。金子さん・五十川さん・有賀君・伊藤(真)君・平島君・小林君
も、都合がつくときに見学に来ておくれ。酒井研は、黄金だけじゃなく、「赤い方がいいじゃないか」も歓迎なのだ。元より対戦しないのだから、関係ねーーー
(涙)。今日の研究室紹介に来られなかった人で、興味がある人もどうぞ。待っております。
今宵は久しぶりに、牧と我が家で会食をする。楽しみだ。今から朝市に行って、いろいろ買ってこよう。
12/8(木)の進歩 本当らしい ベガルタ仙
台が、フラメンゴ監督のジョエル・サンタナを監督に招聘すること、元ブラジル代表の FW
ロニとボルジェスの二人を取るというのはどうも本当らしい。サンタナとボルジェスに関しては、仙台入りの報道がすでにブラジルでなされていたようだ。ボル
ジェスは、京都パープルサンガと獲得を争って勝ったらしい。なんで勝つんだろう?
仙台は日本の二部リーグのクラブであることをちゃんと伝えたのかな? それと、ものすごい額の金を使ったという噂が流れている(たとえばここ)。よくそんな金あるね。日本人の補強する金
は残っているのか。それと憤然とするのは、現所属選手から絞り取る気じゃないだろうな(怒)。今季貢献度がだんとつで一位の高桑に減棒提示だと(サンスポよ
り)。あの活躍で減棒ではやる気もなくなる。----------------
どうでもいいけど、悪天のプロ野球会社って頭おかしいのか。記録的なビリだったというのに、1200
万円昇給とかわけがわからない。ま、生ぬるい道を突き進んで破滅してくれたら万々歳だけど。
秘密作業続行中。先の見通しが立ったような気もする。助けて下さっている方達に感謝。
12/7(水)の進歩 悔しい 今日になってみ
ると悔しさが募る。本当なら、仙台スタジアムに駆けつけ、入れ替え戦を闘うベガルタ仙台を応援している日であったのだ。後二試合あると思っていたところに
突然終わりを告げられてしまったので、消失感は大きい。でも仕方ない。切り替えて、柏レイソルを応援しよう。その理由は二つ。第一に、ともかく悔しいから
だ。闘いを終えた今、共に三位を争った相手の健闘を祈るなんて爽やかなこと、スポーツじゃあるまいに(スポーツじゃないのか???)。第二に、来季昇格を
争う相手として、柏よりも甲府の方が与しやすいと思うからだ。何しろ資金力が違う。今季の京都や昨季の川崎のように独走するクラブがあるとしたら、甲府で
はなく柏である。甲府となら、仲良く昇格を争えそうに思う。というわけで、頑張れ柏。
継続性を理由に都並監督の解任に反対している人ってけっこういるんだね。しかし彼は、長期的育成を託されて監督になったわけではない。彼は、はっきり
言って人寄せパンダだった。悪天のプロ野球会社が来ることに危機感を抱いたフロントが、人気者の彼を監督にしたというのが(おそらく)本当のところだ。し
かし一年を終えてみると、宮城県民が愛しているのはベガルタ仙台であることが明白になった(始めからわかりきっていたことなのに)。そして、集客にはサッ
カーの質そのものが大切であることに気づいた。だから都並監督を解任した。むしろ、長期的視野に立って継続的に育てるがために、彼を切ったのではないか。
12/6(火)の進歩 都並監督解任 都並監督
が解任された(ベガルタ仙台 OHP
より)。良かった。彼が監督のままでは、来季に向けて期待が持てないところだった。あほフロントが続投させるのではないかと危惧していただけに、ほっとし
ている。仙台のあほフロントは、解任すべきではなかった清水元監督・ベルデニック前監督を解任してしまった。解任すべき都並監督を解任しなかったらあほの
5
乗くらい行くところだった。「ころころ監督を替えるのは良くない。長期的視野で」という意見は確かにそうだ。しかし、これが当てはまるのは、清水元監督・
ベルデニック前監督に対してだ。都並監督では、長期的な進歩も望めないと思う。彼こそ、切らねばならぬ人だった。
後任には、フラメンゴ監督のジョエル・サンタナが有力らしい(スポニチよ
り)。フラメンゴは、ブラジルの名門中の名門で、ジーコも現役時代に所属した。そんなすごいクラブの監督が仙台に来るのかい?
とはいっても、仙台関係者がその気になっているだけで、ブラジルでは考慮の対象になっていない気もしないではない(報知新聞よ
り)。でももしうちに来るのなら、仙台にとっては初のブラジル人監督となる。不安もあるが、ここは素直に期待することにしよう。
一方、名川社長は、「(東京)ヴェルディ、神戸、山形の戦力ダウンを狙って(それらのチームの)選手の獲得に動く」(日
刊スポーツより)と発言。狙いがせこいと、サポをいきなり不
安にさせている。目先の敵を弱くすることよりも、我がクラブを安定的に強くする長期的視野が必要と思うぞ。
矢原さんから、「植物の事典」という本の分担執筆依頼が来ていた。福岡出陣前後のどたばた時だったので、うっかり返事を忘れていたら、いろいろ憶測を生
んでいた模様。「入れ替え戦出場を逃したショックか」「福岡に怒っている」(矢原さんは九大の方)とか。「福岡のいじわる」と心底思っているが、怒ってはいません。
昨日のテレビで、パンダの番組があった。パンダは、赤ちゃんを二頭産んだとしても、一頭しか育たないそうだ。母親が、一頭しか子育て出来ないためらし
い。そこでパンダの繁殖施設では、二頭の内一頭を母親の元に残し、残りの一頭は人間が預かるのだという。そして時々、赤ちゃんを入れ替えるそうだ。母親
は、何の疑問も感じずに入れ替えられた赤ちゃんを子育てする。定期的に入れ替えることで、ちゃんと二頭子育て出来ちゃうのだ。もう、パンダ、ますます可愛い。
留学生向けの英語の講義をやった。何でこんな無意味な講義しなくてはいけないのか。私は全くやる気無し。おまけに学生もやる気無し。15
人の学生の内、真面目に聞いている者は一人もいなかったであろう。おしゃべりはしているし、ノートを取っているのかと思いきや、関係ないこと書いている
し。しらーっとした時間をひたすら耐えた。終了後、片づけをしていたら学生が一人近寄って来た。「質問かよ面倒臭いな」と思ったら、日本語で、「ワタシめざましこわれました。チコクしました」だと。ノーーープロブレム、
ノーーープロブレム、ノーーープロブレム。来週はもっとゆっくり寝てていいよ。
12/5(月)の進歩 博論・修論のタイトル決まる
明日は、博士論文・修士論文のタイトル提出の締切日である。博論を提出する友蔵と修論を提出する彩子・りんかが、タイトルを相談に来た。三人とも無事に、
ぱしゃっとタイトルが決まった。後は中身を書くだけだ。<-- こう書くと、執筆がえらく簡単に思えるなと感心している。
彩子の修論は、個体サイズに依存した花の香りの変化が一つの着眼であった。三年間ずうっとそのつもりでやってきた。しかしどうも、個体サイズ依存のデー
タが芳しくない。先輩の評判も悪い。財前もクビになった。断腸の思いで、個体サイズ依存のデータを切り捨てることにした。そのかわり、未解析であった、
2004
年の送粉量のデータを加えることになった。昼と夜とで香りの量が変わることの効果として、昼と夜の送粉量がどう変わるのかは重要なのだ。今から、100
個体ほどの送粉量を解析する。イタポンの見積もりでは、「一日 100
個調べると死にそうになる」ということだ。死なないようにするためには、二日かけるとよいであろう。というわけで、全力で頑張ってね。もう 12
月だしね。
秘密作業に没頭中。先が見えてきたのか、全然見えていないのか。自分でもわからなくなってきた。
12/4(日)の進歩 戦力外通告 仙台に帰っ
てきてネットを見たら、戦力外通告が出ていた。
MF 財前 宣之
MF 松浦 宏治
GK 森田 耕一郎
DF 森川 拓巳
DF 大河内 英樹
MF 秋葉 竜児
ついに財前を切ったか。なんだかんだで仙台の看板選手である。しかし、守備意識の低さで随分と迷惑もかけてきた。そのわりには攻撃力も今一つだったし。私
は、はっきり言って嫌いだった。記憶に残る選手であることは確かだが。松浦・大河内
・秋葉は予想通り。磯崎も戦力外になるかと思っていたけれど、左サイドバックの人材は貴重という判断か。森田は、期限付き移籍中の FC
東京に完全移籍するのだろう。戦力外にして移籍金かからないようにし、「移籍金必要ならいらねーー」と言われないようにという温情に違いない。森川の戦力
外には憤然としている。確かに攻撃力は劣る。しかし、サイドバックとしての守備力は、中田・村上なんて足元にも及ばない。まさに守備の職人である。「DF
の千葉直樹」という称号を(私から)得ているほどだ。この他に、
引退 MF 熊谷 浩二
レンタル元に返却 FW バロン
同上 FWシュウェンク
ということで、この三人も仙台を去る。熊谷は、実質戦力外だったのではないか。それよりも引退という花道を選んだのだろう。「J1昇格が責任だと思ってい
たので、引退することにしました」(ベガルタ仙台 OHP
より)という弁がちょっと意味不明。社長や監督が責任を取って辞めるのはわかるけど、選手が責任を取って引退するって、そういうのあるの?
バロン・シュウェンクの退団もやむなし。結局二人とも、仙台のエースとはなれなかった。助っ人としては力不足だったということ。
仙台に帰る前に、横浜国大の暁子の研究室で、土松と会談した。フグを驕って欲しい論文のことについて相談に乗って欲
しいと言われていたのだ。で、いろいろ話を聞いて、私の意見を述べた。納得してくれた模様。さあ、頑張って論文を書き上げておくれ。
12/3(土)の進歩 呆然 正直に言おう。甲府は京都
に勝てないと思っていた。だから、入れ替え戦進出は半分決まった気分で博多の森に乗り込んだ。そして実際、前半 9 分に甲府 0-1
京都の報であった。一方、我がクラブも、福岡相手に苦しい闘いをしていた。でも、「甲府が勝たなければいいわけだし」という思いがあった。だから、後半
35
分、甲府逆転の報に泣きそうになった。その後の私は、仙台が勝ち越すことと、京都が追いつくことを願った。多分、後者の願いにすがる気持ちの方が大きかっ
たと思う。------そんな気持ちじゃ勝てるわけがない。一から出直しだ。
12/2(金)の進歩 出陣 出陣である。今宵
横浜の暁子の実家に泊まり、明日の朝の飛行機で福岡へと向かう。目指すは博多の森。この地にて我がクラブはアビスパ福岡を倒し、J2
三位を決めるのだ。ベテラン共も決戦に向け闘志を燃やしているようだ(サンスポよ
り)。鹿島時代に三冠の経験を持つ熊谷主将、2001
年に昇格へのゴールを決めた財前宣之。控えからの途中出場の腹づもりらしい。まずは、梁・中田らの若手を切り込ませて討ち死にさせ、その後に悠然と現れ首
を穫るのであろう。勝てばなんでもよいわ。明日の今頃は、福岡名物水炊きで勝ち戦を祝っていることだろう。
昨日のセミナーでのみなの意見を踏まえ、修論の方針を彩子と議論した。花の香りを絶つためにビニール袋で花弁を被った実験は、蜜も吸えなくなってしまう
問題があった。だから、香りが無くなった効果が出ているのか蜜を吸えない効果が出ているのかわからない。しかし発想を変え、視覚だけ(香りも蜜もなし)で
も誘引効果があるのかという観点からならいけるのではないか。昼の訪花者に対しては、花弁を被ってしまってもちゃんと種子が出来ていた。だから昼の訪花者
を誘引するには視覚だけで十分、香りや蜜は不要と議論する。これなら、この実験を活かせるように思う。
午前中は、ほっておいたレフリーの仕事をした。学術雑誌ではなく本に掲載される原稿だ。しかしつまらなかった。目新しいこと無し。学部生が読むのがせい
ぜいのレベルだろう。
今から、全学一年生向けのレポート作成法の講義をしてくる。そのまま自宅に戻り、新幹線で横浜へと向かうつもりだ。
12/1(木)の進歩 セミナーの一日
月初め
の談話会。今年度始めて全員が揃った。普段は愛知県の岡崎にいるモリナガも参加したのだ。そのモリナガ、人為的に突然変異を起こしたシロイヌナズナの種子
を蒔いて、閉鎖花を付けるかどうかの実験をしている。今月末には結果が出るそうで、まさにどきどきだ。実験は岡崎でやっているということもあり、「南極か
ら紅白を応援する心境で見守っている」と激励した。それに対し、「紅白なら、どっちが勝っても大した問題じゃないですからね」と答えるモリナガ。いつか
ら、こんな立派な答えを言えるようになったのか。かたやひさしは、全学一年生向けの自然科学総合実験で PCR
の指導をしている私を、側から見守っていた(ひさしは、別の実験科目の実験助手として同じ部屋にいた)。そして、学生に私が質問を受けているのをどきどき
しながら見ていたそうだ。はい、まさにどきどきものだ。今日の談話会の主要テーマは、私への論文提出締切日であった。以下のように決まったので、誤魔化さ
れないようしっかり書いておく。
彩子とりんかの修論初稿:今月末までに
ひさしの論文二稿:今月末までに
イタポンの改訂稿:12/20 までに
友蔵の論文初稿:イタポンより早く
みな、しっかり締め切りを守るように。
その後、修論構想セミナーの第二弾があった。彩子と岡本が発表。二人ともお疲れさま。いろいろ意見も出たので、彩子と明日もう一度話しあい、最終的な方
針を決定することにしよう。岡本のは、意味のある差異なのか偶然の差異なのか疑問に思う部分があった。それと、もう少し話を削って単純にした方がいいであ
ろう。