「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


12/31(金)の進歩 茶豆 黒豆を作るつもりが、茶 豆となってしまった。さびた釘を入れて煮たのに(こうすると、黒くなる)、豆は茶色であった。かわりに鍋が黒くなった。憤然だ。おまけに、皮が剥けて白く なった豆も混じっていた。というわけで、黒豆作りは轟沈。
 帰仙する暁子を迎えがてら、朝市に刺身を買いに行った。昨日も朝市に行ったのだけれど、少しでも良い鮮度の品を求めるべく、刺身は今日買うことにしてい たのだ。朝市は、昨日も今日も大混雑で、動くことが出来ない所もあった。そんな中、昨日目を付けておいた店に行き、大間産の本鮪大トロを豪華に購入した。 すごく美味しそう。それと、私が大好きな鰤を探した。しかし太平洋側では、鰤はあまり上がらないようであった。刺身用は、養殖とおぼしき、遠くから運ばれ て来た品があるのみ。ま、どうせ安いからと一冊買った。昼頃、帰ってきた暁子を美容院に送り、私は帰宅して、お節料理の最後の仕上げにかかった。鰆の西京 味噌焼きなどをし、しっかり焦がして呆然とするなどし、お節料理の準備を完了した。二日ちょっとかかった。来年も仙台で過ごすとしたら、また挑戦しよう。
 夜は、ハイビジョンで紅白を見ながら過ごした。映像が綺麗で素晴らしい。非ハイビジョン放送は見る気が起こらなくなるよ。それにしても、マツケンサンバ というのは人生の罰ゲームだな。あれをやらされたら人生終わりと思う。
12/30(木)の進歩 お節料理作り 朝市に買い出し に行く前に、研究室に寄った。ヒラガの修論が心配だから ーーーー ではない。朝 市と名乗っているくせに十時くらいにならないと店が開かないので、とりあえず日記の更新などに来たのだ。ヒラガは、年内に初稿を上げると言っていたけれ ど、はたしてどうなるのか。
 私は、修論は英語で書くようにと指導している。この日記を読んで下さっている修論性のみなさんも、ぜひ英語で書いて欲しい。日本語で書いてから、投稿用 に英語に直すのは二度手間でしかない。おそらく、同じ苦労を二度繰り返すことになると思う。それなら始めから英語で書いてしまおう。そうすれば、修論完成 と共に投稿も出来る。それだけ早く、新しい研究に着手することが出来るわけだ。英語に不安がある方へ。中学高校大学と英語教育を受けてきたのだから、心配 する必要はない。ちゃんと書き上げることが出来ると思う。私の研究室の学生も、みんなちゃんと書き上げている。もっともそろそろ、残念な結果に終わる例が出るかも知れないけれど。
 年内の更新は、おそらく今日で最後。2004 年は、宮城県にとって辛いことが多い年だった。ベガルタ仙台は J2 の六位に終わってしまった。監督は解任され、田中 GM が独裁体制をしこうとしている。寿人は広島に移籍してしまった。ベガラジも終わってしまう。そして、プロ野球会社が仙台に来るという悪夢が、宮城県民を 襲った。はしゃいでいるのは、浅野知事や、河北新報を始めとするマスコミなど、儲け話に浮かれる連中だけだ。
 初夢;ベガルタ仙台は J2 をダントツの強さで勝ち抜き、 J1 昇格を決める。仙台スタジアムは毎試合満員。宮城のプロ野球会社は、「入場者数 5,5000 人」と毎試合発表。しかし実際は、開幕戦こそ 300 人入場したものの、その後は平均 35 人。選手の方が多い。テレビ視聴率も 0 %。プロ野球会社は一年で潰れる。
12/29(水)の進歩 お節料理作り 朝から、お節料 理作りに励んだ。まずは、春霞という、大和芋を練った饅頭のようなものに挑んだ。で、いきなり失敗。大和芋がべちゃべちゃでうまく丸まらない。大和芋を火 にかけて練る時間が足りなかったことが判明し、練り直したら、半分はうまく出来た。元々量が多かったし、まあ良いか。外を見ると、雪が降ってきていた。低 気圧が来るとのことで、久しぶりに大雪を楽しめそうだ。昼、山田のイトーヨーカドーに買い物に行った。お正月の食材をたくさん売っていた。なます用の、人 参と大根の千切りの詰め合わせなんてものも売っていた。そこまでするなら、なますにして売ってしまえばいいと思うけど、手作りにこだわる人へ、ぎりぎりの 挑戦ということか。私も帰宅後、「かつらむき --> 千切り」という過程を想像し、厚ぼったいなますが出来てしまうことを確信。明日、ひそかに買ってやろうと思った。帰宅後も料理を続けた。雪はどんどん降り 積もり、雪見酒をしたい衝動に駆られた。しかし今日休肝日にしないと、次の休肝日は来月の四日になってしまうであろう。そう思ってじっと我慢した。そのか わり、夕食後もお節料理作りに勤しんだ。
 本日の戦果;お節料理十二品完成。伊達巻き;大破(電子レンジのオーブンで焼いたら、うまく焼けなかった。私のせいではない。電子レンジが小さすぎて、 うまく火が回らなかったため)。春霞;中破(上述の理由により、予定した量より半減)。子芋;小破(一部、表面がぼろぼろになってしまった)。
12/28(火)の進歩 土松君来仙 東大の土松君が、 研究の相談にわざわざ仙台に来てくれた。ツユクサの調査をして発見したこと、これからどう解析していくかということを議論した。さらには、これからの研究 のあり方についても話し合った。今までの研究手法に飽きたらず新しい道を模索しようとしている土松君。若者は、こうやって人を乗り越えていくのだなと感じ た。自分のやりたいことに忠実に、これからの研究者人生を歩んで欲しいと真剣に思った。実に充実、日記を書く暇無しだ。
 ウバユリの論文は一通り完成、暁子に送った。
 明日からしばらくは、お節料理作成に専念する。目処が立つまで研究室には来ない予定。さらばヒラガ!
12/27(月)の進歩 ベガラジが終わってしまう   ベガラジ(ベガルタ仙台情報を、毎週みっちり 30 分放送していたラジオ番組)が終わってしまうらしい。泉区でしか聴けないので聴いたことは無かったけれど、司会者まちゃよさんが提供するベガルタ情報は超充実していた。これ に比べたら、新聞やテレビのベガルタ情報などほとんど価値無しという感じで、まちゃよさんは、まさに仙台一のジャーナリストであった。後継番組がちゃんと 出来るのか心配。それ以上に、このホームページがどうなるのか心配だ。それとやはり、プロ野球会社の害悪が早くも現れているのを感じる。仙台にプロ野球会 社が出来なかったら、ベガラジは続いたのではないか? ああ、年末早々憂鬱だ。
 ウバユリの論文を久々に読み返した。頭を冷やしたおかげで、「何だこりゃ」という部分がいくつか見つかった。それらを修正して一応の完成だ。しかし明日 も う一度見直す必要があるだろう。そしてきっと、また直したくなるに違いない。年内に終わらせたかったけれど無理かも知れない。
 年内に終わらすよりははるかに余裕があるはずのヒラガの修論。今日 は、イントロの構想と、主要データを見せて貰った。時間的な性投資のデータが斬新でよい。これを売りにすれば面白いと思う。さて、イントロとマテメソがも うすぐ出来るそうだが、その出来は如何に?
12/26(日)の進歩 初滑り もうそろそろ雪も積 もったろうと思い、山形蔵王にスキーに行った。今シーズンの初滑りだ。ゲレンデに降り立ってみると、想像以上に雪が少なかった。滑走禁止の場所や運行停止 のリフトが多かったし、滑走可の場所も、ブッシュが出ていて、雪と枯れ葉のまだら模様になっているところもあった。山頂の地蔵は、台座までしっかり見えた し(例年なら、頭くらいまで雪に埋もれる)。それでも、スキー場の上の方は雪も十分で楽しく滑ることが出来た。初滑りということもあって、最初の数本は何 か調子が出なかったけれど、滑っている内に段々と感覚を取り戻してきた。去年まで怖かった斜面を怖がらなくなっていることに気づき、上達した感じがして嬉 しかった。しかし体力と筋力の無さは相変わらずだ。その内に膝とかが痛くなってきて、滑るのが辛くなった。しかし、せっかく来たのだからと血走った目で滑 り続けた。それは娯楽ではなく、まさに苦行であった。六時までに帰る必要があったので、四時前に終了。苦痛から脱出できてほっとしたって感じ。
 なぜ六時までに帰る必要があったのかというと、衝動買いした BS デジタルチューナーが届く予定だったからだ。ハイビジョンでサッカーを見たい、地上波はくだらなくて見る気が起きない、知性溢れる教養番組を綺麗な映像で 見たいなどという思いが一瞬でつのり、一昨日ネットで注文してしまった。品が届いてさっそく開封、私が苦手な接続を始めた。最新の注意を払って、TV や DVD レコーダーに接続した。何度も見直し、「これで万全」と確信して、電源を入れた。すると、BS デジタルチューナ簡易設定の画面が現れた。やった、うまくいった。指示に従って初期設定を済ませた。さ、これで映ると思ったら、「受信できません」のメッ セージが出た。なぜだ??。アンテナへの電源供給の設定に問題があったのではないかと思いつき、もう一度再設定した。しかし映らない。しばし思考。電気屋 を呼んで見て貰うべきか。やがて気づいた。BS デジタルチューナーにアンテナを接 続していなかった。説明書の、TV の接続のところから読み出したのが敗因であった。
12/25(土)の進歩 台所の大掃除 台所の大掃除を した。家の中で一番汚れる場所なので、気合いを入れて念入りにやった。換気扇を分解してプロペラを取り出し、洗剤を付けた歯ブラシでごしごしこすった。去 年の掃除の時は、油がべっとり付いていてすごかった気がする。でも今年は楽だった。あまり料理していなかったからなあ。冷蔵庫の中も大掃除をした。棚を全 部取り出して洗剤で洗い、液体のこぼれた後とか野菜くずとかを撲滅した。さらには、瓶に入った謎の液体が多数発掘されたので、えいやと捨てまくった。おか げでだいぶすっきりしたぞ。台所の大掃除というのは、やり出したらきりがなくて、結局、朝の十時から午後四時くらいまでかかってしまった。
 台所を綺麗にしながら、CS アンテナの取り付けに来るのを待った。午前中ということだったのに、来たのは午後の二時前。おかげで、ブランメル生態のサッカーの練習に行けなくなった (今日こそは行こうと思っていたのに)。
 ヒラガと、修論構想についてメールでやりとりをした。ヒラガは、イントロの構想を練るのに、イントロ折り紙を利用してくれた。「どういう現象を目にして」「その現象の何が 問題なのか」「どういう着眼で」「何をやったのか」と並べたらイントロの構想は出来上がるという優れものなのだけど。ヒラガあ、あの折り紙じゃ、こんな感 じのイントロになっちゃうよ。

「性投資は、量的な投資と時間的な投資の両方を見る必要がある。しかし、量的な投資と時間的な投資の両方を見た研究はない。量的な投資と時間的投資の両方 を見るとよい。そこで、量的な投資と時間的な投資の両方を見る。」

「どういう現象を目にして」「その現象の何が問題なのか」「どういう着眼で」「何をやったのか」がどれも、要するに、「量的投資と時間的投資の両方を見 る」になっているんだもん。
12/24(金)の進歩 小原のサイン 入りスパイクプレゼント  小原がモンテディオ山形に移籍することになった。私が所有している彼のサイン入りスパイクを不要品処分大切にして下さる方に差し上げたいと思う。 条件は、1) 「これ論」の読者であること、2) モンテディオ山形のサポーターである or 小原のファンであること。欲しい方は私までメールを下さい。万一、小原が大化 けして世界的選手になり、スパイクの値打ちが出たら返してね。
 レフリーの仕事を一つ。アクセプトしようと思って読み始めたのだけれど ………。
 東北大学では、全教官の諸情報のデータベースを構築中である。自分の情報を登録するよう通知が来ていたけれど、面倒なのでほっておいた。ところが一昨 日、「あれに登録しない人は業績ゼロとして扱われる」という脅迫がなされていることを知った。「業績ゼロ ---> 給料払う必要なし」とされては困るので、慌てて入力を始めた。
 山形蔵王に、ようやく雪がつもり始めたようだ。明後日あたり初滑りに行こうかな。ヒラガが修論を持ってこないので、仕方がないさ。
12/23(木)の進歩 大掃除 自宅の大掃除をした。 まずは窓を拭こうと、ガラス磨きスプレーやサッシ掃除用の歯ブラシなどを床に並べ、窓掃除に取り組んだ。じゅりは、スプレーの蓋・歯ブラシなど、見たこと の無いおもちゃに大興奮。気づくと、蓋をくわえて走り回ったり、歯ブラシをがじがじ囓ったりしていた。楽しそうでいいねえ。昼前に掃除を中断して、電激倉 庫へ行った。CS アンテナも死んでいることがわかり、結局、アンテナも買うことになったのだ。態度の悪い店員にちょっとむっとしながら、アンテナ設置を頼んだ。帰宅後、休 むことなく窓ふきを再開した。三時頃に終了。ちょっと休憩した後、今度は部屋の念入り掃除だ。換気扇のフィルターを掃除したりとか激しく掃除をしまくっ た。七時頃にようやく終えた。くたびれた。でも台所の掃除はまだだ ………。夜は、ピザーラのピザを頼んで食べた。スポンサー撤退以来、ダニ企業ストロベリーコーンズのピサは一度も頼んでいない。それにしても、宅配ピザと いうのは子供向きだな。大人向き、本格イタリアピザが食べたい。
 ベガルタ仙台が、FW バロンを獲得した。もう一人ブラジル人 FW を獲得予定で、外国人 2 トップで戦うらしい。何かやな予感がする。2 トップとシルビーニョの外国人三人組で点を取って、日本人選手はひたすら守るというサッカーをするのではないか? 確かにこれなら、「勝てる」チームになるかもしれない。しかし長期的なことを考えると、「それで良いのか?」と思ってしまう。J1 で安定した力を発揮できるチームになることがクラブの目標のはず。それには、個人の力に頼らず、組織としての強さを身につけることだ。三人組頼りのサッ カーをしてしまっては、そんな力は身に付かない。私の心配が杞憂に終わることを祈りたい。
12/22(水)の進歩 4554 円 このところ、品 代受け取り払いの通販を利用することが多い。昨夜も、3000 円強の品が届く予定だった。帰宅してみると、3800 円の別の品の配達不在通知が入っていた。しめて 7000 円位を払わなくてはいけない。しかし、6000 円弱しか持ち合わせていなかった。どうしようと頭を巡らし、暁子が、小銭を瓶に貯め込んでいるのを思い出した。探し出すと、インスタントコーヒーの瓶三つ に、十円玉・五円玉・一円玉がびっしりと詰まっていた。五十円玉・百円玉は一枚も無し(せこいねえー)。十円玉を百枚取り出すのは大変だし、運送屋さんも 嫌がるだろう。結局、配達は延期して貰った。そして今朝、思い出した内にと、この小銭を紙幣に換えて貰おうと銀行に行った。フタが開いてしまいカウンター に小銭をぶちまけ、係りの女性に「きゃっ」と言われた。わざとじゃないよ。機械で小銭を数えたら、しめて 4554 円だった。少なくとも 1000 枚は入っていたようだ。よく貯めた。
 CS チューナーが壊れた。映像が映らなくなってしまったのだ。昨夜スカパーに電話をしたら、「チューナーの故障のようなのでメーカーに問い合わせて」と言われ た。今朝、メーカーのアイワに電話をした。電話で、「リセットボタンを押してみて」とか、「コンセントを抜いてみて」とか言われ大変だった。コンセントを 抜くには、チューナーの入っているテレビ台の後ろに手を強引に入れて、その後さらに強引なことをしなくてはいけなかったのだ。いろいろやってみたけれど症 状は改善されず。訪問修理が必要だと言われた。しかし、基本料金 1,0000 円位 + 部品代がかかるという。買い換えた方が得な気もする。しかし問題は、チューナーとアンテナをセットで売っていることだ。おそらく、アンテナは交換の必要が ない。電激倉庫に行ってみたら、マスプロの製品だけ、チューナーのみの購入も可能であることがわかった。値段は 9800 円だ。これなら買い換えた方が得ということで、さっさと購入してしまった。
 ウバユリの論文の図は昨日完成した。頭を冷やすために、本文を見直したいのをぐっと我慢し、今日は別の仕事をすることにした。そこへ具合良く、ヒラガ が、「哀論修論の Materials and Methods を書いたので読んで下さい」と持ってきた。さっそくコメント。まあ何というか、ベガルタ仙台も開幕戦は悲惨だったので気にすることは無いであろう。だんだ ん良くなると思う。ベガルタの場合、結局六位に終わったけどね。
 東大の土松君が、卒業研究のことを私に相談してくれている。すごい意欲で研究に取り組んでいる様子が伝わってきて、私の方もリフレッシュされる感じだ。 研究内容も私の興味に合致。「趣味合うなあ」と思う。
12/21(火)の進歩 久々に R 今日は一日、久々 に R に没頭した。ウバユリの論文の図を全部 R で描いてしまおうと思い、いろいろ模索したのだ。複数の図を一枚に並べる方法とかは、綺麗にやろうとすると意外に面倒だったりして、奮闘を余儀なくされ た。そして昨日からの悩みであるフォントの指定方法も苦悩した。図の文字は Helvetica と大学院の時から固く決めているので、なんとしてでも Helvetica にしたかったのだ。千葉研究室の田辺君が親切にもメールをくれて、EPS ファイルで保存する場合のフォント指定法を教えてくれた。大助かりであった。しかしついつい、R の画面でもフォントを Helvetica にする方法を追求してしまった。いろいろ試行錯誤しても駄目。どうしてフォント変更出来ないのだろうと苦悩した。そしてついに、R の図のフォントは元々 Helvetica になっていることを発見したと きの清々しさったら無かったね。「見てわからないのに、なんで Helvetica にこだわるのか?」と蔵王に向かって叫びたかったよ。
 指導教官らしく、しんや改めカトゥー(皆が「カトゥー」と呼ぶので私もそうすることにした)に、卒研の進行状況の探りを入れた。サンプル処理がまだ続く 模様だ。続いてみっちー(メルヘン君と呼ぶ人もいる)にも探りを入れた。超膨大なデータをエクセルのマクロで処理しようとしているのだけれど、マクロがな かなかうまくいかないらしい。マクロのことは、助言しようにも助言できない(他のことなら助言できるような言い方だが)。なにしろ私は、大学院受験生の生 殺与奪をするためにマクロを書いたことしかない。そのマクロを「生殺与奪君」と名付けた。判定会議で映し出されたパソコン画面に「生殺与奪君」という名が 映し出されていたことは、後で牧に教えられたことである。それはおいといて、マクロのことは友蔵が詳しいから相談しておくれ。
12/20(月)の進歩 生協食堂長期休業 店舗改修の ため、生協の食堂が長期休業(来年三月くらいまで)に入った。これは痛い。内のキャンパスは青葉山の山中にあって、周りには何も無い。生協だけが頼りとい う環境である。外に食事に行こうと思ったら、車で出かけなくてはいけない(とは言っても、五分も走れば街に降りるけど)。学生の多くは、昼夕二食生協に依 存している。休業の間、弁当を販売するらしいけれど、二食弁当というのは味気なさそうだ。しかもそれが数ヶ月続くのだから。それにしても生協は、修論・博 論で忙しいこの時期に何で改修するんだ? ただでさえ追い込まれる状況にあるのに、食の楽しみまで奪っては、儚んで遠くに旅立ってしまう学生が現れそうだ。
 イタポンの論文にコメントした。もう私は OK、Eckert に送って読んで貰う。
 Plant Ecology の編集委員の仕事をした。今までは、自分でメールを書いてレフリーを頼んでいた。しかし今回からえらく近代化された。Plant  Ecology のページにログインすると、私が担当すべき論文のリストが並んでいる。そして、登録されているレフリー候補の中から(あるいは、自分で新たに登録して)好 きな人を選んでちょいとクリック。するとその人に、レフリー依頼の手紙が自動的に送られるのだ。すごい。面白いので、十人くらいに送ってしまいそうな衝動 に駆られた。
 ウバユリの論文の図を描き始めた。昔ながらに、Excel で元図を作って、アップルワークスで加工しようとした。しかし、図の数が多くて嫌になってきた。そこで、R で図も完成させてしまう方法を模索した。一枚の紙に複数の図を並べることとかも、簡単に出来るんだねえ。しかし、フォントを好みのもの(私の場合 Helvetica)に設定する方法がわからない。どなたかご教示下さい。
12/19(日)の進歩 山田のメロンパン 山田のメロ ンパンとは、ベガルタ仙台の元選 手である山田隆裕が代表を務めるメロンパンの移動販売会社のことである。私も 1-2 度食べたことがあるけれど、甘くてとても美味しい。ちなみに山田は、仙台サポから神と呼ばれている人で、ベガルタに関する悪い予言は必ず当たると嫌がられている。開幕前、「今シーズンは六位に終わる」 と水を差して、しかも的中してしまったことは記憶に新しい。その山田のメロンパン、最近見かけないのでどうしたのかと思っていた。山田自身、CS での解説者の座を福永に奪われているし(私としては、山田の解説の方が好きだけど)、何か辛いことが起きているのであろうか。心配になって調べてみたら、 ネットで見る限り順調のようであった。 一安心だ。どこかで見つけたら必ず食べることにしよう。
 * 山田のメロンパンのページの山 田の紹介文、「ベガルタ仙台に入団し J1 リーグ昇格へと導く」で終わっていると ころがなかなか絶妙である。本人はテレビで、「ベガルタを J2 に落とした男です」と言っていたけど、この業績を紹介しないのは尻切れトンボではないか?
 ウバユリの論文の直しを進めた。考察もだいたい出来上がったので、材料と方法の章と結果の章を見直した。ちょこっと手を入れてこれらもほぼ完成。これで 一通り、本文は完成したということだ。明日からは図の作成に取り組もう。その間に頭を冷やして、もう一度本文を読み直す。そうすれば本完成であろう。
 さ、帰って、鳥とかまぼこの何たらかんたらを作ろう。
12/18(土)の進歩 のほほんとした一日 起きたら 二 日酔いぎみ。昨夜の忘年会は、一次会で帰ろうと決めていた分、いつにも増してくいくい飲んでしまった。二次会行かなくてもこれじゃ同じことだ。意味無い ねー。ブランメル生態のサッカーも、またしもサボることを決意。もう随分、顔を出していない ………。
 荒涼としてきた庭が気になったので、ケーヨーD2 に行って花をたくさん買い込んできた。そして花季を終えた草を引っこ抜いて、「君は死刑だよー」とゴミ袋に捨てまくり、新しい草を植えた。おかげですっき りした。その後は例によって、お節料理の試作に励んだ。頼りにしていた「本格お節料理」という本の味付けがいい加減なことが判明したので、他の日本料理の 本も適宜参考にしながら料理した。伊達巻きに挑戦したら、出来たことは出来た。しかし分量が少なかったのか、えらく小さな伊達巻きになってしまった。てな 感じで、平穏な一日であった。家でゆっくりすることの幸福を感じ始めている年頃かも。
12/17(金)の進歩 お節料理試作報告 このところ 連日、お節料理の試作を続けている。台所にこもって本を見ながら料理し、気づいたことなどを本に書き込んでいる。要領が悪いせいか、出来上がるのは九時く らい。その間じゅりは、お座りして私のことをじっと見続けている。台所の右奥から、美味しいものが出て来るのを知っているのだ。いつ出て来るかとずっと期 待しているわけ。以下、試作報告。

やれば出来るもの:
松笠烏賊・鰤の照り焼き・鯛の黄金焼き・海老の鬼殻焼き・蛤のしんじょ焼き・鳥の何とか・芽慈姑の含め煮・亀甲椎茸・梅花人参・鶴の子芋・昆布巻き・海老 の炒り煮・牡丹百合根・禿蕪の含め煮・叩き牛蒡・手綱蒟蒻・錦糸巻き

やっても出来ないもの:
蓮根の奉書巻き(細切り昆布で蓮根を巻くのだけれど、市販の細切り昆布は細くて切れてしまう)
菊花章魚(タコに菊花模様を付けるのが難しい。それ以上に不味い)

 今日は研究室の大掃除だ。みんなが一斉に掃除を始めたので、私もつられてしまった。真剣に掃除をしては威厳に関わるので形だけにするつもりだったが、気 づくと真面目に床をごしごし磨いていたりした。おかげで本棚の角で指を切った。点々としたたり落ちる血に構わず床を拭き続ける自分を、ちょっと危ないと 思った。
 今夜はこれから、研究室の忘年会がある。もう一年終わるのか。毎年毎年嫌になってくる。
12/16(木)の進歩 森本も連れてきておくれ 都並 監督は、自分が直接知っている選手を選んで仙台に連れてくる方針の模様である。ならば是非とも、森本も連れてきて欲しい。東京ベルディと契約してしまって いる(だよね?)ことが問題ではある。しかし、すごい選手とはいえまだ 16 歳の子供なのだから、「仙台に修学旅行に行こう」とかいって誘拐する ことが出来るのではないか。もし森本が来たら、清水・磯崎と三人そろって同じ顔と いう気がしないではない(写真)。
 ちのの論文セミナー。舌状花(キク科植物がつける、飾りのような花)の適応進化に関する論文を紹介してくれた。論文を丁寧に読み込んでいる感じで、説明 も わかりやすかった。舌状花を着けない植物に人工の「舌状花」を着け、訪花頻度が増えるのかどうかを調べた実験は面白かった。訪花は増えなかったという結果 だったけど、人工の「舌状花」に誘引効果があることを確かめておくべきだった。そもそも誘因効果が無かったら実験の意味が無いしね。
 ウバユリの論文の考察を書いている。関連文献を調べ直したりして、書く内容を練り直した。全部で 3 ページほどの考察になると思われる。
 国立科学博物館の濱尾さんから、昨日の日記に書いた、考察についての私見に賛同のメールをいただいた。心強いです。私の場合、考察を書くのはかなり苦 痛。必要なことだけを書くとすごく短くなってしまうので、「議論を膨らまさないといけない」「増量しないといけない」という思いに囚われてしまうのだ。し かしそんなの馬鹿らしい。これからは、自分に素直に考察を書くことにしよう。
12/15(水)の進歩 年間指定席購入 ベガルタ仙台 から、来期の年間指定席購入の案内が来た。で、昨日さっそく購入した。これで来期も仙台を応援出来る。生きた心地のしない試合が続くだろうけど、楽しみで 仕方がない。みなさんも、年間チケットを是非とも購入して欲しい(案内)。我がクラブを支 えるために私たちに出来ることは、チケットを購入して入場料収入を支え、スタジアムで熱く応援すること。プロ野球会社が宮城に来るという暗黒を打ち払うた めにも、一人でも多くの人が年間チケットを購入しよう。「あほフロントに目を覚まさせるために年間チケット購入拒否」なんていうのは止めて欲しい。フロン ト改革を望むのは、ベガルタ仙台を発展させたいからでしょう。「発展させたい」と思っているのに、金銭的打撃を与えてどうする? 私たちのクラブなのだから、金銭的にしっかり支えた上で、他の方法で(団体交渉とか署名活動とか)フロント改革を促せばよいのだ。
 ベガルタ仙台に、清水康也(国士舘大;東京ベルディユース出身)・富田晋伍(東京ベルディユース)・磯崎敬太(水戸ホーリーホック)の加入が決まった。 清水と富田は、都並監督の教え子なので、お眼鏡かなってということであろう。三人に期待しよう。ところで、清水と磯崎は同一人物ではないかと心配なのだが (写真)、ちゃんと二人別々だろうな。
 「やられていないからやる」という理由で研究をする人タチに効きそうな言葉を見つけた。昨日紹介した東大の林さんの 12/9 の言葉だ。

「誰もやってこなかったのはやっても意味ないからってだけじゃないの?」

これは良い言葉だ。反論できたら、ちゃんと意味がある研究であることを示せたということだし、反論できなかったら、まさに意味の無い研究だということにな るわけだ。
 ウバユリの論文のイントロが一応完成した。我ながら良く出来たと思う。今日はさっそく、考察に取りかかった。思ったより書けそうな予感。それにしても、 長々と考察が書いてある論文って、すごいというか、よくこんなに書くことがあるなあというか。自分が得た結果についてのみ議論すれば、考察なんてさっさと 終わってしまうはずだけど。ちょっとしか関係していない先行研究のことを延々と議論している考察って、「暇だねえ」としか思えない。はい今日も、私が担当 編集委員となった論文に、「考察を削れ」って言ってやったよ。
12/14(火)の進歩 小原が  横浜 F マリノスからベガルタ仙台にレンタル移籍中だった小原が、横浜から戦力外通告を受けた。これで仙台に完全移籍と思いきや、仙台でも戦力外ということらし い。確かに小原の守備は不安だった。一対一でやられっぱなしということがしばしばで、仙台の失点の多さの一因であったことは間違いない。しかし彼の本来の 能力は、カバーリングと前線へのフィードにある。だから、3 バックの真ん中で使えば力を発揮したのではないか(今シーズン、真ん中で使われることは一度もなかった)。4 バックだとポジションが無くなってしまうという判断かも知れないけれど、クビとはなあ。それに仙台フロントは、小原に対して一切話をしていないらしい(まちゃよリ ポより)。横浜から話があっただけで終わりだそうだ。一年間戦った選手に、この扱いはあんまりだと思う。仙台として契約する意志が無いにせよ、仙 台フロントからきちっと話すことが礼というものだ。ーーーーー などと憤慨している場合ではない。私所有の、小原のサイン入りスパイクはどうなる!3/5 の進歩参照)。日本で唯一、小原のサイン入りスパイクを持つサポーターであることをあちこ ちで自慢していたのに! 「だからいわんこっちゃない」ということ になってしまった。
 東大の林さんから、「小杉のことを知っている」というメールを頂いた(12/12 の進歩参照)。なんと! 仙台サポでも知らない人が多いと思うのに。さらには、小杉の J リーグチップスのカードを持っているはずなので、私に下さるとのことだ。か、か、感激! 「これ論」著者、もう感動!小杉本人が聞いたら、もっと喜ぶだろうな。
 修論提出まで後 41 日という話にどれだけ信憑性があるのか知らないが、じゃなくて、ヒラガにどれだけ危機感があるのか謎だが、「執筆開始見込み? まだわかりません」とデータ解析に取り組むヒラガである。私はちょっと焦ってきている。「ヒラガは英語が出来るから執筆も速いだろう」とおだてても、「英 語出来ないです………」と謙遜するし。空気の読めない奴だなー。それはともかく、私が書いた R のマニュアル「R で行う一般化線型モデル」を読んで、解析に取り組んでくれているようだ。R の使い方の質問を受けて、「さてどうだっけ?」と一緒に考え、ともかくも、一日一日前に進んでいるのであった。<-- この前進速度だと修論はいつ完成する計算か、誰か報告せよ。
 ウバユリの論文のイントロ執筆に今日も勤しんだ。かなり練れてきて、一応の完成が近い。仕上げたら、私が大の苦手の考察の執筆に取りかかることにしよ う。
12/13 (月)の進歩 研究室紹介 三年生に向けて の、研究室紹介をした。志望研究室を決める参考にするための、生物学科恒例行事だ。教室にいた学生は二十人ほど。しかし、真面目に聞いてくれていたのは十 人位か。残りの学生は、次の講義を待っているだけだったり、一瞬とも顔を上げることなく書き物をしていたり、ひたすら弁当を食べていたりだった。個人的には、ブランメル生態ユース(三年生 のサッカーチーム)のメンバーが二人位しかいなかったことが不満である。このところ全然サッカーに行っていないので、「サッカーをやりに酒井研」という図式が崩れてしまったのか。
 生物学科の教官会議があった。昼食後ということもあって眠くなり意識喪失。気づくと、議題が七個くらい進んでいた。すごく得した気分になった。
 ウバユリの論文のイントロを書いている。大まかな所は出来たので、引用文献を加える作業に取りかかった。「なんだかんだ(##)」と書いてある「##」 の所に、引用文献を加えるのだ。一通り読んでおいた文献を読み直して、必要な文献を選び出しては引用に加えるという作業を延々と続けた。
12/12(日)の進歩 寿人が ベガルタ仙台のエース 佐藤寿人が広島に移籍するらしい。仙台史上、一番好きな選手なだけにすごく悲しい(二番は小杉;渋すぎでわかるまい)。フロントは何をやっているのか。違 約金覚悟で監督を解任する暇があるのなら、田中 GM に?千万円の給料を払う暇があるのなら、寿人の年俸を増やして引き留めるべきだった。なんといっても、J2 の日本人 FW で寿人はトップクラス。寿人抜きで、来期どうやって戦うつもりなのか? 萬代や関口ではまだまだだぞ。それに加え寿人は、今や仙台の顔であり仙台一の人気選手だ。来期の観客動員のためにも、寿人はいるべき選手だ。完全移籍だか ら移籍金が入るとはいっても、昨年市原から寿人を完全移籍させた費用との収支はどうなのか? 差し引きマイナスでは目も当てられない。プラスだとしても、仙台の宝を放出するに見合う額なのか? 寿人にも言いたい。昨年、「仙台を J1 に上げることが自分の使命」と言って、市原からの完全移籍を切望したあれは何だったのか? 今年のホーム最終戦の後、我々に力強く語った言葉(「来年こそは、J1 に上がる」という趣旨の挨拶)は何だったのか? 私は、寿人はずっと仙台にいてくれるものと思っていた。とても悲しい。一昨夜はお節 のせいで、昨夜は寿人にせいで眠れなかった。
 久しぶりに研究室に登場し、明日の、三年生向け研究室紹介の準備をした。来年度の四年生、うちの研究室に来てくれるかなあ?
 今日は、入れ替え戦の第二戦だ。両チームのサポーターにとっては、生きた心地のしない時間となるであろう。個人的意見としては、降格請負人山下君(かつ て、福岡を降格させ、仙台を降格させ、さらに今年、柏をきっちりと最下位に導いた男)がプロの仕事ぶりを見せてくれることを期待したい。
 今夕も、お節料理の試作をしよう。そして夜は、最後のトヨタカップを楽しむことにしよう。
12/11(土)の進歩 今日もお節料理 お節料理の作 り方を考えていたら興奮して眠れず(なんだそれ?)、明け方の四時く らいまで目が冴えていた。起きたらだるい。ブランメル生態のサッカーの練習に今日こそ行こう(最近、全然行っていない)と思っていたけれど、ついついさ ぼってしまった(ごめんよー)。そのかわり、朝市に行ってお節料理の材料の下見をした。何しろ、お節料理の本には、「けしの実」だの「竜皮昆布」だの 「鰆」だの「とこぶし」だのを用意しろと書いてある。スーパーを探しまくっても見つからないので、朝市の調査に来たのだ。しかし無かった。年末になったら 出てくるのだろうか? かわりに、氷見産の天然寒鰤とスルメイカを買った。続いてロフトへ行き、料理器具を探した。「趣味は形から」が理念である私は、形を揃えねば気が済まな い。裏ごしをさんざんすることになりそうなので、馬毛のこし器を買おうと思ったのだ。金属性のこし器は家にあったけれど、それは二流の品である。一流は馬 毛なのだ。しかしロフトにはなかった。モールにも寄ったけれど、やはり置いていない。今度、一番町あたりの料理器具専門店を探してみるか。
 それにしても、スーパーというのは人のやる気をそぐ所である。例えば、鰆の西京焼きを作ろうと思っても、鰆は置いていない。その変わり、既製品の「鰆の 西京焼き」を売っている。これでは戦意喪失だ。
 夜は、天然鰤の刺身と、試作したお節料理を頂きながら、チャンピオンシップ第二戦を楽しんだ。観客席全面(横浜サポの所は除く)を使った人文字には圧倒 された。さすが日本一のサポーターだ。試合の方は、攻める浦和に守る横浜、しかしなかなか点が取れないという展開であった。このまま終わるかと思われた後 半、フリーキックをサントスが決めて 1-0、延長戦となった。この延長戦のやり方は疑問に思った。後半に中西が退場となった横浜が、そのまま十人で戦ったのだ。しかし延長戦は、第二戦の決着 を着けるためのものではなく、第一戦・第二戦をとおしての戦いに決着を着けるためのものだ。仮に、浦和の誰かが第一戦で退場になっていても、第二戦後に行 われる延長戦で浦和は十人で戦ったりはしなかったはず。第二戦で退場になった場合だけ延長戦を十人で戦うというのは、筋が通っていないことだと思った。そ れはともかく、おめでとう横浜。私が生きている間に仙台が王者になることはあるのかなあ?
12/10(金)の進歩 お節料理 起きたら胃の具合が おかしい。やはり、昨夜のキムチ鍋がいけなかったようだ。もう金輪際、キムチ鍋は食べない。ついでに今日はずる休みだ。
 今度の正月も仙台にいる予定だ。せっかくだから、正月らしくお節料理を食べたいと思った(喪中だけど)。お節料理は本来は保存食。保存食を食べて何がい けないという意見だ。ネットで「お節料理」で検索、予約できるところを探した。どれも美味しそうだった。しかし、あちこち探している内に、「お節料理を頼 むなんて情けない」という思いがもたげてきた。日本人なら自分で作るべきだ。そう思い立ち、料理の本を見て、お節料理の作り方を探った。やれば出来そう だ。とりあえずいくつか試作してみよう。そう思い立ち、材料を買いに出かけた。有頭海老・里芋・人参・絹さや・干し椎茸・鳥挽肉などを購入し敢然と帰宅、 料理に取りかかった。で、ちゃんと出来た。海老の炒り煮・里芋の含め煮・梅花人参・亀甲椎茸・鳥のなんたら(名前忘れた)などだ。不味かったけど。砂糖を適当に入れたら、どれも甘くなり過ぎて辟易してしまった のだ。砂糖を減らせばうまくいくに違いない。この調子で本番も頑張ろう。早く年末にならないかな。<-- 今、燃えているので、早々に作り始めてしまい、さしものお節料理も正月まで日持ちし ないことになりそう。
 竹中さんに、 この進行状況が、「12月8日は研究ネタだけがまじめに書かれている. なんで? 」と心配された。
12/9(木)の進歩 平穏な一日 ウバユリの論文のイ ントロを書き直している。だいぶ、形が出来てきた気がする。もう数日頑張ればイントロ完成だ。
 りんかの論文セミナー。フィンランドに生育する雌性両全性異株植物(一つの集団に、雌個体と両性個体が共存している)の性比の集団間変異や、雌個体と両 性個体の適応度の違いを調べた論文を紹介してくれた。しかし、何を言いたいのかわからない論文だった。雌の適応度として、個体あたりでなく花あたりの種子 数を用いていることも謎だ。その後、講座セミナー二つ。
 今日は、モリナガを囲んでの飲み会だ。キムチ鍋を食べに行くらしい。この前、キムチ鍋で胃がおかしくなったのでちょっと心配だ。
12/8(水)の進歩 ブラックボックスを開けたら 基 礎生物学研究所で修行中のモリナガが帰仙した。突然だけれど、今やっている研究についてセミナーをして貰った。モリナガは、閉鎖花(蕾のままで終わる花; 自分の雄しべが自分の雌しべに着いて、自家受粉をする)を発現する遺伝子を特定しようとしている。その研究動機を中心に話をしてくれた。
 以下、私の理解。自然界には、閉鎖花を付ける植物種と、付けない植物種がある。そして、閉鎖花を付けることの生態的意義(適応的意義)についてはいろい ろな研究がなされている。こうした視点の研究は、「閉鎖花を付ける植物種の存在理由」を説明することは出来るけれど、「閉鎖花を付けない植物種の存在理 由」を説明することは苦手だ(出来ないというわけではないが)。しかしこれでは、閉鎖花の進化を半分しか解明することが出来ない。「なぜ、ある植物種は閉 鎖花を付け、他の植物種は付けないのか」に答えていないからだ。モリナガは、遺伝的制約が、閉鎖花を付けないことの重要な要因であると着眼している。この 制約のせいで、「閉鎖花を付ける」という変異が生じ得ず、それがために閉鎖花を付けない植物種が存在するというわけだ。そしてこのことを、分子遺伝学的手 法で実証しようとしている。
 生態学では、ある性質(この場合は、閉鎖花を付けること)の遺伝的背景はブラックボックスとして扱われることが多い。遺伝的背景を知らなくても、その性 質の適応的意義の研究は出来るからだ。そして、「その性質が有利ならば、その性質は(必ず)進化し、不利ならば進化しない」と考えている。しかし、ブラッ クボックスを開けてみると、これは思いこみに過ぎないとわかるのかもしれない。たとえ有利であっても、遺伝的制約によって進化し得ないこともある。適応的 意義だけでなく遺伝的背景も調べることで、その性質が進化しない要因を解明出来る。このように、「進化した理由」と「進化しなかった理由」の両方を知るこ とで初めて、生物の性質の適応進化が理解できるということだ。モリナガの研究に期待。
 ウバユリの論文の、結果の章を書いた。込み入ったデータではないので、書くのは簡単だった。次に、イントロの章に取りかかった。まず始めに、「イントロ 折り紙」の手法を用いて、イントロの骨格を練り上げた。これは結構簡単に出来た。あとは肉付けすればいいだけだと思ったら、肉付けがえらく難しいことが判 明した。「イントロ折り紙」を考えついてからもう何年もなるけれど、肉付けが大変だとは知らなかった。「イントロ折り紙」ご利用の方、どうも御免なさい ね。
12/7(火)の進歩 祝アクセプト しいちゃんの論文 が、Ecological Research にアクセプトされた。おめでとう。四年生のときから三年間頑張って ---- まさに、根性と努力を見せてくれて ----、ついにその成果が、学術の世界に刻まれることになった。本当に良かった。
 ウバユリの論文の材料と方法の章を書いている。どういう構成にしたらわかりやすいのか苦労中だ。いくつかの節に分けて書きたいのだけれど、どういう節分 けが良いのか悩んでいる。
 来年は、センター試験の監督をしなくてよいことになった。地獄のような時間から開放されることになって嬉しい。その日はスキーに行こう。それにしても、 「試験監督の担当者の割り振りを行った結果、今回、貴職は試験監督に割り当たりませんでしたので、念のためにお知らせします」っていう文面は何とかならな いものか。まるでリジェクト通知だ。宝くじが当たったみたいに、「今 年はやらなくていいですよ! おめでとーー!」って書いて欲しい。
 ずいぶん前に見たテレビでの、レディースとグラビアアイドル軍団の喧嘩。

レディース「おめーら、どうせ頭わりーんだろーーっ!」
グラドル「あんたらの方が、頭悪いんでしょーーっ!」
レディース「漢字知ってんのかよーーっ!」
グラドル「知ってるよーーっ!」
レディース「いくつ知ってんだよーーー!」
グラドル「いっぱい知ってるよーーっ!」
以降、もみくちゃ。
12/6(月)の進歩 ヒラガの修論タイトル 久しぶり に研究室に来た。いきなりヒラガがやって来て、「今日が修論タイトルの提出締め切り日なんです」と言ってきた。そうなのか、ちっとも知らなかった。ただし これは、生命科学研究科の閉鎖的なシステムのせい(教授にしか人権が無い)である。さっそく相談。見ると、ヒラガが考えたタイトルは日本語だった。「英語 で書くんでしょ?」「そうです」と会話し、ヒラガが手にしていたタイトル提出書類を見た。「英文の場合は和訳も付けて」とちゃんと書いてあるじゃないの。 「じゃあ、英語のタイトルを考えてまた来ます」と部屋を後にした。数分後、再びヒラガ登場。ヒラガは英語が出来るので、ほとんど原案で問題無しだ。 「じゃ、これで行こう」とすんなり決まった。審査員を頼まなくてはいけない。「○○先生はどう?」と聞いたら、「それだけはやめて下さい」と懇願された。 だと思った。というより、誰だってこの先生だけは避けたがるであろう。
 審査を頼むのに必要なので、修論タイトルを私宛にメールで送るようヒラガに頼んだ。"Variation in sex alloction among and within individuals of Lobelia sessilifolia: effects of resource status and temporal change of population sex ratio" というタイトルだ。数分後、訂正メールが来た。「属名の後にピリオドを入れ忘れていました」とのことで、"Lobelia sessilifolia" という学名が"Lobelia. sessilifolia" になっている(他は変更無し)。???。ヒラガは、学部・大学院修士ともう長いこと生物学を学んできて、学名を読んだり書いたりしたことは山ほどあるはず だ。それなのにここにピリオドを付けるという美技は、ヒラガにしか出来ないことである。しかも、わざわざ訂正してくるところが素晴らしい。専門外の方への 注釈;想像が付くとおり、ピリオドは省略の印。L. sessilifolia というように属名を略すときに付けるもの。
 彩子のガスクロの実験がうまくいかないので、京都工芸繊維大の熊にゃんに相談した(彩子が)。さっそく的確な助言をいただいたようだ。どうもありがとう ございます。
 ウバユリのデータを論文にするための文献読みを完了した。後は猛然と書くのみだ。とりえあず、材料と方法の章から手を付けている。
12/5(日)の進歩 今日も食器を分ける 今日も実家 によって、部屋の片づけをした。残っていた食器を分配したり、お洒落な照明器具を貰ったり。なんだかんだで、今日の分だけでも段ボール 5 箱になってしまった。昨日の分と合わせて 16 箱。いったいどこにしまおう。
 4 時半頃、実家を出て仙台へと向かった。車中、暁子に借りた「電車男」という本を読んだ。「自分の年齢 = 彼女いない歴」のオタクの、生まれて初めての恋愛を綴った物語である。とはいっても普通の小説とは違う。このオタクは、2 チャンネルにスレを開き、経過報告しながら恋のアドバイスを受けた(<-- ここら辺がオタクか)。そしてこの本は、このスレへの書き込みをそのまま載せたものなのだ。出会いから感動の結末まで、オタクによる経過報告と、スレ住人 による助言が延々と続く。「引き込まれる」というより、「それでどうなったのか」という興味で読み進めていった。読み終えて、不覚にも爽やかな気持ちに なってしまった。へたな恋愛小説よりもよほど清々しい。人の幸せを純粋に祝福したのはいつ以来だろう?
12/4(土)の進歩 食器を分ける 空き家となった私 の実家を、そろそろ売りに出そうかということになっている。寂しいが仕方が無い。東横線の大倉山から徒歩三分の便利さなので、即売れるであろう。売るため の荷物整理も進み、今日は最大の懸案の、食器の分配をするのだ。母は、志の島忠の料理教室に通うなどして日本料理の勉強をした人で、自宅で日本料理教室を 開いていた。そのため、高級な和食器がわんさかあるのだ。一客五万円の輪島塗のお椀とか、?十万円の輪島塗の重箱とか、桐箱入り作家名入り陶器とか。はっ きり言って貰っても使いこなせないけれど、自分では絶対買わないから貰っておくという精神だ。断っておくけど、我が家での研究室パーティーでは絶対使わないので覚悟するように。私と暁子と兄 夫婦が集合し、あちこちに収納されている食器を和室に広げた。想像通り結構な数だ。そして中身を見ながら、「欲しい。いらない」だのぱっぱとしていって、 我が家分・兄家分・どちらもいらない分に分けていった。「どちらもいらない分」は、料理のお弟子さんに貰ってもらうことになると思う。終わってみると、段 ボール 11 箱分も我が家で貰うことになった。「?十万円の輪島塗の重箱」も貰ってしまった。これに、コンビニで頼んだおせちを詰めたら母が泣くだろうな。
 夕方、目の検査のために糸井眼科へ行った。いつしか視力矯正手術を受けるべく(10/25 の進歩参 照)、角膜の形状が安定してきたかどうか検査に行ったのだ。結果は、「良くなってきている」とのこと。来年二月にもう一度検査をして良好だったら、手術を して良いと言われた。嬉しい。目をこすらないように気をつけて過ごそう。
12/3(金)の進歩 小田原へ 祖母が一人暮らしをし ている小田原へ様子を見に行った。祖母より先に両親が逝ってしまい、兄と二人、面倒を見なくてはいけないのだ。でも、留守だった。デイサービスというやつ で、施設に入浴とかに行っているようだ。脱力して、横浜の暁子の実家へと向かった。
12/2(木)の進歩 月初め談話会 月初めの談話会が あった。多くの人が夏に取ったデータを出してくれ、それに対する意見もたくさん出て盛り上がった。本日の盛り上がり:

1. 先日仙台二高に講義に行ったとき、「小黒君(みっちーのこと)という卒業生を知っていますか」と聞き、「知りません」と言われた。そのことを本人に話した ら、「わざとそう答える先生もいると思います」と言っていた。どうい う高校生活を送っていたのか?
2. 皆に配った資料を元に、データの説明をするちの。しかしどこかしら、ちのの説明と資料の図が食い違っている気がした。見てみると、ちのの手元にある資料 と、みなに配った資料のデータが違っていた。???。自分の手元の資料をコピーして皆に配ったのではないのか?
3. りんかの材料であるフキには、「オスメス花序」という不思議な性型の花がある。オスだと思いきや、メス花が混じっているのだ。メス花といっても性的機能は 無い(つまり稔らない)と予想していたら、なんと種子を作った。そればかりか、ちゃんと発芽した。そればかりか、来春には花を咲かせそうな勢いである。フキが一年で花を咲かせるとは! 生命の神秘だ。
4. 彩子は、去年に引き続きヤマユリの花粉を数える予定である。去年は、コールターカウンター(って名前だっけ?)という機械を使って花粉数を計測していた。 これは一台 300 万円もする機械で、「購入を検討しているから試しに使わせてくれ」といって業者から借りたのであった。しかし、借りるだけ借りて買わなかった。で、今年の 花粉数えをどうするか。業者に同じことを頼んでも、もはや貸してくれるとは思えない。やむなく、顕微鏡下で手作業で数えることになりそうだ。問題は、論文 を書くときにどうするかである。一年目と二年目で計測方法が違うのは好ましくない。「コー ルターカウンターを買えなかったので手作業に変更した」と素直に書くべきか。
5. M2 のヒラガには、種子数えという最後のデータ取りが残っている。しかしもう 12 月、明日にでも修論を書き始めて欲しいと私は願っていた。「種子数えはいつ終わるの?」と恐る恐る聞くと、「今月半ばには終わります」とにこにこしてい た。内心「うっ」となった私は、「そうなの ……」とヒラガを見返した。しかしにこにこしたままだ。私の心中はちっとも伝わらなかったと見ゆる。
6. TA(実験助手)として、学部一年生の自然科学実験の指導をしたひさし。「(一年生は)私が大学に入学したときにまだ小学生だったんですよねえ」と黄昏れ ていた。生きていただけましだ。

明日からしばらく、横浜の実家に戻って、家具の整理とかをしてくる。更新は週明けになります。
12/1(水)の進歩 ベルデニック前監督について思うこと  戦国武将には二つの型がいたという。一つは、局地な戦い(数百 -  数千の軍勢を率いての戦い)が得意な武将、もう一つは、大局的な戦い(政治的駆け引きを含む)が得意な武将だ。真田昌幸が前者の典型で、徳川家康が後者の 典型であろう。なぜこんなことを書いたかというと ………。ベルデニック前監督は、局地的な戦い --- 目先の試合に勝利すること --- が得意な人ではなかった。選手を奮い立たせることは苦手だったし、戦術変更・選手のポジション変更などの「打つ手」は外れることが多かった。そのせいで、 勝たなくてはいけない試合で勝ちきれなかったこともある。「一番肝心な時に負けたり引き分けてしまったり」(田中 GMの言葉)というわけだ。私が思うに前監督は、大局的な戦いに優れた人であった。開幕時に比べ、チーム力はかなり向上したし、若手も育った。これから強 くなる下地が十分出来た。最後に勝つのは、大局的な戦いに優れた人である。やはり、ベルデニック監督でもう一年戦って欲しかった。
 イタポンの論文原稿が、机の上に控えめに置かれていた。おかげでしばらく気づかなかった。パソコンのキーボードの上にどかっと置いて、「さあ読んで」と強く主張する友蔵と はえらい違いだ。というわけで、イタポンの論文読みに没頭した。もうすぐ完成と思う。次のバージョンは、お友達の Eckert に送って見て貰おう。
 R を使ってオオカメノキのデータ解析をしているちののお手伝い。私が書いた、「R で行う一般化線型モデル」を読んで、ちゃんと実行してくれているのだ。ありがとう。他の人もそうして頂戴ね。しかし、執筆完了から二ヶ月経つと、R の操作法をかなり忘れていることに我ながら驚く。
 ウバユリの論文執筆のための文献読みが一段落着いた(とはいっても、複写依頼中の文献がまたどばどば届く予定だけれど)。頭を冷やして、どういう構成の 論文にするのか考えよう。
 昨日の日記でヒラガをしたことに気づいた。デジタル対応の BS アンテナを買う理由の一つとして、「仙台でももうすぐ地上波デジタルが始まるし」と書いたのだ(もう消しちゃったよー)。アンテナを買いに行った電激倉庫 で店員に同じことを言い、言った瞬間にヒラガなことを気づいた。自分で「地上波」と 言っているのにねえ。あと一瞬早く気づいていたら、恥をかかずに済んだというものよ。