「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


10/31(日) の進歩 花を入れ替え
庭の花の入れ替えをした。カトレアの花期が終わっていたので、ビオラに植え替えたのだ。50株を購入し、玄関周りに植えていった。これで第一弾で ある。ブルーサルビアなど、まだ咲いている花は残しているのだ。2-3週間後に第二弾か?
 それにしても落ち葉がすごい。昨日掃除したのに、すでに同量が溜まっている。見上げると、木々にはまだたくさんの葉が付いている。これらもやが て落ちるのか。落ち葉との戦いが続く。

全日本大学女子駅伝をテレビで観た。ちゃんと、最初から最後までである。学生に影響され駅伝が好きになったのだ。走者が変わるので順位の 変動が起きやすいところが面白い。速い選手が出て来てぐんぐん順位を上げたりとか。今回も、拓殖大学の不我選手の6人抜きがすごかった。ただし、 駅伝の側を車で通るのはよくない。以前に偶然にやったことがあるのだけれど、ぴゅーっと追い抜いてしまい、何でわざわざ走っているのと思ってしま う。
開票速報を見ながら晩酌をした。うーむな結果だ。やはり、小選挙区中心では支持率一位の党が圧倒的に有利になってしまう。民意が反映され ない欠陥制度なり。
10/30(土) の進歩 絨毯を敷く
我が家の居間に絨毯を敷き詰めた。

あんのためである。足腰がすっかり弱り、床だと滑って歩けなくなっているのだ。ぺちゃんと潰れて悲しそうに泣いたりしている。庭とか滑らないとこ ろなら、少々覚束ない足取りなれど歩くことができる。ならば、居間でも歩けるようにしてあげたい。というわけで絨毯となった。8畳分を2枚であ る。景観も、それほどには悪くない。さっそくあんを放ったところ、ちゃんと歩いてくれた。うん、少しでも歩いて元気をつけてね。ただ、悲しいのは 目が見えていないらしいことである。壁に突き当たり停止したり、テーブルの下に潜り込んでしまい、それでも前進しようとしたりしている。そもそ も、どこに向かって歩いているのかと思う。自分のベッドを探しているのだろうか? しばし歩かせた後、ベッドの上に乗せてあげている。

絨毯を敷き詰めるのはけっこうな作業だった。棚やテレビ台の下にも敷いたのだけれど、一人でやる作業ではなかった。テレビ台の下に強引に 絨毯を引き込もうとして、テレビをあわや倒しそうになった。棚の下に敷くのも大変だった。けっこう重く、中の食器を出しての作業となった。一時間 くらいかかってしまった。
今宵もおでんである。今のところ飽きていない。明日もおでんとなるけれど飽きない予感がする。例年だと二日目には飽きてしまうのに、今年 はどうしたことか。
10/29(金) の進歩 祝アクセプト
今月26日に返送した論文がアクセプトされた!

Sakai, S. (2021) Why are deleterious mutations maintained in selfing populations? An analysis of the effects of early- and late-acting mutations by a two-locus two-allele model. Journal of theoretical Biology in press.

自殖性の集団でも高い近交弱勢が維持されている。その要因を、2遺伝子座2対立遺伝子モデルで解析した論文である。嬉しい。

今日は研究室の大掃除の日である。年末は修論等で忙しいので、秋にやるのが酒井研の習わしなのだ。ワックスが乾くのを待つ間にお茶会もす る。というわけで学生一人と一緒にケーキ屋Ikedaに行った。そして豪華に1人2個のケーキを買った。午後から作業を始めた。まずは床掃除。そ の後にワックスをかけた。すっきりと綺麗になった。お茶会では果物の好みの談義などがあり、それぞれの好みが面白かった。飲み会を解禁しようとい う話しもした。まずは野外での芋煮からだ。寒くならないうちにやろうね。
晴天が気持ち良い。なんか急におでんを頂きたくなった。年に一度は作るので、それが今日という感じである。朝市で材料を仕入れて帰宅。大 急ぎで仕込みをした。いつも作り過ぎてしまうのだけれど、今日もしっかりと作り過ぎた。大鍋一つが一杯に、土鍋もう一つも一杯になった。同じ材 料を分けたはずなのに、大鍋の汁は白く濁り、土鍋の汁は透明であった。なんで?
昨日英文校閲に送った論文が戻って来た。即、返送。通りますように。
10/28(木) の進歩 蚊帳の外感
論文セミナーと研究セミナーがあった。対面でのセミナーであるが、先週に東京出張した私は自粛をし、一人だけオンラインで参加した。ちゃんと皆の 議論も聞こえてきて、私の発言も皆に届いていた。なので普通に出来たのであるが ………。なんか、蚊帳の外感が否めなかった。やはり、その場で顔を合わせて議論するに限る。対面参加に勝るものはないと思った。
 というわけで、セミナー担当の二人、お疲れ様でした。

返ってきていた論文の改訂の最終確認をした。コメントにきちっと対応できているか慎重に見ていった。少々の修正をし、これで完成と判断し た。そして英文校閲に送った。戻り次第返送だ。
Mathematicaの計算。パラメータの値を変えていろいろと試している。いや、「いろいろ」というほどではないか。一回の計算に半 日かかるので、「いろいろ」の「い」も出来ていない感じだ。気長にやるしかない。
10/27(水) の進歩 反論が認められた
先月、とんでもない勘違いで論文がリジェクトされてしまった(9/8の進歩参照)。レフ リーにも送られずの門前払いであった。大切な論文がこんな勘違いのせいでと思い、反論を送った(9/17 の進歩参照)。それへの返答がようやく戻って来た。再投稿してよいとのことであった。やった、反論が認められた。誤読の余地がないよ うに改訂して再投稿だ。
 反論の返答がなかったので不安であった。見落とされたり無視されたりしていたら、永遠に返って来ないからだ。その場合、ひたすらに時間を失って しまうことになる。投稿した論文が返って来るのを待つのとは訳が違うのだ。投稿論文ならいつかは必ず返ってくるから。先方がちゃんと対応してくれ て良かった。

京大の霊長類研究所が解体に危機に陥った。規模を大幅に縮小して別組織とすることが発表されたのだ。事実上の解体であろう。確かに、研究 費の不正利用という問題を起こした。しかしそれで組織を解体してしまうのか。霊長研は、世界に冠たる研究組織である。その解体は、霊長類学の、い や学問の危機を招くものではないか。ただでさえ縮小傾向の日本の科学研究なのだ。問題を正した上で守り抜くという姿勢が欲しい。
 反対署名が行われています。多くの方のご賛同をお願いします。
https://chng.it/HGJLwN8X6D
今日も論文の改訂を進めた。頑張った甲斐あり一通りの対応を終えた。明日再確認して英文校閲に送ろう。
Mathematicaの計算も進めている。しかし、期待している結果がでない。むしろ、望ましくない結果が出ている。何が問題なのか。 パラメータ値をいじってみよう。
10/26(火) の進歩 返送! 別のを
論文がまた一つ戻って来た。現在改訂中のとは別の論文である。前回、要小改訂であったものだ。完璧に対応して返送していたので、アクセプト通知か と期待した。しかしまたしても要小改訂であった。なんでだー。でも、コメントを見てみると、実に簡単な修正要求が一つだけだった。ささっと直して 即返送した。今度こそアクセプト通知が来るであろう。
オンラインで研究相談をした。今年のデータを見せて貰ったのだ。面白いではないか。さらに解析を進めていこう。
もう一つの論文の改訂を進めた。レフリーコメントというものは読むのも嫌な文書なので、逃避しつつ少しずつ進めていっている。ちらっと読 んでしばし気分転換。それを何回か繰り返し、エネルギーが溜まったところで改訂に入る。各コメントについてこれを繰り返し、少しずつ前進してい く。一挙にやってしまえばよいのにと思うのだが、どうにもそうは出来ない。
かたわら、Mathematicaの計算も進めている。ここ3日ほど、1回に半日ほどかかる計算を繰り返している。出て来た結果を見て、 何か変だと思った。そして気づいた。この設定ではだめだ。プログラムをちょこっと変えないといけない。かくして、これまでの計算はみんな無駄と なった。
10/25(月) の進歩 アブストラクトに研究動機は不要
要改訂で戻って来た論文の改訂を始めた。コメントとして、アブストラクトに研究の動機を書けというものがあった。ベガルタ仙台の研究例でいうとこ うなる。

研究動機:ベガルタ仙台は強い。その強さの秘密がわかれば、継続強化に適用できる。
研究目的:ベガルタ仙台の強さの秘密を解明するために牛タン定食仮説の検証を行う。

「現在19位でJ1陥落目前なのに強いとは何?」という点が問題ではない。アブストラクトを私は、「ベガルタ仙台の強さの秘密を解明するために牛 タン定食仮説の検証を行った」という書き出しで始めている。動機の説明なしである。これに対してコメントでは、「ベガルタ仙台は強い。その強さの 秘密がわかれば、継続強化に適用できる。そこで、ベガルタ仙台の強さの秘密を解明するために牛タン定食仮説の検証を行った」というように書き始め よというのだ。動機の説明が必要だと。そうなのだろうか? 読者がアブストラクトを読むのは、研究の中身(調べたこと)を素早く知るためであっある。そして、目を通すべきかどうかを判断する。動機の説明は あくまで も、「研究の意義」を理解する上で必要なことである。それは、目を通すと決めた論文について、その序論を読んで行うことだ。アブストラクトでの動 機の説明は、研究の中身をすばやく理解するのにむしろ邪魔である。読んでいて、いつになったら本題(研究の中身の説明)に入るのかと苛々してしま う。そしてもう一つ重大なことは、動機の説明のために、肝心の中身の説明を削る必要があるということだ。アブストラクトには字数制限があるのだか ら、動機の分だけ中身を削らないといけない。まさに本末転倒と思う。実際のところ、返ってきた論文のアブストに動機を書き加えるためには、中身を 一部削らないといけない。アブストラクトに動機は不要が世界に浸透して欲しいものだ。
月火は、通常ならば休肝日である。本日もそのつもりであった。しかし気づいた。実は今日は人生の節目の日だ。全然目出度くないけれど、か といって休肝日にするというのも。今宵も宴としましょうか。本鮪大トロもあるし鰤もあるしいくらもあるし、つまみには事欠かない。
10/24(日) の進歩 砂の器
久しぶりに、映画「砂の器」を見た。言わずと知れた名作である。何度見ても感動する。とくに、最後の親子の旅の場面は映画史上に残るものであろ う。絶対にお奨めの映画だ。
 1974年の映画であり、そこに描かれている生活も懐かしい。その時代にその時代を描き、それが半世紀近く経過したものだ。今の時代に昔を描い たものとは違ったリアルさがある。たとえば列車での移動。半日とか一日とかをかけての移動が当たり前だったので、列車移動が活動の重要要素となっ ていた。今なら、新幹線や飛行機でさっと移動してしまうので、「移動」はト書き並の扱いだ。そして食堂車が懐かしい。移動に時間がかかるので、長 距離列車には食堂車があった。かたや、乗り物にも建物にも冷房がまったくなかった。窓を開け団扇を仰いでいた。やたらタバコを吸う(しかも、場所 にお構いなし)のはいただけない。その時の「今」を、長い時が経ってから見るのって味わい深い。
庭仕事に励んだ。まずは、芝生に肥料をやった。成長期は終わりつつあるけれど、緑を保つためには肥料が必要らしい。ついで剪定をしまくっ た。築山およびその周辺の樹木がすごいことになっていたのだ。思い切って鋏を入れてすっきりさせた。最後に竹の成敗をした。高さ2-3mほどの竹 があちこちに生えている。歩くのに邪魔だし景観を遮ってもいる。思い切って半分くらいに減らした。すっきり。
10/23(土) の進歩 豊島岡女子学園高校において講演
今日は、豊島岡女子学園高校において、論文の書き方とプレゼンの仕方の講演を行う。対面での講演で、久しぶりの東京出張となる。山手線の内回り池 袋-大崎間が23,24日運休になるという。豊島岡女子学園は池袋にあり、そうはいっても池袋-大崎間なら影響しないはずなのだが、心配性なので びびって早めに家を出ることにした。気がかりはあんである。具合が悪くなってから長時間お留守番をさせるのは初めてだ。朝ご飯を飲ませトイレをさ せ、ケージで「寝ていてね」とお願いして家を出た。山手線の運休はまったく影響せず、講演開始の2時間近く前に池袋に着いてしまった。朝なので店 舗も閉まっていて暇つぶしができない。やむなく、放浪しながら時間を潰した。1時間ほど前に学校に入り、担当のN先生とお会いした。そして10時 40分から講演を始めた。対象は全2年生である。論文を書き始め、冬には発表会をするそうだ。90分をかけて、論文執筆と研究発表の心がまえ・論 文の書き方・プレゼンの仕方を話した。終了後には質問もたくさん出た。皆さん、立派な論文を書いて素晴らしい研究発表をして下さいね。
 担当のN先生、お世話になりました。研究発表会、都合が合えば参加したいです。来年度の講演も頑張ります。
 昼食を摂って早々に帰宅した。頭の中はあんでいっぱいだ。16時過ぎに帰宅。あんは普通に寝ていた。良かった。遅い昼食を飲ませてトイレに出し た。一日三食にしているので、夜にもご飯をあげよう。

ベガルタ仙台 2-0 サンフレッチェ広島。ホームで5ヶ月ぶりに勝った。順位も19位に上がった。残留圏まで勝ち点5の差。残り5試合を全勝だ。
投稿中の論文が戻って来た。要改訂であった。よし。週明けから改訂しよう。
10/22(金) の進歩 やはり美味しい
頼んでいたぬか床が届いた。専門店が作っており、即そのまま漬けることが出来るという品である。さっそく胡瓜を漬けてみた。そして頂いてみた。お お、確かに美味しい。これならば納得である。ぬか床の香りを嗅いでみた。良い香りだ。比較のため、我が家の駄目になったぬか床のを嗅いでみた。全 然違う、これは臭い。どうしてこうなってしまったのか。難しいものだ。ともかくも、二代目のベガぬか仙台レディースが出来た。今度こそ上手に育て ていく。
固定電話を買った。これまで使っていたものは、随分と前からバッテリーがおかしくなっていた。数分で切れてしまうので困っていた。買い替 えるかと悩んだ。しかし、今の時代に固定電話を買うというのも。実際のところ、固定電話で私が電話をかけることはない。かかってくるのみである。 そしてそれは皆、「月の電気代はおいくらですか?」等で始まるセールスの電話である。固定電話はもはや不要では。しかし無くすのも決断がいる。 ま、そんなに高い物でもないし買い替えようということになった。子機一台のみのものを買った。
四年生二人と研究相談。かたわら、栽培実験の相談も進めた。みんな頑張って。
Mathematica計算を進めている。良い感じのパラメータ値が見つかった。計算時間も4-5時間ほどに短縮された。嬉しい。
10/21(木) の進歩 初ストーブ・初鍋
寒くなってきた。昼でも暖房が欲しいくらいになった。されど、我が家の石油タンクが空だったので、エアコンの暖房で凌いでいた。しかし昨日、石油 の給油が来た。昨晩、ストーブを出し暖房を入れた。暖かい。晩秋である。
 今日の昼は比較的暖かかった。なので、長袖一枚で研究室に出た。最初は良かったのであるが、やがて失敗したと思った。寒い。ほとんど震えながら 帰宅した。こういう時に夕食として思い浮かぶのが湯豆腐である。湯豆腐にしよう。一分ほどそう思った後、鍋にしようと飛躍させた。もう初冬かも。

論文セミナーと研究セミナーがあった。研究セミナーは4年生担当で初体験だった。立派にやってくれた。二人ともお疲れ様。
Mathematicaシミュレーション。パラメータの値を工夫して計算時間を短くしようとた。しかし値設定が難しい。値によっては計算 が不可になってしまうのだ。計算可で、出来るだけ短時間計算となる値を模索する。
10/20(水) の進歩 期日前投票
しばし前、マイナンバーカードの電子証明の更新をするようにという通知が来た。泉区役所に行って手続きをするらしい。本日、時間を取って泉区役所 に行った。10分ほどで手続きを終了。次回更新は5年後だそうだ。
 区役所でちょうど、選挙の期日前投票をやっていた。そうなんだ。投票する候補者は決めているし、ついでに投票してしまおう。何も持たなくても出 来るらしいし。というわけで投票会場に行った。確かに何もいらなかった。そのかわり、宣誓書というものを書かされた。その中に、当日投票できない 理由を、5つの項目の中から選択するところがあった。仕事のために出来ないとか行楽のために出来ないとかと並んで、5項目の1つとして、刑 務所に収監されるためというのがあった。5つの選択肢のうちの1つが刑務所? 正直、そんなに主要なものだとは思っていなかった。

経過観察のため、あんをエビス動物病院に連れて行った。体重は増えているかな? このところ、ドッグフードを毎日120g食べている(流動食にして)し、お腹のあたりも前よりはふっくらしてきている。期待していたらなんと、前 よりも ちょっと減っていた。なんで? でもそれ以外は良好とのことであった。脱水症状も起こしていない。次回の診察は4週間後になった。今回は2週間後で、その前は1週間後だった。間 隔が延び ているのは改善しているということだろう。嬉しい。

Mathematica長期計算が続く。全然終わらない。パラメータ値を工夫して、もっと早く終わるようにしないといけない。
10/19(火) の進歩 敗北感
今年の一月にぬか床を作った(1/16の進歩参照)。一所懸命に手入れして毎日頂いてい たのであるが ………。夏の頃から、美味しいんだか不味いんだかわからなくなってきた。それは、私が本物のぬか漬けの味を知らないためだろうと思っていた。しか し最近に なって、これは不味いんだという核心が沸いてきた。何しろ臭いのだ。ついには、漬けておいたぬか漬けを破棄するという事態に陥った。さらには、こ のぬか床も破棄することにした。復旧を計るよりも新しくする方が良いであろう。
 さて新しいのをどうするか。本格志向の私は手作りに挑みたいところである。しかし、ここはやはりプロの本格味を試してみたい。といわけで完成し たぬか床を注文した。楽しみな反面、敗北感もある。

論文にコメント。引き続き頑張ってね。
Mathematicaでの長期計算が始まった。パソコン2台での計算である。しかし ………、想像以上に時間がかかっている。こんな調子ではやっていられない。パラメータ値を工夫して、計算時間をできるだけ短くするようにしないと いけな い。

10/18(月) の進歩 その食事だけを考える
あんに、注射器で煮物椀(粉末のドッグフードをペットスエットで溶いた物)をあげるということを一日三回行っている。一回200cc強の煮物椀 を、注射器で4-5回に分けて飲ませるのだ。口からこぼれるし、大人しく飲んでくれないこともあるので、それなりに大変な作業である。これを、毎 日毎日ずっと続けていく。もちろん、いつまでも続けていきたいと思う。かたや、介護って、先を考えてはいけないなと思うこの頃である。

スライドにコメント。頑張って頂戴。
Mathematicaでシミュレーションを続けている。と、エラーの警告が出てしまった。どこに問題があるのか。長文の命令文の中から 絞っていかないといけない。苦労の末、問題となっている命令文はわかった。たった一行の命令文である。これのせいで、「たまに」エラーが出る。何 が問題なのか。いくら考えてもわからない。命令文に問題があるように思えない。エラーが出たり出なかったりすることも謎だ。4時間くらい、この一 行と睨めっこしたけれど、どうしてもわからない。もしかしてMathematicaの方に問題があるのではないか? そこまで疑った。そして、よーやくよーやくエラーが出る理由がわかった。そういうことなのか。命令文自体の問題ではなく、扱う数値の問題だった。 直したら 解消した。Mathematica史上最大の謎であった。
10/17(日) の進歩 最下位転落
まず始めに文句を言いたい。女子の試合と男子の試合を同じ日時にやるでない。どちらも本日14時試合開始なんて、サポに対する気遣いがない。
 とりあえずは仙台レディースの試合をDAZNで応援した。アルビレックス新潟レディースとの敵地戦である。立ち上がりは、なかなかペースを掴む ことが出来なかった。しかしだんだんと試合を支配するようになっていった。そして前半25分、FW白木 星が、カーブのかかったシュートを右隅に決めて先制した。後半も仙台が支配気味に進んだ。後半19分、ゴール前の混戦からFW池尻 茉由が決めて2点目。後半36分にも似た様な展開から池尻が3点目。これで勝負がついた。きちっと守りきり3-0で勝利した。これで3勝3分の2 位にあ がった。敵地で3勝、ホームで3分という外弁慶ぶりである。
 ついで、追っかけ再生で男子の試合を応援しようと思った。ところがいきなり、大分が勝利の喜びに浸っていた。生配信に入ってしまい、試合終了後 の場面となっていた。ベガルタ仙台 0-2 大分トリニータ。最下位の相手に敗れた。そして最下位に転落した。とはいっても、残留圏の16位とは勝ち点6差である。2試合でひっくり返せる。 残り6試 合全勝すればいいのだ!

久しぶりに芝刈りをした。今季はこれで最後であろう。それにしても苔が多い。芝生のあちこちに侵入している。今度、一斉駆除しよう。
10/16(土) の進歩 見ている時間と探している時間のどちらが長いのか
朝から雨である。庭仕事も出来ない。アマゾンプライムで映画でも見て過ごそう。しかし、見たいものがない。ひたすら探し続けるばかりである。試し にちょっと見てみても、面白くないので止めてしまう。中には半分くらい見るものもある。しかしそこで止めてしまう。その先がどうなるのか知りたい 気になれない。こんな感じで一日を過ごし、映画を見ている時間と探している時間のどちらが長いのだろうと思った。いや、見ている時間の方が長いの ではあるが、探している時間もその半分には到達していると思う。
あんが、ご飯の時に反抗するようになった。注射器を咥えさせるのだけれど、振り払おうとするのだ。元気になった証拠なので嬉しい。前はさ れるがままだったから。しかしあん、逆らったらご飯を飲めないのだよ。「注射器=美味しい」と学習して欲しい。
10/15(金) の進歩 この頃のあん
あんは、だいぶ元気を取り戻してきた。退院して来た時は、覚悟を決めなくてはいけないかと思った。でも今は、その時よりはずっと元気である。毎 日、あんの煮物椀(粉砕したドッグフードをペットスエットで溶かした物)を、注射器でたくさん頂いている。注射器を口中に入れられるのが嫌なの か、反抗するようにもなった。前は、反抗する元気なんてなかった。食事と食事との間の水分補給も欠かさない。発作を起こすこともなく、大人しく寝 ている。ほとんど一日中寝ているけれど、それは以前からだ。滑らないところならそれなりに歩けるようになった。床の上とか滑るところでは立つこと も出来ないけれど。悲しいのは、私に長時間抱っこされるのを嫌がることだ。抱っこしていると、「くーーん」と悲しそうに泣く。元々抱っこ嫌いで、 以前は自力で脱出していた。それが出来なくなって「くーーん」と泣く。泣くことないのに、もう。でも、嫌がることは出来るだけしないようにしよ う。
 不安なことももちろんある。自分では飲食をまったくしようとしない。食べ物を口元に持っていっても無反応である。そのため注射器で煮物椀をあげ る。でも毎回、飲まなくなったらどうしようという不安がある。なので、一口目を飲んでくれるとほっとする。逆に、元気になり過ぎて激しく抵抗する ようになったらどうしようという恐れもある。あばれて飲ますことが出来なくなったら。でもそんなに元気なら、自分で食べることも思い出すのではな いかという期待もある。

研究室に出て四年生と研究相談をした。セミナーの準備頑張ってね。それって、良い結果が出ているということではないか。
豊島岡女子学園で行う講演の準備を終えた。さっそく、配付資料を先方に送った。よろしくお願いします。
Mathematicaファイルに間違いがないか確認をした。と、とんでもない間違いを見つけてしまった。見逃していた。危ういところ だった。
10/14(木) の進歩 対面セミナー
今日は研究室のセミナーがある。そしてついに対面セミナーの復活である。研究室で行うのは、実に1年10ヶ月ぶりだ。4年生は初体験である。事情 でオンライン参加の学生も一人いたので、対面とオンライの併用となった。開始時、接続にちょっと手間取った。各自が自分のパソコンを見ているのだ けれど、音が共鳴したり、自分の発言が皆のパソコンから聞こえたりするのだ。どういう設定が最適なのかしばし相談。結局、集音マイクを使うと良い のではないかといった話しになった。とりあえず今日はこのままで気にせずに行く。確かにその内に、本当に気にならなくなった。かくして、論文セミ ナーと研究セミナーを無事に終えた。研究セミナーは4年生担当で初体験だった。立派にやってくれた。二人ともお疲れ様。
 思ったこと。対面セミナーの方が断然良い。伝わり方が全然違う。発表者がその場にいて、発表者の生の説明を聴くとこんなにも伝わってくるのかと 感動した。パソコンの画面を眺めて音声を聴くオンラインとは全然違う。さらには、皆の発言が2倍に増えた。説明が伝わりやすかったこともあるのだ ろ う。それに加え、間近にいる方が話しやすいということもありそうだ。複数人の会話もしやすい。発言という面でも対面が断然良い。さあ、これからも 対面でいこう!

今日も、豊島岡女子学園高校で行う講演の準備を進めた。一通り出来ているのではあるが、見返すと、作り直したい部分が出てくる。それもあ ちこち。明日には完成させたい。
10/13(水) の進歩 V字上昇だ!
日本代表 2-1 オーストラリア代表。この勝利をきっかけにV字上昇だ。
 森保監督は中盤の布陣を変えてきた。これまでの4-2-3-1を4-3-3にしたのだ。ボランチ3枚。中央に遠藤、右に田中、左に守田を置い た。この3ボランチが良かった。遠藤はボールを刈りまくる。田中と守田は、豊富な運動量で攻守に躍動した。3ボランチのおかげで、前の3人が楽に 攻めることが出来ていた。特に右の伊東は、オーストラリアの左サイドを粉砕していた。大迫は相変わらず不調だったけど。前半8分、南野のパスを ゴール前で受けた田中が落ち着いて決めて先制。早い時間の得点で楽になった。その後も日本の時間が続いた。この時に追加点を奪えなかったのが痛 かった。後半25分にFKを決められて追いつかれてしまう。暗雲が頭の中をよぎったのであるが。後半41分、途中出場の浅野が魂のゴールを叩き込 んだ。浅野のシュートは一度は弾かれたものの、ボールに魂が移ったみたいに、オウンゴールで強引に入った。執念の勝利であった。
 これで、オーストラリアとの勝ち点差を3に縮めた。むろん、崖っぷちの状況に変わりはない。残り全勝してワールドカップを勝ち取るのだ。

スライドにコメント、骨子にコメント。二人とも研究セミナーを頑張って頂戴。
今月23日に豊島岡女子学園高校において、論文の書き方とプレゼンの仕方の講演を行う。このところ、合間をみてその準備をしてきた。そし て今日は、ほぼ丸一日その準備に没頭した。これまでの講演のスライドを元に作っているのではあるが、作り直したいところがけっこう見つかるのだ。 かなり抜本的な作り直しをしたりもした。おかげで、私自身の頭もすっきりした。講演、頑張ります。
10/12(火)   決戦の夜
日本代表は今夜、オーストラリア代表との決戦に挑む(19時10分試合開始)。絶対に勝たないといけない戦いである。まさに命を賭けた決戦だ。勝 利のみを目指し全力で挑もう。
あんはだいぶ元気になった。今日はもう普通に寝ている。おしっこの回数も元に戻った。ひとまず安心だ。
 そのあんのために新しいベッドを買ってあげた。あんのお家の中にぴったりと収まる大きさである。分厚いので寝心地もいいであろう。ゆっくりお休 み。

Mathematicaファイルの修正を進めた。慎重に慎重にやっていき、完了したように思う。まずはお試し計算。しかし、これで本当に あっているのかどうかわからない。
10/11(月)   あんが心配で
明け方、あんが軽い発作を起こした。「きゅんきゅんきゅんきゅん」と泣いている。苦しいの? 抱っこして撫でても泣き止まない。30分位してようやく泣き止んだ。階下に降りソファの上に寝かせた。ぐったりしている。ほとんど動かない。朝ご飯の時間 になったので、あんの煮物椀を飲ませてみた。飲んではくれた。でも、いつもよりも弱々しい飲み方だった。あん、………。
 実は今日は休暇を取っている。夢メッセ宮城で行われている全国やきものフェアに行くつもりだったのだ。でも、あんは大丈夫か。フェア最終日とい うこともありいちおう出かけた。しかし、あんのことが頭を離れない。会場に着いて展示を見て歩いた。全然楽しめない。どころか、ふらふらして座り 込みそうになってしまった。あん。会場を一周したけれど、何も買う気になれなかった。昼が近いけれど食欲もない。ともかく帰ろう。一刻も早くあん の様子をみたい。
 帰宅した。あんは、出かけたときよりも元気になっていた。いつもの状態に戻っているみたいだった。お昼の煮物椀を飲ませてみた。朝よりもしっか りと飲んでくれた。ほっとした。昨日、秋の恒例行事に連れて行ったので疲れていたのだろうか。ごめんね。これからは出来るだけお家で過ごすように しよう。

敷地沿いの道路の落ち葉掃除をした。我が家の樹木やツタの落ち葉がすごいことになっているのだ。それなりにすっきりしたけれど、また溜 まってしまうのだろう。あと2-3回は掃除が必要そうだ。
10/10(日) の進歩  秋の恒例行事
コロナも治まりつつあるので、秋の恒例行事に出かけよう。栗駒の須川高原温泉に行くのだ。あんを置いていくのが心配なので、連れて行くことにし た。あんのご飯も用意した。というわけで出発。出るのが遅かったので、走ってしばらくして昼食の時間となった。蕎麦を待つ間、あんにお昼をあげる ことにした。粉末にしたドッグフードをペットスエットで溶かした「あんの煮物椀」である。ところがペットスエットを忘れてしまった。ま、水でもい いだろう。そう思って水に溶かして飲ませようとした。ところがまったく飲んでくれない。口中にあるのに飲み込もうとしない。口の横からこぼれ落ち るばかりである。ペットスエットでないと駄目なのか? いやもしかして、飲むという行為も出来なくなってしまった? それからは、頭の中が不安で一杯になってしまった。ペットスエットなら飲んでくれる。……… でも飲まなかったら。同じ考えをぐるぐるさせながら恒例行事を続けた。栗駒高原フーズについた。ここのソフトクリームは日本一美味しい。車を降り るときに あんが泣いたので、抱っこしてソフトを頂いた。そのために、残り1/4のところでソフトが地面に落下。落とすなんて初めてだ。須川湖に着いた。あ んを歩かせてみるも、数歩が限界だった。抱っこして湖畔を少し歩いた。そして須川温泉へ。快晴で気持ち良かった。青い空には熱い湯が似合う。でも お楽しみはここまでだ。家に戻って、ペットスエットに煮物椀を作るべく直帰した。
 帰宅後、ペットスエット煮物椀を作った。そしてどきどきしながら飲ませてみた。「ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ」。飲んだ! ほっとした。あん、普通の水は駄目なのね。味がしないから?

10/9(土)の 進歩 初、初、お預け
仙台レディース 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース。ホームでまたしても勝てず。
 試合は昼から。昼食後、ユアテックスタジアム仙台に入った。
 試合が始まった。立ち上がりは仙台が支配し、いつも通りの試合展開と思った。そして前半19分、相手ゴール前の混戦からFW矢形 海優が流し込んで仙台が先制した。待望の、ホーム初得点であった。しかしそれ以降は、千葉が優勢となっていった。それでもよく守っていたのである が、前半 39分にコーナーキックから決められてしまった。これが、リーグ5戦目にして初の失点である。となると残りはホーム初勝利なのであるが ………。千葉のプレッシャーに思うような展開が出来ない。ミスも増えてしまった。結局、どちらも追加点を奪うことなく試合が終わった。ホーム初勝 利はお預 けである。
 これで2勝3分の3位である。一戦一戦で力をつけていき、最後にはてっぺんに立とう!

午前中は、LIXILのショールームに行った。実は、我が家のトイレのリモコンが壊れてしまったのだ。最初はリモコンだけを修理するつも りであった。しかし、せっかくの機会なのでトイレ丸ごと交換することにした。一生に一度くらい交換するだろうし。最近のトイレってお洒落だね。コ ロナのせいで納期がかかるらしいのが問題なり。
10/8(金)の 進歩  柴崎永久追放
悪夢の深夜であった。日本代表 0-1 サウジアラビア代表。最悪の結果なり。
 私はずっと柴崎のプレーにいらいらしていた。消極的なバックパスを繰り返す。崩すという気迫がない。笛が鳴っていないのに、反則を受けたと自己 判断してプレーを止め相手ボールにしてしまう。そして極めつけは ………。プロとしては信じられないパスミスで決勝点を献上してしまった。
 もう、残り7戦を全勝するしかない。しかし、深刻なる得点力不足。我らが代表はいつ光を放つのか?

研究室に出て研究相談をした。二人とも、初めての研究セミナーが近づいている。どういう興味を持っていて、どういう研究をしたいのかをき ちっと伝えようね!
Mathematicaプログラムの改良を続けた。されど、バグとの戦いは道半ばである。来週には完全解消したい。
10/7(木)  今夜はサウジアラビア戦
我らが日本代表は今夜、ワールドカップ最終予選のサウジアラビア戦に挑む(8日午前2時試合開始)。絶対に勝たなくてはいけない一戦である。日本 中から力を送って日本代表を後押ししよう。
 私は、早寝をして2時に起きるつもり。でも、早く寝て寝付けるか心配。

このところずっとあんに、液体ご飯をあげていた。高カロリーの缶詰ごはんをペットスエットに溶かして飲ますのである。これだけで、食事と して十分と思っていた。しかし缶詰の説明を確認したところ、総合栄養食(普通のドッグフード)と一緒に与えるようにとあった。これだけでは駄目な のか。見落としていた。ならばと、かりかりのドッグフードをフードカッターで粉砕し、これもペットスエットに溶かすことにした。濃度がかなり高く なった。でも、美味しそうに飲んでくれた。よかった。
 液体ご飯という名も味気ない。これからは、あんの煮物椀と呼ぶことにする。椀種(かりかりのドッグフード)・椀づま(高カロリーごはん)・吸い 口(粉薬)からなる。

福島安積高校において、研究・プレゼンの仕方のオンライン講演を行った。去年は対面で行った講演である。そのときは3分ほど時間を超過し てしまった。今年も、内容はさほど変えていない。なので、時間が足りないかと心配していたのであるが、去年よりも10分位早く終わった。オンライ ンだと速く進むのか? 謎だ。

新しい解析をすべく、Mathematicaプログラムの改良を進めた。またしてもバグとの戦いである。ま、改良だけなので、そこまで酷 い戦いにはならないと思うが。

10/6(水)  寝室で一緒に寝ているからか?
あんは、昨夜も軽い発作(10/4参照)を起こした。息が荒くなり「あん、あん、あん」と泣くのだ。発作留め の点鼻薬を入れる必要はないとのことだったので(昨日の記述参照)、撫でながら様子を見守った。抱っこして階下の居間に連れて行ってみた。あんの ベッドの上で寝かすと、発作が治まって楽になった。場所の問題? 寝室は居間より狭い。そこで私と寝るとなると空気の状態が悪くなるのか? 二酸化炭素濃度の微妙な上昇で息苦しくなる? となるともう一緒に寝ることはできないのか? そういえば一昨日も、庭に出して戻ったら発作が治まったなと思い返した。うーん、そんなにも微妙に空気が影響するのか?

月初めの談話会があった。みんな、今月も頑張って行こう。
 コロナの状態が良くなったので、研究室での勉学と在宅での勉学の併用でいくことになった。セミナーの時は研究室に出ることを原則とし、少なくと もこの日は皆が会えるようにする。こうやって、徐々に元に戻していこう。

ワールドカップ予選のサウジアラビア戦が近づいて来た(日本時間8日2時試合開始)。少しずつ緊張が高まってきている。ああ、この苦しみ から早く解放されたい。ともかく勝っておくれ。
昨夜寝ながら、新しいモデル解析を思いついた。そうだ、今やっている計算よりも、この計算を先にやるべきではないか。順序としてはそうな る。しかし解析というもの(とくに、プログラムを使う解析)は、一度中断してしまうと、再開しようにも頭を元に戻すのが大変である。両モデルを並 行で解析するか? どちらも計算に異様に時間がかかるので、Mathematicaの入ったパソコン2台を使っての並行でもいけるかもしれない。しかし、頭の使い分 けが大変 そうだ。

10/5(火)  息の合った餅つき
あんは、この頃ずっと液体ご飯を食べている。缶詰ご飯を擂り鉢で摺り、ペットスエットで溶いた液状のご飯である。それを、注射器のようなほ乳瓶で 飲 ます。尖端をあんの口の中に入れ、押し子を押すと口中に液体ご飯が広がる。それを「ごきゅ、ごきゅ」と飲むのだ。最初の頃は、尖端が口から外れて しまったり、押し出す量が多くて咽せさせてしまったりと大変だった。しかしようやく慣れてきた。「きゅっ、きゅっ」と押し子を軽く2回押すと、 「ごきゅ、ごきゅ」とあんが飲む。そしてまた私が「きゅっ、きゅっ」と軽く2回押す。それをあんが「ごきゅ、ごきゅ」。「きゅっ、きゅっ」「ご きゅ、ごきゅ」「きゅっ、きゅっ」「ごきゅ、ごきゅ」「きゅっ、きゅっ」「ごきゅ、ごきゅ」で、もはや、息の合った餅つきに近い。杵でつくのと餅 を返すのとの絶妙な連携である。こんな感じで、ご飯と水分を取れるようになっている。液体ご飯を思いつく前と比べると格段の進歩である。
あんをエビス動物病院に連れて行った。先生は、点滴をするつもりであった。ところが診察をしてみると、脱水症状は見られなかった。点滴不 要である。やった、ペットスエットをせっせと飲んでいるためかもしれない。
 おしっこの回数が少ないけれど、今のところ心配する必要はないそうである。日に1回はしているのなら問題ないらしい。
 発作のことを話すと、それは軽い発作なので、発作留めの点鼻薬を入れる必要はないとのことであった。入れずに治まるのを待てばよいらしい。そう なのか。いざというときの点鼻薬だから、昨日くらいのなら我慢しようね。

Mathematicaお試し計算が続く。お試しといっても1回半日かかるから困ってしまう。
10/4(月)  可哀相に
就寝時刻になり、あんを連れてベッドに入った。病気の前は一緒にいたいから一緒に寝ていたけれど、今は、様子を常に見ていたいことも理由になって いる。夜中になり、あんの息が荒くなり、「あん、あん、あん、あん」と泣きだした。軽い発作みたいだ。あんを連れて階下に降り、発作留めの点鼻薬 を入れた。そうしたらすぐに治まった。しかし、数時間後にまた発作を起こした。でももう、点鼻薬がないのだ。あんをさすって治まるのを待つ。しか しなかなか治まらない。私の上体を起こし、あんを膝に抱っこしてみた。お尻が私の左手の上に、あごが右手の上に乗る形となった。と、呼吸が穏やか になった。もしかしたら、気道の状態が関係するのかもしれない。この姿勢だと楽なのか? そのまま抱き続けた。やがて、「ぐーー、ぐーー」という鼾に変わった。落ち着いたみたい。そのままの姿勢を保ちつつ、そうっと布団に入った。鼾が 続いてい る。よかった、よかった。その後、水を飲ませた。そうしたらさらに落ち着いた。でも明日、病院に連れて行く。

論文の序論が完成した。さっそく送った。参考にしてね。
修論の一部のマテメソにコメントした。引き続き頑張って。
Mathematicaの計算。何か、不思議な結果が出ている。ひょっとして面白いのかも。
10/3(日)  行為を忘れたのかも
一昨日から、あんのおしっこが少ないことを心配している。今日も、日中に二度庭に出したけれどしてくれなかった。なんとか立って歩いているだけで ある。夜の液体ご飯のあとにも庭に出してみた。しかしせず、けっこう水分を摂っているのにいったいどうしたのか。22時頃にペットスエットを与 え、その後にまた庭に出してみた。と、やっとしてくれた。しかも大量である。溜まっていたのを一挙に出したみたいだ。尿量が減ったというより、す るという行為を忘れてしまっているのか? それはそれで心配。

あんのことが心配だし、今日は一歩も外に出ずに過ごした。アマゾンで映画を二つ。一つは「決算! 忠臣蔵」。討ち入りを費用面から追求したコメディである。当時の色々な費用がわかって面白かった。浪人がどうやって生活していたのかという疑問も 解けた。 もう一つは題名も即忘れるくらいしょうもなかった。まったくもって時間の無駄だった。

10/2(土)  久しぶりに!
昨夜あんを、トイレのために庭に出した。いつもなら数分でおしっこをするのだけれど、なぜかいつまで経ってもしない。どうしたの? まさかおしっこの仕方を忘れた? 結局、おしっこをせずであった。今朝一番に、もう一度庭に出してみた。しかしやはりしてくれなかった。朝食後に庭に出したところ、ようやくしてく れた。 ほっとした。
 どうしておしっこが減ったのか? 水を飲む量が減っているから? 我が家に戻って自力で飲んだのは2回だけ。それ以外はほ乳瓶で私が与えている。なのでどうしても減ってしまうか。あるいはペットスエットを飲んで いるおか げかもしれない。吸収が良いので排出が減った? 一番考えたくないのは腎不全が悪化してしまったということ。悪化するとおしっこが減るらしい。この場合、飲んだ水分はどこへ行くのかと思うけれ ど。こんな 調子が続くなら病院に連れて行くか。
 嬉しかったこともある。今日の夕方に庭に出したところ、おしっこはしてくれなかった。しかしうんちをしたのだ。退院から我が家に戻って初めてで ある。高カロリー缶詰を液体ご飯にして食べ続けたおかげだ。こちらはとても嬉しい。
仙台レディース 3-0 ASエルフェン埼玉。得点への意欲が出た。
 14時からDAZNで応援した。これまでの試合同様、立ち上がりから仙台が支配する展開となった。しかしこれまで同様、決定機をなかなか作るこ とができない。それでも、ゴールへの積極性は増していたと思う。そして前半41分、FW宮澤 ひなたのクロスにMF矢形 海優が走り込んで頭で合わせ先制した。良い時間帯に取れた。後半開始早々の2分、MF長野 風花がボールを持つと、FW宮澤 ひなたが裏に走り込んだ。そこへぴったりのロングボールが来て2点目。こういう1発の崩しも欲しかった。その後は埼玉の時間帯も増えた。そんな中 でも3点 目を奪い突き放すことができた。快勝だった。
 2勝2分で3位に上がった。未だ無失点である。この調子で次も勝利しよう。

ベガルタ仙台 1-1 柏レイソル。うーむ、どうしても勝てない。
 女子の試合に続きDAZNで応援した。柏が支配気味の展開が続いた。それでも前半10分、ゴール前で裏を取ったFW富樫が綺麗に流し込んで先制 した。その後も柏優勢な展開が続く。されど仙台はきっちりと守っていた。後半35分頃、DAZNの映像が突然切れた。何が起きた? ようやく復旧したら、後半追加時間で1-1であった。何なんだこれー。結局そのまま試合終了になった。失われた15分に何があった?
 またしても勝てなかった。次は残留を争う大分との対決である。絶対に勝たないといけない。

10/1(金)  ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ!
あんは、ご飯も水も自分で摂ろうとしなくなってしまった。液体ご飯(昨日の記述参照)を作り、ほ乳瓶で1日3回飲ませている。液体ご飯のせいか、 我が家に戻った時よりは元気があるように見える。そして今朝も、朝ご飯に液体ご飯をあげようと思った。その前に、朝食を摂る私の横のソファーに寝 かせた。この頃は、常にすぐ側にいるようにしているのだ。しばししてあんは、ソファから出て移動しようとした。しかし50cmで挫折、その場で寝 転んでしまった。トイレ、それとも水? まずは庭に出してみた。ちゃんとおしっこをしてくれた。室内に戻り液体ご飯をあげた。吸水を兼ねてのご飯である。ぺちゃぺちゃと美味しそうに飲ん でくれ た。よかった、ご馳走様。食器を片付け洗い物をしていたら、「ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ」という音が聞こえてきた。「え?」と思いあんの様子 をみた。水の皿の前に立ち、自分で水を飲んでいる! あん、飲むようになったの! 光を見たように幸せな気持ちになった。
 午後から研究室に出る。出る前に、皿の水の量を確認しておいた。留守の時に飲んでいるだろうか。夕刻に帰宅して確認した。水が減っていた! 飲んでくれた、飲んでくれた。

四年生と卒研相談。色々な数値を記録しておこう。バグ探しにも役立つし、解析にも使える。引き続き頑張って!
 傍らで私は書類書きを進めた。魂を込めて書いた。

仙台レディースは明日、敵地でASエルフェン埼玉に挑む(14時試合開始)。綺麗に崩した得点を上げて勝利して欲しい。
 ベガルタ仙台は明日、敵地で柏レイソルに挑む(16時試合開始)。残留のためには残り全勝しかない。明日も必ずや勝利しよう、それのみが使命 だ。

Mathematica計算は進む。ちょっと変えたおかげで数値が安定した。嬉しい。