「これから論文を書く若者のために」
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期間限定リンク 暴走韓国、ここまでやるか!〜醜悪な韓国の勝利
        2002年W杯サッカーのディープスロート 〜「韓国の犯罪」を見逃すな〜


6/30(日)の進歩 聖なる闘い ブラジルがドイツを破って優勝した。やはり王国だった。
 6時頃からテレビを見だした。日本戦の場合、試合の前は締め付けられる緊張に襲われる。一方、決勝戦を前に私に沸き上がったのは、感動だ。決勝の時を静かに待つスタジアムの映像、そこで行われたセレモニー。テレビで見ている内になぜか、胸が一杯になってしまったのだ。日本で行われたワールドカップ、優勝者を決める闘いが今行われようとしている。
 試合は、まさに決勝に相応しい内容だった。果敢に攻め込むドイツ。一瞬にしてシュートまで持っていってしまうブラジル。ロナウドに立ちはだかったのは、ドイツの神カーンだった。奔放なロナウドのシュートに神のごとき威厳を見せつけるカーン。前評判通り、カーン対ブラジル攻撃陣の闘いとなった。しかし ------。カーンが今大会で、ただ一つのミスを犯した。リバウドのシュートをまさかのファンブル。つめていたロナウドがインサイドで流し込んでブラジルが先制した。その後、前がかりになったドイツのマークの受け渡しのミスも重なり、ロナウドがきれいな追加点を決めた。2-0でブラジルの勝利。
 銀の吹雪と折り鶴が舞う中、台の上に乗ったカフーがワールドカップを高く掲げた。私は、テレビの前で心ゆくまで拍手を続けた。美しい、美しい儀式だった。
6/29(土)の進歩 じゅり、可愛い 池ちゃんのフィールドの下見に五葉山に行った。太平洋側に分布するヒバを見に行くためだ。池ちゃんはなぜか犬が苦手。じゅりに初めて会ったときは硬直していた。でも、犬が苦手では人生を楽しみきれるとは言えない。そこで愛の鞭でピシピシひっぱたくために、池ちゃんには事前に言わずにじゅりを連れていった。池ちゃんは、車の中のじゅりを見て一回転した。
 五葉山の登山口にはなんと、「犬の入山禁止」の立て看板。じゅりを連れていくと知っての狼藉か。今更こんなこと書かれてもしょうがない(じゅりを何時間も車の中に置いておくわけにはいかない)ので、読解できなかったことにした。天気は晴れで登山は気持ちよかった。しかし目当てのヒバがなかなか出てこない。「なぜだろう」と不思議がりながら昼食休憩をした。そして休憩後歩き出したら、休んだ場所のすぐ上にヒバがあった。おーー。というわけで、しばしヒバを観察。そのときだ。笹藪の中をうにうに歩くじゅりを見て池ちゃんが、

「じゅり、可愛い。」

愛の鞭の甲斐があった!本日最大の成果。
 観察を終え山を下っていたとき、どういうわけか自然保護観察員に遭遇した。「犬は禁止。今度の時は名前を書くからね」と言われた。へいへい。名前を聞かれたらちゃんと答えます。

「じゅりです。」

 祝、トルコ勝利。私の予想がはずれ、韓国は実力通りの敗戦となった。よかったよかった。ただし、韓国が急に「いい子」になったからといって、いままでやってきたことが許されるわけもないのだが。
6/28(金)の進歩 棒にも端にもかからない 今日はいきなり国語の読解問題だ。日本がトルコに負けたことについての 2002 FIFA ワールドカップ (tm) の記述。

「トルコは確かに優れたチームだが、決して棒にも端にもかからない相手ではない。

この文で、作者が言いたいことを説明せよ(解答はこちらへ)。
 この国に付ける薬は無いようだ。準決勝のドイツ戦の審判がスイス人だったことを、中立性を欠く人選と批判したらしい(Yahoo! sports)。「審判がスイス人だったから、買○できなくて負けたじゃないか。どうしてくれるんだ」と開けっぴろげに怒ればいいのにねえ。
 この「批判」と関係あるのかどうかは知らないけれど、三位決定戦の韓国対トルコ戦の主審がクウェートの人に決まった。一方の決勝の審判団はヨーロッパ人。公正な判定を求めるのなら、両試合ともヨーロッパ人の審判団にすることが正解。三位決定戦はそうならなかったということは・・・・・・・。国民の前で三位を「勝ち取る」という、国威発揚の大団円の舞台はととのったようだ。
 午後、ヒラガ・熊ちゃんと一緒に蔵王と笹谷峠へ。二人の卒業研究の様子見というわけだ。熊ちゃんの材料のハクサンチドリはまだ咲いていた。ヒラガの材料のホタルブクロはおおむね開花前だったけど、一個体だけ咲いているのがあった。がーーん。おー急ぎで調査開始だ。
6/27(木)の進歩 ブラジル勝つ 昨日の準決勝でブラジルがトルコに勝った。やはり底力が違うという感じ。トルコも健闘したけれども、ブラジルの方が一枚上だった。それにしても、ロナウドのトーキックゴールにはびっくりした。トルコの GK は、まさかあそこでシュートが来るとは思わなかっただろう。ドリブルしたまま突然、蹴り足を高く振り上げること無くつま先でボールを蹴り出すようなシュート。まるでそのままドリブルを続けているかのようだった。技あり、ロナウド。
 決勝戦の組み合わせはブラジル対ドイツだ。なんと、ワールドカップでの両国の対戦は史上初めて。ワールドカップ出場回数一位(ブラジル)と二位(ドイツ)の対戦が今まで無かったのは、ワールドカップ七不思議の一つだ。七不思議の二つ目は、他の五つの不思議は何だろう? 七不思議の三つ目は、他の四つの不思議は何だろう? ---- すいません、止めます。
 EndNote ver 6.0 が出るというのでバージョンアップを申し込んだ。待望の MacOS X 対応だ。「これから論文を書く若者のために」で EndNote を紹介しているので、申込のメールにそのことを書いた。ご褒美に、「生涯タダでバージョンアップ券」とかくれたりして。しかしユサコ(販売元)の担当者は、返信のメールで完璧に無視していた。ちっ。あと、「牛タン定食生涯無料券」こんな架空の論文を書いたご褒美)も貰おうと思っているのだけど、申込先がわからない。
 くにっちの論文セミナー。有性生殖系統と無性生殖系統の繁殖戦略を比較した論文の紹介。データはきれいだけど、ちょっと大上段に構えすぎた(難しいことを無理して言おうとしている)論文だった。目的を絞ればすっきりした論文になったろうに。
 昨日に引き続き、卵を順次生産するときの最適卵サイズに関する論文を執筆。久しぶりに研究しているという感じ。
6/26(水)の進歩 ようやくにして 韓国戦で、ようやくにして公正な笛が吹かれた。さすがヨーロッパの審判団だ。おかげで試合はすがすがしく見応えがあった。結果は 1-0 でドイツの勝利。審判が公正だったなら、ポルトガル戦もイタリア戦もスペイン戦もこういう結果になっていただろうにな。審判に負けさせられた国民の気持ちを思うと涙が出るよ。
 それにしても、こういう報道(ドイツを応援した日本人がいたことを韓国マスコミが怒っている)にはあきれる。ドイツを応援した日本人がどうして多いのか、その理由をちょっとは考えて欲しいものだ。私は、ドイツを応援した 1000 人と、ドイツのユニフォームを着てテレビに出た明石家さんまの勇気を讃えたい。それに、自分たちは日本を応援していたのか? そうとは思えない情報をあちこちで目にしたぞ。たとえば、情熱サッカーコラムにはこんなことが書いてある。

6/14 の記述 「ベルギー人記者が自国のチームの得点に喜ぶと周りの韓国人記者やボランティアの人たちは、そのベルギー人記者に拍手を送るのに、日本が得点しても韓国人の記者たちは完全な無視。」

6/18 の記述 「赤一色に染まった満員の大田のスタジアムは、日本が敗れたことを知らせるアナウンスがあると、大きな拍手が巻き起こった」

 今夜はブラジル対トルコ戦。これは楽しみだ。順当ならブラジルだけどトルコも強いぞ。なにしろ、正々堂々と日本に勝った国だから。ワールドカップは、この試合と決勝戦を残すのみ。みなさん、思いっきり楽しみましょう。
 三位決定戦つーのもあるけど、これはワールドカップと思わない方が無難。何しろ韓国は、地元で三位となることを絶対の目的と考えているだろうからね。そうなるとまた、どんな審判の判定が飛び出すのかわかったものじゃない。ちっとも楽しくない試合になりそうな予感が99%だ。
 午前、理学部三年生向けの講義。相変わらず人が少ない。しかしもう慣れた。出ている人は熱心に聞いてくれているし。あなた達は、私の大切なお客様で-----す。
 その後は久しぶりに自分の研究をした。親が卵を順次に生産するときの最適卵サイズに関する論文(三重大の原田さんとの共著)の改訂だ。早く改訂を終えて投稿したいよ。
6/25(火)の進歩 ドイツを応援しよう 今夜、ドイツ対韓国の準決勝が行われる。さあみんな、ドイツを応援しよう。その理由は二つ。

 1. フェアプレー精神と良心の問題 韓国は、不正判定の連続で、本来勝者たるべきチームをすくい倒してきただけだ。韓国に、決勝に進む資格はない。いや、そもそも準決勝を闘う資格がない。
 2. 日本も同一視される 世界には、日本と韓国の区別がついていない人が多い。そのため、韓国に対する怒りがそのまま日本にも向けられる可能性がある。日本代表が海外遠征したときに、いわれのない扱いを受けたら。海外で闘う日本人選手が敵視されたら。---- こうならないためにも、日本サポーターは韓国を応援してはいけない。私たちは、不正判定の連続で 4 強入りしたチームを応援したりはしない。こうした毅然とした態度を見せて、日本の良心を世界に訴えよう。
 おそらく日本のマスコミは、「共催国の韓国を応援する日本サポーター」という姿勢の報道を仕掛けてくるであろう。しかし、みんながみんなドイツを応援すれば、マスコミの思惑も企画倒れになると思う。

 もっとも、韓国は決勝に進む気がないという見方もある(1-0でスペインの勝ちだったのに〜韓国の怪進撃(3)この大会は「FIFAウリナラカップTM」である)。韓国内で三位決定戦を闘う方が、国威発揚という点でも入場料収入という点でも良いというのだ。もしもこの見方が当たっているとすると、「この準決勝、いったい何なんだ?」ということになる。世界の人々は、勝利を求めて最高の技術がぶつかり合う試合を楽しみにしているというのに。
6/24(月)の進歩 とうとう とうとう FIFA が動いた。準決勝の韓国対ドイツ戦の審判団は全員ヨーロッパ人になった。ヨーロッパ人の審判が、公正さ正確さで一番信頼できることは否定できない事実。実際、日本戦を裁いたヨーロッパ人の判定は公正だった。中立大陸の人を審判にするという原則(6/19の記述も参照)を破っての FIFA の決定。これを裏の世界風に翻訳するとこうなる。

「韓国よ、もう満足しただろう。これ以上、好き勝手はさせないからな。」

W 杯に対する信用が失墜してしまった今となっては遅過ぎるかもしれないが(アルゼンチンでは、W杯中止論まで出ている)、現況を放置しておくよりはマシだ。
 日刊スポーツに載っていた洪明甫の言葉。

「今はどことやっても負ける気がしない。われわれに失うものはないし、バックには国民が付いている」。

おいおい、大切な人達を忘れているよ。「バックには審判が付いている」だろう。4強進出の最大の功労者を無視したらバチが当たるぞ。
 壁やんの論文にコメント中。というか、どうコメントすべきか思案中。
6/23(日)の進歩 またしても またしても韓国が勝った。審判のおかげで。スペインは二点取っていたというのに、なぜか審判に二点とも取り消されてしまった。これは完全な誤審だ(たとえばここを参照)。二点も取り消されては、どんな強豪チームもなかなか勝てるものではない。
 審判も人間なのだから誤審はある。誤審のために負けたチームは審判を批判するけれども、心の底では、「これもサッカーだ」と理解している。しかし、韓国戦となると、対戦相手に対してだけ不幸な判定がいくつも起こり、かつ、それが何試合も続くとなると話は別だ。「これもサッカーだ」ではなく、「これはサッカーか?」となる。包み隠さず書こう。黒い意志の力を私は疑っている(この方は断言している)。
 この W 杯が終わったら韓国(そして、「共催国の健闘」を喜ぶ一部の日本人)は、4強進出という「快挙」を讃え続けるだろう。しかし世界は、白けた目(あるいは憤怒の目)で韓国の「快挙」を見るに違いない。私もすっかり馬鹿らしくなってしまった。
 ベガルタ仙台の村上が面白かったと日記に書くものだから、「少林サッカー」を見に行ってしまった。しかも、上映が始まった直後にMOVIX(モール併設の映画館)に着いたので、次の上映まで二時間半近くモールで時間を潰してだ。映画はくだらなかったぞうーー。途中で出ようかと思った。しかし、韓国戦に比べれば健康的なくだらなさだ。
6/22(土)の進歩 壁やん来仙 森林総合研究所に就職した壁やんが研究室に来た。仙台に来たのが久しぶりかどうかちっとも知らないが、研究室に来たのは久しぶりだ。投稿論文の原稿とピーナッツのビスケットを持ってきてくれた。ありがとう。つくばに配属と思っていたら、「つくばは10月迄ね。そのあとは木曽福島か熊本」と言われたそうだ。その後、とても楽しいお話を聞いて、しんすけ情報の確かさを確認した(ということだ、わかるかしんすけ)。後輩に奢ってやるという強気な姿勢で来たらしいが、肝心の後輩があまり研究室に来ていない。タイミングの悪いやつらじゃ。
 今日はいよいよスペイン対韓国戦。審判はエジプトの人。頼むよ、くれぐれも公正な笛を吹いてくれ。でないと見るのが馬鹿らしくなってしまう。
 メールマガジンの原稿を引き続き執筆。ほぼ完成したけれど、これでいいのかなあ。
6/21(金)の進歩 韓国 韓国批判が、ネットでわき起こっている(たとえばここ)。審判の露骨な韓国贔屓が続けば、韓国の優勝だってあり得なくはない。しかし、これはもはやスポーツではない。感動も興奮も喜びもない。ただ単に、「韓国を勝利チームにするという作業」の遂行だ。韓国対スペイン戦が、公正ですがすがしい試合となることを切に願っている。
 重版分もすでに半分(1000部)がはけたらしい。重版出来後10日ほどでこのペース。ありがたいことです。
 イ・タポンの論文にコメントした。修正方向の大枠を提案。これでいけると思うのだが。
 岡本真さん発行のメールマガジンに、「これから論文を書く若者のために」の執筆経緯を掲載させていただくことになっていた。ここに来てようやく時間が取れた(「ワールドカップばかり見てたくせに」と言うではない)ので、執筆を開始した。頑張って書きます。もう少々お待ち下さい。
6/20(木)の進歩 日本代表解散 昨日、日本代表が解散した。四年近く、ワールドカップのために共に闘ってきたトルシエ日本の終幕だ。寂しい。トルシエをもう見ることができないと思うと、彼が率いる日本代表をもう見ることができないと思うと。エジプト戦から始まって、ワールドユース準優勝、審判に負けさせられたシドニーオリンピック、アジアチャンピオン等々、たくさんのことを思い出してしまう。感傷(思い出に)・観賞(素晴らしい試合を)・干渉(協会の)・癇性(すぐ切れる)・完勝(采配ズバリ)とやや訳の分からない締めくくりで、トルシエ日本にさよならとありがとうを言いたい。
 昨日今日と、ワールドカップの試合がない。つまらないなあ。さらには、トルコ戦に勝っていたら今頃は、セネガル戦の徹底分析で盛り上がっていたと思うとね。悔しさが全然減らないよ。
 イ・タポンが昨日、論文の原稿を持ってきた(んだよ、友蔵)。さっそく読んでいる。きっと良い論文になるだろう。頑張ってコメントしよう。
 池ちゃんの論文セミナー。質的にもっと突っ込んだデータが欲しい論文だった。当然そうなるだろうというデータしかなかった感じ。その後、講座セミナー二人。セミナーを三つも続けて聞くと大変だ。
6/19(水)の進歩 審判 説明抜きに、国名を並べてみる。

韓国:ポーランド(コロンビア) アメリカ(スイス) ポルトガル(アルゼンチン) イタリア(エクアドル)
日本:ベルギー(コスタリカ) ロシア(ドイツ) チェニジア(フランス) トルコ(イタリア)

 審判の判定は試合結果に大きく影響する大切なものである。だから審判は、正確に公正に試合を裁かなくてはいけない。とはいっても審判も人間。自分の心情が判定に現れてしまう面があることも否めない。代表的な例として、1. ホームチームに偏った判定をしやすいこと、2 自分の国と身近な国に偏った判定をしやすいことの二つがある。1 はまあ、それがサッカーというものだ。2 に関しては、両対戦国とは中立的な人を審判に選んで、この弊害を無くす努力がなされている。たとえば、アジアの国対ヨーロッパの国の対戦ならばアメリカ大陸の人が審判となり、アジアの国対アメリカ大陸の国の対戦ならば、ヨーロッパの人が審判となる。
 もうおわかりのように、上の( )内の国名は、日本・韓国の試合の主審の国籍だ。
 韓国の場合、中立大陸の原則がきちっと守られている。そして、この主審の内の何人かは、韓国に有利な判定を露骨に行った(上記 2 の点では中立なので、上記 1 が前面に出た?)。とくに、ポルトガル戦・イタリア戦が酷かった(イタリアは国中怒りまくっている)。韓国にせっせと PK を与え、相手国の選手を次々と退場にし(ポルトガルは 9 人に、イタリアは 10 人にさせられた)、イタリアのゴールはオフサイドにしてしまった。韓国は、ホームチーム有利の判定をたっぷりと味わったということだ。
 一方の日本の場合、中立大陸の原則がきちっと守られたのはベルギー戦だけだ。チェニジア戦も守られているように見えるけれど、チェニジアとフランスは地中海を挟んで向き合った国。中立とはとても言えない。このように相手国に近い人が主審であったせいか、判定は比較的「厳正」で、日本は、ホームチーム有利の判定をもらうこともなかった(ベルギー戦など逆に、アウェーチーム有利の判定だった)。
 ちなみに、他のアジアの国(中国とサウジアラビア)の主審も、中立大陸の原則がきちっと守られている。
 審判の判定は公正でなくてはいけない。その点、日本は韓国に比べ「幸せ」だったと言える。しかし、共催国というのにこの違いは何なのだろう。余計なことを勘ぐってしまいたくなる。
6/18(火)の進歩 負けた 何も書きたくない。
6/17(月)の進歩 静かに明日を待つ 静かに明日を待っている。日本がトルコを撃破する日だ。日本がベスト8入りを決める日だ。この試合を生で見ることができることの幸せ。ほんとうに夢のような気分だ。明日の昼は牛タン定食を食べてスタジアムに乗り込もう。
 ただ一つ気がかりなのは、日本代表を応援するサポーター集団ウルトラズのメンバーが、この試合のチケットをほとんど持っていないという噂があること。ウルトラズ抜きに組織的な応援がどれだけ出来るのか。いーや宮城はベガルタ仙台のホームタウンだ。ベガルタ仙台サポーターの名にかけて、明日は声を限りに応援するぞーーと決意。
 講義の準備。そのかたわら、蔵王で卒業研究中の熊ちゃんから悲壮メールが入ってくる。花にやって来る訪花昆虫を観察しているのに、全然来ないらしい。うーむ、最近の訪花昆虫はたるんでいるわ。
6/16(日)の進歩 準々決勝の相手がセネガルに決定 日本代表が準々決勝で闘いベスト4入りを決める切られ役がセネガルに決まった。速さも技もパワーも組織力もあるという強敵だ。切られ役としては申し分の無い役者というものだ。
 今日は朝から、暁子とじゅりと一緒に蔵王に行った。熊ちゃんの卒業研究の様子を見るためだ。行くという連絡無しの抜き打ち訪問(ただし、抜き打ちで行くとは言ってあった)。調査場所(二カ所)か宿舎のどこかにいるはずなので、きっと会えるだろう。調査場所には姿無し。宿舎に行ってみると、「遠くへ行きました」とのこと。この距離を歩いたのかと心配しつつ車で後を追ったら、クラクションを鳴らす無礼な対向車とすれ違った。その車は、熊ちゃんを乗せたフッキーだった。おー、フッキーにまで会えた。よかった、よかった。フッキーは、オオシラビソを求めてもう一週間ほど蔵王山中を放浪中なのであった。熊ちゃんに調査の様子を聞く。あまり芳しくない雰囲気だけれども、野外調査はねばりが肝心だ。がんばれ熊ちゃん、ねじれフッキー。
6/15(土)の進歩 牛タン定食、日本代表の強化食に抜擢か 昨日のニュースステーションで、決勝トーナメント一回戦のトルコ戦に勝つ秘策が提案されていた。試合会場は宮城。宮城といえば牛タンということで、牛タンを食べてトルコを撃破するという秘策だ。おーー。拙著で私は、ベガルタ仙台が強い理由の一つは、選手が牛タン定食を食べているからであることを解明して見せた。この研究成果を受けて遂に、牛タン定食が日本代表の強化食となるということか。仙台の牛タン屋さん、日本代表に牛タンを差し入れて、美味しさ百倍、力千倍、得点5、失点0になってもらおう!
 日本代表を応援するサポーター集団ウルトラズの方が、どれくらい宮城スタジアムのチケットを持っているのか心配だ。H組2位を予想して、神戸会場の方に力を入れたという話しもあるし。とにもかくにも立派な応援をして日本代表を勇気づけないと。チケットを持っている方、目的は観戦ではなく応援だよ。ベガルタ仙台のお膝元のすごさを見せてやろう!
 今日は早めに帰って、2002年版の日本代表レプリカユニフォームを買いに行くぞ。1998年版のは持っているけど、ここは景気良く新しくするのだ。
6/14(金)の進歩 やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー、やったー! やったー、日本が決勝トーナメントに進出だ。興奮、興奮。何もか忘れてしまいそう。狂喜乱舞の胸の内!
 前半、なぜか抑えた展開のチェニジアに、これ幸いと日本も抑えて付き合う。ボール支配は圧倒的に日本。特に危ない場面も無い。しかし心臓はどきどき。1 点取られても大丈夫と言い聞かせても、心配は収まらない。こうなったら 0 対 0 で前半を終えてくれ。その願い通りに、さしたることも起きずに前半が終了した。
 後半の頭から、森島と市川を投入。これがずばり当たった。相手のクリアが森島の目の前に転がり込み、森島は右足を思い切って振り抜いた。ゴーーーーーーーール!チェニジアのゴールネットが揺れた。これでようやく私の心臓はやや安静モードとなった。もうこれで、二点差負けはないだろう。こうなったら一位で通過してくれーー。そうすれば、決勝トーナメント一回戦の相手はトルコだ。ブラジル相手よりずっと勝機がある。それに、私はこの試合のチケットを持っているのだ! ------- こういうことを考える内に、私の心臓はまたしても急患状態になってきた。引き分けでは、ベルギーに一位を明け渡す可能性が高いしね。そこへやはり、あの男が現れた。ここぞというところで必ず仕事をしてくれる中田ヒデ。市川のクロスを見事に頭で合わせてゴーーーーーーーール!2 対 0。ようやく私の心臓は平常状態になった。そして試合終了。こんな素晴らしい瞬間を味わうことができるなんて!胸の奥に染みいる幸せを満喫した。
 今日はこれから、思いっきり喜びを味わうぞ。祝杯だ。テレビのニュース見まくりだ。そして明日からは、気持ちをすぱっと切り替えて、決勝トーナメント一回戦突破に集中する。ああー、そうだ。この試合を生観戦できるんだ。信じられない。夢が叶った。レプリカユニフォームを着て、思いっきり応援するぞーーーー!
6/13(木)の進歩 日経サイエンスで紹介されるらしい 拙著の紹介を日経サイエンスにお願いしていた。そうしたら今日、紹介して下さるとの連絡が届いた。わーい。小さな紹介記事だけれども、6/25号に表紙の写真入りで載るとのこと。ありがとうございます。
 フランスに続いてアルゼンチンまでグループリーグで敗退。グループリーグは三試合しかないので、一つの負け(フランスは対セネガル、アルゼンチンは対イングランド)でとたんに窮地に立たされる。そしてどんな強豪も、不運がいくつか重なれば負けてしまう。たとえば、フランス FW トレセゲのシュートがポストにはじき返されなければ。フランス MF プティのクリアが、味方 GK に当たってセネガル FW の前に転がらなければ。しかし、こうした不運もまたサッカーだ。まるで人生のようだよ。
 NHk の方が研究室に来た。以前に放映した「生命」みたいな特集を 2004 年に放映するので、植物の進化について話を聞かせて欲しいとのこと。こういうことになると、知識の浅さをすぐに露呈してしまう。しかし、わからないことは「わかりません」、知らないことは「知りません」とはっきり言えるようになったのは進歩だ。以前なら、相手の望む答えに適当に会わせていたのにね。
 森長の論文セミナー。短い論文なので 30 分で終わった。説明の手際も良かったし。ただし論文自体は、手法や結果の説明をもう少しきちっと書いて欲しいものだと思った。
 くにっちと研究計画の相談。いろいろ言っている内に、面白い実験計画をくにっちが考え出した。きれいなデータが取れればこれはいけるぞ。問題は、きれいなデータが取れるかどうかだ。
6/12(水)の進歩 第三刷りが届く 第三刷りが届いた。ところがいきなり誤字がある。三刷り印刷開始後に見つかったのでどうしようもなかったのだ。次の重版のときに直すのでどうも御免しゃい。
 一コマ目は講義。いつにもよりさらに人が少なかった。特に、熱心に聞いてくれていると思っていた学生が来ないと悲しい。衝撃を隠す気力も失せながらの講義であった。今年の講義はかなり打撃が大きいよ。
 午後、気を取り直しつつ、ウバユリの乾燥重量を測定した。これで測定完了のはずなのに、データシートの空白が目立つ。まだどっかに未測定のが眠っているのか?家に帰って探してみよう。
 今日は、これ以上書くにはあまりにも力を失っている。帰って、アルゼンチン対スウェーデン戦の録画を見よう。結果を知らないようにとネットも見ずに楽しみにしているのだ、はあーー。
6/11(火)の進歩 日本に追い風 昨日の試合で、ベルギー対チェニジアが引き分けた。念が届いたか。これで日本はずいぶんと楽になった。しかし下記のように、どのチームも自力で決勝トーナメントに進出する可能性を残している。

進出のための最低条件(これ以上の成績ならば進出決定)
 日本: 一点差の負け(ただし、日本は絶対に勝つ!)
 チェニジア: 二点差の勝ち
 ロシア: 引き分け
 ベルギー: 勝ち

どのチームも、それぞれの条件よりも悪い結果に終わると一次リーグで敗退となる。日本とて、二点差以上で負けたら敗退だぞ。だから、気を引き締めて、今までの試合以上の集中力で闘わなくてはいけない。頑張れニッポン!それにしても最終戦は、どちらも死闘となりそうだ。上の条件を見るとおわかりのように、日本とチェニジアのどちらか、ロシアとベルギーのどちらかが決勝トーナメントに進出するという直接対決なのだから。ニッポン、勝て勝て。そして一位で進出だ。そうしたら私は、日本の試合(H組一位対C組二位)を生で見ることができる。
 朝から、熊ちゃん・ヒラガ・じゅりとともに蔵王に行った。熊ちゃんの調査がいよいよ始まったので、その付き添いというわけ。しかし生憎の雨で、訪花昆虫は全然やってこない。今日のところはわざと引き上げてやろう。
6/10(月)の進歩 重版完成 重版が出来上がった。これで品薄もお終いだ。共立出版の注文ページに申し込めば即送ってくる状態になったし、生協・書店には、今週の中頃には入荷する予定。さあ皆様、ご存分にどしどしとお買いあげ下さいませ。日本も勝ったことだし、ここは気前よくポポポーンと!
 講義の準備をした。でもって当然のことながら、日本戦のことを講義用 PowerPoint 書類に仕込んでしまった。前回の講義では、日本の初戦が火曜日の夕方だったので、その結果をPowerPoint 書類に仕込む余裕は無かった(講義は水曜日の一コマ目なのだ)。しかし今回のように余裕があると、どうしても仕込んでしまう。止められない性分なのだ。
 さあ、今日は早く帰って、ベルギー対チェニジアが引き分けになるように念を送るぞ。
6/9(日)の進歩 ニッポン ニッポン ニッポン! 運命のロシア戦の日。夕方の飛行機で帰仙するので試合には十分間に合う。夕方まで何をしようかと思っていたところに、昨夜の飲み会の時にしんすけが積丹半島ドライブに誘ってくれた。そういうわけで、しんすけ・あやこご夫妻と共に積丹半島へ。快晴で眺めは抜群。海は綺麗だしね。やっぱ、北海道はいいなあ、しんすけがうらやましいよ。とても良い思い出となりました。ありがとう、しんすけ・あやこ。
 札幌駅から空港へ。迫り来る緊張を紛らわすためにスポーツ新聞を熟読。さらには、じゅりに会える喜びに気持ちを集中させて、ロシア戦のことを忘れるようにした。ペット屋でじゅりに再会。会いたかったよーーー。いい子にしていたようで何よりだ。そして、ローソンで購入した弁当を食べて、テレビの前で静かに時を待った。
 ついに先発メンバー発表。スタジアムのスクリーンをそのままテレビ映像で流していた。発表は背番号順。「3番松田」の次が「5番稲本」でえっと思った。森岡欠場!大丈夫か?さらには、市川でなく明神。
 日本は、立ち上がりから激しく仕掛けていった。積極的なプレスで面白いようにボールを奪う。チャンスもいくつか作ったし、これはいけるという感じだった。さらには、ロシアがなんと前半でばてた。少なくとも負けはしないだろうという思いを抱くことができた。前半の内に一点取っておきたかったけどね。
 後半立ち上がり、中田浩二からのセンタリングを柳沢が絶妙にはたいて稲本が抜け出す。稲本は落ち着いて右足で決めた。オフサイドぎりぎりのプレーだったので、私は一瞬喜びを抑えた。そしてゴールが認められたことを確認して、改めて大爆発!テレビの前でニッポンコールを繰り返してしまった。後半の後半になると日本にも疲れが見え始め、DFとMFの間が開き始めた。そのスペースを使ってロシアが猛攻。しかし、きっと守りきると私は信じていた。ロシアはばてばてで、単調な突撃を繰り返すだけだったし、シュートは、大きくはずすかキーパー正面のどちらかだったから。そしてついに試合終了。審判君、ロスタイムが過ぎない内に、しかもロシアのフリーキック直前に笛を吹いてくれた。開催国の恩恵ということか。
 今日は(も)みんな良かった。稲本最高。そして明神もすばらしかった。ロシア右サイドのカルビンを封じるために日本DFが左寄りになったところを良くカバーしていた。市川に変えて明神を起用したトルシエ采配は大当たりだ。
 心の荷が一つ取れた。ベガルタ仙台のJ1昇格決定以来の開放感。さあ、チェニジアにもきちっと勝って、H組を一位で通過するぞーー。そうしたら、なんと日本戦を生観戦できるのだ!(H組一位対C組二位のチケットを持っている)
6/8(土)の進歩 ウニ・イクラ丼 小樽へ行った。前置き抜きで、最善の方法を伝授しよう。ウニ・イクラ丼を満喫する方法だ。

1. どこかで、白米・わさび・醤油を買う。
2. 市場に行って、ウニ・イクラなどお気に入りのものを買う。
3. 自分で丼を作って食べる。

これならば、それなりの値段でたらふく食べることができる。食堂に入って食べてはいけない。高いし量は少ないし、へたしたら鮮度が悪いし。きっと満足できないに決まっているのだ。
 北一ガラスでワイングラスを購入。北大の原さんに結婚祝いでいただいたワイングラスセットを大切に使っていたのだけれど、月日と共についに一個になってしまっていたのだ(原さん、すみません。他は割れちゃった)。「北一ガラス三号館」とあるのを見て、「「北三ガラス」にすればいいのに」と絶対受けそうもないことを考えながら、一時間かけてワイングラスを選んだ。
 夜は、原さんご夫妻・河田さんご夫妻・長谷川さん・しんすけらと会食。サッカーの話で盛り上がった。
6/7(金)の進歩 世界を肌で感じた 今日は夢にまで見た、アルゼンチン対イングランド戦の生観戦の日だ。空港近くのペット屋さんにじゅりを預け(後ろ髪を引かれる思いだった)、河田さんご夫妻と共に札幌へ。
 札幌到着後、雰囲気を味わおうと大通公園へ行った。そうするといるわいるわ。公園の歩道沿いにイングランドの旗が一面に吊るしてあり、芝生の上にはイングランドサポーターが大挙していた。アルゼンチンサポーターは少数。噂と違ってみんなおとなしい。ビールを飲んで騒いでいる人はほとんどいなかった。
 入場に時間がかかるかも知れないからと、早めに札幌ドームへ。5時前に着いた。ところがあっさりと入場できて、キックオフの8:30までひたすら待つことになった。やがて、小学生の前座試合が始まった。すると、イングランド・アルゼンチンの選手がピッチに現れて、試合の見学。おーー、ベッカム・バティー・ベロン!本物がいるよ!7:30頃、両チームがピッチ上で練習を開始。これから世界最高の闘いを生で見ることができるという興奮がいよいよ高まってきた。
 試合は、イングランドの鬼気迫る守備がすごかった。テクニック溢れるアルゼンチン選手を気迫で封じ込め、仕事をさせない。とくにセンターバックが強かった。期待のベッカムはまだ本調子では無かったと思う。目立ったのはスコールズとオーウェン。ゲームを作っていたのはスコールズ。オーウェンの突破はすごかった。
 観客の7割はイングランドサポーター。応援の種類は二つくらいしかなかったけれど、全員が声を合わせて応援している。これが本場か。しびれました。
 チケットの無い方には申し訳ないけれども、やっぱ生に限るよ。テレビで見るのと全然違う迫力を味わうことができて、ちょー幸せだった。
6/6(木)の進歩 怒り ベルギー戦の夜、ニュースステーションに目を疑う映像が流れた。オレンジ色の服を着た日本人数人が、ベルギーの得点に大喜びしていたのだ。全ての日本人(このオレンジ色の人々を除く)が言葉を失い悲しんだ瞬間にだ。この人達の正体は、「2002年ワールドカップサッカーキャンプ熊本招致委員会ベルギー代表チーム受入れ事務局」だそうだ。あったまに来た私は、メールで真意を問い合わせた。そしたら、

「対戦相手がどこであっても、ベルギー代表を応援することは事務局の職員として間違ったことではないと考えています。今回はその相手がたまたま日本代表であったということだけです。」

「その相手がたまたま日本代表であったということだけ」だとおーー(怒怒怒怒)。君たちは日本人だろ。自分たちの代表が闘っているというのに、その失点を喜ぶなんて絶句だ。信じられない。
 ヒラガの論文セミナー。深く読みこなしていて説明もわかりやすかった。四年生とは思えないすばらしさだった。調査予定地の一つにしていたところが草刈りにやられてしまったけど、挫けることなく頑張ってくれい。
 さあ、明日から日曜日まで札幌に行って参ります。アルゼンチン対イングランドを生観戦だ。楽しみだなあ。
6/5(水)の進歩 死闘 昨日の日本代表はよく闘ったと思う。ベルギーと死闘を演じ、勝ち点 1 を獲得した。勝てたかもしれないけれど、引き分けという結果は良しとすべきだろう。
 セミナー室には 20 人ほど集まった。みんな、緊張の様子。
 前半の日本は、中盤で細かくつなぐことを避け、ロングボールを多用する展開だった。前半は 0 対 0 で終了。これでよし。予定通りだ。ところが後半 12 分。オフサイドトラップのかけ損ないを突かれ、鮮やかなオーバーヘッドシュートを決められた。両サイドハーフが最終ラインに入って「フラット 5」になったときの連携不足が出てしまった。他の選手はラインを上げたのに市川が一人だけ残っていて、(ゴールを決めた)ヴィルモッツがオフサイドにならなかったのだ。正直私は、これでがくっときて、「やはり駄目なのか」という思いに取り憑かれてしまった。ところが直後の後半 14 分。小野からのアーリークロスを、鈴木が足を伸ばして蹴り込んだ。ゴーーーーール!セミナー室は大狂乱。私は、飛び上がって喜んでいた。後半 19 分、三都主を投入。もうイケイケだ。そして後半 22 分には、稲本が一人でかわして見事なゴーーーーール、逆転!こんな個人技いつ身に付けたんだよー。ところが日本にアクシデントが起きた。森岡の負傷退場。これが無ければ、3-1 か 2-1 で勝っていたと思う。後半 30 分に、オフサイドトラップをかけたところを二列目からの飛び出しでやられてしまった。終了間際の稲本のゴール取消には憤然。この審判、ベルギーびいきで腹が立った。しかしまあ、楢崎の PK を見逃してくれた点は偉い。
 得点力不足と言われながら、二点取ったのだからすごい。課題はラインコントロールだろう。テストマッチでも、オフサイドトラップをかけたところを二列目の飛び出しで失点していた。いい加減、修正して頂戴よ。
 というわけで、じゅりには修正をした(5/24の進歩参照)。

修正の仕方
1. 数メートル離れて、じゅり(守備側)と、ボールをキープした私(攻撃側)が向き合う。
2. 「おいで」と呼ばない
3. じゅりは黙ってお座りしている。
4. じゅりの背後のスペースにパスを出す。
5. じゅりは、ダダダッとボールめがけて駆けていき、「んが、んが、んがーー」とタックルする(前足で)。
(注:ボールやぬいぐるみをじゅりに投げると、こうした反応を示します。)

 今日の一コマ目は講義。植物における、親と子の対立・雌親と雄親の対立の話をした。いつもより遅刻が少なくて良かった。講義の最初にその日のテーマを述べるので、やっぱ遅刻はよくないよー。
 午後は、月初めの談話会(先月の研究報告と今月の研究予定を話し合う会)。もういよいよ調査本番という感じになってきた。
6/4(火)の進歩 いよいよ いよいよ、日本の初戦の日が来た。緊張で頭が働かない。単調作業をしながら静かに時を待つことにしよう。というわけで、FIFA Anthem を流しながら(<-- 静か?)、ウバユリの種子の乾燥重量を量り続けた。
 1998 年のフランス大会のときには、チケットを売り過ぎて手に入らない騒動(私も被害者だった)。今回は、チケットを売らな過ぎて手に入らない騒動。バイロム社の人間が、「私たちのような中小企業に責任を押しつけないで」とほざいていた。このアホがーーー!そんな「中小企業」なら、チケット販売を引き受けるなっていうの!
 昨日は、ブラジル対トルコとイタリア対エクアドルを見た。ブラジル対トルコはすごく面白かった。トルコは良く守ったし、ブラジルの攻撃は多彩でわくわくした。やっぱサッカーはこうでなくちゃ。それにひきかえ、イタリア対エクアドルは退屈だった。もちろんその責任はイタリアにある。縦一本の攻めはちっとも面白くない。第三者的に言わせてもらうと、勝てばいいっていうもんじゃないぞ。
 ただ今、午後 4 時 50 分。胸が締め付けられるような緊張に襲われもう駄目、仕事できない。今から、日本代表応援態勢に入ることにしよう。今日は、セミナー室でみんなで応援することにしている。みんなが一緒だとなんか心強くていい。家で暁子と二人で見たら、緊張で押しつぶされちゃいそうだよ。
6/3(月)の進歩 その関連性に悩む しばらく前から悩み続けていることがある。インターネット書店アマゾンの拙著の紹介のページ。「この本に興味がある人は、こんな本にも興味をもっています」という紹介欄に並んでいる本のことだ。

「理系のための英語論文執筆ガイド - ネイティブとの発想のズレはどこか?」

これはわかる。

「論破できるか子供の珍説・奇説 - 親子の対話を通してはぐくむ科学的な考え方」

ちょっと離れているかなとも思うけど、これもまあわかる。

「風俗営業取締り」

??? いくら考えても関連がわからない。しかも、上の二冊をさしおいて、この本が一番先頭に並んでいるのだからねえ。関連性を解明した方、教えて下さい。
 熊ちゃんと研究計画の相談。ヒラガの調査も、すぐに始めなくてはいけない所まで来た。調査本番の六月だ。
 明日はいよいよ日本対ベルギーの試合。緊張で胸が締めつけられるようになってきた。日本にサッカー文化を根付かせるためにも、決勝トーナメントに勝ち進んで欲しい。今までさして興味を持っていなかった人に、「サッカーって面白いな」と思って欲しい。
 私の脳裏には一枚の写真が焼き付いている。古本のサッカーマガジン。銅メダルに輝いたメキシコオリンピック直後の日本リーグ(当時のトップリーグ)の写真だ。観客席は----、満員の観客で埋まっていた(とはいっても、小さな会場だけど)。その後の日本リーグしか知らなかった私には、衝撃の写真だった。日本代表の活躍がきっかけとなって、Jリーグに興味を持つ人がもっと増え、そしてやがてはサッカーが文化として根付いていく。そのためにも、が・ん・ば・れ、ニッポン!
6/2(日)の進歩 スペイン強し スペイン対スロベニアをテレビで見た。スペインの攻撃は華麗、得点は芸術のように美しかった。こりゃ強いぞスペイン。
 完売と思いこんでいたのに、客席には空席もあった。どうやら、海外販売分のチケットが余っているらしい。国内にはチケットが欲しい人が溢れるほどいるというのに。いったい何をやっているんだ、FIFA とバイロム社は(怒)。私は、第一次販売・第二次販売・第三次販売に全力で挑んで、結局二試合のチケットしか手に入れることができなかった。インターネットで当日販売をするようだけれども、購入希望者が殺到して、なかなかつながらない状態になっているらしい。みんな買いたいのに買えない、そしてむなしい空席の列などという愚かな事態は絶対止めてくれよ。
6/1(土)の進歩 「個体群生態学会 W 杯開催中の学校」で講演 「個体群生態学会 W 杯開催中の学校」で、「これから論文を書く若者のために」という演題の講演をした。アイルランド対カメルーンの試合中というのに、多くの方が集まって下さった。中でも感激したのが、村岡さんにお会いできたこと。メールで何回かやりとりしたことがある方で、拙著を早々にご購入下さった。そして(おそらく)専門外の会合というのに、わざわざお越し下さっていた。ありがとうございます。感謝に堪えません。持参していた拙著にサインをさせていただきお別れしました。
 会終了後、懇親会まで随分と間があったので、どっかにテレビは無いかと探索。しかーーし、どこにもなかった。会場ロビーに設置しておいてよ。ネットで、アイルランド対カメルーンは1対1の引き分けと知った。ドイツ対サウジアラビアが、8対0というびっくりする点差であることを知ったのは、翌日の朝刊でだった。