「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
6/30(日)
の進歩 悔しさが
女子ワールドカップの準決勝オランダ対イタリアを見た。勢いに乗っているらしいイタリアであったが、オランダとはやはり実力差があった。オランダ
が快勝。もう一試合のドイツ対スウェーデンは、なんとドイツが負けた。番狂わせと言って良いだろう。ドイツが散るとは。
となると、なでしこが負けてしまった悔しさが蘇る。オランダ戦は勝てる試合だった。内容ではなでしこが圧倒していた。イタリアにも勝てたであろ
う。そして準決勝の相手はドイツではなくスウェーデン。決勝に行けたって。ああ、なんで負けてしまったのか。
ハトのつがいが、我が家の庭のアカエゾマツに巣を作り始めた。公園に飛んで行き小枝を拾い、我が家の庭のウッドデッキに置かれた椅子の上
に留まる。小枝を咥えたまま1分ほど沈黙。やがてアカエゾマツの中に入っていく。これをひたすら繰り返していた。夕方になると本宅に戻るのか、姿
が消えている。また明日も巣作り?
あん、ハトを見ても吠えてはいけないよ。というか吠えているけど。恐れて巣を放棄されたらつまらないからね。やさしく見守ろう。
ベガルタ仙台 2-1
コンサドーレ札幌。ユアテックスタジアム仙台での試合だったけれど、日和って参戦しなかった。雨が降っているし、明日は朝から生物学演習だし。
17時半過
ぎから晩酌を始め、20時半くらいに寝てしまった。サポとして反省。でも、勝ってよかった。
6/29(土)
の進歩 事実上の決勝戦
女子ワールドカップ準々決勝フランス対アメリカの試合を見た。事実上の決勝戦と言われている試合である。アメリカしたたか。効率良く点を取ってい
た。フランスが猛攻を仕掛けるも落ち着いてかわす。アメリカが確実に勝ち進んだ。やはり強いわ。フランスは、男女アベック優勝ならず。
今日は、自宅に持ち帰っての仕事がある。昨日に引き続きレポートの採点をするのだ。色々な課題のレポートを読めて面白い。完成度が完璧
で、満点を10回くらい付けたいレポートもあった。昼過ぎに完了。
朝から雨である。庭仕事をしたいのだけれど、雨ではやる気が起きない。こうなったら、何もしない時間を堪能しよう。録画しておいた番組な
どを見てのんびりと過ごした。
6/28(金)
の進歩 挑戦課題を待つ
今日は、生物学科三年生向けの実習のレポート提出締め切り日である(たぶん)。朝から次々と、私の部屋に提出にやって来ている。レポート課題を出
した際、
挑戦者:加点1点
一般:加点0.5点
と言っておいた。「挑戦者って何ですか?」と質問されたけれど、「今は言えない」と答えた。提出のため私の部屋に来てわかったと思う。居室への通
り道が二つあり、論文の御柱があり通るのが難しい通路(挑戦者向き)と、通るのが楽な通路(一般向き)とがあるのだ(2018/8/1および8/3の進歩参照)。部
屋の入り口に両者の案内図が貼ってある。三年生の多くは挑戦者向きを通って入ってきた。そして、レポート提出後に、しばしたたずみ次を待っている
ようであった。いや、挑戦はもう終わったのだ。論文の御柱を通り抜けて来たことが挑戦なのだ。「もういいんだよ」と言うと、そうなんですかという
感じで去っていく三年生であった。来年からは何か挑戦課題を課すか。
ベガルタ仙台レディースは明後日、敵地でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと闘う(12時試合開始)。なでしこの闘いは終わってし
まった。これからは国内の闘いである。国内リーグを発展させることが、なでしこの強化のためにも重要なのだ。明後日の闘いはなでしこリーグカップ
の予選である。予選突破に向けて苦しい状況にあるが、必ずや勝利して望みを切り拓こう!
男子は明後日、ユアテックスタジアム仙台にコンサドーレ札幌を迎え撃つ(19時試合開始)。好調の男子である。明後日も勝ってさらに上昇しよ
う。
全学一年生向けの講義のレポート作成法の初稿レポートが送られてきた。受講生が、自ら問題を設定してそれについてのレポートを書くのであ
る。さっそく読んでコメントを付けている。色々な問題が取り上げられていて、読んでいて楽しい。
6/27(木)
の進歩 おめでとう!
事務室隣の私の郵便受けを開けると、一枚の葉書が届いていた。二人からではないか。昨年の我が家での飲み会の時に、婚約を発表した二人である(2018/10/25の進歩参照)。今年の四月から二人で○○市で働いている。表書きを
見ると、差出人の 名字が一つだけになっていた。もしかして?
葉書裏をめくると、結婚したとしたためられていた。そうなんだ。おめでとう、おめでとう、おめでとう。二人の暮らす町の豊かな自然が静かに美しく
流れるよ うに、満ち足りた日々を送ることを祈っている。
早急に遊びに来て頂戴。皆で盛大にお祝いするから。
来月、豊島岡女子学園高校において探究活動の行い方の講演を行う。昨日今日とその準備をしている。全一年生が対象である。なので、文系志
望の生徒さんもたくさんいるということだ。話の内容はどうしても理系に偏ってしまうけれど、文系の生徒さんのことも意識したものにしないといけな
い。頑張ろう。
昨夜は、なでしこが散ったことを悲しむ一人酒であった。なぜにこうなってしまったのか。なでしこの闘いをもっと楽しみたかった。
Mathematicaシミュレーション。結論に到達した。そういうことなのだろう。半歩後退である。でも些細な半歩だ。
6/26(水)
の進歩 なでしこ散る
決戦の早暁である。3時40分頃に起床。なでしこの先発は以下の通り。
岩淵 菅沢
長谷川 杉田 三浦 中島
鮫島 市瀬 熊谷 清水
山下
これがベストの布陣ということだろう。試合が始まった。オランダに押し込まれると思いきや。双方が自分の時間帯を作っていた。でも、なでしこが互
角以上に支配していたと思う。しかし前半17分、コーナーキックから失点してしまった。オランダのFWマーテンズをフリーにしてしまった。正直、
このままいってしまうのかという嫌な感じがした。それを払拭してくれたのが華麗なパスワークだった。前半43分、短いパスを
7本くらい繋げ、最後は、FW岩淵 真奈選手のスルーパスにMF長谷川
唯選手が抜け出し綺麗に流し込んだ。美しい得点だった。後半になると、なでしこが圧倒的に攻め込むようになった。そして何度も決定機を作った。し
かし決め
きれない。シュートが枠に行かない。あるいは枠そのものに行き、「枠と枠内は違うんだった」と省みるのであった。それでも、逆転弾は時間の問題と
思っていた。ところが後半43分、エリア内で、オランダのシュートが不運にもDF熊谷 紗希選手の手に当たってしまった。PK。GK山下
杏也加選手が止めてくれると信じ、正座して見守ったのであるが。なでしこに残された時間は5分ほど。コーナーキックを得るも、GKは上がって来
ず。何で だ? やがて主審が、腕を高く上げて試合終了の笛を吹いた。1-2で敗戦。決勝トーナメント1回戦で散ってしまった。
勝てる試合だった。試合内容は、今大会のこれまでの試合の中で一番良かった。オランダを完全に上回っていた。しかし決定力が。決定力が。決定力
が。そこに不運なハンド。つまり負けた。
選手のインタビュー。FW岩淵 真奈選手は目に涙を溜めていた。MF長谷川
唯選手の瞳からは、大きな涙粒がいくつもこぼれ落ちていた。でも、拭おうとしなかった。DF熊谷
紗希選手は、上を向いて涙を堪えていた。私は、それぞれの涙を決して忘れないであろう。この瞬間から再出発。
実は今日は、生物学科三年生向けの講義がある。心あまりに重く、休講にしようかと思った。しかしそういう訳にはいかない。言い聞かせるよ
うに講義室へと歩いて行った。学生の方が全員休んでいたら、私はきっと感涙したであろう。しかしちゃんと出席してくれていた。「今
日はテンションが最低です。最後まで保たないかも」と言ってから講義を始めた。
質問者:T.K. 君。
6/25(火)
の進歩 明日早朝にオランダ戦
いよいよ決戦のときが来た。なでしこは明日早朝(日本時間26日午前4時)、オランダとの決勝トーナメント1回戦に挑む。オランダは、2017年
の欧州女子選手権を制した強豪である。昨年にオランダと闘ったときは2-6で大敗した。相当に厳しい闘いになると思う。しかしなでしこはやってく
れるであろう。厳しい時ほど、一致団結して力を発揮するのがなでしこなのだ。その力を信じて早寝早起き。
昨日に引き続き、生物学科三年生向けの講義の準備をした。来週の分である。朝から頑張った甲斐あって終わった。しかし盛りだくさんになっ
てしまった。時間が足りるのか。多分足りないと思うので、最後のところは時間調整用の話しにしておいた。時間があればやり、なければやらない。最
後のは、その程度の話である。自分の論文であることがちょっと悲しいが。
またしても不景気な報せが。そしてまたしても、エディターの完全なる勘違いである。私たちの論文をろく読んでいないのであろう。でなかっ
たら、あんなことを書くはずがない。腹立つ。しかし残念なことに、こういうエディターは存在するのだ。その怒りを健全なるエネルギーに変えて次の
雑誌を目指していこう!
6/24(月)
の進歩 腱鞘炎
腱鞘炎治癒せず。先日、左親指の腱鞘炎の治療のために形成外科に行った(6/12の進歩参照)。ステロイド
注射をして貰い、これで治らなかったら切開手術と言われていた。……………、はい、治っていない。相変わらず、親指の付け根が痛い。親指第一関節
もあまり曲がらない。痛いのは嫌だし、左手での作業に支障をきたしているのも困る。観念して病院に行くか。切開手術をされてしまうのであろう。そ
れで治るのなら良いけれど ………。治らずにこじらせてしまうことはないのか? あー、不安だ。
三人でサンプリング計画の相談。確かに、悩ましいところではあるね。明日から頑張って!
生物学科三年生向けの講義の準備をした。今週のは終わっているのでウケ狙いのスライドの準備以外は来
週の分である。食害への対抗戦略の話をする。熱いテーマなので関連論文がたくさん出てくる。今日はまずは論文集めに終始した。
先週末に仕込んでおいたMathematicaシミュレーションの結果を見た。望む結果が出ていない
………、どころか、訳のわからない結果が出ている。何でこんな結果になるのかさっぱりわからない。謎が深まるばかり、投稿が遠のくばかり。
6/23(日)
の進歩 快勝
ベガルタ仙台 2-0 FC東京。首位に快勝した。
日曜の夜の試合。土曜にやるべきだと思うけどねえ。DAZNの圧力か? などと思いつつ、ユアテックスタジアム仙台に入った。
試合が始まった。押し込まれることを予想していたのであるが。互角以上の展開で試合が進んだ。シマオマテを中心とする守備陣が東京の攻撃陣を封
じ込めていた。とくにシマオマテがすごかった。攻守の切り替えも速い。ボールを奪ったらすぐに、トップスピードで攻めに入る。奪われたら、次の一
歩で即守備に入る。まさに攻守に躍動していた。そして後半19分、MF関口が東京のゴール前でこぼれ球を拾った。対峙する東京DF室屋を一瞬外し
てシュート。ゴール右隅に綺麗に流し込んだ。後半43分には、FWハモンロペツが左足弾を炸裂させた。これで勝負が決まった。終わってみると、東
京にほとんど決定機を作らせない完勝だった。
これで11位に上がった。この勢いでさらに上を目指そう!
日中は、薔薇マニュエル=カノバスの大剪定をした。我が家の中で一番元気が良い子である。冬剪定を忘れたので、私の背丈を超すほどに枝を
伸ばしている。一番花が終わったので、思い切って剪定してしまうことにした。今年伸びた枝を1/4くらいの長さにまで切り詰めた。重なっている枝
や内側に伸びている枝は、丸々ばっさりと切り落とした。かなりさっぱりした。でも、まったくへこたれることなく二番花を咲かせてくれると思う。
6/22(土)
の進歩 残念きわまりなし
数日ぶりに、iPhoneのメッセージを開いた。ん?
水曜の夜にメッセージが届いている。しかもなんと、本日の夜の飲み会のお誘いだった。全然気づかなかった。水曜の夜というと、木曜早朝のなでしこ
の試合に
備えて早寝したときである。なぜか、目覚めて以降も気づかなかった。今現在19時過ぎ。今さら間に合わない。申し訳ない。残念無念。次の機会にぜ
ひ!
今日は庭仕事の一日となった。まずは花の総入れ替えだ。ビオラはまだ咲いているけれど、いかにも終わりかけという段階である。他の花はと
うに終わっている。庭を綺麗にするという名の粛正じゃ。ザガーデンに行って60株買ってきた。そして植え替えた。7株足りないことに気づき、買い
足しに行った。すべて植え替えて完了。綺麗になった。そのかげには、捨てられてしまったあまたの花たちが。
駐車場花壇の雑草問題も何とかすることにした。車を駐める部分の中央(タイヤが踏まない部分)が花壇になっていて、車を出したらその姿を現すよ
うになっているのだ。園芸品種のシロツメクサを植えていたのだけれど、耐陰性が弱く、駐車時に車の下になる部分が皆枯れてしまっていた。そこに雑
草が侵入しすごいことになっているのだ。車を出さないと手入れが出来ないので、つい放置していた。本日、意を決して雑草を徹底的に取り去った。そ
してその後にトレニアを植えてみた。日陰でも大丈夫らしい。かくして、車を駐めたら陰になる部分にトレニア、ならない部分はシロツメクサという状
態になった。かなり変である。写真を載せたらその変さをすぐにわかって貰えると思うので載せない。
その後は、うようよと伸びているツルの粛正。庭を仕切る塀沿いにのみ生育を許しているのに、庭の内部に侵入してきている。それらを徹底的に取り
去った。
かくして、ほとんど丸一日庭仕事をした。疲れた。入浴してビール。その時に上記のメッセージに気づいたわけ。
6/21(金)
の進歩 またしても瑞兆
なでしこの、決勝トーナメント1回戦の相手がオランダに決まった。2017年の欧州女子選手権を制した強豪である。相当に厳しい闘いになるであろ
う。しかし、なでしこはきっとやってくれる。
オランダとは、2015年大会の決勝トーナメント1回戦でもあたった。そして2-1で勝利した。瑞兆。グループリーグ最終戦で、2011年大会
とまったく同じ結果となったのだ(2011年も今回もイングランドに0-2)。決勝トーナメント1回戦も同じ結果となるに違いない。きっとそう
だ。
論文セミナーがあった。面白い結果だった。自分の研究の参考にもなるよね。
ついで私が研究セミナーをした。2遺伝子座2対立遺伝子モデルの研究計画である。どうやって解くのか悩ましいという話をした。解析、頑張りま
す!
その、2遺伝子座2対立遺伝子モデルについて考えた。ちょっとわかってきたような、やはりわからないような。悶々。
かたや、Mathematicaシミュレーションは良い結果がでない。パラメータの値を訂正して実行し直しているのだけれど、望む結果からます
ます離れていく。どうして?
6/20(木)
の進歩 決定力の差
なでしこ 0-2 イングランド。決定力の差が勝敗を分けた。
午前4時前に起床。フジテレビ系で応援した。なでしこは、前節の試合から先発を二人入れ替え、MF小林 里歌子選手とFW横山
久美選手を使っていた。前節はサイドハーフだったMF中島
依美選手がボランチに回っていた。立ち上がりこそイングランドに攻め込まれたものの、やがてはなでしこも盛り返した。そして、予想とは違い、互角
に近い展
開となったのであるが。前半14分、中盤でのミスからボールを奪われると、なでしこ守備陣の裏にボールを流された。走り込んだホワイトがGKと1
対1になり、ゴール右隅へシュート。コロコロと転がるボールをDF市瀬
菜々選手が追いかけるも、ボールの方がちょっとだけ早かった。菜々が秒速15mで走っていたら追いついたのであるが。後半になると、イングランド
の動きが 止まりだしたこともあり、なでしこが果敢に攻め込むようになった。とくに、MF三浦 成美選手とFW菅沢
優衣香選手を投入し、布陣を前節のものに戻してから良くなった。しかし決定力が。あと一歩でシュートに行けなかったり、打っても枠に飛ばなかった
りであっ た。前がかりになったところで2点目を取られて万事休す。0-2で試合終了となった。
これでなでしこは、グループリーグの2位となった。決勝トーナメント1回戦の相手はオランダかカナダである。もう、やるしかない。試合ごとに成
長するのがなでしこだ。それに、優勝した2011年も、グループリーグの最終戦でイングランドに敗れた。しかも、同じく0-2であった。なんか、
験が良いではないか! 勝利の女神もなでしこに付いている!
生物学科二年生向けの講義をした。「性の生物学」というお題であった。ウケ狙いのスライドもたくさん仕込んでおいた。ちゃんとウケてくれ
て良かった。
麻布大学の菊水先生の「ヒトとイヌの共生を支える社会認知能力」というセミナーに出た。あんの親として、これは出ないといけないでしょ
う。犬は、人の目を見つめ人の人の指示に従うことができる。困ったときには人に頼るという。たとえば、固定した箱の中におやつが入っていて自分で
は取り出せないとき、人に「取って」とお願いする。こうした能力はオオカミにはないそうだ。人に頼ることを知らず、いつまでも自分の力で取り出そ
うとするらしい。…………… あんはオオカミではないかと思った。たとえば、庭に出たいときにあんは、居間のドアをがしがしと擦
る。しかし開けることが出来ない。犬ならばここで、私にお願いをするはずである。けれどあんは、いつまでも擦り続けるのである。おかげで、ドアの
塗装が剥げてきている。物を口にしたら、取り上げようとしても、うーうー唸って絶対に離さないし。深まるオオカミ疑惑。
6/19(水)
の進歩 明日の未明にイングランド戦
なでしこは明日の未明(日本時間20日午前4時)、グループリーグの1位通過を賭けてイングランドと激突する。決勝トーナメント進出は決まってい
るもの
の、1-3位のどこに入るのかはこの試合の結果次第である。何位になるのかで、決勝トーナメント1回戦での対戦相手が変わる。1位ならば、他グ
ループの3位とやることができる。2位だと、オランダかカナダと当たり、3位だと、フランスかドイツと当たる。これは当然に1位通過であろう。な
でしこの結束力でイングランドを撃破して欲しい。
私はもちろん、早起きして生で応援する。必勝あるのみ!
生物学科三年生向けの講義をした。「訪花昆虫の行動」というお題であった。訪花昆虫は賢い。人間のサクランボ狩りと同等以上のことをして
いるのだ。そのすごさを実感して貰えたか。
Mathematicaシミュレーション。さあ、最後の締めの計算に入ろうと思った。それに合わせ、論文本体の改訂の締めにも入った。文
章にしてみて気づいた
…………。パラメータの値の設定がおかしい。この値では駄目だ。ああああああああああああああーーーーーーー。ここ1ヶ月の計算がすべておじゃん
だ。締め に入るどころではない。「ばかばかばかばか」と自分の頭を10回叩いたところで、本日のやる気が完全に消え失せた。
6/18(火)
の進歩 南米選手権
南米選手権が始まった。日本が招待されている大会である。日本は、東京五輪世代を中心とした若手で挑んでいる。久保
健英も選ばれている。初戦では、チリに0-4と完敗してしまった。若手主体なのでやむを得ないか。経験を積んで成長するべし。
Mathematicaシミュレーション、これで良しとすることにした。というか、こういうものだと割り切った。後は、計算を完了させる
のみである。投稿予定の雑誌の投稿規定を読みながら、気持ちを奮い立たせた。早く投稿したい。
就寝してしばらくして、携帯の地震警報が鳴った。本当に来るのかと疑いつつ、あんを私の身体の下に抱き寄せた。すぐに大きな揺れがやって
きた。だんだんと強くなる感じで、東日本大震災の再来かと思ってしまった。やがて揺れが収まった。山形沖が震源でマグニチュード6.7だそうだ。
新潟で震度6強とか。お見舞い申し上げます。長岡の二人やHたくのご実家は大事ないか?
6/17(月)
の進歩 決勝トーナメント進出決定
なでしこが決勝トーナメントに進出することが決定した。予選の各グループ上位2ヶ国と、3位の中で成績上位の4ヶ国が進出する。他グループの試合
の結果、3位の中の上位4ヶ国に入ることは確定したのだ。であるか。そのようなことは意に介せず。予選最終戦でイングランドを撃破し、首位で決勝
トーナメントに進むのだ。
東北大学のメールが新しくなる。google提供のメールに移行するそうだ。併用期間を過ぎると、これまでのメールは使えなくなる。なの
でさっそく、新メールへの移行設定を試みた。こういう作業が大の苦手なので、四苦八苦しながらの移行となった。どうにか移行できたとは思う。しか
し、研究室のメーリングリストに出したメールが、届いたり届かなかったりする。なぜだ? しばらく苦悩が続きそうだ。
なお、新メールに移行しても私のメールアドレスは変わりません。今まで通りのアドレスに出して下さい。
先週末に仕込んでおいたMathematicaシミュレーションの計算結果を見て黙考。良い結果なのか悪い結果なのか。
6/16(日)
の進歩 完敗
今日の昼は、なでしこリーグカップ予選B組の伊賀フットボールクラブくノ一戦である。ネットで中継するので、パソコンの前に座って応援した。開始
30秒に、右サイドを突破されていきなり失点。何事が起きたのかと思った。気にしないで闘おうと思っていたら、前半16分にも失点してしまった。
早くも0-2とは。その後も、しゃきっとしない展開が続いた。ミスが多くパスが繋がらない。それでも後半7分に、FW浜田
遙選手のシュートが枠に当たって跳ね返ったのを、MF安本 紗和子選手が流し込んで1-2とした。これで追撃と思いきや
………、4分後に3点目を決められてしまった。この失点が痛かった。結局、得点の香りがしないまま1-3で敗れた。
うーむ、完敗と言ってよいと思う。負けたことも悔しいけれど、内容が心配。なんとか持ち直して欲しいのだが。
仙台はもう梅雨入りしたのか?
朝は降っていなかったので、作業着に着替えて薔薇の花がら取りをしようとした。ところが、庭に出てみるとぽつぽつと降っていた。空は明るい。天気
雨かと思 い様子を見ることにした。ところが結局、ぽつぽつの天気雨がずっと続いた。花がら取りは諦めた。
仕方ないので、ぼんやりとテレビを見て過ごした。ベガルタ仙台レディースの試合を、パソコンではなくテレビで見ることも試みた。インターネット
に繋げることができるのだ。ところが、「この試合の中継はお使いのブラウザに対応していません」という旨の警告が出て繋がらず。考えてみると、こ
のテレビのブラウザは何なのだろう? パソコンで使っている物とは違うようだ。謎だ。
6/15(土)
の進歩 躍動
なでしこ 2-1 スコットランド女子代表。なでしこが躍動した。
絶対に絶対に絶対に勝たなくてはいけない試合。昨夜の試合、ベガルタ仙台レディースのDF市瀬
菜々選手が先発していた。やった。試合は、アルゼンチン戦とはうって変わった内容だった。なでしこが、攻守に躍動していた。スピードのあるパスを
面白いよ うにつなげてスコットランドを翻弄した。そして前半23分、MF遠藤 純選手からパスを受けたFW岩淵
真奈選手が迷わずに右足を振り抜いた。無回転のシュートがゴールに突き刺さりなでしこが先制した。この時間に取れたことが大きい。前半37分に
は、FW菅 澤
優衣香選手が、自ら得たPKを冷静に流し込んで2-0。後半になるとスコットランドも攻め込むようになってきたけれど、全員が連動した守備で抑え
ていた。
後半43分にうちの菜々が、ゴール前の相手にパスをしてしまい思わぬ失点。私は急にどきどきになったけれど、なでしこは落ち着いて闘い抜いた。
すばらしい試合だった。選手だけで話し合いを重ね修正してきたという。さすがなでしこ。先輩達から受け継いできた修正力を示してくれた。試合を
重ねながら成長していく。これからの試合がますます楽しみになった。
夜はベガルタ仙台男子の試合。敵地で、松本山雅FCと対戦した。BSで放映していたいので晩酌をしながら応援した。緑に染まるスタジア
ム。その一角には黄金が。良い雰囲気だ。試合立ち上がりこそボールを繋げなかったものの、だんだんと仙台のペースになってきた。そして前半36
分、クロスにフリーで走り込んだMF道淵がヘッドで決めて仙台が先制した。松本守備陣は、道淵の走り込みにまったく気づかなかった。後半になると
松本も盛り返してきた。しかし得点は許さず。最後は5バックにして、仙台が逃げ切った。1-0で勝利!
なんと、敵地戦8試合目にして初の勝利・初の勝ち点である。これまで、敵地で7戦全敗だったのだ。これをきっかけに、敵地でも勝っていきま
しょ!
23時からは、トゥーロン国際大会の決勝、U22日本代表対U22ブラジル代表の試合を応援した。若者達、ブラジルにまったくびびってい
なかった。どころか、ほぼ互角に渡り合った。1-1で試合を終えPK戦に突入。4-5で惜しくも敗れたけれど、実に頼もしい闘いぶりであった。東
京五輪を闘う世代である。ますます愉しみになった。
午前中は、あんをエビス動物病院に連れて行った。予防接種をして貰うのだ。先週も連れて行ったのに、その時は打って貰うのを忘れていた。
なので2週連続で病院へ。超混雑で3時間もかかってしまった。疲れた。
6/14(金)
の進歩 決戦
なでしこは今夜、スコットランド女子代表との決戦に挑む(日本時間22時試合開始)。初戦のアルゼンチン戦を引き分けてしまい苦しい状況に追い込
まれたなでしこである。今夜は絶対に絶対に絶対に勝たないといけない。逆境にあるときこそ力を発揮してきたなでしこだ。勝利を信じて応援するの
み。
またしても不景気な報せが。どうも、また同じレフリーに行ったようだ。なんでまたレフリーをやったのか?
フェアじゃない。そりゃもちろん、納得したコメントは取り入れて改訂しておく。しかし、おかしなコメントは無視する。誤解を招く部分があったのな
ら表現等
を変えはするけれど、そうではない場合はそのまま再投稿する。同じコメントが来ないようにしてはおきたいけれど、それには限度があるのだ。そのコ
メントがいかにおかしいかを、あらかじめ論文に書いておくことなどできやしないのだから。ところが困ったことに、それをまた同じレフリーが見ると
なると、また同じコメントをしてリジェクトしてくる。こちらには、そのコメントに反論する機会がない。まったくもって公正さを欠く。
憤慨しつつ、即、再投稿した。今後こそうまくいきますように。
研究セミナーの準備を終えた。セミナーは、八甲田に調査に行く人がいるため、21日に延期となった。
6/13(木)
の進歩 我が家で薔薇会
今日は、我が家で薔薇会を行う。薔薇を観賞しながら庭でバーベキューをするのだ。薔薇の盛りは過ぎているけれどまだまだ咲いている。十分に楽しめ
るであろう。というわけでまずは朝市に買い出しに行った。金華山さんで本鮪大トロ・皮付きの鰹・帆立貝を購入。鰹は、学生が来るということでわざ
わざ仕入れておいて下さったものである。いつもすいません。イサキ・鰺・鰯に野菜類も購入して我が家へ向かった。ここで、肝心の肉を買っていな
かったことに気づき、スーパーに寄った。我が家に着いてから、皆でわいわいと準備をした。そして、15時半くらいからバーベキューを始めた。相変
わらず、炭火の管理が難しかった。最初は快調だったものの、段々と弱くなって炭を足したり、着火剤も投入してみたり。でも、美味しく頂くことがで
きた。バーベキューの締めに、藁火で鰹の叩きをした。金串から抜け落ちて火中に落ちるという惨事もあったが、とても美味しく出来た。焼き立ての叩
き最高。その後は室内に入り、私が下ろした刺身と、皆で作ったピザを堪能した。ピザ、久しぶりで美味しかった。かくして、21時半くらいまで楽し
い時を過ごした。今度は秋に、新卒研生の歓迎会兼園遊会ね!
Mathematicaシミュレーション。望む結果が出ない。うーむ。
6/12(火)
の進歩 腱鞘炎
昨日、Sさんが見つけてくれた形成外科に行った。手を専門とする外科である。左の親指の腱鞘炎が再発したので、診て貰うことにしたのだ。問診票が
あり、痛くなった原因を書く欄もあった。「空豆の薄皮の剝きすぎ」と、事実(※)を書こうとした。しかしこれでは、無意味な方向に話をこじらせそ
うな気がした。そこで無難に「料理のし過ぎ」と書いた。診察の結果、ごく普通の腱鞘炎のようであった。そしてステロイド注射をして貰った。昨年は
これですぐに治った。しかし今年は、今のところ痛みが消えてはいない。慢性化してしまったのか。この注射で治らないのなら、次は切開手術だそうで
ある。避けたいよう。
※ その証拠:薄皮を剝く手の動きと、痛みを生み出す手の動きが完全に一致。薄皮を剝くと痛みが走る。
:昨年の空豆の季節に発病。治療して治ったものの、今年の空豆の季節に再発。
生物学科三年生向けの講義をした。「自殖の生物学」というお題であった。皆、熱心に聴いてくれたと思う。ウケ狙いのスライドへの反応はま
あまあであった。来週もウケ狙いを頑張る。
論文セミナーがあった。粘着糸か。面白い。その適応的意義をもっと掘り下げていこう。
つづいて研究セミナーがあった。綺麗な話になっている。投稿をよろしく!
6/11(火)
の進歩 次悪の引き分け
日本女子代表 0-0 アルゼンチン女子代表。格下相手に絶対に勝たなくてはいけなかったのに。
録画しておいて朝見るつもりであったけれど、試合を前にした特番を見ているうちに生で見たくなってしまった。試合をやっているのに寝ているの
が我慢できず。早寝して夜中に起き、生を見ることにした。その後に二度寝する。
というわけで12:40くらいに起床。NHKの、事前の情報分析等を見ながら気持ちを盛り上げた。試合は、NHKBSで見るか地上波フジで見る
か。レジェンドの澤がゲスト解説ということでフジで見ようと思った。しかし、「○○ですか、澤さん」というアナウンサーの呼びかけに、澤の回答
が、2-3秒の沈黙の後に返ってくる。その間に考えている訳ではないようだ。衛星中継のようなずれが入るのだ。その違和感がどうも気になり
NHKBSに変えてしまった。
試合の方は、アルゼンチンがありえないくらい自陣に引いた展開となった。フィールド選手10人全員が自陣にブロックを作って待ち受けている。こ
れに対してなでしこは、工夫のない攻めをしてしまった。近くにいる選手同士のパス交換とドリブルを単調に繰り返す。パスは足元ばかり。スペースへ
のパスがない。長短織り交ぜてのパスもない。サイドはたまに破ることができたけれど、中央攻撃は完全に封じ込められてしまった。アルゼンチンの思
い通りの展開だったと思う。それでも、何とか1点を取って折り返したかった。しかし、シュート2本だけで前半を終えた。後半になると、攻めが少々
は活性化するようになった。されど、最後のところでプレーが不正確になった。シュートがゴール枠を捉えない。無得点のまま時間が過ぎていく。もう
これは1点勝負、1-0でいいから勝ってくれと願ったのであるが。とうとう、試合終了の笛がなった。アルゼンチンの選手は勝ったように喜んでい
た。ワールドカップ3大会目の出場で初めて上げた勝ち点だからね。かたやなでしこは呆然。
これで、次のスコットランド戦は、絶対に絶対に絶対に勝たなくてはいけない闘いになった。万が一のことがあったら決勝トーナメント進出が危うく
なる。まさに日本の命運を賭けた決戦である。これまで培ってきたものすべてを注ぎ込んで、必ずや勝利して欲しい。
長靴を買いに、ダイシン幸町店に皆で行った。ベガルタ仙台レディースのMF佐藤 瑞夏選手とFW白木
星選手が働いている店である。店に着いたら、皆をほっておいて二人を探しに行った。そして、二人が並んで歩いているところに遭遇できた。長靴は瑞
夏の担当
ということで、接客して貰った。別の場所で品出しをしている星のところにもお話をしに行った。とても幸せであった。こういう指導教員の下で世界を
目指すなんの?酒井研である。
Mathematicaシミュレーション。期待する結果がでない。うーむ。もう少し試してみよう。
6/10(月)
の進歩 いよいよ初戦
いよいよ、なでしこの初戦のアルゼンチン戦である。今深夜(日本時間11日午前1時)に試合開始だ。絶対に勝たなくてはいけない闘いだ。なでしこ
達はきっと、万全の体制で挑んでくれると思う。勝利を信じて応援するのみ。
この時間に起きているのは辛いので、情報を封印し、明日の朝に録画を見ることにする。勝利を信じて熟睡!
6/19に行う研究セミナーの準備を始めた。何事も早めにやるのが私の流儀なのだ。とは言っても、八甲田調査のために繰り延べになる可能
性が大である。ま、いいか。
Mathematicaシミュレーション。これまでやっていたシミュレーションはようやく終わった。結果は上々である。ほらみろ、私が正
しいではないか。でも実は、もう1種類のシミュレーションをやる必要がある。これも、かの悪徳編集者を完膚無きまでに打ちのめすためである。まず
は、パラメータの値を色々試して様子をみよう。
6/9(日)
の進歩 誤審、あまりに酷い誤審
ベガルタ仙台レディース 1-2 浦和レッズレディース。審判に試合を壊された。
今日の試合は角田市で行われる。9時過ぎに出発したところ、1時間半ほどで到着してしまった。時間を持て余す。仕方ないので、かなり早めの昼食
となった。
試合が始まった。立ち上がりから、浦和が支配する展開となった。しかし前半13分、DF北原
佳奈選手が自陣で浦和のパスをカット。そのままドリブルで前進し、斜めに走り込んでいたFW浜田
遙選手に繋げた。遙かは、一気に加速してドリブル、浦和のDF佐々木
繭選手を振り切ってゴール前へ。そして丁寧にクロスを上げた。それに走り込んだのがなんと、この攻めの起点となったDF佳奈だった。ヘッドで流し
込んで先 制!
すごい、ボールを奪ってパスしてから、そのままゴール前に走り込んだわけね。その後も浦和が支配気味に試合が進む。しかし仙台もよく守っていた。
ところが後半32分、浦和のコーナーキックからとうとう決められてしまった。その後、両クラブの激しい攻防が続いた。そして、後半追加時間ももう
終わりという とき ………。仙台のペナルティエリアのライン上で、仙台DF奈良 美沙季選手と浦和MF柳澤
紗希がボールを巡って競り合った。柳澤選手は、足を縺れさせて勝手に倒れた。仙台の美沙季は何もしていない。ところがこれに笛が鳴った。鳴っただ
けでも驚
いたけれど、なんとPKの判定であった。帰宅後に映像を何度も確認したけれど、美沙季はまったく何もしていない。相手が勝手に倒れただけである。
反則でも何でもない。それをPKにするとは。あまりにも酷い誤審で、1-2という理不尽な敗戦となってしまった。終了後に美沙季は、涙を流し、安
本 紗和子主将らに肩を抱かれて控え室に戻っていった。
審判に試合を壊された。いや、なでしこリーグカップの予選の争いを壊されてしまった。仙台と浦和は、勝ち点で並び2位を争っていたのだ。同勝ち
点で競り合う結果になっていたはずのものが、勝ち点3を追うという状態にされてしまった。まったくもって理不尽なり。
帰宅後は日本代表の試合を見た。我がクラブのGKシュミット=ダニエルが今日も先発していた。これで2試合連続である。正GKの座を掴み
つつある? 嬉しい限りなり。
6/8(土)
の進歩 女子ワールドカップ開幕
FIFA女子ワールドカップフランス大会が開幕した。フランス4-0韓国。フランスが、すさまじき強さを見せて韓国を圧倒した。後半の中頃まで
は、試合のほとんどを韓国陣で展開した。右サイドの攻撃力が凄かった。ドリブルとパスを織り交ぜて韓国陣をずたずたにしていた。長いキックのス
ピードと正確さも凄かった。守備ラインから前線のサイドに一発で通してしまう。サイドを変えるのも一発の長いキック。韓国守備陣は翻弄されるばか
りであった。後半中頃からプレー精度が落ちたのは、大量リードの油断からか疲れからか? ともかくも、確かに優勝候補と思えるチーム力だった。
薔薇の花がらが大量に溜まっている。意を決して、花がら取りに勤しんだ。ゴミ袋3つが一杯になった。よく咲いてくれました。
あんを、エビス動物病院に連れて行った。フィラリアの薬を貰うのだ。目にでき物が出来ているので、それも診て貰う。9時半頃に着くも、す
でに27患畜待ち。2時間近く待つらしい。ま、予想通りだったので、受付の後、床屋に行くなどして時間を潰した。11時過ぎにようやく診て貰え
て、検査等全てが終了したのが12時だった。一仕事終えたほっと感とともに帰宅。……………、しまった、予防接種をして貰うのを忘れた。毎年、
フィラリアと一緒に行っていたのだ。来週、また行かなくてはいけない、げんなり。
6/7(金)
の進歩 女子ワールドカップ開幕
いよいよ明日、FIFA女子ワールドカップフランス大会が開幕する。日本時間8日午前4時開始のフランス対韓国戦を皮切りに、1ヶ月の熱い闘いが
始まる。7/8にワールドカップを掲げるのは誰か。なでしこであると信じたい。されど、相当に厳しいことは確かだ。これまでの親善試合では、欧米
勢に歯が立たなかった感じだし。本番でやってくれることを祈る。
なでしこの初戦は、日本時間11日午前1時のアルゼンチン戦である。女子の世界ではなでしこの方が上のはず。確実に勝利して勢いにのろう!
ベガルタ仙台レディースは明後日、角田市陸上競技場において浦和レッズレディースと闘う(13時試合開始)。なでしこリーグカップの予選
Bグループの闘いである。両者は勝ち点で並び2位を争っている。必ずや勝利して単独2位に上がろう。
旧iMac(先日まで私が使っていたもの)で作ったExcelファイルが開かなくなってしまった。新iMacにファイルを移して開けよう
とすると、「アクセス権を付与」というウィンドウが出てくる。クリックして付与しようとしても、「アクセス権が無い」とか「拡張子がおかしい」と
か言って開いてくれない。アクセス権を確認したが、制限はかかっていない。しかし何度やっても駄目。朝から1時間もいらいらした。おまけに、未だ
に解決していない。Mathematica計算が終わったら再起動してみるか。
生物学科三年生向けのリレー講義「生物学へのアプローチ」をした。毎週二名の教員が45分ずつの講義を行うものである。必修なので全学生
が出席する。二つの講義内容についてレポートを出すのが課題だ。正直、あまり好きな講義ではない。必修なので、私の話に興味のない学生にも聞いて
もらわないといけない。でも、2話題についてレポートを書けばよい。となると、興味のある話題を聞けばよいということになる。興味なさそうな顔を
されるといたく傷つくので、どうも………。しかし今年は違った。多くの人が熱心に聴いてくれた。嬉しい、ありがとう。
6/6(木)
の進歩 シュミット=ダニエル
昨日の日本代表の試合に、ベガルタ仙台のGKシュミット=ダニエルが先発出場した。きっちり守って無失点に抑えた。格下の相手ではあるが、危なげ
がなかった。この調子で代表の正GKになって欲しい。
かたや、あれだけ攻め込んでおいて点を取れないとは。決定力、決定力、決定力!
昨日に引き続き、プラズマ棟の実験室の作図をした。消費電力の計算がわからない。だいたいこれは、時間あたりであるのか?
とりあえず、こうではないかという値を書いておいた。正しい値よりも1桁違っていたら御免なさい。試行錯誤して提出。
2遺伝子座2対立遺伝子モデル。ひたすら悶々。わからん。
6/5(水)
の進歩 動揺した
生物学科三年生向けの講義をした。「植物における性投資」というお題であった。快調に話を進めていったのであるが
………。ウケ狙いに入れておいたはずのスライドが無いことに気づいた。一所懸命に作ったのに。これを出すことを楽しみにしていたのに。かなり動揺
した。そ
して、「私はいま動揺しています。ウケ狙いに作ったはずのスライドがないからです」と丁寧に説明してしまった。しかし勘違いで、ウケ狙いのスライ
ドが出て来た。余計なことを言ってしまった。こういうスライドは突然に出てくるのが良い。「なんだ、この程度か」と思われるのではないかと思いつ
つスライドを出すことになった。
質問者:T. M. 君・T. K. 君・H. M. さん・Y. D. 君。
月初めの談話会があった。データを解析して、これからの方向性を決めていこう。
その後、プラズマ棟の酒井研の居室(飛び地となる一部屋)の使い方について皆の意見を訊いた。プラズマ棟が改修され、2012年1月に新装開店
するのだ。その部屋の備品等の配置を決めるようにとの指示があった。カラオケルームなどという私の密かな意見はおいておいて、真面目に話し合っ
た。結局、従来の案通りにDNA実験室とすることになった。しかし随分先の話なり。
改修のため、室内の電源・水道・排水等の設置希望を出す必要がある。この作成が難しくてわからない。電源の単相・三相ってどう違うわけ。排水
の、直接接続・間接排水って何? わからないまま、「たぶんこうじゃないの?」という雰囲気で書いていった。
2遺伝子座2対立遺伝子モデルの解析を進めた。ちょっと前進、その後に大幅に後退。
6/4(火)
の進歩 書き方に気を使うべし
一瞬、ぎょっとするニュースが入った。「支配層の男性は渡来系 喜多方・灰塚山古墳出土 歯や骨格から全身像を復元」という見出しとともに、「古
墳時代中期(5世紀ごろ)に会津地方を支配した男性の歯から抽出したDNAと全身の骨格から生前の全身像を復元した」(河
北新報より)だと。「DNAと全身の骨格」から復元? DNAも使って復元? DNA情報を読み取って全身像を再現?
吃驚して、情報の発信元である東北学院大学のサイトで確認した(こ
れ)。「全体の特徴やDNA分析から、縄文人とは違い、西日本
の古墳時代人、私達現代人に近いと考えられました」とあるではないか。要は、DNA解析でどの系統に近いのかを調べたのであろう。そして、その系
統の全身 像を復元の参考にした。まったく。河北新報科学欄よ、そこは科学欄であるぞ。よけいな誤解を与えぬように、科学的に正確に記せ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。これで、6/19までの全講義の準備を終えた。実は6/19までというのには訳がある。その日に
酒井研の研究セミナーで発表するので、他のことを片付けて起きたかったのだ。これで、セミナーの準備に専心することができるはず。
明日の講義のスライドファイルを開き、悶々としばし考えた。何か良いものはないか。集中して考えたい。しかし、他にやるべきことがあるのではな
いか。14時まで考えようと13時頃に決定。そして思いついた。これで、毎回の講義にウケ
狙いのネタ一つを守ることができた。あとはウケるかどうか。
2遺伝子座2対立遺伝子モデルの解析を始めた。うーむ。よくわからない。しばし悶々とするであろう。
6/3(月)
の進歩 これ論とこれ研出来
「これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版」の第4刷と「これから研究を始める高校生と指導教員のために:研究の進め方・論文の書き方・
口頭とポスター発表の仕方」の第5刷が出来した。お買い上げ、誠にありがとうございます。
昨夜、なでしこの、ワールドカップ前の最後の強化試合を見た。日本 1-1
スペイン。ボールを支配されて、ミスも多かった。内容的に悪かった。もう一つ気になったのが、試合終了後の高倉監督の様子だ。インタビューの時、
憔悴して いるようにお見受けした。なでしこの初戦まであと7日。高倉采配で、しっかりと立て直して欲しい。
今日も丸一日、講義の準備をした。まずは、生物学科二年生向けの「性の生物学」という講義の準備をした。新しい文献をいくつか見たけれ
ど、紹介するほどでもないと判断。内容は変えないことにする。ただし、スライドを少々変えた。ウケ狙いのスライドも確認。これならばウケると確信
した。その後、生物学科三年生向けの講義「訪花昆虫の行動」の準備に取り組んだ。まずは文献探し。いくつか見つかった。明日、これらの文献を読み
込もう。
6/2(日)
の進歩 薔薇を補強
昨季は、我が家の薔薇がかなり枯れてしまった。補強をしなくてはいけない。というわけでガーデンガーデンに行った。薔薇売り場は満開であろう。そ
う、薔薇を買うのは現物を見るのが一番なのだ。写真だと綺麗に決まっているし、「強香」などという記述も信用できない。香りは、実際に確認するに
限る。かくして、花を徹底的に嗅ぎまくった。どれもほとんど香りがしない。たまにしたとしても草葉のような匂いだ。良い香りのものがないので半ば
諦めかけたとき
………。私の鼻がおかしいのではないかと思い立った。幼い頃からずっと慢性鼻炎で生きてきた。「香りの薔薇コーナー」の花も香りを感じない。うー
む、だと したらとても悲しい。とりあえず、買うと決めていた2品種と、花の形で選んだ1品種をお持ち帰りした。
帰宅後、さっそく植え付けをした。この時期の植え付けはよくないけれど、土を崩さないようにそうっとやれば大丈夫だろう。と思いつつも、鉢から
取り出すと半分くらいの土が崩れてしまった。「崩れたことに気づかないでね」とお願いして植えた。
ついでに、玄関横にインテリアバーグを敷いた。松の表皮で、砂利代わりに使われるのだ。ぐっとお洒落になった。
6/1(土)
の進歩 快勝
ベガルタ仙台 3-1 名古屋グランパス。すかっとした。
試合は14時から。午前中は、薔薇の花がら取りなどをした。そう、一番花が最盛期に入ると同時に、恐怖の花がら取りも始まるのだ。咲いた
分だけ取る。とても大変だけれど、「じゃあ咲くな」とは決して思わない。いくらでも咲いていいよ。
昼食後、ユアテックスタジアム仙台に入った。
試合が始まった。さすが名古屋、パス回しが上手い。支配される時間が続いた、と思いきや。前半6分に仙台に最初の好機が。MF道渕が放った
シュートのこぼれをMF吉尾が流し込んで仙台が先制した。その後もやはり、名古屋がボールを回す時間が続いた。そして前半27分に追いつかれてし
まった。その後、仙台も盛り返して互角の展開が続いた。そして後半19分、仙台のシュートを名古屋GKランゲラックが弾く。そのこぼれをFW長沢
が蹴り込んで2-1とした。この得点が大きかった。後半37分には、名古屋GKランゲラックのパスをFW長沢が長い足でカット。GKと1対1とな
り綺麗に決めた。これで決まった。
快勝だった。名古屋の方が支配気味だったけれど、仙台が身体を張って守りきった。決定力もあった。
これで16位に浮上した。とはいっても、14-18位までが勝ち点13で並ぶという大混戦である。連勝してここから抜けだそう!
薔薇の宴。庭にテーブルを出して、ランプを灯し、薔薇を眺めながら夕食を頂いた。ちょっと寒かったけれど、至福の時であった。