進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

4/30 (火) の進歩　人間ドック
数年ぶりに人間ドックに行った。車で行ったら駐車場に苦労した記憶があるので、病院のホームページで事前に確かめた。病院の目の前に契約駐車場があった。ならば良い。1日コースと銘打っているけれど、実際には半日かからなかったはずだ。朝一番に行って、一番町で天丼でも頂いて帰ろうかと思った。8 時半から受付が始まった。契約駐車場の駐車券を差し出すと、一時間分のサービス券をくれた。えっ、残りは自己負担？不満に思いながら受診を進めた。と、何と、一時間ほどで終わってしまった。おのれー、始めから一時間で済ます気であったか。それにしても、受診内容はこのままに、以前はもっと時間がかかったはずだが。結局、天丼を頂くことなく帰ってきてしまった。

バラモンと議論。データの解釈は形になってきた。面白い点が絞れてきたと思う。問題はプレゼン。というか、こうした議論においても、自分の意図を正確にわかりやすく相手に伝える力だ。注目すべき的を絞る。無駄な情報を削る。文章一つ一つに気を配る。それを常日頃から心がけて欲しい。
　セミナー室で、いたぽんとみーちゃんが議論をしていたので、しばらく眺めたあと私も加わった。みーちゃんは既に調査を始めている。そして昨日、「悩みがあります。考えます」と決然としていたのであった。そ、大方の研究計画は、軌道修正が必要である。軌道修正とは前進なり！というわけで、前進の方向を三人で議論した。
　そこへ、山路君が私を捜しに来た。Mathematica の解析について相談のようである。明日、見本のファイルを送ろう。

モデルの再計算を進めた。間違いを修正して再計算したところ、結果にほとんど影響ないことが確認できた。よかった。でも、図を描き直す必要は生じた。そのための再計算をしているのだけれど、計算に異様に時間がかかる。待つ間、手持ち無沙汰で困る。

4/29 (月) の進歩　芸術作品
研究室に入ったら、丸テーブルの上に二つの物が置かれていた。どちらもマツハシからの物だった。一つは、貸したことも忘れていた学術雑誌。もう一つは、卒業記念の贈り物第二弾であった。袋を空けてみると、なんとも素敵な、布で描いた絵が出て来た。マツハシが学部生の時の作品とのことである。さすが美術部。とても気に入った。どうもありがとう。自宅の居間に飾るよ。さっそく、入れるのに良い額縁を買いに行こう。
　マツハシにお礼のメールを送った。ちょうど、広島に着いたとのことであった。………、そうか、広島か。ほんとうに、行ってしまったんだね ………。

というわけで、大型連休なんて「けっ」である。論文の改訂をするために研究室に出て来た。地道に改訂して、同じレフリーに当たっても大丈夫なようにするのだ。今日はまず、本文の改訂をばしばしと進めた。明日は、モデルの再解析に取り組もう。大きな声では言えないが、プログラムに微妙な間違いがを発見してしまったのだ。多分、大きく影響はしないと思うけど、再計算して確認しておかないといけない。

バラモンもみーちゃんも研究室に出て来ている。みーちゃんは、フィールド調査にも行った模様である。良いね！二人とも頑張れ。

4/28 (日) の進歩　勝ちきれない
ベガルタ仙台 1-1 サガン鳥栖。うーん、勝てる試合だった。

試合は夕方から。それまでは料理をして過ごした。筍にウニを乗せて焼いてみたり、薄葛仕立ての煮物椀を作ってみたり。帰宅後に豪勢に楽しむのだ。

14 時半頃にユアテックスタジアム仙台へと向かった。中途半端な時間なので利久には寄らずだ。
　試合が始まった。女子の試合を見たあとに男子の試合を見ると、その迫力・スピードに驚いてしまう。正直、同じ競技に見えなかった。そういえば、男子の試合を生で見るのは 4/10 以来である。男子の試合ってこんなすごかったっけと思ってしまった。というわけで、前半中頃にフリーキックを決められ 0-1。前半終了と同時に仙台サポからブーイングが出た。男子の試合の迫力に圧倒されていた私は、「内容悪かったのか」と思ってしまったのであった。後半になると、仙台が主導権を握るようになった。FW 武藤が絶好に位置から放ったシュートが、GK(ゴール枠だったかも)に弾かれあちゃー。天を仰いでいたら、歓声が沸き起こった。詰めていた FW 赤嶺が綺麗に押し込んだらしい。もう、ゴールの瞬間を見落としてしまった。その後も攻め続けるもなぜか点が入らない。結局、1-1 の引き分けとなった。
　もったいなかった。絶対に勝つべき試合だった。と、逆襲から 2-3 度決定的場面を作られたことを棚に上げて考える。

帰宅後、豪勢な料理で晩酌をした。焼き筍はちょっと辛かった。煮物椀は美味しかった。一品ずつ出して頂いている内に、満腹になってしまい本鮪とろに到達せず。新鮮な内に頂いておきたいのに、またしてもの出来事である。

4/27 (土) の進歩　完敗
ベガルタ仙台レディース 1-5 INAC 神戸レオネッサ。女王はやはり強かった。
　ここまでリーグ戦 2 年間無敗のベガルタ仙台レディース。なでしこリーグに昇格した今季も、3 勝 2 分で 3 位につけている。だから、けっこうやれるのではないか。そう思いつつ、宮城スタジアムへと向かった。それにしても何で、ユアテックスタジアム仙台ではなくて宮城スタジアムでやるのか。遠いし見にくいし、最悪のスタジアムなのだが。
　試合が始まった。立ち上がりはまあまあだった。しかし早々に悲劇が起きた。エース FW 伊藤美菜子選手が右足の怪我で交替してしまったのだ。相手選手と接触して倒れ込み、そのまま動けなくなってしまった。ドクターは即×印。運び出される担架の上でも、苦しそうにしていた。大変心配である。美菜子を失ったことで、前線でボールを保持できなくなってしまった。圧倒的に支配される展開となり気づくと 0-4 になっていた。正直、自信喪失である。MF 嘉数飛鳥選手が 1 点を返して自信を少し取り戻すも、澤に 5 点目を決められて、取り戻した分が帳消しとなった。完敗。
　しかたない。これが今の実力差だろう。大切なのは次に引きずらないことだ。次の大阪高槻戦に景気よく勝って、神戸を除けば強いという自信を取り戻そう！

今年二回目の芝刈りをした。今年の芝生、成長が良いんだか悪いんだか。はたして、5月に真っ青な姿を見せてくれるのか。

4/26 (金) の進歩　マツハシへ
マツハシが、広島大学へと移籍していく。研究室に来るのは今日まで。慌ただしく、荷物の片付けをしている。そうか、いなくなってしまうのか ………。
　マツハシと過ごした五年間は、酒井研にとっても私にとっても最高に素晴らしいものだった。マツハシはまさに、研究室の華だった。積極的な研究姿勢で皆に手本を示してくれた。独創性豊かな発想と、思いついたことを実現するバイタリティーとで、世界に誇れる研究成果を出してくれた。私はただ見守っていただけ、ほんに、マツハシの力で成し遂げたことだ。かたや、研究室の現状を改善するために、常に心を砕いてくれていた。マツハシのおかげで、私自身がぴしっとなった。飲み会だのお楽しみなどでも、中心となって盛り上げれくれた。はい、日記のネタにもさせた貰った(笑)。ーーーーマツハシ、本当にありがとう。いったん(であることを私は願っている)外に出て新たな刺激を受け、益々の飛躍を遂げておくれ！

みーちゃんと研究計画の議論をした。詳細な計画を立ててくれたね。うまくいけばとても面白い研究になると思う。ついでバッジョには、イントロの宿題。研究の意義づけを明確にするようにね。バラモンはデータ解析を突き詰めている。もう一息だろう。

モデルの再計算をしつつ、論文の改訂も進めた。計算に時間がかかるので、その間に論文改訂をしているのだ。連休返上で頑張るぞ。ベガルタの試合がある日以外は出てくるつもりなり。

4/25 (木) の進歩　どこへ行ったのか
全学の講義のため、川内キャンパスに行った。今日から教室が、A304 室に変更となる。部屋番号を確認して入室し、パソコン等の準備を始めた。準備を終え講義を始める前に、「今日から教室が変わりましたね。生命科学の講義ですね」と話した。と、学生は、「え、違います」という顔で、全員がぞろぞろと出て行ってしまった。？？？。しばらくして、全員が戻ってきた。はい、私の講義を待っている人たちは、隣の教室におりました。間違えたのは私。A304 ではなく、A305 に変更になったのだった。
　不思議なのは、ぞろぞろといったんは出て行った学生達が、どこへ向かったのかということである。教室変更になったのは私の講義なので、この学生達は教室変更の通知を受けていないはずだ。だからどこに行ったわけよ？

みっちーの論文セミナーがあった。冒頭で私が、「これからは、一人最低一回は発言するように」と話した。そう、議論に参加しないとセミナーをしている意味がない。ただ黙って聞いているだけで、議論は先輩任せでは、まさにそこにいるだけ。それでは、自分のためにもならないし、皆に貢献することもできない。セミナーとは議論の場。議論に参加するという意識を持とうね。これからも、月初め談話会・論文セミナーでは必ず発言するように。そして、講座セミナーでも発言できるようになろう。

モデルの改良を進めた。小さな問題点と思っていたのだけれど、解析結果に甚大なる影響を及ぼすことがわかった。そうなる理由を追及したら、重大なことに気づいた。おかげで理解が深まった。どういう条件が必要なのか、より明確になった。

4/24 (水) の進歩　納得いかない
うーん、またしてもリジェクトか。モデルの小さな問題点を指摘され、それは納得。さっそく直しにかかっている。納得がいかないのは、とある論文を引用せよという指摘だ。前回も同じ指摘があった。しかし私の論文は、その論文と同じ題材を扱っているけれど、まったく異なる問題に挑んでいる論文である。全然関連性のない論文だと思っている。これを引用するとなると、本質とは関係のない付け足しのような議論を加えることになる。論文を冗長にするだけだと思うのだけど ………。しかし二度も指摘されたのだから、引用するしかないのだろう。納得がいかないが。

というわけで、モデルの改良に着手した。久しぶりに見るプログラムなので、頭を元に戻すのがちょっと大変であった。しかし何とかなった。さあ、解析に移ろうと、最終準備のための命令文を実行した。そうしたら、いつまで経っても計算が終わらない。おまけに、パソコンのメモリーを相当に消費しているようで、他のソフトの動きが悪くなっている。そういえばそんな計算だったっけ。

ちーちゃんと卒研の相談。実行力がすばらしい。
　ついでバラモンと議論。長期戦で行くぞ。
　みーちゃんとばっじょは、研究計画・イントロをお願いね。

生物学科三年生向けの講義をした。「花のジレンマ」というお題で、虫媒花がいかに苦労しているかという話であった。おおむね、楽しそうに聞いてくれたように思う。でも、質問が一つしかでなかった。

質問者御イニシャル：I. T. 君。

4/23 (火) の進歩　研究室のアルバム
マツハシがくれた写真から。

セミナーをしているーーー、ふりをして、ドイツワールドカップの日本代表選手発表を書き写す。

講義をしているーーー、ふりをして、包丁の研ぎ方を説明。

テロ現場のようも見える。いったい何人酔いつぶれているのか。

デラックスが研究室に遊びに来てくれた。昨年修士を終了して以来一年ぶりである。とても饒舌であった。次から次へと色々なことを話してくれた。心が解放されたその様に、日常生活への想像が膨らむのであった。

モデルの復活を期すべく、再計算に挑んでいる。モデルはそのままなのだけれど、視点を変えれば行けるのではないかという気がしてきた。しかし、計算にやたらと時間がかかって大変である。

4/22 (月) の進歩　マツハシの壮行会
研究室全体でのマツハシの壮行会があった。夕刻、国分町へ。マツハシとの時間を大切にするため、飲みを抑えつつ、でも飲みつつ過ごした。記憶を無くしてしまうとせっかくの時間を失ってしまう。だから慎重にしたのだけれど、結局駄目だった。二次会の後半から記憶はおぼろ。最後、皆で歩いて帰っている風景が頭の中に点在しているだけであった。悲し。
　サプライズもあった。なんとマツハシが、フォトフレームを贈ってくれた。中には、酒井研での 5 年間の写真が詰まっていた。

こんな想い出がいっぱい。
……………、ありがとう。今朝(この日記を書いているのは 23 日)全部見たよ。つい、涙ぐんでしまった。本当にありがとう。
　マツハシは、5/1 から広島大学に 11 ヶ月間移籍する。その後戻ってきて欲しいとオファーを出している。早々のオファーである。J リーグでも、「一番最初に声を掛けてくれたので」が入団の動機という選手が多いからね。壮行会のときにも、しつこくオファーしてしまった。始めの内は、「ビックになって戻って来て」と頼んでいた。その内に、なりふり構わず、「スモールになっても戻って来て」と頼んでしまった。ビックになるに決まっているけどね。

「戻って来て下さーい」と声掛けするちーちゃん。
　もちろん私は、マツハシの将来を第一に考えている。将来のために最善の選択をして欲しい。ただ、一つだけ。オファーするのは、研究者松橋彩衣子が、酒井研に必要な人材だからである。研究者へのオファーだ。

4/21 (日) の進歩　快勝！
今日はレディースの試合がある。ところが目覚めて吃驚した。雪が 5 cm ほども積もっているではないか。そしてまだまだ降りしきっている。ひょっとして中止かと思いつつ、午前中をうだうだと過ごした。公式ページに何の発表もないので、試合を行うと判断し、昼前にユアテックスタジアム仙台へと向かった。
　冷たい雨に変わった中、スタジアムに入った。ピッチに雪は無かった。スタッフ・サポが懸命に除雪したとのことである。知らなかった(汗)。
　試合が始まった。仙台が支配する展開となった。しかしなかなか点が入らない。そして、あれよあれよと後半の半ばを過ぎてしまった。この試合を引き分けるのはもったいない。勝たないと。千葉監督も同じ心境だったようで、DF 坂井優紀選手を前線に上げるパワープレーに出た。その優紀がやってくれた。クリアしようとする相手 GK に果敢にスライディング、クリアミスを誘発した。ボールは、ペナルティエリアのちょっと外側にいた MF 嘉数飛鳥選手の元に転がった。GK が飛び出ていたので、ゴールは無人である。一瞬、柳沢のことが頭をかすめたのであるが(無人のゴールに決めるのは無理な選手)、飛鳥は慎重に決めてくれた。ゴール後、フィールド選手全員がメインスタンド側のコーナーフラッグのところに集まった。そしてスタンドに向かってアピールしていた。どうやら、全治 6 ヶ月の重傷を負った FW 小山季絵選手がいたらしい。この 1 点をきちっと守って 1-0 で勝利した。
　これで、リーグ戦 2 年間無敗である。次節はついに、女王 INAC 神戸レオネッサに挑む。チーム一丸となって闘い、勝利を掴み取って欲しい。

4/20 (土) の進歩　壮行会と歓迎会
今日は我が家で、マツハシの壮行会と、山路君・ちーちゃんの歓迎会を行う。バーベキューに、刺身や手料理などで楽しむのだ。
　というわけで、午前中に朝市に買い出しに行った。ほわっと思いつき、鰹も一本買った。バーベキューの最後に、藁を燃やしてタタキにしようと閃いたのだ。これ、超本格的らしい。その他に、本鮪・関鰺・鰯・縞海老を買った。関鰺は普通の鰺の 4 倍の値段であった。でも奮発しちゃった。
　14 時過ぎに、マツハシとちーちゃんがやって来た。恒例の、魚おろし講習である。吃驚させようと「関鰺だよ」と言うも、「………？」という反応でかなり悲しかった。というより、もったいなかったかーー？遅れて山路君も登場し、3 人が魚おろしをした。初参加の某氏が、異様に肉厚な骨煎餅を作ってくれて感動したのであった。
　15 時過ぎに皆もやってきて、バーベキューの準備を始めた。そして、何とも寒い中でバーベキューを始めた。しかしサクラは満開なり。バーベキュー用の食材もなくなり、いよいよカツオのタタキ作りとなった。バーベキュー台に藁を投入して燃やす。そして、扇に串を打った鰹を火中に入れた。

出来たてをその場で切って頂いた。超とても美味しかった。こんなに美味しいタタキは初めてである。表面がカリカリと香ばしくて最高だった。
　その後、室内で二次会を始めた。刺身や春の炊き合わせ(筍・独活・菜の花)などを頂いた。美味しかった。

魚おろしの監視に集中し、すっかり忘れていた。ベガルタ仙台 2-4 川崎フロンターレ。敵地で惨敗の模様である。

4/19 (金) の進歩　明日は川崎戦、明後日は新潟戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で川崎フロンターレと闘う(13 時試合開始)。ベガルタ仙台レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟レディースを迎え撃つ(13 時試合開始)。どちらも必勝あるのみ。とくにレディースは、景気よく勝って、27 日の INAC 神戸レオネッサ戦に弾みをつけるべし。
　悲報。先週の試合で怪我をした FW 小山希絵選手、靱帯断裂で全治 6 ヶ月だと ………。嫌な予感がしていたのだが。焦らずにゆっくり治してと言うしかない。

セミナー室美化の第二弾を行った。作業スペースを増やすべく、作業台を手作り(とはいっても、とても簡単に出来るセットを用いて)したのだ。そのためにまず、ダイシンの幸町店に行った。数ある店舗の中でここを選んだ理由は言うまでもない。ベガルタ仙台レディースの MF 嘉数飛鳥選手と MF 髙良亮子選手が働いているのだ。ふ、飛鳥に、洗顔フォームの置き場を聞いてしまったぜ。「あんちゃんを連れてきていないんですか？」と聞かれちゃった。亮子には初対面の挨拶をした。
　研究室に戻り組み立てをした。さっそく改良点を発見してしまった。こうなると私は駄目で、いてもたってもいられなくなる。そのことをやらないと、他のことに手が付かなくなるのだ。そしてついつい、ダイシンにまたしても出かけてしまった。改良無事に成功。みなさん、絶対にきれいに使うように！

黒川から論文が来ていた。頑張っているね。バッジョから研究計画が。その後、バラモンと悶々と議論した。

4/18 (木) の進歩　セミナー室美化第一弾
セミナー室を美化するための第一弾を行った。セミナー机の上に調理器具類が放置される理由の一つは、実に、しまう場所がないからなのである。しかし、そう簡単にしまう場所を増やすこともできない。ならばと、調理器具類の方を減らすことにした。無用なものは徹底的に捨ててやろう。しかし、セミナー室で調理をすることがない私には事情がわからない。そこで、「私に任せると、直径10センチ以上または重さ100グラム以上の物は全て捨てる」と研究室メーリングリストに流したら、たくさんの人が手伝いに集まってくれた。そして必要なものの選別をした。おかげでかなりすっきりした。ちなみに、棚の奥の方から、「賞味期限を過ぎていますが大丈夫です」と 2011 年の日付で注意書きされた食材や、元は固体であったろうが、どす黒い液体と化した元食材とかが出て来た。
　第二弾は、作業スペースを増やすことである。流しの横に置いてある棚を入れ替えれば実現可能と思う。これは後日だ。

モデルの改良を試みている。しかし手強い。どうすれば良いのやらわからない。

4/17 (水) の進歩　講演いっぱい
このところ講演の依頼が多い。

5 月 17 日　日本大学生物資源学部で論文の書き方の講演
5 月 27-28 日　大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講演
6 月 28 日　東京都保健福祉局でプレゼンの仕方の講演
7 月 20-21 日　秋田県立衛生看護学院にて文章術の講演
11 月 19 日　宮城県立第一高校で論文の書き方の講演
来年 1 月 14 日　宮城県立第一高校でプレゼンの仕方の講演

頑張ります！

生物学科三年生向けの講義をした。「花の生態学」というお題で、虫媒花の訪花昆虫誘引戦略に関する話であった。出席者は 35 人。概ね、楽しそうに効いてくれた思う。質問もたくさん出たし。

質問者御イニシャル：I. M. 君・K. Y. 君・K. K. 君・H. Y. 君・M. A. さん・Y. S. 君・Y. C さん。　

モデルの復活を期すべく、昨夜自宅で考えた改良を試みてみた。ささっとプログラムを直し実行してみるも、今のところは凶と出ている。

Hairson さんのセミナーを聴いた。不満たらたら。

・要は、頻度依存淘汰が起きているというだけのことではないか。そう考えると大して面白くない。
・進化が短期間で起こるなんて今や常識。ミジンコの進化の話も驚けない。
・一番の不満は、「進化は止まらない。だから(生態学的研究でも)無視してはいけない」という締め。そう警鐘したいのなら、無視するとどんな誤った結果を導くのか実例を示すべきだ。そこが大切だろう。生態学の研究にせよ何にせよ、色々なことを(進化以外にもたくさんのことを）無視して研究を進めている。それで構わないのは、無視しても大丈夫だからだ。進化を無視してはいけないと言いたいなら、無視しても大丈夫ではないことを示すべき。と、進化大好きの私が進化に批判的なことを書いてしまった。
・超一番の不満は、プレゼンが下手。アメリカ人のプレゼンを聴く度に呆れる。

4/16 (火) の進歩　嗚呼、愕然の鐘が鳴る
モデル解析に計算間違いを発見してしまった。修正して再計算したら、はい、大発見が露と消えた。嗚呼、愕然の鐘が鳴る。丘に響かなくていいつーの。
　再起を計るべく、悶々と考えている。今のところ、再起の路は完璧に閉ざされている。

バラモンと研究相談。こちらも再解析となった。

セミナー室をまともな環境にすべく自ら立ち上がった。あまりの酷さに怒りが募っていたのだ。飲みかけ食べかけの食器・調理器具・食材・お菓子等が、セミナーを行う机の上に常に起きっぱなしである。セミナーを行うときには、それらをよけることから始めないといけない。流しには、コーヒー滓の入ったフィルターが起きっぱなしだ。年365日、この風景が続いているのだ。利用者の意識に訴えても駄目だろう。駄目な奴は駄目。反省するのは一回だけで、次に日にはまた汚している。解決策は、どんな駄目な奴でも汚さないシステム、つまりは、「構造的に綺麗に使うようになる」システムを構築することであろう。たとえば、広い調理台がガス・水の隣にあれば、わざわざセミナー机の上で食材を切ったりはしない。ガスや水に近い方が便利に決まっているから。自然な動線上にお菓子置き場があれば、食べ終えたお菓子をそこに置く ………、駄目な奴にこれは無理か。一番簡単なのは、セミナー室利用許可証を発行して、許可された者しか利用できないようにすることか。

4/15 (月) の進歩　アオキ実習
生物学科三年生向けの実習をした。アオキの群落に調査区を設定し、性比を調べるというものだ。始めた頃はぽかぽか陽気であった。そんな中、調査区を作るのに40-50分もかかってしまった。ようやくにして調査を始めた頃には、肌寒い曇り空となっていた。でもみんな、頑張って取り組んでくれた。かたや、じっと見守る私はひたすら寒さに耐えていた。毎年のことであるが、調査をちゃんと終えるのか心配になる。なかなか進まぬ作業に一人焦るのであった。でも今年も、4時20分位に無事に完了した。お疲れ様！

モデルについて慎重に再検討した。うむ、問題ない。これはいける。第二の謎も解けた！
　というわけで、Mathematica のファイルの仕上げにかかった。ほぼ仕上がったと思う。そして毎度のことであるが、計算にかなり時間がかかりそうだ。やむなしである。

4/14 (日) の進歩　初芝刈り
昨夜は東京に泊まった。14 時過ぎに帰宅。その後さっそく庭仕事をした。芝生が部分的に伸びてきていたのだ。まだまだまだら状態なのだけれど、長いところは長いという状況であった。芝刈り機を初出動させて、さささっと刈ってやった。
　去年の初芝刈りは 4/22 であった。今年の芝は成長が良いように思う。冬(12 月・1 月)に肥料をやったのが良かったのか？この時期に肥料をやっておくと、緑になるのが早い気がする。ともかくも、早く綺麗な芝生になあれ。
　庭の池の水替えもした。メダカの大群が泳いでいてびっくりした。無事に越冬したことはわかっていたのであるが、こんなにもいたのか。愛おしく思いつつ、水道水そのまま(カルキ抜きなし)を大量に池に注ぎ込むあるじであった。

なんか疲れていて、きちっと料理をする気が起きなかった。そこで夕食は、久しぶりのお好み焼きとしてしまった。たまにはいいだろう。実際、美味しいし。

4/13 (土) の進歩　引き分け
今日は、敵地でのジェフ千葉レディース戦のため、市原へと遠征する。あんを乗せて 6 時に出発、首都高で渋滞につかまり、11 時過ぎに市原に着いた。けっこう暑い。幸いにして木陰に車を駐めることができたので、車内が暑くならず、あんも安心なり。
　スタジアムに入った。仙台サポは 100 人くらいか？コアの数は、ホームの千葉サポよりずっと多かった！
　試合が始まった。立ち上がりこそ押し込まれたものの、やがて落ち着きを取り戻して互角の展開となった。しかし、前半 11 分にミドルシュートを決められ失点してしまった。と思いきやその 2 分後、MF 小野瞳選手が落としたボールをエース FW 伊藤美菜子選手がループ気味のロングシュート。これが綺麗に決まって同点に追いついた。ちなみに、千葉の GK は身長 187 cm の山根。でもハイボールに弱い(美菜子談)だと。意味わからない。その後も白熱の攻防が続き、さすがなでしこリーグという感じであった。後半 40 分くらいには、FW 小山季絵選手が負傷退場してしまった。交替枠を使い切っていたので 10 人で闘うことになり、引き分け狙いが決まった。無事に守りきって 1-1 で終えた。
　季絵の怪我がとても心配である。右膝を怪我してしまったようだ。自分ではまったく動くことができず、担架で運び出された後も、担架の上でずっと寝ていた。千葉トレーナーがアイシング。他の選手が、ジャケットを掛けてあげるなど気遣っていた。重傷でないことを祈りたい。

東京に出て、笹の雪という豆腐料理の店に行った。いや、「豆腐」ではなく「豆富」だそうな。料理名に「腐」が入っていてはいけないという気遣いという。美味しかった。豆富だけで満腹になってしまった。

4/12 (金) の進歩　明日はジェフ千葉レディース戦・FC 東京戦
明日は、ちっとも有り難くない同日開催である。ベガルタ仙台レディースはジェフ千葉レディースと、男子の方は FC 東京と闘う。しかし女子は敵地で、男子はホームでである。なので私は明日、千葉へと遠征することにした。そもそも「女子＞男子」であることに加え、東京で大切な用事を作ったのだ。とても楽しみなり。
　というわけで、3 位の仙台(レディースの方)と 4 位の千葉という決戦である。千葉は、仙台の天敵である浦和に勝っている。だからかなり厳しい闘いになるであろう。勇気を持って挑み、勝ち点を取って帰ろう！

みーちゃん・バッジョと議論。二人とも、春の予定が立ったという感じ。頑張って実行しよう！

講義の準備を進めた。「花の生態学」というお題で話をする。そこで、"flower", "floral" という極めて大雑把な単語で論文を検索した。何千と引っかかり困ったのであるが、他にどういう単語で検索せよというのか。でもまあ、過去一年間の論文だけを見ればよかったので、何とかなった。

モデルの改良が大成功した。面白い、これはいける。長い間謎とされてきたことを解決できたかもしれない。

4/11 (木) の進歩　景色が違った
全学向けの講義も始まった。これまでは一年生を担当していたのであるが、今年は二年生相手である。景色が違った。一年生の時は、教室が大方埋まっていた。しかし今日は、教室の後ろの方に 30 人ほどがいるだけであった。この違いの理由はわからない。ま、何だっていいや。

待っているのに誰も来ない。研究相談に来る学生が三人いるはずなのだが。明日には来ると信じよう。

ベガルタ仙台は昨夜、FC ソウルを破ってアジアでの初勝利を上げた。前半途中までには快調に攻め、FW 柳沢が貴重な先制点を上げた。その後はソウルが持ち返し、後半の後半は一方的に攻め込まれてしまった。しかし何とか守りきった。予選リーグ突破の望みが出て来た。
　昨日の審判は酷かった。あんな下手っぴな審判見たことない。あれじゃ草サッカーレベルだ(怒)。

モデル解析を進めた。Mathematica のプログラムは完成した。しかし、解析結果が思わしくない。モデルを工夫しないといけない。さて、どう改良すべきか。

4/10 (水) の進歩　講義始まる
生物学科三年生向けの講義が始まった。出席者は 40 人。けっこう名前を覚えていたものの、出席者が多すぎて半分くらいしか把握できなかった。イントロ的な初回だったこともあるのか、睡眠者もなくおおむね熱心に聴いてくれていた。
　「出席したら単位は保証します」と言ったら、「それは甘くないですか、理解できてこそです」と言ってきた学生がいた。すごい、骨がある！こんなこと言われたのは初めてである。今年の学年、楽しいかもしれない。
　というわけで、半年間よろしく。どしどし質問をして、講義を盛り上げて頂戴。

講義がある週は、講義を終えた開放感を楽しみに生きているようなものである。月火と休肝をして、水曜日に盛大に晩酌をする！ところが今年は、木曜日に全学の講義をすることになってしまった。これでは、水曜の晩酌を心からは楽しむことができない。憤然。

今宵は ACL の試合がホームであるそうな。今日勝たないと、予選リーグ突破はほぼ絶望である。はい、今から応援に行くよ。

新しいモデルのプログラムの問題点がわかった。プログラムのバグではなく、モデルの立て方の問題であった。モデルを修正したら、期待通りの挙動をしてくれるようになった。明日もうひと頑張りして完成させよう。

4/9 (火) の進歩　パソコンのファイル管理法を変更
年月と共に増えていくのがパソコンのファイルである。その管理をどうするのかは、ちょっとした問題かもしれない。
　私はこれまでずっと、アプリケーションごとに文書ファイルを作っていた。たとえば、「Micrsoft Word 文書」「Power Point 文書」といったフォルダを作り、それぞれの中にそれぞれのファイルを入れていた。しかしじわじわと、この方法の不便さを感じるようになっていた。論文・書籍の原稿にせよ講義用の資料にせよ、Word と Power Point のファイルからなっていることが多いのだ。ならば、「○○論文」「2013 年講義」といったフォルダを作り、関連ファイルをそこに入れてしまう方が便利なのではないか。Word や Power Point のファイルを混在させてしまうのである。うすうすそう思っていたのであるが、大改革なので気づかないふりをしていた。しかし本日講義の準備をしていて、大改革に踏み切ろうと思い立ってしまった。そして、講義の準備を中断して没頭した。問題は、しばし試した結果、元の管理方法の方が良かったと思う場合である。それが怖くて、しばらく物を考えたくない。しかし、講義準備を中断してやることか？

バッジョと研究相談。何が問題なのか、どこが面白いのか。そこをきちっと説明するように。

新しいモデルのプログラムはいちおうの完成を見た。しかし解の挙動に自信がない。果たして正しい結果を出しているのか。というか、正しい結果を出していないように見える。しかし、論理的欠陥を探し出すのは至難の業である。どうしよう。

4/8 (月) の進歩　第 13 刷り出来
『これからレポート・卒論を書く若者のために』の第 13 刷りが出来した。新たに 2037 部刷って、累計2,1757 部の出来となる。おお、2 万部を越えた。お買い上げ、誠にありがとうございます。

生物学科三年生向けの実習が始まった。今日はカタクリのマーキングをした。ものすごい強風の中なので、「枝とかが吹き飛ばされて、学生の頭に当たったらどうしよう。まあいいかあ」などと思いながら作業を見つめた。と、もう一人の担当の太田さんはヘルメットを被って登場した。さすがやるな。
　実習をしながら、学生の写真と当人とを睨めっこし、名前を覚えることに務めた。実習室に入って全員を初めて見渡したときは、顔の区別も付かずに、全くの異国に来たような気分になる。正直このときは、全員の名前を覚えられる気がしない。しかしその内に認識できるようになってくる。そして実習が終わった頃には、ほとんど覚えた気分になっている。人のお顔って、ある時間が経つと急に頭に入ってくる気がする。

Mathematica で、新しいモデルのプログラムを書き進めた。謎のバグが出て 30 分くらい悩んでしまった。いったいどこが間違っているのか、Mathematica の方がおかしいと思ってしまう。しかしバグに気づくと、そりゃそうだと納得してしまう。手品のネタを知った気分にも似る。

4/7 (日) の進歩　快勝
待ちに待った、レディースのホーム開幕戦である。しかし、爆弾低気圧の接近で大荒れの予報。「外出は控えて」という気象庁に、「余計なことを言うな」と憤慨したのであった。出来るだけたくさんのサポで応援したいじゃないの。
　約束通り利休で牛タンを頂き、ユアテックスタジアム仙台に入った。予報通りの大雨であった。それでも観客は 2011 人であった。晴れていたら倍は来たかも。
　先発に、我らが MF 中村真実選手が入っていなかった。残念。あんを殊のほか可愛がってくれているのに。試合の方は、前半はやや押され気味の展開となった。しかし前半 33 分、新加入の MF 髙良亮子選手がロングシュートを決めて仙台が先制した。これは大きかった。後半になると、仙台が支配するようになった。「入った」と思った場面が何度か。本当に入った場面が一度。コーナーキックからの混戦を、DF 坂井優紀選手がスライディングで押し込んだのであった。2-0 の快勝なり。
　良い試合だった。なでしこリーグでも十分に闘えると確信できた。これで 2 勝 1 分の 3 位である。さらには、リーグ戦では去年から無敗を続けている。すごい。この勢いで、次節の千葉戦にも勝利しよう！

4/6 (土) の進歩　惨敗
ベガルタ仙台 0-1 アルビレックス新潟。ACL に出るからいけないんだっつーの。

午前中は、あんを連れてベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。鮫ちゃんは今日は別メニュー。明日の試合は無理であろう。練習終了後、あんと一緒に選手を迎えた。MF 中村真実選手が今日もなでなでしてくれた(私ではなくあんを)。さらには、新人 DF 佐々木繭選手もなでなでしてくれた(こちらは私をーーーなわけないだろ)。繭選手、あんのことを「可愛いーー」と気に入ってくれたようである。

練習場で長々と時間を潰した後、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。そして、利休で牛タンを頂いた。「明日も食べに来ますよね」と念を押されてしまった。
　試合が始まった。両チームとも疲れているのか、前半の半ばくらいから中盤が間延びする展開となった。そんな中、左サイドを突破されて失点。後半に長身 FW 中原を投入し、高さでの勝負に出た。しかし単調なロングボールばかりになり、点が入る気がしない。結局、良いところ無く 0-1 で敗れ去った。まったくもう。
　「迂闊に出るな、ACL」が現実となりつつある。選手の体調の悪さは歴然である。10 日にはまたしても ACL の試合がある。大丈夫かね？

4/5 (金) の進歩　花の電磁場
すごい論文が出た。

Clarke, D. et al. 2013. Detection and Learning of Floral Electric Fields by Bumblebees. Science 340: 66-69

マルハナバチが、花の電磁場を感知して、その花に蜜が残っているのかどうかを推察しているのだという。マルハナバチは正に帯電していて花は負に帯電している。受粉量によって花の帯電量が変化するので、「ビリッ」と来る度合いが変わるとか。それを利用して蜜量を推察しているらしい。すごい。マルハナバチはビリッと来ても平気なのか。じゃなくて、電磁場を利用しているなんて驚きである。色・香りだけではないとは。

ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟を迎え撃つ(14 時試合開始)。一方のレディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台に伊賀フットボールクラブくノ一を迎え撃つ(13 時試合開始)。レディースの方は、待望のホーム開幕戦である。天候が心配だけれど、一人でも多くのサポが詰めかけて欲しい。そして、忍者相手に闘う選手たちを応援しよう！

バラモンとの議論。じっくり行くしかない。

Mathematica で、新しいモデルのプログラムを書き始めた。思ったよりは簡単かもしれない。というか、前回のモデルでは、無駄に複雑なプログラムを書いていた気がする。

4/4 (木) の進歩　月初め談話会
月初めの談話会、というか年度初めの談話会があった。本日の私、いつもより厳しめであったであろう。変えなくてはいけないという思いが募っているので。そう、変える。

昨夜は、陸女寿司に一人で行ってはじけた。どうやって帰ったのかまったく記憶がない。12 時過ぎに、自宅の居間でがばと目覚めた。ここまでの記憶喪失も久しぶりである。

新しいモデルについて考えている。どうやって解析するべきか。入り口のところで考えこんでしまい、先に進まない。とりあえず、出来ることからやってみるか。

4/3 (水) の進歩　脱稿！
ついに脱稿した。「これから研究を始める高校生および指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭発表とポスター発表の仕方」の原稿を完成させ、共立出版に最終稿として送った。長かった。昨年の 10/18 に書きだして以来、休日も返上してひたすら打ち込んできた。我ながらよくやったと思う。原稿を読んでコメントを下さった方々、いろいろな意見を下さった方々、本当にありがとうございました。
　出版は 7 月とのことである。すなわち、8 月に行われるスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に間に合う。本を持って行って宣伝しよう。
　というわけで、本日自分を褒めなかったらいつ褒めるのかという勢いである。午後は休んで陸女に行くか。
　ちなみに、最後の最後に書名を部分変更した。「プレゼンの仕方」という言葉を入れていたのだけれど、高校生は、「プレゼン」も「プレゼンテーション」も知らないという助言を頂いたのだ。よって、「口頭発表とポスター発表の仕方」に変えた。この方が具体的で良いよね。

新しいモデルについて今日も考えた。文献を調べたところ、結局は、科研費の申請書類に書いたとおりの方針で行くのが一番良いことに気づいた。変更無し。面白い、面白い、行けるっ！

4/2 (火) の進歩　鯛の骨
鯛の骨は硬い。鰤大根と違い、煮込めば骨ごと食べられるようにはならない。しかしそれに挑戦すべく、鯛のアラを 5 時間煮込んだ。そして今朝、骨ごと食べることに挑んだ。部位によって硬さが異なるようで、食べられる骨・どうにも無理な骨・食べられそうな骨とがあった。食べられそうな骨で撤退しては敗北だと思い、強引に食べてやった。結果として、「魚の骨　喉」と検索するはめとなった。喉に引っかかった骨を食べ物で流し込もうとすると、かえって深く突き刺してしまうこともあるとか。午前中は喉が痛くてしょうがなかったが、今はさほどでもない。骨は取れており、傷口が痛んでいると推察している。果たして、鯛の骨を食べる闘い、勝利なのか敗北なのか。

ご丁寧に連絡ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

国語の時間。
　その後、新卒研生の山路君と研究相談をした。熱心で反応も良い。さっそく、モデルの枠組みを提示してみた。かたやちーちゃんも、サンプルを自主的に採集してきている積極さ。そうか、この時期にも取れるのか。

新しいモデルについて考えた。昨夜寝ながら考えたことを試してみた。最初は行けると思ったのであるが、5 時間ほどで駄目なことに気づいた。ま、いつものことである。こういうことを繰り返せば、やがて本当の果実に辿り着くのだ。

4/1 (月) の進歩　科研費通った！
科研費が通った。嬉しい！

前途を祝す。未来に向かって進め。そしてまた一緒にやりたい！

今日の朝日新聞に、「仙台市が条例、エスカレーターでは左側に立つことに」という趣旨の記事が載っていた。東京では左側、大阪では右側というのが、自然に生じた法則である。しかし、支店経済都市の仙台では各地の法則が入り込み、どちら側に立つのかが不明確であった。そのためジグザグになったりと混乱が生じていた。そこで条例で、左側に定めるのだという。
　というエープリルフールの記事なんだって。「仙台市もやるな、日記のネタになる」と、最後まで信じて読んでしまった。

新しい研究について今日も考えた。候補となるテーマがあるのだけれど、それが本当に面白いのか慎重に考えることにした。正直、残された時間は長くはない。何でもかんでもやればよい訳ではない。これぞと思うテーマに挑みたい。