「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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11/30(火) の進歩 A5 版か B6 版か
「100ページの文章術〜わかりやすい文章の書き方のすべてがここに〜」の制作が進行している。現在、最大の悩み所を迎えている。本の大き さを A5 版(20.8 x 15.0 cm)にするか B6 版(18 x 12.8 cm)にするかということである。先日は、それぞれの版の構成見本(数ページ分を印刷したもの)が送られてきた。文字の大きさはほとんど変わらない。それ でいて、どちらの版でも、本文を 100 ページに出来るそうである。今日は、それぞれのツカ見本(実際の大きさと厚さにした見本;中身は全編白紙)が送られてきた。構成見本とツカ見本を皆に見せ て意見を貰った。

A5 版を支持する意見
・大きい方が読みやすい。
・書いてある内容が立派に見える。B6 版だと、中身も大したことなさそうに見えてしまう。
・B6 版にするなら、もう少し厚みが欲しい。
・どちらの版でも価格は同じ? その場合、A5 版は値段相応に、B6 版は割高に思える。
・A5 版の方が書き込みがしやすい。
・書店の陳列棚で、「これ論」「これレポ」と一緒に並べて貰えそう。
・自分の本棚に並べたときに見栄えがする。
・学生が読み慣れている大きさである。
B6 版を支持する意見
・小さい方が持ち運びに便利。
・鞄に入れやすい。学生の鞄は小さいのだ。
・どこでも(電車の中とか)読むことが出来る。
・「100ページの」というコンパクトさがウリの本なので、見た目もコンパクトであるべき。
・A5 版だと参考書みたい。
その他の意見
・どっちでもいいんじゃないの。そんなことより中身でしょ。

悩む。決められない。ちなみにマツハシは、B6 版を熱烈支持であった。どうしてそこまで一所懸命に応援してくれるのかと思うくらいに熱かった。
ちょっと前のことであるが、私の居室にグロースチャンバーを設置した。昨夜、黒川らが試運転をしたそうだ。ところが、本体のスイッチがすぐに切れ てしまったらしい。何度試しても駄目なので、いろいろ工夫をしていた。そのうち、黒 い煙がもくもくと上がってきた。漫画みたいな展開であるが現実であったようだ。
 本日、工事業者が点検に来た。100 V 30 アンペアの配線を引くべきところを、200 V 30 アンペアの配線を引いてしまっていたそうである。お恥ずかしいミスと恐縮していた。配線工事をやり直し、本体を新品に替えてくれるそうだ。現品がどうなる か気になったので、修理可能かどうか聞いてみた。無料で修理してもよいけれど、新品に替えた方が安全とのことであった。無料で修理のうえ新品もくれないかと交渉してみた。想像を超えたようであった。結 局、新品のみを貰うことになりました。
11/29(月) の進歩 Scopus
Scopus は、学術論文のデータベースの一つである。これを使って文献を検索し、論文の情報を得る。この他にも、Web of Science といったデータベースもある。ま、両者はライバルだ。東北大学ではこれまで、両者とも利用することが出来た。しかし、経費削減のため、Scopus の利用契約を打ち切るという議論になっている。一年間の利用料金が 900 万円ほどになるので、「高い」 というわけだ。でも、東北大学の全教員・学生(何千人いるのやら)が使えるのだから、高い気もしないのだが。Scopus の継続利用について生命科学研究科も意見を問われ、教授会で、「打ち切り」と決めたそうだ。知らなかった。でも、もう怒る気にもなれない。他の構成員の意 見は一切反 映されない暗黒組織。
ベガルタ仙台 FW 赤嶺が全治 4 週間の怪我だと(ベ ガルタ公式ページより)。いやになっちゃうな。14 戦勝利無しというどん底から這い上がることが出来た要因は、赤嶺がシーズン途中に移籍してきたことと、MF 斎藤が、その起用に応えて鬼神のごとき活躍をしてくれたことである。大切な最終節にその一角を欠くとは。赤嶺の替わりに出場するのは誰か?  命を賭けて闘い、必ずやその大任を果たすべし。
新しいモデルについて考えている。簡単すぎてちっとも面白くない。しかし、なんかもやもやしている部分がある。何が重大なことを見落としているよ うな。それに気づけば面白くなるかもしれない。
11/28(日) の進歩 3D テレビ
実を言うと、しばらく前にテレビを買い換えた。ハードディスクとブルーレイディスクが内蔵された、いわゆる一体型のテレビである。外付けの レコーダーをいちいち起動するのが煩わしかったので、一体型に憧れていたのだ。さらにはなんと 3D 対応である。スカパー!で、J1 を毎節 1 試合 3D 放送している。ならばと、3D テレビにしてしまった。買い換えて良かった。3D で見るサッカーって想像以上に良い。擬似 3D という機能も良い。通常の 2D 放送を 3D っぽくする機能だ。本当の 3D 放送に比べると立体感は劣るけれど、十分に楽しめる。
 一体型だけあって、録画も楽である。色々な番組を「毎週録画」設定にしておいて、時間がある時にまとめて見る。日曜の午後にひたすらテレビを見続ける自分に、これは完璧に駄目人間だなと感じ 入るのであった。
11/27(土) の進歩 またしても
後半ロスタイムの失点で敗戦。もーー。
 まずは、ヴィッセル神戸対清水エスパルスの試合を見た。この試合で神戸が引き分けるか負ければ、その時点で仙台の残留が決まる。清水は好調だし、ACL 出場もかかっている。だから、がんがん攻めて勝つだろうと思っていた。おまけに、後半になって神戸が退場者を出した。ますます楽観した。ところがなんと、 10 人の神戸が点を取ってしまった。そして、神戸 1-0 清水で試合終了。神戸の執念に感服するしかない。
 ついで、ベガルタ仙台対サンフレッチェ広島の試合を応援した。この試合に勝つか引き分ければ残留が決まる。失点しないように慎重に闘えばよいのだ。実 際、FW 中原を 1 トップに残し、自陣でしっかりとブロックを作るという態勢であった。開始早々に MF 梁が抜け出して GK と 1 対 1 に。あっさり先制と思いきや、GK 西川に防がれてしまった。これを決めていれば。その後は、広島がボールを支配する展開が続いた。絶体絶命のピンチを DF 鎌田が防いだりと、気迫の守備をしていたのだけれど ………。0-0 のまま後半も残り 2 分ほどとなった。FW 中島が、敵陣右サイドにドリブルで持ち込んだ。前線には FW フェルナンジーニョしかいない。サイドで時間を潰せばいいのだから、フェルナンジーニョは当然に中島のそばに行くと思いきや。何を考えたのか、ゴール前に 行ってセンタリングを待ってしまった。中島一人でキープできるはずもなし。この場面が象徴的であった。きっちり時間を潰すという闘いができない。ロスタイ ムに痛恨の失点。前節の新潟戦でも、後半ロスタイムに失点して引き分けにされてしまったというのに。学習能力無し。
 残留決定がまたしてもお預けとなった。ああ、いらいらする。こうなったら楽観するしかない。仙台も神戸も 1 点差の試合だったので、得失点差は 2 しか縮まらなかった。勝ち点 3 の差を付けた上、得失点差で 6 も上回っている。さらには、総得点でも上回っている。だから、最終節に仙台●で神戸○であったとしても、得失点差が 7 以上縮むことが無い限り大丈夫だ。最終節の川崎戦も、絶対に失点をしない闘いでいけばよい。そしたら、3 試合連続で後半ロスタイムに失点などということをやっちゃっても大丈夫で しょ。
11/26(金) の進歩 決戦前夜
ベガルタ仙台は明日、敵地でサンフレッチェ広島と闘う(17 時 30 分試合開始)。この試合に勝つか引き分ければ、他の試合結果に関わりなく残留が決まる。失点しない闘いで挑み、必ずや残留を決めよう。
 実は仙台は、広島と相性がよい。過去 6 戦して 3 勝 3 分である。何でだかさっぱりわからないが、負けたことがないのだ。明日も前例に従いたい。
 仙台の試合の前に、ヴィッセル神戸対清水エスパルスの試合が行われる(14 時試合開始)。この試合で神戸が負けるか引き分ければ、その時点で仙台の残留が決まる。だから清水には、すかっと勝っていただきたい。湘南ベルマーレに 勝って降格を決定させ、仙台に勝って残留決定を足踏みさせたのだから、神戸にも勝たないといけない。街道の大親分の清水次郎長の町。残留争いする者に等し く接し、義理と人情を通していただきたい。
研究室の居室のエアコンが復活した。中古部品を見つけ出して、修理してくれたのだ。嬉しい。もう、冬眠から目ざまちゃう。
久しぶりに Mathematica を起動した。そして、簡単な計算をやらせた。そこまでで思考停滞。ひたすらと悶々として過ごした。何を解こうとしているのか、それがそもそもはっきりしな い感じだ。
11/25(木) の進歩 男女が揃って金メダル!
広州アジア大会。なでしこの金メダルに続いて男子もやってくれた。決勝で UAE を 1-0 で破り、見事に金メダルを獲得した。男女ともに金なんてすごい。二人して金メダルを首にかけてデートできる。
 男子の方は、準決勝・決勝とも、押され気味ながらも失点する気がしなかった。妙な安心感があったんだよね。そして、ちゃっかりと点を取って逃げ切ってし まう気がしていた。頼もしい若者たちだ。
 もう一つすごいのは、この世代の主力の多くがメンバーに入っていなかったということだ。所属クラブでの出場を優先したためである。この世代には、香川だ の宇佐見だの権田だの、すごい選手がごろごろいる。将来が楽しみである。
冨里の論文セミナー。先輩や私を活用しよう。その後、いまひと島崎の修論構想セミナー。三人ともお疲れ様。
11/24(水) の進歩 矛盾
キュウリを桂剥きし、長さ 2 cm 直径 1 cm ほどの芯が残った。それをあんにあげた。食べるのかと思いきや、口に咥えたままであった。

絶対防衛圏に入れ、取られまいと警戒中。
そして、私が取り上げようとしているのかと、目をわずかに泳がせていた。あんに言いたい。なんで、キュウリの芯は食べないのに、桃の種子は食べてしまったのか?  両者の大きさはほとんど同じだ。逆にしてくれたら(キュウリを食べ、桃種子は食べない)、我が家の家計がどれだけ助かったことか。治療費 10,5000 円。ちなみに、あん本体の値段は 7,0000 円であった。自分より高い。
11/23(火) の進歩 生きた心地せず
ベガルタ仙台 1-1 新潟アルビレックス、大宮アルディージャ 2-2 ヴィッセル神戸。ああ、生きた心地がしなかった。
試合は夕方から。それまでは、ちょこっと買い物に行ったり、名古屋対東京戦を見たりして過ごした。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。ノートパソコンを置き、同時進行の大宮対神戸戦の経過も確認した。16 位の神戸が負けてくれればこの上ない。ところが、早々に大宮 0-1 神戸となりげんなりした。かたや仙台は、一進一退の闘いを続けていた。もしも負けてしまったら、神戸との勝ち点差が一挙に 3 に縮まってしまう。どきどきしながら、両方の試合を見守った。後半になり、仙台の方は相変わらずの展開が続いていた。そこへ、大宮 1-1 神戸!  一挙に気持ちが楽になった。そして後半 33 分、仙台がついに先取点を取った。このまま終われば残留が決まると喜んでいる内に、大宮 1-2 神戸となっていた。がっかり。仙台戦の方は、新潟の足が止まり、仙台がボールを楽に持てるようになってきていた。このまま上手く時間を使えば勝てるのでは ないか。そこへさらに、大宮 2-2 神戸の報が。あと数分我慢すれば残留が決定する。ところがその我慢が出来なかった。ロスタイムに追いつかれて、1-1 の引き分けに終わってしまった。
 残念。でも、残り 2 試合で、16 位の神戸との勝ち点差は 6 である。さらには、得失点差で 8 も優位に立っている。最悪、仙台が二連敗、神戸が二連勝でも、仙台が残留できる可能性がある。実際のところ神戸は、仙台など眼中に無いであろう。でも、決 まるまでは安心できないのがサポ心である。次の広島戦できっちりと勝ち点を取って、自力で残留を決めよう!
11/22(月) の進歩 明日は新潟戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でアルビレックス新潟と闘う(17 時試合開始)。絶対に勝って、J1 残留を決めるべし。
 残留争いは現在、以下のようになっている。

       勝ち点 得失点差
12 位 仙台  37   -5
13 位 大宮  37   -8
14 位 山形  37   -14
15 位 東京  32   -4
16 位 神戸  31   -13

有利なことは確かだけれど、他力本願になってしまうことが一番いけない。自分たちで勝って決める。大切なのは心意気だ。
がんちゃんの博士論文を読んだ。コメントを送信。
みっちーの講座セミナーがあった。お疲れ様。さ、あとは書くのみだ。
生命科学研究科の科長選挙があった。実は今日で二回目だ。一回目の選挙で決まらずに再選挙となったのである。しかし今日もまた決まらなかった。そ のため、三回目の選挙をやることになる。もう、誰でもいいじゃん。
11/21(日) の進歩 蔓
ぽかぽかと気持ちが良い。暑いくらいだ。庭に出てしばし過ごすことにした。庭の樹木は、葉がだいぶ落ちて、枝振りがわかるようになってい る。蔓植物のイワガラミ・ツルアジサイも、その枝振りを顕わにしていた。この機会にと、フェンスへの巻きつけをした。目隠しになるし、フェンスをアジサイ の花が覆うと美しい。変な方向に伸びている枝をぐいと引き寄せ、フェンスに絡ませていった。ついでに書くと、電信柱にも密かに絡ませようとしている。枝が 二本、フェンス沿いの電信柱に到達していたので、紐で巻き付けておいたのだ。数年後には、電信柱に花が咲く予定である。電線よりはるか下だし、問題ないで しょ。
朝食に明星チャルメラを頂いた。インスタントラーメンを食べるのはいったいいつ以来か。ここ 10 年は食べていない自信がある。ただし、カップ麺はごくたまに食べることがある。
11/20(土) の進歩 苦杯
ベガルタ仙台が清水エスパルスに 1-3 で敗れた。PK 献上かつ一発退場がすべてだった。

午前中は、エビス動物病院にあんを連れて行った。抜糸するのだ。「もう拾い食いしないようにね」と諭されていた。そんなこと言われても、また食べ ちゃんだよね、この子は。これからは、庭で遊ばせているときも警戒を怠ることが出来ない。ウッドチップとか、危険が一杯だから。
昼過ぎに、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。利久で牛タン定食を頂いて必勝を期し、スタジアムに入った。
 試合が始まった。押し込まれるかもと思っていたのだが、互角といってよい展開であった。そして前半 15 分、DF 菅井が根性で押し込んで仙台が先制した。これはいけるかも。ところが前半 28 分、仙台ゴール前で「えっ?  あっ?  うっ!」という感じで PK を献上。これを決められて同点に追いつかれた。試合再開後すぐに、控え DF 田村が MF 太田に替わり投入された。怪我でもしたのか?  田村が入った左サイドを見ると、なぜか朴くんがいない。さっきの PK で、一発退場になっていたのだ。知らなかった。こうなったら引き分けに持ち込むしかない。しかし前半ロスタイムに追加点を奪われてしまった。これが痛かっ た。仙台の選手達は、後半も勇気を持って闘った。後半 44 分にコーナーキックを得ると、GK 林が果敢に上がっていった。この勝負に賭ける意気込み、漢だぜ!  無 人のゴールに流し込まれて 1-3。逆襲を受けちゃって、GK が戻る暇がなかったのよ。そのまま試合終了となり、無念の敗北となった。
 痛い敗戦ではある。せめて勝ち点 1 を欲しかった。しかし切り換えよう。次の新潟戦に必ずや勝利し、残留を決めるのだ。
 本日は「明星チャルメラ Day」であった。小袋を獲得したので、何が入っているのかと期待しながら開けてみた。明星チャルメラが入っていた。反論できないというか、確かにこれが 入っていて当然であった。でもちょっとがっかりした。
11/19(金) の進歩 明日は清水戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に清水エスパルスを迎え撃つ(14 時試合開始)。この試合に仙台が勝ち、神戸対鹿島戦に神戸が敗れれば仙台の残留が決まる。両試合は同時に行われる。我がクラブの闘いを応援しつつ、神戸の 試合経過を携帯で確認することになるであろう。明日の 16 時頃に、二度の歓喜をあげたいものだ。
 などと書いているが、清水には前節に 1-5 と完敗した。おまけに清水は、直近 2 試合で合わせて 8-0 と、今まさに絶好調である。ACL 出場のために、退任する長谷川監督のために、退団する伊東・市川・ヨンセンらのために、そしてこう書いても 2-3 人しかわらからないと思うが坂本のために、必勝を期してくるであろう。しかし明日の闘いは我らがホーム。満員のサポの後押しがあるし、ぼ こぼこの芝も味方についている基本、パスが繋がりまてん。気迫で挑んで勝利を掴み取ろう!
歌手グループ名と曲名。どちらがどちらなのかわらなくなる私である。同様に、「いとかわ」と「はやぶさ」。どちらが小惑星なのかたびたびわからなくなる。
がんちゃんの博士論文を読んでいる。来週にはコメントを送りたい。
11/18(木) の進歩 直感
ベガルタ仙台 FW 中島の奥さんである丸居 沙也佳さんが、仙台に遊びに来てくれた親友と楽しい時を過ごしたそうだ(彼女のブログよ り)。「旦那さんも楽しんできなって言ってくれたので」、親友と外食したらしい。やさしい夫だね。その夫、先日の磐田戦で、待望の J1 初得点を上げた。次の清水戦でも点を取ろうと燃えているらしい。「3−0の完封勝利後(注;磐田戦のこと)、チームメートと焼肉店で喜びを分かち合い、次 節のホーム清水戦に向けて存分に英気を養った」(サ ンスポより)。直感。彼女をやさしく送り出して、自分も遊びに行ったな。 磐田戦は 14 日、彼女が外食したのは 15 日。まさに辻褄が合う。一つ気になるのは、彼女も焼き肉店に行ったことである。別行動なのに、なぜか共に焼き肉店に行くと いう仲の良さを示すのか?  ひょっとして、同じ店の別々のテーブルにいるという、訳のわからないことをしたのか?  こんなことをあれこれ推理する私は真面目にやっているのか?
黒川の論文セミナー。Canadian Journal of Botany は立派な雑誌だからね。何しろ、私の初論文が掲載されたところだ。その後、あべちゃん・ぽんまつの修論構想セミナー。みなさん、お疲れ様でした。
がんちゃんの博士論文を読んでいる。二週間前に送ってくれたはずのものが、なぜか不着であることが判明したのだ。いったい何が起きたのか?
11/17(水) の進歩 脱力的敗北二つ
宮城第一高校で行う、論文の書き方についての講義の準備をした。講義の日は 12/7 とまだ先だけれど、時間が空いていたのだ(新研究について暖め中なので)。
 序論で書くことの説明では、例によって、徳川幕府の埋蔵金の話を出す。「ここに 穴を掘って下さい」(本研究では○○をする)というだけでは人は動かない。「徳川幕府の埋蔵金が埋まっています」(○○の解明には△△という意義がある) と説明する必要があるという話だ。
 ところで、この頃の高校生は徳川幕府の埋蔵金のことを知っているのか?  心配になり、ネットで検索してみた。そうしたら、脱力する事実が判明した。里田まいが「尊 敬する歴史上の人物は徳川まい蔵」で、「徳川埋蔵金を埋めた人物」とのことだそうだ(Wikipedia より)。負けました。徳川まい蔵がいたとして、なんで埋蔵金を埋めなきゃいかんのだ?  そんなこんなで、高校生にも埋蔵金の話は通用すると結論したのであった。
 もう一つ。岡山大学の A 先生という方が、「これからレポート・卒論を書く若者のために」を参考に、レポートの書き方の講 義をなさったことも判明した。どうもありがとうございま す。A 先生は栃木出身とのことで、「なぜ、栃木 SC は強いのか:勝利を呼ぶ餃子定食仮説の検証」に変わっていた! も、こちらも負けました。U 字工事どころではない。
名寄市立大学の S 先生という方から、「これから論文を書く若者のために」が参考になったというメールを頂いた。あ りがとうございます。励みになるなあ。
11/16(火) の進歩 大分県農林水産研究指導センターで講演
大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講演をすることになった。2008 年の夏にも同センターで同様の講演を行った。それ以来二度目である。頑張って、良い講演をしよう。
 当時、ベガルタ仙台は J2 に、大分トリニータは J1 にいた。2003 年 11 月 29 日の残留を賭けた直接対決の話を、懇親会の席で懐かしく語ったものだ。2009 年に仙台が昇格する大分が降格してしまうとは思いもしな かった。一日も早く、同じ J1 の舞台で再び闘いたいと思う。などと書いて、「仙台は当時 J1 にいた」などと振り返る日が来ちゃうのか?
宮城第一高校でどういう講義をしようかと、同校の論文集に目を通した。正直、うーむだ。方向性をしっかりと示してあげないといけない。
新しい研究について考えた。なんか、形になった気がする。これをどうモデル化するか。しばらく暖めることにしよう。
11/15(月) の進歩 宮城第一高校で講演
宮城第一高校で、論文の書き方についての講演をすることになった。理数科二年生が一年間をかけて課題研究に取り組んでおり、それを論文集に まとめるのだそうである。それは素晴らしい。自分で定めた問題に取り組み、その解決に取り組む訓練はとても大切だ。
 宮城第一高校の卒業生が本学生物学科に来ていないかと名簿を見てみた。なんと W さんがそうじゃないの。後輩のために、頑張って講義することにしよう。
宮城には、「宮城第一高校」と「仙台第一高校」とがある。「ベガルタ宮城」と「ベガルタ仙台」とがあるようなもので紛らわしいか?  しかし、「岩手第一高校」と「盛岡第一高校」、「栃木第一高校」と「宇都宮第一高校」、「神奈川第一高校」と「横浜第一高校」などと考えてみると(実在の 高校かどうかは別にして)、案外と紛らわしくない気もする。などと、妙なことに悩んでみた。

今日も、新しい研究について考えた。どうモデル化するべきか。出来るだけ簡単なモデルにしたい。このところ、解析が異様に大変なモデルばかりやっ ているので、も、疲れた。
11/14(日) の進歩 磐田に快勝
ベガルタ仙台がジュビロ磐田に 3-0 で勝った。会心の試合内容だった。

試合は夕方から。それまでは、庭仕事をして過ごした。まずは、枯れてしまったウラジロモミの植え替えをした。実は、隣地との西側の境界に植えてい た個体も枯れていたのだ。この夏、針葉樹が三本も枯れてしまったのである。憤然。エゾマツを購入したので、替わりに植えることにした。ついでに、アカエゾ マツを移植したりと、ちょっとした配置換えもした。次いで、チューリップの球根を植えた。先週に引き続き第二弾である。総計 55 球植えた。来春が楽しみだ。
三時過ぎに、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。クリナップのショールームで時間を潰し、スタジアムに入った。
 試合が始まった。プレーに気持ちが籠もっていることがすぐにわかった。勝ちたいという気持ちが磐田を上回っていた。開始 10 分ほどで、今日は勝てると確信できた。そして前半 35 分、コーナーキックの流れから FW 中原が決めて、仙台が先制した。前半 41 分には、MF 梁のコーナーキックを DF 鎌田がヘッドで綺麗に合わせて 2-0 となった。磐田 GK 川口は一歩も動けず。サポも、ネットが揺れるまでは入ったと思わなかった、何というかすごいゴールであった。これで楽になった。後半 40 分には、FW 中島が待望の J1 初ゴールを決めた。鹿島で 3 年間プレーし、J1 での経験をひっさげて 2006 年に仙台入りした男が、実は鹿島時代に 1 点も取っていなかったのであるが、ついにやったのであった。おめでとう! お方様のご褒美は何か。終わってみると、ヤマザキナビスコカッ プの覇者に 3-0 の快勝。攻守ともに圧倒した闘いであった。
 これで、山形を抜いて 12 位に躍り出た。「躍り出た」わりには 12 位だが。降格圏である 16 位神戸との勝ち点差も 7 に開いた。残り 4 試合も、今日のように気持ちを籠めて闘い抜こう。そうすれば、必ずや結果がついてくる。
 私事であるが、今日は個人的にも記念すべき日となった。スタジアムに通い続けて 15 年。ついに成し遂げたのだ。それは前半の中頃に起きた。ハーフラインのメインスタンド近く(私の席のそば)でルーズボールが磐田に渡りそうになった。取ら れると危ない、クリアしろ。MF 斎藤が猛然とダッシュしてきたので、突き出すようにタッチ外に出すだろうと思った。ところが斎藤は、何を思ったのか、スタンドに向かって思いっきり蹴っ た。タッチ外に出すというより、スタジアム外に出さんという勢いであった(なんでそこまで?)。ボールは私の頭上を越え、テレビ中継のカメラにぼこっと当 たった。そして、こちらに跳ね返ってきた。そう、何と、私の所に来たのだ。すかさずボールをキャッチ!  16 年目にして、試合球に初めて触った!  感触を確かめる間もなくすぐに投げ返しつつ、「あ、もっと味わえばよかった」と後悔。ほんと、2-3 回なでなですればよかった。
11/13(土) の進歩 エビス動物病院
退院後の検診のため、エビス動物病院にあんを連れて行った。11:30 頃に着いたのだけれど、患畜で溢れていた。明日が臨時休診ということもあるのだろうが、すごい込みようだ。開院して四年。当初は、他の患畜と会うことなど めったになかったのに。すっかり、繁盛病院となったようだ。さもあらんである。先生の人柄が良いし、勉強熱心だし、診療も的確な感じだし。私とて、車で 40 分もかけて通ってしまうのだ。近くにある、○野犬猫病院は存続できるのかね?
 あんの状態は良好のようであった。次回に抜糸するそうである。もう、桃の種子を食べたりしないように。

昼食を摂ったり買い物をしたりして、帰宅したのが三時前。さしたることをすることなく一日が終わった気分になった。録画していた「北欧トレッキン グ」を見たりして、だらだらと過ごした。ああ、綺麗な所に行きたい。
11/12(金) の進歩 学会発表申し込み
今日は、生態学会の発表申し込みの最終日である。皆が、発表するかどうか、する場合は演題をどうするかを相談に来た。そして、「発表しよ う」「もう少し解析を進めてから」などと話し合っていった。復活折衝により発表することになったものもあった。みんな、頑張って立派な発表をしてね。今回 は見送った人は、次回にすごい発表が出来ることであろう。
ベガルタ仙台は明後日、ユアテックスタジアム仙台にジュビロ磐田を迎え撃つ(17 時試合開始)。仙台は現在 13 位。降格圏である16 位の神戸との勝ち点差は 5 である。これ以上差を詰められないためにも、明後日は絶対に勝たなくてはいけない。磐田とは今季、1 勝 1 分 1 敗と互角である。ヤマザキナビスコカップ覇者が相手といえど、怯む必要などないのだ。ホームで一丸となって、必ずや勝利するべし。
ここ数日考えて込んでいた疑問に対する答えを思いついた。我ながら、すごく面白い。付け加えるなら、現在投稿中の自分の論文が完全否定された。一人で何やってんだか。
11/11(木) の進歩 冬眠か
大学での私の居室は北向きであり、冬期は寒いことで有名である。エアコンをつけ、かつ、足元に電気ストーブを置くことで冬を乗り切ってき た。ちなみに電気ストーブは、「焼き芋ができる電気ストーブはセラムヒートだけ」という売り込みの代物だ。話を戻す。一ヶ月ほど前にエアコンが壊れ、未だ に復旧していないのだ。施設部に確認したところ、悲観的な状況であることがわかった。古い型番のエアコンなので、修理のための部品がない。かといって、業 務用の大型エアコンのため、買い換えるには相当に費用がかかる。よって、中古市場に 修理部品が出たら修理するのだそうだ。たしかに蓮舫先生ならば、「中古部品がどっかにあるのだから、修理で はいけないのか!」と、買い換え事業を廃止にしてしまうことであろう。しかし、中古部品がいつ市場に出るのかわからない。だから修理の見通しも立たない。 しばらくは電気ストーブで乗り切るしかないらしい。でも、今でさえ寒くて辛いのだが。私が欲しいのは、「ほかほかの焼き芋」ではなく「ぬくぬくの部屋」で あった。修理できぬまま厳冬期になったらどうしよう。も、冬眠ですな。

バラモンの論文セミナーと永野の講座セミナー。お疲れさま。しかし二人とも、時間通りに始めろ。
新しい研究について今日も考えた。疑問は深まるばかりだ。解決できたら面白い研究になりそうである。しかし、解決の糸口がさっぱり見えない。
11/10(水) の進歩 開通
今朝、あんがうんちをした。腸が無事に開通したようである。目出度し。
共立出版の N さんが来室した。「100ページの文章術:わかりやすい文章の書き方のすべてがここに」の出版についての打ち合わせだ。問題は、表紙をどうするかというこ とと、本の大きさをどうするかということの二つである。表紙に関してはアイディア無し。本の大きさは、B5 版と A6 版の二つがありえる。学術本は前者が多いが、一般的な本は後者が多いようだ。それぞれの見本を作ってみることになった。

今日も、新しい研究について考えた。面白い疑問に突き当たり、つらつらと考えている。いけるかもしれない。しかし問題は、現在投稿中の自分の論文 を真っ向から否定するものになりうることである。どう せリジェクトされるからいいんじゃないの?
11/9(火) の進歩 退院
桃の種子を十二指腸に詰まらせて緊急手術を受けたあん。先週の木曜日から入院中であった。病院から電話があり、今日退院できるとのことで あった。寂しい思いをしたであろうから、早引けして家に連れて帰ってあげよう。そう思い病院に行った。あんは元気いっぱいになっていた。診察台に乗せる と、「この台は嫌い」と、私の背中によじ登ってみせた。

お勉めごくろうさんでした。迎えの車に乗り込む。

さっそく、通院してきた犬に因縁をつける。
帰宅後も大暴れであった。しばしの間、居間だの寝室だのを走りまわっていた。窓際に突進して吠えることも忘れない。ああ、あんとの生活が戻ってきた ……… げんなり。全快して、いきなり元気いっぱいとなった。七割くらい直すに留めてくれたらよかったのにと思う飼い主であった。そうはいっ ても、やはり気疲れがあったのだろう。

ぐっすり。
しばらくすると、ケージに自分から入って、ぐっすりと寝てしまった。
 治療代に、締めて 10,5000 円ほどかかってしまった。一粒 10,5000 円の桃の種子とはなんとグルメな。
11/8(月) の進歩 微動だにせず
朝一番で、あんに面会に行った。きゅんきゅん喜ぶと思ったら、微動だにせずであった。

点滴を囓らないようにカラーを巻かれてしまっていたのだ。固まったようにまったく動かず。鼻先に指を差し出してみるも、ほとんど反応しない。溺れそうに なって、辛うじて口を開けているみたいであった。カラーが水面という感じだ。
 獣医さんがカラーを取ってくれた。とたんにこの笑顔。

経過は良好で、明日にも釈放退院できそうで ある。
新しい研究について考え始めた。苦しい。
11/7(日) の進歩 ビオラ登場
今日は一日じゅう庭仕事をした。
 まずは低木の剪定をした。低木といえど、樹冠が広がってくると見苦しい。ばっさばっさと切ってすっきりさせた。それにしても気になるのが、幹の太さのこ とだ。太くなるのは防ぎようがない。メタボになったらどうすれば良いのだろう。高さ 1 m で太さ 5 cm なんて、相当に格好悪いよね。
 ついで、玄関周りの草花の粛正をした。この一帯は毎年、こぼれ種で勝手に草花が生えてくる。すごい密度なので見苦しいのだけれど、間引きする気も起きな い。あまりの本数に、どれを抜いたらいいのかと悩んでいる内に夏が過ぎてしまうのだ。花期も終焉を迎えたので、とりあえず数本抜いてみた。ついでまた数本 抜いてみた。そうこうする内に、全部を抜く気になった。実行してみると、なんともすっきりした。そして、替わりにビオラを植えた。今年もついに、ビオラが 登場する季節となったか。さらには、チューリップの球根も植えた。去年までの球根もたくさん残っているはずだけれど、それらは、どこにどんな色のものが出 てくるのかわからない。だから、来春にどんな配色となるのかは博打である。
11/6(土) の進歩 完敗
ベガルタ仙台 0-2 ヴィッセル神戸。気持ちで負けていた。完敗だった。

試合は昼過ぎから。午前中に、あんの面会に行った。あんは、大喜びで私に抱きつこうとした。しかし自分は檻の中。いくらもがいても、私の元に行く ことが出来ない。やがて、きゅんきゅんと泣きならが、前肢で床をごりごりとしだした。穴を掘って出ようとしてるのだ。うー、切ない。早く退院させておく れ。
試合が始まった。敵地なので NHK で応援だ。立ち上がりから、神戸の気迫に圧倒される展開となった。「気持ちが入っていないと戦術は関係ない」という神戸の和田監督の言葉どおり(J's goal より)であった。そして前半 4 分にあっさりと失点。しかし、前半 10 分くらいから仙台も盛り返した。同点に追いつけば試合はわからなくなる。ところが前半 29 分に、トラップミスを奪われ、そのままミドルシュートを決められてしまった。この失点が痛恨だった。その後は、得点できる気がしないまま、時間だけが過ぎ ていった。MF 太田・FW 中島を投入するも、実のところ為す術無しという感じであった。
 16 位の神戸との勝ち点差が 5 に縮まってしまった。とてもまずい。今日のような試合を続けたら、降格してしまうかもしれない。切り換えて、強い気持ちで残り 5 試合に挑もう。「仙台、気持ち気持ち!」
11/5(金) の進歩 緊急手術
昨夕、エビス動物病院から電話が入った(昨日の進歩参照)。「バリウムが全く流れません。十二指腸のと ころで完全に詰まっています。今から緊急開腹手術をします」という旨であった。やはり、何かが十二指腸に詰まっているようだ。開腹して取り出すしかないら しい。そうなりそうな予感はしていたけれど、現実となるとちょっと動揺した。「よろしくお願いします」と、手術の成功を祈った。
 それにしても、いったい何を食べたのか。室内の、あんの口が届く所にクルミ大の物体は置いていないつもりだ。唯一思い浮かんだのがゴム製のボールであ る。あんの一番のお気に入りのおもちゃだ。ゴルフボールの大きさだったものが、あんが囓って小さくなっていた。吐き始めた前の晩も、このボールでひとしき り遊んだ。しかし、帰宅後に確認するとちゃんと存在していた。となると、庭で何かを食べたのか? ひょっとしてウッドチップを?
  あれこれ考えている内に、手術開始から二時間ほど経った。そしてまた電話がかかってきた。「無事に終えました。桃の種子が詰まっていました」とのことであった。
 桃の種子とは!  それを聞いた瞬間にすべてを理解した。我が家では生ゴミを、家庭用生ゴミ処理機で乾燥させている。そして、フードカッターで粉砕し、庭に蒔いている。桃の 種子は非常に固く、フードカッターの刃が立たない。そのため、そのまま蒔いていた時期があった。しかしこの頃は、桃の種子を蒔くのは止めていた。これでは 肥料にならないからである。甘かった。あんが食べてしまうから、蒔く のを止めるべきであった。以前に蒔かれた桃の種子を見つけ、「あんの物、あんの物」と拾い食いの罪を犯したらしい。そして、禁固一週間の刑となった。

今朝の面会時の様子。元気そうだった。
 桃の種子は構造的に、どう考えても動物散布である。しかし、途中で詰まってしまっては意味がない。本当に動物散布なのか?  いやそれ以上に、あんはつくづく油断がならないと思った。
ベガルタ仙台は明日、敵地でヴィッセル神戸と闘う(14 時試合開始)。現在、仙台は 13 位、神戸は 16 位、両者の勝ち点差は 8 だ。神戸は死にもの狂いでくるであろう。我がクラブとて、負けたら途端に危うくなる。勝利を狙いつつ、状況に応じて引き分けでもという闘いをしよう。とも かくも、負けは厳禁だ。
11/4(木) の進歩 あん、入院す
昨日四回も吐いたあん。昨夕、夕食を少しだけ与えてみたものの、がっつき感がなかった。食後は、私の膝の上に乗って寝ていた。いつもは、 ボールを追っかけたり、食卓の上の品を盗み食いしようとしたりするのに。夜中になって、また二度も吐いてしまった。今朝も吐いた。全然、消化されていない ようである。朝一番でエビス動物病院に連れて行った。レントゲンとエコーを撮ったところ、十二指腸に、クルミ大の物が詰まっている可能性があることが判明 した。そのせいで、朝に飲んだ水で胃がぱんぱんだそうだ。どおりで、車に乗せようとお腹の下に手を入れて抱きかかえたら、口から水がぴゅっと出たわけ だ。あんのお腹は今、押せば水が出るポンプ状態であった。腸が詰まっているのかどうかを確認するためにバリウム検査をするという。犬の場合、点滴しながら やるので丸一日かかるらしい。というわけで、入院とあいなった。
 それにしても、いったい何を食べたのやら。私が気づかぬ内に、室内の何かを盗ったのか?  庭で拾い喰いしたのか?
月初めの談話会があった。13 時開始というのに、13 時半開始と思いこみ生協に出かけてしまった。13 時半にセミナー室に入ったら、全員がずらっと座っていて、13 時から待っていた感を醸し出していた(実際のところは不明)。「電話をくれればいいのに」というと、面白いから放置していたそうである。どこがどう面白いのか。
 その後、八田らの卒研中間発表。お疲れ様。
11/3(水) の進歩 ヤマザキナビスコカップ決勝
ヤマザキナビスコカップの決勝を堪能した。ジュビロ磐田とサンフレッチェ広島の対決であった。両チームの勝利への気迫が伝わってきて、目を 離せない試合であった。2-4 から 3-4 に追い上げて勢いに乗った広島。そこへ非情な 5 点目を決めるのだから、磐田の FW 前田は素晴らしき「悪役」だ。
 我がクラブもタイトルが欲しい。リーグ戦は底力が無いと無理だけれど、カップ戦ならば勢いで行けてしまうかも。となると、JFL という強豪チームが出てくる天皇杯天皇杯二回戦ベガルタ仙台 0-1 ソニー仙台ではなく、ヤマザキナビス コカップがねら い所だ。来年頑張ろう。
あんが、明け方から三度も吐いた。朝食抜きにして様子を見るも、昼にまた吐いた。これはおかしいと思い、エビス動物病院に連れて行った。脱水症状 を起こしかねないので点滴をするという。大人しくしているのかと心配したが、すぐに済むとのことであった。背中の皮がびろーんと伸びるので、その下に水を一挙に注入するらしい(皮下点 滴)。らくだみたいに、そこから水分を徐々に吸収するそうだ。いい加減な生き物だね。
今日も、庭の樹木の移植に勤しんだ。ブナやウツギを築山に移したり、イタヤカエデを薔薇の横に移したり。某樹木を、「移す場所無し」と処分した り。庭の すっきり感が少々は増した。
11/2(火) の進歩 千葉直樹が引退
予想されていたこととはいえ、衝撃的なニュースが宮城県トップで報じられた。ミスターベガルタ=千葉 直樹が今季限りで引退だそうである(ベ ガルタ仙台公式ページより)。東北学院高校から仙台に入って 14 年、仙台一筋で闘ってくれた選手だ。生え抜きとして育ち、生え抜きとして成功し、生え抜きとしてクラブを支え、生え抜きとして引退する。まさに、クラブの 顔であった。創建ホームの CM にも出た。どういう言葉を贈ったら よいのかわからない。まずは、きっちりと残留を決めて、壮大にさよなら試合をしよう。
 千葉の背番号 7 を永久欠番にしようという意見がある(武藤 文雄のサッカー講釈日記)。それもよい。しかし私は、富田に引き継いで貰いたいと思う。重いぞ、富田。

久しぶりに研究家業に戻った。ずいぶん前にリジェクトされてしまっていた論文を修正したのだ。今週いっぱいくらいかかるかと思いきや、今日の午前 中ですんでしまった。さほど、修正すべき点はなかった。昔の自分えらい。じゃなぜ、リジェクトされたの?  昼過ぎに投稿完了。気分が晴れ晴れとした。外を見ると、雨が上がり青空が広がっている。本を脱稿した祝祭もまだ続いている。というわけで、午後は休むこと にした。

床屋にでも行こうかと思ったら、火曜日なので休みだった。あやうく、晴れやかな休日を地味に過ごすところであった。そのかわり、庭の樹木の移植を して過ごした。大きくなってきて、混み合い感がすごいのだ。ブナらを築山の奥に移したりした。
11/1(月) の進歩 犬の日
今日は犬の日である。ワン・ワン・ワンで 11 月 1 日ということらしい。それなら、ワン・ワン・ワン・ワンで 11 月 11 日の方が豪華と思うのだが、サッカーの日(11 月 11 日)との重複を避けたということか。
 犬というと我が家のあんだ。相変わらず、自分の物と思った物を咥え込んで離さない。数日前の朝も、私が目覚めてあんを撫でようとしたとたん、掛け布団に 食らいついてしまった。深く咥え込み、「ううーーーっ」と呻っている。こうなるともう駄目である。ほっておいて居間に降り、私一人で朝食を摂った。今ごろ あんは、寝室で一人、掛け布団を取られまいと警戒中だ。しかし、掛け布団を防衛して いったい何を得るものがあるのか?  食べ終えて片付けを始めると、脱兎のごとく駆け下りて来てあん用のケージに突入した。そしてご飯を待った。私の食事の後は、ケージでご飯を貰えるとわかっ ていているのだ。たしかに、その程度の防衛であった。でもあんとして は、掛け布団を咥えているときは真剣だったと思う。自分の食事の気配を察した瞬間に、頭の中がご飯のみとなったのであろう。二者択一なんて世界ではない。 常に、一者択一である。

かとぅ来仙。卒業して四年目である。早いねえ。北海道の大地で、しかと頑張っているようだ。また遊びに来ておくれ。