令和1年7月7日 更新

    令和初の!【ワンポイントアドバイス】第7弾です!!

第7回目のテーマは…

  今回はひらめき!』と『対応力!です

 ソフトテニスの試合を勝ち上がっていくには、勿論、技術力の向上が必要ですが、
技術だけを磨いても勝てるわけではありません。そこで、勝敗を左右する重要な能力
の一つとして、『ひらめき』と『対応力』が挙げられます。

ひらめき』とは「素晴らしい考えなどが、瞬間的に思い浮かぶ事」とあります。
ソフトテニスにおいてひらめきとは、どんな球をどのコースへ返球するか!相手の
動き・球種・弱点を瞬時に動きながらひらめきによって見極め、打ち返さなければ
なりません。
シュートボールの場合、自分が打った球が、また自分に返球されるまで約2秒
 『対応力』ですが、まずこのスポーツの特徴として、コート内に飛んでくる球を
返球するのに素早く移動し、さらにコントロールしながら打ち返すスポーツです。
ですから、常に動作しながら相手と駆け引きし、相手の動きや攻められた球、刻々と
変化する状況に対応し、また、屋外のスポーツであるが為、雨・風・気温など自然
現象にも対応する力が必要です。

 では『ひらめき』についてもう少し詳しく考えてみましょう!
ひらめき』は天性・生まれつきの才能ではなく、後からいくらでも高められる能力
です。とは言え、ひらめくには知識・経験が無ければ何も始まりません。失敗をただ
失敗に終わらせず、その失敗を積み重ね、常に考える事を繰り返すことで成功への
ヒントがひらめくからです。さらに何事もポジティブにとらえ、前向きに考える事で、
新たな発想が生まれる事が多いようです。

 『対応力』についてはどうでしょうか。対応力のある人の特徴としては…
気持ちに余裕がある人》 どんな困った状況になっても冷静に物事を判断し、行動
する気持ちに余裕を持つ事が、対応力の高い人の特徴の一つです。
様々なリスクを事前に想定出来る人》 ソフトテニスに置き換えると、相手の動き・
球種・変化などを事前に想定して、対応策を考えておきます。事前に様々な状況を想定
していれば、慌てることなく、迅速に適切な対応をする事が出来ます。
 逆に対応力のない人の特徴として一つ挙げますと、マニュアルに書いてある
事以外で、想定外の状況になれば、慌て戸惑ってしまい、パニックに陥り、うまく対応
出来ないことが多いのです。即ち、物事を臨機応変にとらえることが出来ない事が原因
だと考えられます。

 まとめていくと、『ひらめき』を高めるには主に経験が、『対応力』には技術
の向上が必要です。このどちらにも必要なのが…要するに練習です!
いずれにせよ、『ひらめき』や『対応力』を高めるには、日頃の練習で失敗を恐れず、
ポジティブに考え、様々な経験を積み上げ、確かな自信を高めることで、余裕を持って
試合に臨み、さらに経験値を増やし、ステップアップしていく事が大切だと思います。


     第1回へ 第2回へ 第3回へ 第4回へ 第5回へ 第6回へ