Samurai-complex Genuine Parts
なんちゃってリアゲートドアハンドルの制作
無い物は作ります。それが作れそうなものであればの話ですが。管理人のジムニーにはリアゲート用のドアハンドルが付いています。これはMDF合板を削りだして自作したダミーです。その昔、ジムニーが新車で購入できた頃はオプションで用意されていたシェルを付けると手が入らず開けられなくなる為、純正オプションも存在していたようです。勿論、オプションとしての部品供給は終わっているパーツかもしれません(多分)。残念・・・
だから作ります。勿論ダミーである為何の機能もしません。本気で作った冗談みたいなパーツです。
■随分前に携帯電話のカメラで撮ったモノで鮮明ではありませんが・・・ |
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素材は加工性の高いMDF合板の厚さ21mmよりおおまかなカタチに切り出し、ベースを作ります。
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固定用のネジ穴や、座ぐり、フチのモールドを再現します。フチのモールドはトリマーで加工するのですが、加工部位の残りシロが少ないので瞬間接着剤を染み込ませ硬化させてから加工します。
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裏側もレバーをモールドで再現し、ハンドルの肉厚も忠実に再現します。画像ではポリエステル樹脂を含浸させ、表面を樹脂化させた状態です。パーツが小さいので厚塗りするとせっかく刻んだモールドがパーになってしまうので薄く塗っている程度です。
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プラサフを塗布し艶消しブラックで仕上げました。全てホームセンターで買い揃えられる材料で完成できます。ネジキャップはジャンクボックスから合いそうなモノを適当に。
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本当に無いのか?サムライ用部品供給があるのか?などは、ただ今調査中です。
サムライを所有している方の協力や、4x4ショップの社長さんなど各方面の方々のご協力により実現に向けて動いているところです。(最終手段は個人輸入ですが)
既に廃盤が判明しているパーツも多く、今後の部品入手は困難になってゆくと思われます。部品番号の統合などもあり代替品として供給されるものは米国SAMURAI専用部品ではない物もあります。また、部品番号が分かったとしても削除され部番統合、もしくは車検証の提示(この場合抹消登録では却下されます登録車の車検証が必要です)が無い場合は勿論却下です。型式指定や類別区分番号、車体番号などを口頭で告げるのも効力は無いと思われます。
そもそも、供給される部品は実際に乗っている人の為に存在するものです。浅はかな気持ちで入手してしまうのも本当に欲しい、必要としている人たちの為にも手を出さない方がベターなのかもしれません。
手に入らないから作るという発想、深くこだわるUSDMフリークとしては無しなのでしょうが、私はアリだと思っています。無いものは作るの魂です。 |
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